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序曲

プロローグ
序曲が終わると,スポットライトがカーテンの中央にあたる。ファルケ博士登場。燕尾服にシルクハット,白いネクタイと手袋とケープ,大きな絹のポートフォリオと杖をかかえている。

【ファルケ】
満場の淑女
(低く頭を下げる)
紳士諸君
(ちょっと頭を下げる)
ならびにその他のお客様
(頭を下げずに笑う)
私はドクター・フリッツ・ファルケ。
この街では誰一人として知らぬものはない
有名な舞踏会の司会者です。
名刺を差し上げましょう。
(名刺をチョッキのポケットから取り出して観客に向かって投げる)
ところで,私をドクター・フレーデルマウスなんて
呼ぶ人間がいる。
フレーデルマウスとは皆様,
あのいやらしい「こうもり」のことなんです。
……実にいやな仇名をちょうだいしたものです。
私がドクター・フレーデルマウスなどと
仇名されだしたのは,
友達のアイゼンシュタインのイタズラからなんです。
……去年の暮,年忘れのばかばかしい仮装舞踏会に
私はこうもり,彼は蝶蝶の仮装をして
出席いたしました。
明け方近く,たいへん心地よく酒と甘美なワルツに
酔いしれての帰途,不覚にも……
私は馬車の中で眠ってしまいました。
ところが彼は,意識不明の私を,
無残にも街の広場の真ん中に放り出し,
おいてきぼりにして行ってしまったのです。

 さあ,翌朝,私はなさけないこうもりの格好で
町の人々の嘲笑の中に目をさましました。
酒の上のいたずらとはいえ,何と残酷な
仕方でしょう。
警察のホテルにごやっかいにならなかったのが
せめてもの幸いでした。
私は彼アイゼンシュタインに私の司会する
舞踏会の場をかりて十分な復讐をしてやろうと
大いに智恵をしぼり,あるくわだてをたてました。

 さて,今宵はだいだいの貴族で大金持,
ありあまる金に生きる喜びを見失ってただただ
年を重ね,日日これ退屈に身をもてあましている,
オールド・プレイ・ボーイ,オルロフスキー候の
舞踏会がひらかれます。
さあ,私の復しゅうの期は熟しました。
皆様が,居眠りなんかなさらなければ,
なにをくわだてたか,すぐお分かりになります。
私のアイディアのおもしろいことは請け合い,
いかがでしょう,皆様もせいぜい私に協力して,
この復しゅうの仲間入りをしていただきたい
ものです。
(時計を出して)
おやおや,もう時間です。

ごめんください。
すぐ飛んでいかなければなりません。
(行きかける)
え,なんですって?
ああ,アイゼンシュタインの家へすぐ
行かなければならないと申しあげたのです。
復しゅうの種をまきに!

 さ,幕を上げましょう。
最後までごゆっくりお楽しみください。
出演者一同にかわってお願い申し上げます。
(ほとんど同時に幕が上がり,アイゼンシュタインの家となる)


第1幕
アイゼンシュタインの家の一室

【アルフレッド】
(舞台の陰で)
お前はいまも
ぼくのものだ
やさしい歌に
恋はつのる
世界の中で
ぼくらだけが
生きているのだ
ああロザリンデ
憧れの人よ
わがロザリンデ

【アデーレ】
(手紙を持つて前へ出ながら)
はははは ああ
珍しいことだ
イーダから手紙だわ
「パァーティーがあるの
 すてきなパァーティ
 オルロフスキー侯爵さまの
 はれの舞踏会よ
 着物がないのなら
 奥様の着物を
 借りたらいいでしょう
 とても素敵なのを
 かならずおいでよ
 かわいいあなたの
 姿を見せてよ」
どうしたらいいかしら
誰も知らない
つとめの悲しさ
行きたいけれど
許しがなければ
どうにも
ああ 小鳥のように
翼があれば
飛んでも行きたい
夢だわ 駄目だわ
悲しいさだめ
わたしは女中
はかない女中


【ロザリンデ】
(寝室からしどけない姿で登場)
ああ アルフレッド!!
いいえ たしかにあの人の声だったわ……
あの美しいセレナーデで,この私を
誘うつもりなのよ。

【アデーレ】
あら奥様だ,ひと芝居やって,
どうしても晩になったら逃げ出さなきゃあ。
(強く泣く)

【ロザリンデ】
アデーレ,お前,なぜ泣くの,
泣いてちゃわからない。どうしたっていうの。

【アデーレ】
(泣きながら)
奥様,あの叔母が車にはね飛ばされたって
知らせがあったのです。
(大声で泣く)

【ロザリンデ】
おや,まあ,またはね飛ばされたの,
あんたの叔母さんしょっちゅう車にぶつかるのね。
(アデーレ強く泣く)
いったいこれで何回目?

【アデーレ】
この頃のことですもの,建築場の上から
何か落ちてきはしないかといつも上ばかり
みて歩いているものですから
つい足元がお留守になって。

【ロザリンデ】
アデーレ,もう私はだまされないわよ。
遊びに行きたい時はいつも叔母さんを
ダシに使ってさ。

【アデーレ】
でも,こんどは本当なんです。
ホントのホントのホントーなんです。

【ロザリンデ】
アデーレ とにかく今日は駄目なの。
実は旦那様が今日から一週間
監獄へお入りになるの。

【アデーレ】
あーら,どうしてなんですの?
旦那様はなにをなさいましたの。

【ロザリンデ】
いい年をして腹立ちまぎれに
税務署のお役人のお腹をけりとばしたんですって。

【アデーレ】
(笑って)
まあ,面白い。
(泣いて)
でも奥様,旦那様とは一週間のお別れですけど,
叔母とは一生の……

【アデーレ】
(すすり泣きながら)
脈がよわくて

【ロザリンデ】
行かないでね

【アデーレ】
熱がたかくても

【ロザリンデ】
ひまはやれないよ

【アデーレ】
見舞いに行けない

【ロザリンデ】
たのんでもだめ

【アデーレ】
かわいそうな叔母

【ロザリンデ】
せがんでもだめ

【アデーレ】
おいのりするわ

【ロザリンデ】
どうしてもだめ

【アデーレ】
神様どうぞ

【ロザリンデ】
おまえは女中

【アデーレ】
あたしは女中
(すすり泣きながら去る)


(アルフレッド,しばらく前から中のありさまを見ていたが笑いながら入ってくる)

【ロザリンデ】
まあ,アルフレッド!

【アルフレッド】
ああ,ロザリンデ!

【ロザリンデ】
だめだめ,来てはいけないわ。

【アルフレッド】
僕のアイドル
(さわろうとする)

【ロザリンデ】
(逃げて)
アルフレッド,私は人の奥様なのよ。

【アルフレッド】
その奥様も,今日から一週間
一人暮らしの淋しい日を送るんだろう。

【ロザリンデ】
まあ,どうしてそんなことを知っているの?

