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第3幕

ドミンゴの家の玄関にあたる部屋。広くはなく、壁は白く塗られている。奥の左手には、木組みの台に支えられた大きな赤い甕が並ぶ。甕の口は、縁にレース飾りをつけた白い麻布で覆われ、蓋の下から布端がのぞいている。甕の後ろには、青、緑、黄色の底をした大きな鉢がいくつも高い位置に置かれ、甕の間の隙間を埋めている。床には、それらと同じ鉢が甕に寄せて置かれている。甕の上の壁には横木が取り付けられ、鉢と同じように彩色された水差しが六、八個、一列に掛かっている。その上には、横木と直角に二段の棚が渡され、鮮やかな色の皿や茶碗が並ぶ。花やバジル、松の小枝を挿したコップや瓶も置かれている。右手には、細工を施した鉄のフックがあり、レース飾りのついたゆったりしたタオルが掛かる。その下には、同じく細工鉄製の台に洗面鉢が載っている。奥の右寄りには、アーチ形のまぐさを持つ高い扉があり、レースをあしらった白いカーテンが左右に束ねられている。扉の向こうには小さな通路状の部屋が見え、その正面奥には白木の長持がある。手前左には、内側に開く頑丈な両開きの扉。厚い扉板に、頑丈な蝶番と錠前がついている。右手の中ほどには、果樹園へ通じる小さな扉がある。壁には聖人の聖画像が何枚か貼られている。椅子は桑材の枠に縄を張ったもの。右手の扉のそばには白い小卓があり、その上に火の消えた大きな燭台が置かれている。











14 前奏曲

第15場

夜。ペンチョがひとり、卓のそばに座っている。部屋は暗く、左手の扉は閉じている。遠くからボレロの音が聞こえる。

ペンチョ
俺を臆病者呼ばわりか、
あいつはいつまで来ない!
誓って言うぞ、
その呼び名の代償は高くつく!……

合唱
(舞台裏から)
ギターが鳴り、
甘い音色が響けば、
心を苦しめる悲しみも
すべて消え去る。

ペンチョ
あの娘は俺のために人生を捧げた。
ハビエルへの愛も、俺が恐れたのも、
すべて偽り、俺を愛していたのだ。
俺に愛を捧げたあの娘は、
恋に身を焦がし、心まで犠牲にした。8
俺の命、愛しい人よ、
俺の娘、愛しいウエルタの人!
あの娘なしでは太陽も輝かず、
ナイチンゲールも歌わない。
野の花も香りを放たない……

第16場
ペンチョ、マリア・デル・カルメン、フエンサンタ。右手の小扉から登場。

マリア・デル・カルメン
(熱烈に)
愛しいペンチョ、
逃げる支度をして。

フエンサンタ
雌馬は待っているわ、
出発するならね。
(フエンサンタが大燭台に火をともす)

ペンチョ
(マリアを見て)
俺を呼ぶのは誰だ?
なんという美しい幻だ!

マリア・デル・カルメン
私よ、さあ逃げましょう、
あなたが破滅する前に!

ペンチョ
それはできない、
ハビエルに会わずには。

マリア・デル・カルメン
あなたの愛しい娘が頼んでいるの、
私の愛する大切な人。

フエンサンタ
行って、早く行って、
もうぐずぐずしていられないわ。

合唱
(舞台裏から)
ギターが鳴り、
甘い音色が響けば、
心を苦しめる悲しみも
すべて消え去る……

マリア・デル・カルメン
(合唱に重ねて)
愛しい人、
私の大切なペンチョ、
恋敵のことは忘れて、
敵のことも捨てて。
(息を詰まらせ、涙ながらに)
さあ、すぐに行きましょう、
愛しいペンチョ。

ペンチョ
泣かないでくれ、
マリア、
頼むから。
君について行くのは
俺の誇りが許さない。

マリア・デル・カルメン
さあ、行きましょう、ペンチョ、
私の心の愛しい人。

フエンサンタ
さあ、急いで、早く、
ためらわずに。
もうすぐ来るわ、
アントン叔父さんが。
(フエンサンタは右手から退場)

第17場
マリア・デル・カルメンとペンチョ。

マリア・デル・カルメン
あなたが捕まったら、私はひとり、
あなたの娘はどうすればいいの?

