演算の実行 EachTime - IRCAM OpenMusic 支援

#ref error ：画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

EachTimeは反復の毎回に評価を発生させるもの。OMLoopの内部的な話であって、外からは見えない。

入力

#ref error ：画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

反復1回につき複数プロセスを評価させたい場合は、eachTimeの入力をShift+＞で増やして使う。

使用

反復において毎回の評価の発動を担う。
でもprint関数使わない限り、リスナーに表示されるのはFinallyから返ってきた値だけ。

#ref error ：画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

1. ListLoopが(A B C D)をもらう。1つ目のAを取りだす。
2. eachTimeがom+関数を発動させて、計算した2をもらう（リスナーに表示されない）。
3. ListLoopが2つ目のBを取りだす。
4. eachTimeがom+関数を発動させて、計算した2をもらう（表示されない）。
5. （あと2回繰り返し）
6. ListLoopが5つ目はないので反復は終了。
7. FinallyがListLoopが持ってるDをもらって出力する（表示される）。

例1：反復プロセスのチェック

チェックするにはprint関数使うと便利。

#ref error ：画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

1. ListLoopが(A B C D)をもらう。1つ目のAを取りだす。
2. eachTimeがprint関数を発動させて、ListLoopが今持ってる要素Aをリスナーに書きだす。
3. （あと3回繰り返し）
4. ListLoopが5つ目はないので反復は終了。
5. FinallyがListLoopが持ってるDをもらって出力する。

例2：毎回の評価結果を集める

collectという累積器を使うと毎回の評価の結果をリストに集めることができる。

#ref error ：画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

1. ListLoopが(A B C D)をもらう。1つ目のAを取りだす。
2. eachTimeが評価を発生させる
   1. print関数がListLoopが今持ってる要素Aをリスナーに書きだす。
   2. collectが1+1の結果の2をリストに入れる
3. （あと3回繰り返し）
4. ListLoopが5つ目はないので反復は終了。
5. Finallyがcollectが集めて作ったリスト(2 2 2 2)をもらって出力する。

（反復の話とは関係ないけど、text-boxオブジェクト使うと出力が見やすいので便利。）