【アルフレッド】
あなたのことなら何でも知ってるさ――
ねえロザリンデ
(つかまえようとする)

【ロザリンデ】
(逃げながら)
まだ決まったわけじゃないの……
いま,弁護士といっしょに裁判所へ
執行猶予にしてもらいに行ってるのよ。
もう帰る頃だわ,だから早く帰ってちょうだい。

【アルフレッド】
(笑って)
君は嘘をついている……

【ロザリンデ】
あんたなんかもう好きじゃないわ。
ただ,そのあなたの声が好きだっただけ,
それっきりのことだわ。

【アルフレッド】
じゃあ歌おう,あなたのために。

【ロザリンデ】
だめだめ,みんなに聞えるわ。

(アルフレッドは歌を歌いはじめる。ロザリンデ軟化しはじめる。アルフレッドつづける。ロザリンデうっとりとなる。アルフレッドがこれでもかと高い声を出すと,恍惚となって,小さな声をあげ,アリアが終わるまで,彼の腕の中にじっとしている)

【アルフレッド】
(やさしく,ひそかに)
今夜来るよ,待ってるんだぜ。
(去る)

【ロザリンデ】
ああ,あの人が歌いさえしなかったら,
あの人のことなんかなんでもないのに,
でもなんて若若しい声なんだろう。
この頃の若い男性って本当に女性に親切だわ。
もっとも,うちの亭主だって独身の頃は
スマートで親切だったのに
結婚したとたんに威張ってばかり,
男ってどうしてああも変わるものなのかしら。

(舞台の外から言い争う声が聞える。アイゼンシュタインとブリントが登場。アイゼンシュタインは金持ちらしく堂どうとしてハンサムである。ブリントは近眼で消化不良の貧相な男。法衣を着て,かつらをつけ, いろんな書類や法律書を持っている。)



【アイゼンシュタイン】
いいかね よくきけ
貴様の弁護は
ありゃいったい何だ

【ロザリンデ】
あなた

【ブリント】
いやはや

【アイゼンシュタイン】
やい お前のせいだ
とんまのまぬけだ
インチキ野郎

【ブリント】
だれが

【ロザリンデ】
あのね
どうしたの?

【アイゼンシュタイン】
やい どうしてくれる!

【ロザリンデ】
おしえて?

【ブリント】
うそだよ

【アイゼンシュタイン】
うそだと!

【ロザリンデ】
どういう
ことなの

【アイゼンシュタイン】
お聞きよ

【ブリント】
言いわけしましょう

【アイゼンシュタイン】
判事がこいつを
虫の好かぬやつと

【ブリント】
いやそれは逆です

【ロザリンデ】
落ち着きなさいな

【アイゼンシュタイン】
バカなやつ こいつ

【ブリント】
絶対に勝ち目が

【アイゼンシュタイン】
ないと抜かすのか

【ブリント】
ぼくは有名な

【アイゼンシュタイン】
トンマのロバだ

【ブリント】
トンマのロバだと!

【アイゼンシュタイン】
脳みそなしの

【ブリント】
とんでもないさ

【アイゼンシュタイン】
わけがわからんのだ
どの面さげて

【ブリント】
判事がきめたのさ
あのバカ面でさ

【ロザリンデ】
これはまあ
どうしたことなの

二人で 喧嘩を
してばかりいてさ

【アイゼンシュタイン】
役には 立たない
弁解したとて

【ブリント】
頭が 変だぜ
バカげて

【ロザリンデ】
喧嘩を したとて
役には 立たない
喧嘩は やめてよ!

【アイゼンシュタイン】
弁護士 なんかは
やめろよ!

【ブリント】
余計な 小言は
ご無用!

【ロザリンデ】
あしたの夜から
ひとり寝のつらさ
七日も長い日を
くらい牢屋
ぐらしなのね

【アイゼンシュタイン】
七日なら まだいい
こいつを頼んだなら
なんと二倍になった
七日もつらいが
そいつが倍だぞ

【ロザリンデ】
まあひどいわ 二週間も

【アイゼンシュタイン】
だろう?

【ロザリンデ】
どこにいらしても
恋しい気持ちは
変わらぬあたしだと
信じていらして

【アイゼンシュタイン】
たいしたバカだよ
こいつのしたこと
忘れるものか

【ロザリンデ】
いやな人だわ

【ブリント】
だれが

【ロザリンデ】
ほんとに

【アイゼンシュタイン】
ガマンができない

【ブリント】
これ以上には
とうてい行かぬ
わたしだからこそ
できたのだ
賢明 聡明
絶対 絶命
金科 玉条
真実 誠実
法律 哲学
人権 尊重
つまりは 判例

【アイゼンシュタイン】
気ちがい ざただ

【ブリント】
…ようやく 不起訴だ

【ロザリンデ】
耳が つぶれる

【ブリント】
保釈だ 告訴を

【ロザリンデ】
おねがいだから

【ブリント】
提示するのである

【ロザリンデ】
そんなふうに がなり立てて
喧嘩ばかり するのやめて
はやく外へ どうぞ連れて行って
気が遠くなるわ

【アイゼンシュタイン】
あきれた奴 覚悟決めて
もはや行くと 決めたからは
やめろ へたなお談義なんか
聞きたくないのだ よしてくれ

【ブリント】
告訴だ 上告
訴願に 抗弁
収用 却下だ
権利の 譲渡だ
抗告 調停
動議 提出
しかりし こうして
無罪放免

【ロザリンデ】
どんなにあなたが
いばってみたとて
どうにもならぬ
これと…

【アイゼンシュタイン】
どんなにおまえが
いばってみたとて
どうにもならぬ
これと…

【ブリント】
たくみな弁護の
最後の勝利は
こちらのものだ
これと…

【ロザリンデ】
…いうのも あなたの
おかげよ いい弁護士
ならば そうだ
天下はれて
無罪放免

【アイゼンシュタイン】
…いうのも お前の
おかげだ いい弁護士
ならば そうだ
天下はれて
無罪放免

【ブリント】
…いうのはわたしの
おかげだ いい弁護士
だから そうだ
天下はれて
無罪放免

【ブリント】
あ,あ……あなたは法律をご存知ない。

【アイゼンシュタイン】
おれが知ってるのは,はじめ一週間だったのに,
お前のお陰で二週間になった。それだけだ。

【ブリント】
し,し,しかし,ホ,ホ,法律テ,的には……

【アイゼンシュタイン】
出て行け!インチキ三百代言の,トンチキ野郎の,
ひねこびたカボチャ野郎め。

【ブリント】
(ドアのところでいかめしく,慌てないで)
でで……では失礼を
(去る)

【ロザリンデ】
(心配そうに夫を抱く)
ねえ,あなた 二週間もですって,
私,がまんできそうもないわ。

【アイゼンシュタイン】
こっちだってさ,
そんなに長くバーへも行かずにいられるもんか。

【ロザリンデ】
え? なんですって
(アデーレ登場,気配を探る)

【アイゼンシュタイン】
いやなに,アデーレ,何をしている!
うんとごちそうを持ってこい!
(アデーレ行きかける)
それから着換えだ!
(アデーレ退場)

【ロザリンデ】
ちょっと,あなた,さっきなんておっしゃったの,
ごまかさないで聞かせてちょうだい。

【アイゼンシュタイン】
ツベコベ言うな。
わしはこれから監獄に行かねばならないんだぞ!