ペンチョ
もし逃げたら、愛しい人、
俺は臆病者だ。

マリア・デル・カルメン
あなたを愛する私の心も、
忠実なウエルタの娘の愛も、
恋するあなたを探しに来たのに、
あなたは勇気の話ばかり。
何がそんなに立派なの?
愛する者の目を曇らせるほどに。

ペンチョ
信じてくれ、マリア、
君は俺の魂の中にいる。

マリア・デル・カルメン
あなたの立場なら、ハビエルは
私と一緒に逃げるわ。

ペンチョ
ああ、そいつの名を口にするな。

マリア・デル・カルメン
(ペンチョの胸にもたれ、懇願して)
あなたの愛しい娘と、
ウエルタの恋人と一緒に来て!
(ペンチョが折れかけたその時、ハビエルが現れる)

第18場
前場の二人、ハビエル。

ハビエル
言ったとおり、決着をつけに来た。

ペンチョ
俺は覚悟できている。

ハビエル
マリアも一緒か?

ペンチョ
ああ、いつだって俺と一緒だ。

ハビエル
お前を殺しに来た。

マリア・デル・カルメン
その怒りを抑えて!

ペンチョ
さあ、すぐに出ろ。

ハビエル
外へ出よう。

マリア・デル・カルメン
出てはだめ、二人とも正気なの!
二人とも目が曇り、狂っているわ。

ペンチョ
待ちきれないんだ。

マリア・デル・カルメン
(気を失いかけて)
ああ、ペンチョ、苦しいわ!

ハビエル
(マリアが気を失った隙に、出て行くところを見られぬようにして)
気を失った。さあ、来い。
(突然)
あっ、父が来る、
争いを止めに。

ペンチョ
だが、止めさせはしない。

ハビエル
俺は中に隠れる。
(ハビエルは奥の扉から入り、左手へ姿を消す。ペンチョはマリア・デル・カルメンのそばに残る)

ペンチョ
よし。
ああ、愛しい人よ!

第19場
マリア・デル・カルメン、フエンサンタ、ペンチョ、ドミンゴ。

ドミンゴ
(フエンサンタに)
ハビエルはどこだ?

フエンサンタ
何も知りません。
(マリア・デル・カルメンを指して)
このかわいそうな娘、具合が悪いの。

ドミンゴ
病気になったのか? 気を失ったのか?

フエンサンタ
もう意識が戻ってきたわ。

マリア・デル・カルメン
(意識を取り戻して)
ペンチョ!

ドミンゴ
お前はまだここにいたのか?

ペンチョ
待っていた。

ドミンゴ
逃げるなら今すぐ逃げろ、
もう争いなど考えるな。
今日は喜ぶべき日だ。
医者が今日の午後、
ハビエルを診察して、
治るだろうと言ってくれた。
ほらな……どう思う?

フエンサンタ
マティカス叔父さん、さぞうれしいでしょうね!

第20場
前場の人々、ドン・フルヘンシオ。

ドン・フルヘンシオ
こんばんは。

ドミンゴ
こんばんは、ドン・フルヘンシオ。
私は気がかりでして。

ドン・フルヘンシオ
話がある……
あの娘たちのことだ……

ドミンゴ
(娘たちに)
外へ出ていなさい。

ドン・フルヘンシオ
内密の話だ。
(ペンチョを指して)
こいつは構わん。
(ドミンゴは扉の右寄りに椅子を置く。ドン・フルヘンシオが座り、続いてドミンゴも別の椅子を持ってきてその隣に座る)


マリア・デル・カルメン
私たちは外へ行きます、
争いはもうやめて。

(マリア・デル・カルメンとフエンサンタは左手から退場。ペンチョは奥の扉から入り、長持に腰掛ける)


ペンチョ
(台詞)
俺はここにいる。

ドン・フルヘンシオ
(ドミンゴに)
私の立場でこんな話をするのは心苦しい。
(ドン・フルヘンシオは娘たちが去るのを見送る。その表情から、重大な用件でドミンゴの家を訪れたことがうかがえる)

第21場
舞台上にドン・フルヘンシオとドミンゴ。奥にペンチョ。やがてハビエルも現れる。

ドン・フルヘンシオ
気をしっかり持ってほしい。

ドミンゴ
何があった?

