"ドン・カルロ"

対訳【朝比奈隆 訳】

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呪わしき美貌(動画対訳)





編集者より

  • オペラ「ドン・カルロ」は、1867年にフランス語5幕版で初演され、1884年に4幕に改訂されてイタリア語で初演されました。その後、改訂4幕版に第1幕を付けたり、更に改訂されたりして色々な版があります。関西歌劇団では1976年の第40回定期公演で初演し、その後1984年の第53回定期公演でも上演されています。
  • 大フィルに保管されているのは Ricordi のイタリア語5幕版(出版年不明)で、これに朝比奈隆の訳が書き込まれています。けれど5幕版はこのまま上演すると長いので、第1幕を全面的にカットしたり、短くすることが多く、朝比奈も第1幕をカットして、第2幕を第1幕とし、全体を4幕にしています。但し、カットされた第1幕のフォンテンブローの場面を補足するために、最初のドン・カルロのアリアのみ Peters 版(4幕版)を使用しています。
  • そこでWEBでダウンロードしたイタリア語のテキストと朝比奈訳を、できるだけ楽譜に合わせて並べました。訳は付いていますがグレーの箇所は、時間の都合で本番でカットされたと思われます。朝比奈隆は上演の度ごとに訳詞に手を入れていたとオペラ歌手の方々からは聞いています。実際、この Ricordi 版には2種類の訳が書かれていたりする箇所があります。そこで訂正されたり、追記されたりしている箇所は、(別訳:)という形で併記しました。またト書きで、朝比奈訳には載っていないが、あるほうがいいと思われるものは、追記しました。
  • 朝比奈隆は基本的にはイタリア語のテキストに忠実に訳しています。ただ、音楽に合わせるために訳語を変えているところもあります。また朝比奈隆の訳ならではの箇所もあります。例えば、国王フィリッポが欲のないロドリーゴを評して言う「ういヤツ」という言い方、昔の時代劇などでは耳にしましたが、今日では死語かもしれません。
  • 大フィルに保管されているヴォーカルスコアには、第1幕第2場の「ヴェールの歌」の場面の訳詞が載っていません。が、パンフレットには「ヴェールの歌」の場面が紹介されていますから、この場面のみ、どこか別の箇所に訳詞があるのでしょうか?ご出演された方にも問い合わせましたが、残念ながら「ヴェールの歌」の訳は未だ見つかっていません。

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@ Aiko Oshio

管理人より

  • 指揮者の朝比奈隆(1908年7月9日 - 2001年12月29日)が翻訳した「歌える日本語訳」を使用しています。日本語訳は左のイタリア語の意味とは必ずしも一致しません。
  • 朝比奈のテキストは遺族の許可をいただいて掲載しています。複製・転載・転用は固くお断りいたします。

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ドン・カルロとは

  • ドン・カルロの83%は乙女心で出来ています。
  • ドン・カルロの7%は見栄で出来ています。
  • ドン・カルロの5%は純金で出来ています。
  • ドン・カルロの3%は鉄の意志で出来ています。
  • ドン・カルロの1%はお菓子で出来ています。
  • ドン・カルロの1%は赤い何かで出来ています。
最終更新:2022年12月29日 20:03