【ロザリンデ】
怒鳴らなくたって分かってます。
あんたなんか二週間でもたりない位だわ。

【従僕】
(登場)
ファルケ博士がいらっしゃいました。

(ファルケいそいで登場,ロザリンデのそばへ行き,たのしそうな様子で手にキスをする。)

【ファルケ】
いやあ,おめでとう,奥様。

【ロザリンデ】
あら,どうして

【ファルケ】
この怪物が二週間もいなくなるんですってね?
たいした休暇だ。神様にお礼申しあげなければ。
ハハハハ……
(とアイゼンシュタインのほうに行き)
おめでとう,判決を一週間から二週間に
ふやしたんだってね。大成功だよ。
なんだったら君の弁護士は一ヵ月にすることだって
できたんだぜ
(ロザリンデに)
ぶどう酒をください,奥さん,
この成功のために乾杯しなくちゃ,
ハハハハ……

【アイゼンシュタイン】
(うめく)
君みたいな奴こそ,監獄に入れてやりたいよ。

【ファルケ】
(思うつぼである)
まあまあ,そう怒るな,
君くらい恵まれた男はないんだぜ。

【アイゼンシュタイン】
ほっといてくれたまえ……

【ファルケ】
今夜,君を天下一品の舞踏会に
招待しようと思ってね。

【アイゼンシュタイン】
僕には用があるんだ,君も知ってるとおりのね。

【ファルケ】
僕は今夜,新春最大のよびもの,
オルロフスキー侯爵の舞踏会を司会するんだ。
すてきな晩さ,酒と女とワルツ

【アイゼンシュタイン】
男はいないのかい

【ファルケ】
ハハハハ……もちろんいる。君もその一人さ。

【アイゼンシュタイン】
だが,僕には監獄行きがあるんだぜ!

【ファルケ】
大丈夫,監獄へ行く途中,ついでに舞踏会へ
行ったってかまやしないじゃないか,
しかるべき手は打ってやる。
だれかが探しに来たって見つかりやしないさ,
君は美人の海のまっただ中にいる
(指をならして)
こんなチャンスは女房のある男にゃ
めったにまわってこないぜ。

【アイゼンシュタイン】
そいつはそうだ。

【ファルケ】
ところで,ほら,ご自慢のガール・ハント用の
小道具はどうした? まだ,もってるかい?
小さなご婦人用のワナはどうした。

(アイゼンシュタインはドアの方を覗きながらポケットからすばらしい宝石をちりばめた婦人用の時計を出す。)

【アイゼンシュタイン】
もっているとも,ホーラ 肌身はなさずにね

【ファルケ】
いい音だ,その時計のセコンドの音には,
何人ぐらい女がひっかかった?

【アイゼンシュタイン】
(得意気に)
86…… いや87人

【ファルケ】
手に入れたのは? もちろん時計をさ。

【アイゼンシュタイン】
ごらんのとおり誰も。

【ファルケ】
奥さんも?

【アイゼンシュタイン】
もちろん。

【ファルケ】
ハハハハハ,久しぶりに今夜も
そいつを持って行くんだな。

行こう いいか
舞踏会へ!
酒でもなんでも
飲んだらいいのさ
くさくさしたとて
役にはたたぬ
なかよく行こうよ
女は粒よりだ
思し召しなら
お好みしだい
どうだい君 若くなるぜ
出かけるときは
ないしょで
だれにも
見つけられたりしないで
あしたの朝
まででも
たのしい夜を
過ごす
そのあとは 監獄で
気ままにはならない
体だ

【アイゼンシュタイン】
なるほど

【ファルケ】
行こうよ

【アイゼンシュタイン】
なるほど

【ファルケ】
だからさ

【アイゼンシュタイン】
妻にはないしょだよ

【ファルケ】
なんとかうまく言うさ
かわいい僕の鳩

【アイゼンシュタイン】
いやダメだ あれを
騙すのは

【ファルケ】
いいじゃないか

【アイゼンシュタイン】
浮気なんか とても
できないよ

【ファルケ】
浮気なんか とても
平気だよ
忘れてしまえ
いいかね 今夜は
すべて何もかも

【二人】
歓楽の夜だよ

【ファルケ】
名まえを隠して
ルナール侯爵
誰にもわからない
だろう

【アイゼンシュタイン】
そう都合よく

【ファルケ】
行くさ

【アイゼンシュタイン】
だが

【ファルケ】
気がよわいぞ
心配するなよ

【アイゼンシュタイン】
決めた うまく
ごまかして行こう

【ファルケ】
すてきに 良く似合うぜ

【アイゼンシュタイン】
そう決めたからにはね
おもしろくやろうぜ

【ファルケ】
それでこそ僕の
ともだち

【アイゼンシュタイン】
夜明けまで
騒ごうよ

【ファルケ】
歌い 踊り明かそう

【二人】
相手になるのは
キレイなお嬢さん
誰でも かれでも
羽目を外して
ララララ ララララ

(アイゼンシュタインとファルケは歌いながらたのしく手をとり合って部屋を踊りまわる)
(ロザリンデ登場 二人,踊りをやめる)

【ロザリンデ】
まあ,どうなすったの

【ファルケ】
いやなに,気晴らしをやってたんで
(ロザリンデに)
ではご免ください,奥様
(アイゼンシュタインに)
それじゃあとで。

【ロザリンデ】
あら,あの方もいらっしゃる?

【アイゼンシュタイン】
(うっかり)
そうさ,司会者だもの。

【ロザリンデ】
えっ!

【アイゼンシュタイン】
(あわてて)
いや付添人だよ,彼はわざわざぼくのために
いっしょに行ってくれるんだよ。

【ロザリンデ】
私がごいっしょしますわ,監獄まで。

【アイゼンシュタイン】
そりゃいかん,ぼくが困る。
第一あんなところは君のような美人の
行くところではないさ
(ファルケに)
ちょっと失礼。

(ファルケ舞踏会の招待状をロザリンデに渡す。アデーレ登場。ファルケに男の召使い二人が銀盆に食事を運んできて,食卓を用意し,シャンペン桶と二つの椅子を揃える。アデーレ二人を見てほほえむ。)

【ロザリンデ】
何ですのこれ? まァ,オルロフスキー候の舞踏会!

【ファルケ】
どうぞ!今夜はお暇でしょう。
ぜひどうぞ,お待ちしてます。それからこれを。

【ロザリンデ】
(手紙をあけようとする)

【ファルケ】
(止めて)
あとで,彼が行ってから読んでください。
(去る)

【ロザリンデ】
(とどまって)
あ,アデーレ!叔母さんだいじょうぶかしら

【アデーレ】
なに? 叔母?

【ロザリンデ】
ほら,はねとばされた叔母さんよ

【アデーレ】
は,はい,とっても

【ロザリンデ】
ゆるしてあげるわ,すぐ行って看病しておあげ。

【アデーレ】
まあ奥様なんてすてきなんでしょう。でも奥様
(気持をかえて)
なぜ,急にそんなに?