ドン・フルヘンシオ
落ち着いてくれ。
息子さんのことで話がある。
(奥の部屋にハビエルが現れる。部屋の中に身を隠し、二人の会話に聞き耳を立てる)

ドミンゴ、私は今日の午後、君たちに嘘をついた。

ドミンゴ
なんということだ!
(ハビエルは奥の部屋の中央まで進み、いっそう熱心に耳を澄ます。ペンチョはその後ろで立ち上がる)


ドン・フルヘンシオ
君にすべての真実を話そう。

(ハビエルは奥の扉まで進む。知りたい思いが募り、動揺を抑えながら耳を傾ける。ペンチョも近づくが、ハビエルより少し後ろにとどまり、注意深く聞く)


ドミンゴ
だいたい察しはつく。
ハビエルの容体がひどく悪いのだろう。

ドン・フルヘンシオ
それよりも悪い!

ドミンゴ
何だと、もっと悪いのか!?

ドン・フルヘンシオ
もう助からない。

(貪るように聞いていたハビエルは、その言葉に激しい衝撃を受け、よろめいて両腕を伸ばす。ペンチョが駆け寄り、彼を支える。ハビエルはペンチョの首に腕を回して寄りかかり、口元に指を当てて黙るよう合図する。何としても最後まで聞くという強い意志を示す)


ドミンゴ
なんと悲しい知らせだ! ああ神よ、先生、
あなたのお話は、あまりに悲しい真実です。

(ペンチョはハビエルを支えたまま、奥の部屋とつながっていると思われる室内へ押し戻す。ハビエルは抵抗して聞き続けようとするが、ついにペンチョの力と意志に屈して中へ入る)



ドン・フルヘンシオ
君も知らないはずはない。
傷は治っておらず、
血に毒が回ってしまった。

ドミンゴ
ああ、なんという苦しみ!
聖母よ!
なんという大きな悲しみだ!
信じる気持ちが最も強まった、その時に。
なんとむごい不幸だ!
もう助かったと思ったのに。

ドン・フルヘンシオ
だからこそ必要なのだ、
気を強く持つことが。

ドミンゴ
どうか私を見捨てないでください。

ドン・フルヘンシオ
見捨てはしない。むしろその逆だ。
結婚など考えてはいけない。
それは不可能だ。

ドミンゴ
あんなにも、あんなにも彼女を愛しているのに……!

ドン・フルヘンシオ
(立ち上がって)
それから、あのペンチョは出て行かせろ。

ドミンゴ
(同じく立ち上がって)
先生、あなたは私の心を打ち砕いた!

ドン・フルヘンシオ
さらばだ、マティカス。

ドミンゴ
神のお恵みがありますように。

(医師が退場する。ドミンゴは動揺しながら医師の手を強く握り、見送る。戻ってくると後ずさりし、頭を両手で抱えて椅子に崩れ落ちる)

第22場
前場の人々。ただしドン・フルヘンシオを除く。

ドミンゴ
(決意を固め、ペンチョが姿を現した奥へ向かって)
身を守れ、
逃げたければ逃げろ。

ペンチョ
マリアと一緒でなければ行かない。

ドミンゴ
好きなようにしろ。ただし、お前に残された時間は、
正義の力が戻ってくるまでだ。
その力がお前を捕らえに
ここへやって来るまでの時間しかない。
(左手から退場)

第23場
ハビエルとペンチョ。

ハビエル
ああ、来い、俺を殺しに来い!

ペンチョ
だが、お前は無防備じゃないか。

ハビエル
俺を侮辱するな。

ペンチョ
お前と争うつもりはない。

ハビエル
戦わないだと?

ペンチョ
戦うつもりだった。だが、
もう意地は捨てた。
この前お前を傷つけた時、
俺は戦っていた。殺そうとしたのではない。

ハビエル
それでも俺がお前を逃がさなかったら?