【ロザリンデ】
(とまどい)
ううん,いいの,いいの
(やさしく)
さあ早くお行き。

【アデーレ】
(行きかけるが,またもどってきて)
でも奥様ほんとに……留守の間,
一人でだいじょうぶでございますか。

【ロザリンデ】
だいじょうぶよ。

【アデーレ】
ほんとに

【ロザリンデ】
どうして

【アデーレ】
でも?ちょっと気にかかりますわ……
さっきからお庭をイカレた男がうろついてますのよ。

【ロザリンデ】
まあ,なんてこというの。

【アデーレ】
ご用心あそばせよ,奥様。

(アイゼンシュタイン,歌いながら出てくる。白いタイの燕尾服でおしゃれ,そしてシルクハット,手袋,ケープを持っている。ロザリンデとアデーレ,それを見てびっくりする。)

【ロザリンデ】
まあ!

【アイゼンシュタイン】
アデーレ,胸にさす花はないかい,
なんでもいい,椿でも蘭でも

(アデーレ卓上の花瓶から小さな蘭の花をとって胸にさす)

【ロザリンデ】
どうなすったの,気がくるったのかしら。

【アイゼンシュタイン】
(アデーレにキスをして)
さあ,行ってくるよ。

【ロザリンデ】
あなた!

【アイゼンシュタイン】
あ,失礼,間違えた
(ロザリンデにキスする)

【ロザリンデ】
(悲しげに)
もう,いらっしゃるの?

【アイゼンシュタイン】
(ためいきして)
行かなくちゃならん。

【ロザリンデ】
なにも召しあがらないで?

【アイゼンシュタイン】
うん,一分でも早く行けば,
一分でも早く帰れるというわけだ。
(キスする)

(アデーレ,卓にかけよって二つのコップにブドウ酒をつぐ。)


【ロザリンデ】
お気の毒ね,あなた。

【アイゼンシュタイン】
ぼくは,毎日,日を数えよう。

【ロザリンデ】
(泣く)
つらいわ
(ハンカチを目にあてる)

【アイゼンシュタイン】
つらいだろうが
(ハンカチを同じく目にあて)
がまんしてくれ。

【ロザリンデ】
ご心配なくね,がまんしますわ。

(アデーレこの間,笑っている)

【アイゼンシュタイン】
元気を出してくれよ。だいじょうぶだよ


【ロザリンデ】
ひとりになるのね
もう明日から
どうしたらなおるの
このつらさが
この悲しさが
このせつなさ
涙にくもる
ああ神さま
いつもこしらえて
差し上げる
朝の食卓に
ただ一人で
向いて頂く
あじけなさね
どうすればいいの
ああ

【アイゼンシュタイン】
ああ神さま

【三人全員】
ああ神さま
しみじみ泣けるの
しみじみ泣けるの
しみじみ涙が
こぼれてくる (繰り返す)

【ロザリンデ】
パンと水とが
出るだけでしょ
なのに あたしは
ぜいたくして
気ままに暮らす
考えても
心がいたい

【三人全員】
しみじみ泣けるの
しみじみ泣けるの
しみじみ涙が
こぼれてくる (繰り返す)

【アイゼンシュタイン】
泣くのはよせよ
苦しくなる

【ロザリンデ】
苦しみたいの

【アデーレ】
悩みは同じ

【アイゼンシュタイン】
さあ行かなきゃ

【ロザリンデ アデーレ】
お気をつけて
お元気でね

【アイゼンシュタイン】
元気だとも

【アデーレ】
青く晴れた
良いお天気に

【三人全員】
別れるなんて
つらいことよ
ああ ああ ああ
しみじみ泣けるの
しみじみ泣けるの
しみじみ涙が
こぼれてくる (繰り返す)
なみだが なみだが
こぼれる

(アイゼンシュタイン踊り去る アデーレしたがう)

(歌の途中でアルフレッドが現われ,バルコニーに座っている。アデーレとアイゼンシュタインが去って,歌が終わると,彼は立ち上がりながら拍手する。ロザリンデ振り向く。)

【ロザリンデ】
だめよ,今夜は,私,出かけなくちゃならないの。

【アルフレッド】
(ロザリンデを無視して部屋に入ってくる)

【ロザリンデ】
とにかくだめだわ。
あなたとなんか遊んでいられないのよ。
(アルフレッド,アイゼンシュタインのローブを着る)
まあ,アルフレッド,なにをなさるの,
お脱ぎなさいったら。

【アルフレッド】
貴女の旦那様の身代わりさ
(アイゼンシュタインのまねをして)
かわいいお前
(卓上を見て)
わあ!すてき,こいつはすばらしい。
おあつらえ向きだ。

【ロザリンデ】
(やや怒って)
あなたの歌を聞くと私がどうなるか,
ご存知でしょ。

【アルフレッド】
(ロザリンデの口をとめて)
シッ-

【アルフレッド】
すてきなランデヴー
あなたとふたり
琥珀の酒と
これより他に
なにがあるのだ
あるものか
待ちに待ちたる
天国だ
望みは高く
空に羽ばたく
酒にすべてを
忘れましょう
他の ことは
何があろうと
忘れましょう
恋のために
恋だ
恋だ
恋だけだ ラララ
酒だ
酒だ 酒だ
酒だ

【ロザリンデ】
ああ そうだわ

【二人】
他の ことは
何があろうと
忘れましょう
恋のために

【ロザリンデ】
ねえ皆さん
あのとおり
しんぞうなのよ

【アルフレッド】
乾杯

【ロザリンデ】
だめだめ

【アルフレッド】
乾杯

【ロザリンデ】
だめだわ

【アルフレッド】
ああ すてきなランデヴー
二人の世界
恥ずかしがらず
恋人らしく
なぜもう少し
そばへ来て
仲良くしない
なぜなのだ
楽しくなるぜ
そうした方が
こんなチャンスは
またとない

【二人】
他の ことは
何があろうと
忘れましょう
恋のために


【ロザリンデ】
ちょっと待って……声がしたわ……
聞えなかった?

【アルフレッド】
僕たち二人の声だけさ

【ロザリンデ】
(ドアに近づき)
どうしましょう……見つかってしまったわ

【フランク】
(咳ばらい-外のだれかに)
そこで待っていたまえ
(ロザリンデに軽い感じで)
こんばんわ 奥様
看守長のフランクです
お気の毒ですが
お宅のご主人をお送りするために
まいりました。

【ロザリンデ】
はあ……でも主人は……

【アルフレッド】
すてきなランデヴー
二人の世界

【ロザリンデ】
(アルフレッドにそっと)
どうしてこんなときに歌っていられるの?