ペンチョ
もう何も気にならない。
争いもしないし、お前を殺しもしない。

ハビエル
行け、ペンチョ。

ペンチョ
俺はここを離れない。

ハビエル
お前には重い罰が下るぞ。

ペンチョ
それでも構わない。ただし、
無防備な胸に
この腕を振り上げることだけはしない。

ハビエル
(思いを込めて彼を見つめ)
お前の言うとおりだ。

ペンチョ
ああ、そうだ。

ハビエル
お前の心は気高い!

ペンチョ
そうだとも!

ハビエル
ならば行け。
お前を自由にしてやる。

ペンチョ
マリアなしでは行かない。

ハビエル
(懇願して)
彼女を連れて行かないでくれ!

ペンチョ
ならば俺は行かない!
(舞台裏から合唱が聞こえる。ペンチョを捕らえに来た役人たちを表す)

第24場
前場の二人とマリア・デル・カルメン。合唱は舞台裏。

合唱
さあ行こう、あちらへ、
今すぐペンチョを捕らえよう……

マリア・デル・カルメン
(苦悩に満ちて、左手の扉から駆け込む)

愛しいペンチョ、あなたを捕らえに来るわ!

ハビエル
誰もここへは入れさせない。
(扉をぴたりと閉め、鍵をかける)

マリア・デル・カルメン
ああ、優しいハビエル、ありがとう!

合唱
(少し近づいて)
さあ行こう、あちらへ、
今すぐペンチョを捕らえよう!……

マリア・デル・カルメン
さあ、愛しいペンチョ、
もう一刻の猶予もないわ。
(近くで人々のざわめき)

ペンチョ
君なしでは行かない。

(手を取り合う二人を見つめるハビエル。突然表情を変え、心を決めた様子で言う)


ハビエル
よし……そうだ! 彼女と行け!

マリア・デル・カルメン
ああ、なんて優しい人なの!

ハビエル
マリアは確かにお前のものだ、ペンチョ。

ペンチョ
ああ、ハビエル、ありがとう!

ハビエル
彼女を幸せにして、
いつか私のためにも祈ってくれ。
さあ、今すぐ行くんだ!

(外から人々の声と、近づいてくる足音が響く)

ペンチョ
さらば、ハビエル。

ハビエル
さらばだ。

マリア・デル・カルメン
(感情があふれ、舞台中央へ駆け出す。ハビエルを指し、ペンチョに熱く呼びかける)

彼を抱きしめて!

ペンチョとハビエル
(熱烈に)
ああ、もちろんだ!

(ペンチョがハビエルに駆け寄る。ハビエルはペンチョの首に腕を回し、ペンチョは両手で彼の頭を包み、頬に口づけする)


マリア・デル・カルメン
聖なるフエンサンタの聖母が、あなたに祝福を授けてくださいますように!

終幕
Acto tercero

Aposento de entrada en la vivienda de Domingo; pieza poco espaciosa, de paredes blanqueadas. Al fondo, a la izquierda, tres grandes tinajas sostenidas por un tinglado de madera y pintadas de encarnado, con paños de blanco lienzo guarnecidos de puntillas, que cubren las bocas de aquéllas, asomando por debajo de las tapaderas. Detrás de las tinajas varios lebrillos de fondo azul, verde y amarillo, colocados en alto y cubriendo los huecos que aquellos dejan entre sí; en el suelo, apoyados en ellas, otros lebrillos iguales a los indicados. Sobre las tinajas, un listón horizontal fijo en la pared, y en él, colgadas en hilera, seis u ocho jarras pintadas como los lebrillos; y por encima, corriendo perpendicularmente, dos vasares con platos y tazas, también de vistosos colores, y vasos y botellas en los que se ven flores y ramitos de albahaca y de pino. A la derecha, un gancho de hierro labrado, del que cuelga una holgada toalla con guarnición de randa y debajo la jofaina puesta en el zafero, que también es de hierro labrado. Al mismo fondo, hacia la derecha, una puerta alta de dintel arqueado adornado con cortinas blancas y guarnecidas de encajes, replegada cada una a un lado. Detrás de esta puerta se descubre una pequeña pieza de paso, y en su fondo, de frente, el arca de madera en blanco. Al lado izquierdo, primer término, ancha puerta de dos hojas que se abren para adentro, macizas, con fuertes goznes y cerraduras. A la derecha, en segundo término, una puertecilla que sale al huerto. Algunas estampas de santos pegadas a las paredes. Sillas de morera y soga, y una mesita blanca a la derecha junto a la puerta. Sobre la mesa un velón apagado.

14 Preludio

15 Escena I
Pencho solo, sentado junto a la mesa, es de noche, la habitación está sin luz y la puerta de la izquierda cerrada. A lo lejos se oyen los ecos del bolero.

Pencho
¡Me ha llamado cobarde,
cuánto tarda en llegar,
por Jesucristo que el mote,
caro le habrá de costar!…

Coro
(Dentro)
Cuando la guitarra suena
al oír su dulce son,
se destierra toda pena
que oprima el corazón.

Pencho
Por mí sacrificó su vida entera,
su amor hacia Javier, que yo temiera,
no fue sino ficción, que me adoraba;
su propio corazón sacrificaba
la que me dio su amor, enamorada. 8
¡Mi vida, mi vida amada,
mi nenica, mi huertana!
Sin ella el sol no brilla,
ni canta el ruiseñor,
ni despide su aroma en el campo la flor…

16 Escena II
Pencho, María del Carmen y Fuensantica. Por la puertecilla de la derecha.

María del Carmen
(Con pasión)
Pencho de mi alma,
prepárate a huir.

Fuensanta
La yegua espera
si quieres partir.
(Fuensantica ha encendido el velón)

Pencho
(Viendo a María)
¿Quién es que me llama?
¿Qué dulce visión?

María del Carmen
¡Soy yo, ven: huyamos
de tu perdición!

Pencho
No puede ser
Sin ver a Javier.

María del Carmen
Lo pide tu zagalica,
dulce bien de mi querer.

Fuensanta
Iros, iros deprisa,
que no hay ya tiempo que perder.

Coro
(Dentro)
Cuando la guitarra suena,
al oír su dulce son,
se destierra toda pena
que oprima el corazón…

María del Carmen
(Sobre el fondo del coro)
Zagal de mi vida,
mi Pencho querido,
tu rival olvida,
deja tu enemigo,
(Anhelante y llorosa)
vamos ya, pronto,
Pencho mío.

Pencho
No llores
María el Carmen,
por favor,
porque seguirte
me impide mi honor.

María del Carmen
Vamos, venga, mi Pencho,
dulce bien de mi corazón.

Fuensanta
Vamos, vamos prontito,
sin dilación,
que viene ya
el tío Antón.
(Fuensanta se va por la derecha)

17 Escena III
María del Carmen y Pencho.

María del Carmen
Si te prenden, sola,
¿qué hará tu zagala?

Pencho
Si huyera, nenica,
cobarde sería,

María del Carmen
Poco puede el amor
de tu fiel huertana,
te busco enamorao
y de valor me hablas.
¿Qué merito es este
que ofusca a los que aman?

Pencho
No dudes, María el Carmen,
que estás en mi alma.

María del Carmen
En tu lugar, Javier
conmigo escapará.

Pencho
¡Oh! No me lo nombres.

María del Carmen
(Suplicante, apoyada en el pecho de Pencho)
¡Ven con tu zagala,
ven con tu huertana!
(Pencho va casi a ceder cuando Javier aparece)

18 Escena IV
Dichos y Javier.

Javier
Vengo a lo que sabes.

Pencho
Dispuesto me tienes.

Javier
¿María contigo?

Pencho
Sí, conmigo siempre.

Javier
Yo vengo a matarte.

María del Carmen
¡Tu ímpetu detiene!

Pencho
Sal pronto.

Javier
Salgamos.

María del Carmen
¡No salgáis, dementes!
Los dos estáis ciegos, locos.

Pencho
Impacientes.

María del Carmen
(Desfalleciendo)
¡Ah, Pencho, qué angustia!

Javier
(Como queriendo aprovechar el desmayo de María para que no les vea salir)
Desmayada; vente.
(De pronto)
¡Ah! Mi padre viene
pa evitar la lucha.