【アルフレッド】
なにか言わないと具合が悪いからね
飲めよ 飲めよ
さあ 歌えよ

【フランク】
(さえぎって)
馬車を下に待たせてあります。
ご用意はいいですか。


【アルフレッド】
いや 他の ことは
なんにも知らない

【フランク】
ハハハ
私はユーモアのわかる人がだい好きでね


【アルフレッド】
飲めよ 歌え
歌え

【フランク】
ハハハハ

【二人】
他の ことは
なんにも知らない
他の ことは
なんにも知らない

【フランク】
急いで支度して
ご心配なく 奥さん

【ロザリンデ】
(ひとりごと)
困った どうしよう

【アルフレッド】
ぼくはアイゼンシュタインじゃ
ないさ 確かに

【フランク】
それでは

【アルフレッド】
違うさ

【フランク】
何だか変だぞ

【ロザリンデ】
(アルフレッドにそっと)
主人のふりして

【フランク】
(ひとりごと)
酔ってはいないぞ

【ロザリンデ】
あなたの見たのは
なんでもないのよ
どうしてなの
そんなにおかしな
様子をしていて
嘘じゃないわ
失礼な目で
じろじろと見てさ
あたしの大事な
旦那さまよ
浮気をしてると
でも考えてのね

【三人全員】
私の/あなたの
だいじな
奥さんだぜ/旦那さまよ(だ)
浮気をしてると
でも考えてのね(か)

【ロザリンデ】
寝巻を見たのが
どうしたと言うの
もう夜だわ
やさしく寄り添い
くよくよしないで
朝になるまで
あまい夢見て
眠るときでしょ
あたしの大事な
旦那さまよ
浮気をしてると
でも考えてのね

【三人全員】
私の/あなたの
だいじな
奥さんだぜ/旦那さまよ(だ)
浮気をしてると
でも考えてのね(か)

【フランク】
いや 失礼しました
まことに
それでは すぐさま
お供しましょう

【ロザリンデ】
別れの

【アルフレッド】
くちづけを

【フランク】
お早く

【ロザリンデ】
ねえ いやだけど
仕方がない

【アルフレッド】
身代わりになり
行けば会えないな
もいちどキスを
お別れのキスを

【フランク】
いやに長すぎるな
いい加減にしろ
べたべたして
早く行きましょう

【ロザリンデ】
あなただと知らないで

【アルフレッド】
バカをみたのはこちらだ

【ロザリンデ】
抱きしめて

【アルフレッド】
かわいい

【ロザリンデ】
さあ強く

【アルフレッド】
こうかい?

【フランク】
こちらにも
人がいますよ
さあ さあ 早く
それほど遠くは
ないんですよ
見かけも設備も
すばらしい
いちどは試して
みてください
だいじにしますよ
だいじにしますよ
お出かけください
おいでなさい

【アルフレッド】
ぜいたく
させるか

【ロザリンデ】
秘密よ

【アルフレッド】
いいとも

【フランク】
さあ さあ

【アルフレッド】
待てよ もひとつ
別れのキスを

【ロザリンデ】
それこそ最後よ

【アルフレッド】
くちびるにキスを

【ロザリンデ】
いけない いやな人

【アルフレッド】
甘いバラのくちづけ

【フランク】
おい これは少し
風俗壊乱だ
よし それまで

【三人全員】
それほど遠くは
ないんですよ
見かけも設備も
すばらしい
いちどは試して
みてください
だいじにしますよ
おいでなさい


【アルフレッド】
こんなに元気が

【フランク】
別れるときには

【ロザリンデ】
ああ 悲しい

【アルフレッド】
いいのだが

【フランク】
つらいものさ

【ロザリンデ】
ああ 悲しいわ

【アルフレッド】
もうさよなら

【ロザリンデ】
もうさよなら

【フランク】
だがしかし さよならだ

【ロザリンデ】
あなたが帰る
までひとりで暮らすの

【アルフレッド】
恋の
闇路はなぜ暗い

【フランク】
わたしにも
とてもやさしい

【ロザリンデ】
ああ なさけないのね

【アルフレッド】
なさけないことだわ

【フランク】
家内があるからね

【ロザリンデ】
あなたが帰るまで
一人で暮らすの

【アルフレッド】
ああ 今のままで
楽しく暮らすと

【フランク】
悲しいのは
身にしみるけど

【ロザリンデ】
はかない定めよ

【アルフレッド】
糠よろこびだよ

【フランク】
かわいそうな別れ 別れよ

【ロザリンデ】
ああ つらいわ ああ

【アルフレッド】
ああ つらいよ ああ

【フランク】
ああ つらいよ ああ

(アルフレッドはフランクに連れ去れる 幕おりる)
Ouvertüre

Prolog




FALKE






































































ERSTER AKT
Ein Zimmer im Hause Eisensteins

ALFRED
hinter der Szene
Täubchen, das entflattert ist,
stille mein Verlangen,
Täubchen, das ich oft geküßt,
laß dich wieder fangen!
Täubchen, holdes Täubchen mein,
komm, o komm geschwinde,
sehnsuchtsvoll gedenk' ich dein,
holde Rosalinde.
sehnsuchtsvoll gedenk' ich dein,
holde Rosalinde.

ADELE
betritt das Zimmer, einen Brief in der Hand
Hahahaha! Ach
Da schreibt meine Schwester Ida,
die ist nämlich beim Ballett:
„Wir sind heut' auf einer Villa,
wo es hergeht flott und nett.
Prinz Orlofsky, der feine Offizier,
gibt heute abend dort ein grand Souper.
Kannst du dir eine Toilette
von deiner Gnäd'gen annexieren
und elegant dich präsentieren,
so will ich gern dich ein dort führen;
mach dich frei nur, und ich wette,
du wirst gut dich amüsieren;
Langeweile gibt es nie da!“
So schreibt meine Schwester Ida.
Ach, ich glaub's, ich zweifle nicht,
wär' gar zu gern von der Partie,
doch recht schwierig ist die G'schicht!
Könnt' ich nur fort, wüßt' ich nur wie?
wüßt' ich nur wie?
Ach, wenn ich jenes Täubchen wär',
fliegen könnte hin und her,
mich in Wonne und Vergnügen
in dem blauen Äther wiegen,
ach, warum schufst du Natur
mich zur Kammerjungfer nur?
mich zur Kammerjungfer nur?


ROSALINDE






ADELE




ROSALINDE



ADELE





ROSALINDE





ADELE





ROSALINDE




ADELE



ROSALINDE




ADELE



ROSALINDE



ADELE






ADELE

Ach, ich darf nicht hin zu dir!

ROSALINDE
Du darfst heut' nicht zu ihr,

ADELE
Und du sehnst dich so nach mir,

ROSALINDE
und wenn sie sich auch sehnt nach dir.

ADELE
deiner heißgeliebten Nichte,

ROSALINDE
Wohl traurig klingt die G'schichte

ADELE
gar zu traurig ist die G'schichte.

ROSALINDE
von der geliebten Nichte.

ADELE
Ach, warum schuf die Natur

ROSALINDE
Ja, warum schuf die Natur

ADELE
mich zur Kammerjungfer nur?

ROSALINDE
dich zur Kammerjungfer nur!

ADELE
mich zur Kammerjungfer nur?






ROSALINDE


ALFRED


ROSALINDE


ALFRED



ROSALINDE



ALFRED



ROSALINDE


ALFRED




ROSALINDE






ALFRED



ROSALINDE




ALFRED


ROSALINDE








ALFRED




ROSALINDE

















EISENSTEIN
Nein, mit solchen Advokaten ist
verkauft man und verraten,
da verliert man die Geduld!

ROSALINDE
Nur Geduld!

BLIND
Nur Geduld!

EISENSTEIN
Statt, daß jetzt die Sach' beendet,
hat's noch schlimmer sich gewendet,
und daran ist der nur schuld.

BLIND
Wer ist schuld?

ROSALINDE
Der ist schuld?
Der wäre schuld?

EISENSTEIN
Ja, der ist ganz allein nur schuld!

ROSALINDE
Der Herr Notar?

BLIND
Das ist nicht wahr!

EISENSTEIN
Du wirst schon seh'n!

ROSALINDE
Was ist gescheh'n?
Erkläre dich!

EISENSTEIN
So höre mich!

BLIND
Nein, erst will ich verteid'gen mich!

EISENSTEIN
Ersparen Sie sich diese Müh',
So etwas ist nicht zu verteid'gen!

BLIND
Mir scheint, Sie wollen mich beleid'gen!

ROSALINDE
Nur ruhig Blut! Warum die Wut?

EISENSTEIN
Der Herr Notar schwatzt wie ein Star!

BLIND
Herr Eisenstein fing an zu schrei'n.

EISENSTEIN
Sie stottern ja bei jedem Wort!

BLIND
Sie schimpfen ja in einem fort!

EISENSTEIN
Sie krähen wie ein Hahn!

BLIND
S-sie sind ein Grobian!

EISENSTEIN
Sie sind ein Blödian!

BLIND
Sie sind sehr inhuman!

EISENSTEIN
Sie reden lauter Lebertran
und dreh'n sich wie ein Wetterhahn.

BLIND
Sie rasen wie im Fieberwahn
und kollern wie ein Puterhahn!

ROSALINDE
Doch schone dein Organ,
es sei nun abgetan.

Das beste wär', Sie geh'n hinaus –
sonst wird noch ein Skandal daraus.

EISENSTEIN
Ja, sie hat recht, geh'n Sie hinaus,
sonst wird noch ein Skandal daraus!

BLIND
Nein, diesen Ton hält man nicht aus!
Ich geh' hinaus!

ROSALINDE
Das beste ist, Sie geh'n hinaus!
Das beste wär', Sie geh'n hinaus!
Das beste wär', Hinaus, hinaus!

EISENSTEIN
Ja, gehen Sie, da ist die Tür,
hinaus, hinaus!

BLIND
Ich gehe schon ja, ja, ich geh'
aus diesem Haus!

ROSALINDE
Beruh'ge endlich diese Wut;
verurteilt bist du, nun denn gut!
Ergib dich drein, und nach fünf Tagen,
schon nach fünf Tagen ist
die G'schichte abgemacht.

EISENSTEIN
Fünf Tage, sagst du? Jetzt sind's gar acht!
Man hat mir drei dazu geschlagen –
so weit hat's dieser Mensch gebracht.
Noch heute soll ich stellen mich,
und komm' ich nicht, so holt man mich!

ROSALINDE
Das ist zu stark, das muß ich sagen!

EISENSTEIN
Nicht wahr?

ROSALINDE
Ach, mein armer, armer Mann,
noch heute also mußt du dran?
Was kann ich dir zum Troste sagen?
Wie soll ich das ertragen?

EISENSTEIN
Ach, mit solchen Advokaten
ist verkauft man und verraten!
Da verliert man die Geduld!

ROSALINDE
Und daran ist der nur schuld!

BLIND
Wer ist schuld?

ROSALINDE
Sie sind schuld!

EISENSTEIN
Der ist ganz allein nur schuld!

BLIND
Wenn Sie nur erst wieder frei,
prozessieren wir aufs neu,
und ich werde Ihnen dann
schon zeigen, was ich kann!
Rekurrieren, appellieren,
reklamieren, revidieren,
rezipieren, subvertieren,
devolvieren, involvieren,
protestieren, liquidieren,
exzerpieren, extorquieren,
arbitrieren, resümieren!

EISENSTEIN
Hör'n Sie auf, 's ist genug!

BLIND
… Exkulpieren, inkulpieren,

ROSALINDE
Hör'n Sie auf, 's ist genug!

BLIND
kalkulieren, konzipieren,

ROSALINDE
Hör'n Sie auf, 's ist genug!

BLIND
und Sie müssen triumphieren!

ROSALINDE
Ob Sie Berge von Papieren
auch dabei zusammen schmieren,
Sie werden schließlich sich blamieren,
ja, ach ja, blamieren!

EISENSTEIN
Wenn Sie jetzt nicht retirieren,
muß ich Sie hinaus bugsieren,
und vielleicht noch schließlich attackieren!
Muß ich Sie hinaus bugsieren!

BLIND
Rekurrieren, appellieren,
reklamieren, revidieren,
rezipieren, subvertieren,
devolvieren, involvieren,
protestieren, liquidieren,
exzerpieren, extorquieren,
Ja, Sie werden triumphieren,
triumphieren sicherlich!

ROSALINDE
Ach, mit solchen Advokaten
ist man übel oft beraten,
und fürwahr, man braucht Geduld!
ja Geduld!

EISENSTEIN
Nein, mit solchen Advokaten
ist verkauft man und verraten,
und verliert man die Geduld!
die Geduld!

BLIND
Ach, wir armen Advokaten,
sollen immer helfen, raten,
dazu braucht man viel Geduld!
viel Geduld!

ROSALINDE
Statt daß jetzt die Sach' beendet,
hat's noch schlimmer sich gewendet,
und nur der allein ist schuld!
der ist schuld, der ist schuld,
der ist schuld, der ist schuld!

EISENSTEIN
Statt daß jetzt die Sach' beendet,
hat's noch schlimmer sich gewendet
und daran ist der nur schuld!
der ist schuld, der ist schuld,
der ist schuld, der ist schuld!

BLIND
Statt daß jetzt die Sach' beendet,
hat's noch schlimmer sich gewendet,
und daran sind Sie nur schuld!
Sie sind schuld, Sie sind schuld,
Sie sind schuld, der ist schuld!

BLIND


EISENSTEIN



BLIND


EISENSTEIN



BLIND




ROSALINDE




EISENSTEIN



ROSALINDE



EISENSTEIN






ROSALINDE



EISENSTEIN



ROSALINDE



DIENER






FALKE


ROSALINDE


FALKE













EISENSTEIN



FALKE




EISENSTEIN


FALKE



EISENSTEIN


FALKE




EISENSTEIN


FALKE


EISENSTEIN


FALKE









EISENSTEIN


FALKE







EISENSTEIN


FALKE



EISENSTEIN



FALKE


EISENSTEIN


FALKE


EISENSTEIN


FALKE



Komm mit mir zum Souper,
es ist ganz in der Näh'!
Eh' du in der stillen Kammer
laborierst am Katzenjammer,
mußt du dich des Lebens freu'n,
ein fideler Bruder sein!
Ballerinen leicht beschwingt,
in den blendendsten Toiletten,
fesseln dich mit Rosenketten,
wenn die Polka lockend klingt!
Freundchen, glaub' mir, das verjüngt!
Bei rauschenden Tönen
im blendenden Saal,
mit holden Sirenen
beim Göttermahl,
da fliehen die Stunden
in Lust und Scherz,
da wirst du gesunden
von allem Schmerz:
Soll dir das Gefängnis nicht schädlich sein,
Mußt du etwas tun, dich zu zerstreuen!
Siehst du das ein?

EISENSTEIN
Das seh' ich ein!

FALKE
Siehst du das ein?

EISENSTEIN
Das seh' ich ein!

FALKE
Siehst du das ein?

EISENSTEIN
Doch meine Frau, die darf nichts wissen.

FALKE
Du wirst zum Abschied zärtlich sie küssen,
sagst Lebewohl, mein süßes Kätzchen!