Pencho
Pos no la detiene.

Javier
Me oculto aquí dentro.
(Javier entra por la puerta del fondo y desaparece por la izquierda. Pencho sigue al lado de María del Carmen)

Pencho
Bien.
¡Oh, amor mío!

19 Escena V
Mª del Carmen, Fuensanta, Pencho y Domingo.


Domingo
(A Fuensanta)
¿Y mi Javier?

Fuensanta
No sé de él nada.
(Por María del Carmen)
Está malica la desdichada.

Domingo
¿Se puso enferma? ¿Se desmayó?

Fuensanta
Ya va gorviendo.

María del Carmen
(Volviendo en sí)
¡Pencho!

Domingo
¿Y tú, aún aquí?

Pencho
Esperando.

Domingo
Huye, si quieres, volando,
no pienses más en reñir.
Hoy es día de contento.
Que el doctor, después de ver
esta tarde a Javier,
me ha dicho que curaría.
Ya ves… ¿qué dices a eso?

Fuensanta
¡Qué contento estará, tío Maticas!

20 Escena VI
Dichos y Don Fulgencio.

Don Fulgencio
Buenas noches.

Domingo
Güenas noches. Don Fulgencio,
estoy inquieto.

Don Fulgencio
Quiero hablarte…
esas muchachas…

Domingo
(A ellas)
Salid ahí fuera.

Don Fulgencio
Es un secreto.
(Por Pencho)
Éste no importa.
(Domingo coloca una silla hacia la derecha, en la línea de la puerta y se sienta D. Fulgencio y luego Domingo, con otra silla, se sienta a su lado)

María del Carmen
Ahí fuera voy
nada de luchas.

(María del Carmen y Fuensanta se van por la iquierda. Pencho entra por la puerta del fondo y se sienta en el arca)

Pencho
(Hablado)
Aquí me estoy.

Don Fulgencio
(A Domingo)
Siento el hablarte por quien yo soy.
(D. Fulgencio mira alejarse a las chicas, su semblante demuestra que algo grave le trajo a casa de Domingo)

21 Escena VII
Don Fulgencio y Domingo en la escena. Pencho en el foro, a poco Javier.

Don Fulgencio
Disponte a oírme con entereza.

Domingo
¿Qué ocurre?

Don Fulgencio
Ten serenidad,
vengo a hablarte de tu hijo;
(Aparece en la pieza del fondo Javier, que, quedándose oculto en el interior de la estancia, se dispone a atender la conversación de los dos personajes)
esta tarde, Domingo, os he engañado.

Domingo
¡Jesús!
(Javier avanza hasta el centro de la pieza interior y escucha con doble afán. Pencho se pone de pie detrás de Javier)

Don Fulgencio
A ti voy a decirte toda la verdad.

(Javier llega hasta la puerta del fondo, escuchando con anhelo creciente y con agitación que procura dominar. Pencho avanza también, quedándose un poco atrás de Javier y oyendo con interés)

Domingo
Me lo figuro:
que Javier está muy malo.

Don Fulgencio
¡Peor!

Domingo
¿¡Peor!?

Don Fulgencio
Ya está perdido.

(Javier, que escucha con avidez, se siente rudamente impresionado, vacila y extiende los brazos; Pencho acude y le sostiene. Aquél se apoya en éste, echándole los brazos al cuello e imponiéndole silencio con el dedo puesto en la boca, manifestando su intención firme de oírlo todo)

Domingo
¡Triste verdad! ¡Válgame Dios, doctor,
lo que usté me dice es la más tristísima verdad.

(Pencho, que sigue sosteniendo a Javier, obliga a éste a que se retire, empujándole hacia el interior de la estancia, que se supone comunica con la del fondo. Javier trata de resistirse y quiere seguir oyendo, pero al fin entra vencido por la fuerza y voluntad de Pencho)

Don Fulgencio
Tú no la debes ignorar:
la herida no se curó
y envenenó la sangre.

Domingo
¡Qué dolor! ¡Qué dolor!
¡Virgen Santa!
¡Qué dolor tan grande!
En er mismo instante de mayor fe.
¡Qué desgracia más atroz!
Cuando le creí ya sarvao.