EISENSTEIN
Nein, nein! Mein Mauserl, sage ich,
mein süßes Mauserl!

FALKE
Süßes Mauserl!

EISENSTEIN
Denn als Katze schleich' ich selbst
aus dem Hause mich.

FALKE
Denn als Katze schleichst du selbst
aus dem Hause dich.
Und während sie schläft ganz fest,
gehst du, statt in deinen Arrest,
mit mir zu dem himmlischen Fest!

BEIDE
Mit dir/mir zu dem himmlischen Fest!

FALKE
Ich führe dich ein als Fremden:
Marquis Renard sollst du dort sein!
So wird man nichts erfahren können;
willst du?

EISENSTEIN
Ach, ich wär' schon erbötig …

FALKE
Du mußt!

EISENSTEIN
… wenn nur …

FALKE
Du mußt dir's vergönnen,
zur Gesundheit ist's ja nötig.

EISENSTEIN
Ja, ich glaub', du hast recht,
die Ausred' ist nicht schlecht!

FALKE
Soll dir das Gefängnis nicht schädlich sein,

EISENSTEIN
Soll mir das Gefängnis nicht schädlich sein,
muß ich etwas tun, mich zu zerstreu'n!

FALKE
mußt du etwas tun, dich zu zerstreu'n!
So kommst du?

EISENSTEIN
Wer kann widersteh'n?
Ja, ich bin dabei!

FALKE
Zum Teufel mit deiner Leimsiederei!

BEIDE
Ein Souper uns heute winkt,
wie noch gar keins dagewesen,
schöne Mädchen auserlesen;
zwanglos dort man lacht und singt!
Lalala, lalala, usw.





ROSALINDE


FALKE






ROSALINDE


EISENSTEIN



ROSALINDE


EISENSTEIN




ROSALINDE


EISENSTEIN











ROSALINDE


FALKE



ROSALINDE


FALKE




ROSALINDE



ADELE


ROSALINDE


ADELE


ROSALINDE


ADELE




ROSALINDE





ADELE



ROSALINDE


ADELE


ROSALINDE



ADELE



ROSALINDE


ADELE






ROSALINDE


EISENSTEIN





ROSALINDE


EISENSTEIN



ROSALINDE


EISENSTEIN



ROSALINDE



EISENSTEIN



ROSALINDE


EISENSTEIN








ROSALINDE


EISENSTEIN


ROSALINDE




EISENSTEIN




ROSALINDE




EISENSTEIN
Ermanne dich, Weib, ermanne dich!


ROSALINDE
So muß allein ich bleiben
acht Tage ohne dich!
Wie soll ich dir beschreiben
mein Leid, so fürchterlich!
Wie werd' ich es ertragen,
daß mich mein Mann verließ?
Wem soll mein Leid ich klagen,
o Gott, wie rührt mich dies!
Ich werde dein gedenken
des Morgens beim Kaffee,
wenn ich dir ein will schenken,
die leere Tasse seh',
kann keinen Gruß dir winken,
aus Jammer werd' ich g'wiß
ihn schwarz und bitter trinken.
Ach!

EISENSTEIN
O Gott, wie rührt mich dies!

ALLE DREI
O Gott, wie rührt mich dies!
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, wie rührt mich dies!   usw.

ROSALINDE
Wo bleibt die traute Gruppe,
kommt Mittag dann heran!
Zum Rindfleisch – wie zur Suppe –
zum Braten – keinen Mann!
Und sinkt der nächt'ge Schleier,
gibt's wieder mir 'nen Riß,
mein Schmerz wird ungeheuer!

ALLE DREI
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, wie rührt mich dies!   usw.

EISENSTEIN
Was soll das Klagen frommen?
Den Kopf verlier' ich schier!

ROSALINDE
Mein Kopf ist ganz benommen!

ADELE
Der meine ist ganz wirr!

EISENSTEIN
Leb' wohl, ich muß nun gehen!

ROSALINDE, ADELE
Leb' wohl, du/er mußt/muß nun gehn,
doch bleibt ein Trost so süß!

EISENSTEIN
doch bleibt ein Trost so süß!

ADELE
Es gibt ein Wiedersehen!
Es gibt ein Wiedersehen!

ALLE DREI
Es gibt ein Wiedersehen!
O Gott, wie rührt mich dies!
O Gott, wie rührt mich dies!
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, o je, wie rührt mich dies!
O je, wie rührt mich dies!   usw.
wie rührt mich dies, wie rührt mich dies,
wie rührt mich dies,.







ROSALINDE


ALFRED


ROSALINDE






ALFRED







ROSALINDE




ALFRED



ALFRED
Trinke, Liebchen, trinke schnell,
trinken macht die Augen hell.
Sind die schönen Äuglein klar,
siehst du alles licht und wahr.
Siehst, wie heiße Lieb' ein Traum,
der uns äffet sehr,
siehst, wie ew'ge Treue Schaum,
so was gibt's nicht mehr!
Flieht auch manche Illusion,
die dir einst dein Herz erfreut,
gibt der Wein dir Tröstung schon
durch Vergessenheit!
Glücklich ist, wer vergißt,
was doch nicht zu ändern ist.
Glücklich ist, wer vergißt,
was doch nicht zu ändern ist.
Kling, kling,
sing, sing, sing,
trink mit mir, sing mit mir, lalala,
sing, sing, sing,
trink mit mir, sing mit mir,
sing, sing, sing,

ROSALINDE
Ah, Was tut man hier?

BEIDE
Glücklich ist, wer vergißt,
was doch nicht zu ändern ist.
Glücklich ist, wer vergißt,
was doch nicht zu ändern ist.

ROSALINDE
Er geht nicht von hinnen,
schläft hier wohl noch ein;
was soll ich beginnen?

ALFRED
Stoß an!

ROSALINDE
Nein, nein, nein, nein!

ALFRED
Stoß an!

ROSALINDE
Nein, nein, nein, nein!

ALFRED
Ach! Trinke, Liebchen, trinke schnell,
trinken macht die Augen hell!
Mach' doch nur kein bös' Gesicht,
sei hübsch lustig, grolle nicht!
Brachst du einmal auch die Treu',
das sei dir verzieh'n;
schwöre wieder mir aufs neu',
und ich glaube kühn!
Glücklich macht uns Illusion,
ist auch kurz die ganze Freud';
sei getrost, ich glaub' dir schon,
und bin glücklich heut'.

BEIDE
Glücklich ist, wer vergißt,
was doch nicht zu ändern ist.
Glücklich ist, wer vergißt,
was doch nicht zu ändern ist.


ROSALINDE
Ich höre Stimmen; man spricht unten! Weh mir!
Hören Sie, man kommt die Treppe herauf!

ALFRED
Das geniert mich nicht!

ROSALINDE

Himmel, welche Lage!

FRANK
öffnet die Tür, zum Amtsdiener
Bleibt nur noch vorläufig draussen!
tritt ein
Erschrecken Sie nicht, gnädige Frau,
ich bin Gefängnisdirektor Frank
und kann mir das Vergnügen nicht versagen,
Ihren renitenten Herrn Gemahl persönlich
in sein Stilleben zu geleiten.

ROSALINDE
Aber mein Gemahl ist ja gar nicht …

ALFRED
Trinke, Liebchen, trinke schnell,
trinken macht die Augen hell!

ROSALINDE
leise, zu Alfred
So schweigen Sie doch, wir sind nicht allein!

ALFRED
Das geniert mich nicht!
Kling, kling, sing, sing, sing,
trink mit mir, sing mit mir!

FRANK

Mein Wagen wartet unten;
ich hoffe, Sie werden keinen weiteren Widerstand leisten.

ALFRED
Nein! Glücklich ist, wer vergißt,
was doch nicht zu ändern ist.

FRANK
Hahaha! Ganz recht!
Ich sehe, Sie fassen die Sache von der humoristischen Seite auf.

ALFRED
Trink mit mir, sing mit mir,
sing, sing, sing!

FRANK
Meinetwegen.

BEIDE
Glücklich ist, wer vergißt,
was nicht mehr zu ändern ist.
Glücklich ist, wer vergißt,
was nicht mehr zu ändern ist.

FRANK
Sie seh'n, ich kann auch gemütlich sein.
Nun kommen Sie, mein Herr von Eisenstein!

ROSALINDE
für sich
Was soll ich tun? O, welche Pein!

ALFRED
Ich bin nicht Herr von Eisenstein,
Bin nicht der, den Sie suchen!

FRANK
Sie sind es nicht?

ALFRED
Zum Wetter, nein!

FRANK
Nur Ruhe, nicht gleich fluchen!

ROSALINDE
zu Alfred
Sie müssen jetzt mein Gatte sein!

FRANK
beiseite
Sollt' ich hier hintergangen sein?

ROSALINDE
Mein Herr, was dächten Sie von mir,
säß' ich mit einem Fremden hier –
das wär' doch sonderbar!
Mit solchen Zweifeln treten da
Sie wahrlich meiner Ehr' zu nah,
beleid'gen mich fürwahr.
Spricht denn diese Situation
hier nicht klar und deutlich schon?
Mit mir so spät, im Tête-à-tête,
ganz traulich und allein,
in dem Kostüm, so ganz intim,
kann nur allein der Gatte sein!

ALLE DREI
Mit ihr/mir so spät
im Tête-à-tête,
ganz traulich und allein,
in dem Kostüm, so ganz intim,
kann nur allein der Gatte sein!

ROSALINDE
Gleich einem Pascha fanden Sie
ihn, mir im Schlafrock vis-à-vis,
die Mütze auf dem Haupt.
Daß man bei solchem Bilde noch
ein wenig zweifeln könnte doch,
das hätt' ich nie geglaubt.
Sehen Sie nur, wie er gähnt,
wie er sich nach Ruhe sehnt.
Mit mir so spät, im Tête-à-tête,
schlief er beinah schon ein;
so ennuyiert – und so blasiert –
kann nur allein ein Ehmann sein.

ALLE DREI
Im Tête-à-tête
mit mir/ihr so spät,
schlief er/ich beinah schon ein;
so ennuyiert – und so blasiert –
kann nur allein ein Ehmann sein.

FRANK
Nein, nein, ich zweifle gar nicht mehr,
doch da ich fort nun muß,
so geben Sie, ich bitte sehr,
sich schnell den Abschiedskuß!

ROSALINDE
Den Abschiedskuß?

ALFRED
Den Abschiedskuß?

FRANK
Den Abschiedskuß!

ROSALINDE
Nun denn, wenn es sein muß,
da haben Sie den Kuß!

ALFRED
Soll ich schon brummen müssen
für Ihren werten Herrn Gemahl,
kann ich für ihn auch küssen,
komm, Weibchen, küß mich noch einmal!

FRANK
Mein Herr, ich bin etwas pressiert,
da heut' ich selbst noch invitiert;
drum lassen Sie uns geh'n,
ja, lassen endlich Sie uns geh'n!

ROSALINDE
Sie finden gewiß dort meinen Gemahl.

ALFRED
Wir brummen vielleicht in dem selben Lokal.

ROSALINDE
O, schonen Sie mich!

ALFRED
Ganz sicherlich!

ROSALINDE
Ach, schonen Sie mich!

ALFRED
Ganz sicherlich!

FRANK
Folgen Sie nun schnell,
der Wagen ist zur Stell',
drum fort, drum fort nur schnell!
Mein schönes, großes Vogelhaus,
es ist ganz nahe hier!
Viel Vögel flattern ein und aus,
bekommen frei Quartier,
drum lad' ich Sie ganz höflich ein,
Verehrtester, ich bitt',
dort auch mein werter Gast zu sein,
dort auch mein werter Gast zu sein,
Verehrtester, ich bitt',
spazier'n S' gefälligst mit!

ALFRED
Wenn es sein muß,
so will ich geh'n!

ROSALINDE
Doch schweigen Sie!

ALFRED
Es soll gescheh'n!

FRANK
Nun fort, schnell fort!

ALFRED
Gleich will ich mich bequemen,
doch erst noch Abschied nehmen!

ROSALINDE
Genug, mein Herr, es ist schon gut!

ALFRED
Ein Küßchen noch, dann hab' ich Mut!

ROSALINDE
Nein, nein, genug, wir müssen scheiden!

ALFRED
Ein Küßchen gibt Trost mir im Leiden!

FRANK
Mein Herr, genug der Zärtlichkeit,
wir kommen nicht zu Ende heut',
genug, es ist jetzt Zeit!

ALLE DREI
Sein (Mein) schönes großes Vogelhaus,
es ist ganz nahe hier;
viel Vögel flattern ein und aus
und finden frei Quartier.
Er ladet Sie (mich) ganz höflich ein,
dort auch sein (mein) Gast zu sein;
drum bitt' ich, fügen Sie sich drein,
es muß ja leider sein!


ALFRED
Das wird wohl vorderhand

FRANK
Ich bitte, fügen Sie sich drein,

ROSALINDE
Ja, ja leider,

ALFRED
das allerbeste sein!

FRANK
Es muss geschieden sein!

ROSALINDE
Ach leider muss es sein!

ALFRED
leider muss es sein!

ROSALINDE
leider muss es sein!

FRANK
ohne Umständ' nun, es muß sein,

ROSALINDE
Nun wohlan, das Schicksal will,
daß heut' allein ich soll soupieren;

ALFRED
Ach, wie gern möcht'
hier mit Ihnen ich soupieren!

FRANK
Kommen Sie, ich
selbst will heute auch soupieren,

ROSALINDE
ja, ich füge willig mich darein.

ALFRED
Aber wie mir scheint, soll's nicht sein!

FRANK
fügen Sie sich endlich doch darein!

ROSALINDE
Warum soll man noch vergeblich
streiten hier und lamentieren?

ALFRED
Ach, das Schicksal will mich
grausam schon von hinnen führen,

FRANK
Lassen Sie sich
ohne Umständ' arretieren,

ROSALINDE
Fort, nur fort, es muß, es muß ja sein!

ALFRED
fort, denn fort, es muß ja sein! es muß ja

FRANK
fort, nun fort, es muß sein, es muß sein, ja,

ROSALINDE
Ach! es muß ja sein! Ach!

ALFRED
sein! es muß ja sein, ja sein!

FRANK
ja, es muß sein, drum fort!
最終更新:2025年11月21日 08:45