Don Fulgencio
Por eso es menester
que sostengas tu valor.

Domingo
No me abandone.

Don Fulgencio
No te abandono, lejos de eso.
No hay que pensar en matrimonio;
eso es imposible.

Domingo
¡Si la quiere tanto, tanto…!

Don Fulgencio
(Levantándose)
Y ese Pencho, que se vaya.

Domingo
(Levantándose también)
¡Me ha partido usté el corazón, Don Fulgencio!

Don Fulgencio
Adiós, Maticas.

Domingo
Vaya con Dios.

(Sale el doctor, Domingo le acompaña apretándole las manos con confusión. Retrocede y cae sentado con la cabeza en las manos)

22 Escena VIII
Dichos, menos Don Fulgencio.

Domingo
(Dirigiéndose resuelto al fondo donde aparece Pencho)
Ponte en sarvo,
huye si quieres.

Pencho
Con mi María ha de ser.

Domingo
Como puedas, pues tu plazo
es lo que tarde en gorver
con fuerza la justicia
que te vendrá aquí a prender.
(Vase por la izquierda)

23 Escena IX
Javier y Pencho.

Javier
¡Oh, ven a matarme, ven!

Pencho
Pero si estás indefenso.

Javier
No me trates con desdén.

Pencho
Reñir contigo no pienso.

Javier
¿No riñes?

Pencho
Reñir pensaba, mas
ya pasó mi altivez.
Cuando te herí la otra vez,
reñía, no asesinaba.

Javier
¿Y si libre no te dejo?

Pencho
Ya nada puede importarme,
ni riño, ni he de matarte.

Javier
Vete, Pencho.

Pencho
No me alejo.

Javier
Será grande tu castigo.

Pencho
Que lo sea. Todo menos
levantar mi brazo contra
un pecho indefenso.

Javier
(Mirándole con expresión)
Tienes razón.

Pencho
Sí, la tengo.

Javier
¡Tu pecho es noble!

Pencho
¡Sí, lo es!

Javier
Vete pues.
Libre te dejo.

Pencho
Sin María no me voy.

Javier
(Suplicando)
¡No te la lleves!

Pencho
¡Pues no me voy!
(Se oye dentro el Coro que figura ser la justicia que lo viene a prender).

24 Escena X
Dichos y María del Carmen. Coro dentro.

Coro
Vamos pues, vamos allá,
vamos a prender a Pencho ya….

María del Carmen
(Sale por la puerta de la izquierda, corriendo, llena de tribulación)
¡Pencho querido, vienen por ti!

Javier
Nadie podrá entrar aquí.
(Encaja la puerta y cierra con llave)

María del Carmen
¡Oh, buen Javier, gracias te doy!

Coro
(Un poco más cerca)
¡Vamos pues, vamos allá,
Vamos a prender a Pencho ya!…

María del Carmen
Vamos, Pencho querido,
que ya no hay tiempo que perder.
(Murmullos cerca)

Pencho
Sin ti no voy.

(Javier los mira a los dos, que están unidos de la mano, cambia súbitamente de expresión y dice habiendo tomado su acuerdo)

Javier
¡Pos bien… sí! ¡Con ella!

María del Carmen
¡Ah, cuán bueno eres!

Javier
Es bien tuya, Pencho.

Pencho
¡Oh, Javier, gracias!

Javier
Hazla dichosa y
bendecidme alguna vez.
¡Y ahora, iros pronto!

(Suenan fuera voces y tropel de gente que se acerca)

Pencho
Adiós, Javier.

Javier
Adiós.

María del Carmen
(En un arranque, corriendo al centro de la escena, dirigiéndose a Pencho, señalando a Javier con estusiasmo)
¡Abrázale!

Pencho y Javier
(Con pasión)
¡Oh, sí!

(Corre Pencho hacia Javier y éste le echa los brazos al cuello de Pencho, que le toma la cabeza con ambas manos y le da un beso en la mejilla)

María del Carmen
¡Que la Fuensanta divina te mande su bendición!


FIN
最終更新:2026年10月22日 18:00