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"こうもり"

対訳【野上彰 訳】

編集者より

  • 5月に「メリー・ウィドウ」の対訳を作ったときに、詩人の野上彰(1909-1967)の作った日本語歌詞を見つけて、これは皆さんにもご紹介しなければと浅学の身も顧みず色々調べて野上訳の「メリー・ウィドウ」の片鱗をご覧いただくことができました。
  • 実はこの野上彰、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」を訳したものもあって、こちらは今や散逸してしまった「メリー・ウィドウ」と違い、音楽之友社の「世界歌劇全集14(1967)」の楽譜上に野上作の歌詞が載った形で完全に残っているものがあります。ウィーン・フォルクスオパーが初来日した時にこの「こうもり」の公演をTVで見てすっかりハマってしまったまだ貧乏な家の学生だった私は、近所の図書館にあったこの本を借りては何度も眺めつつ音楽を頭にいれたものでした。その時はこれが野上彰作の歌詞だとは知りませんでしたが、それでもいくつかのフレーズではその日本語詞が今でも口ずさめるくらい頭に残っています。
  • 「メリー・ウィドウ」も取り上げたし、次はぜひこれもご紹介しようと数か月前に古本屋で見つけた音友の「こうもり」の書籍をコツコツと1カ月ほどかけて打ち込んでみました(うちのOCRではほとんど楽譜上の日本語は認識できず ほぼ手打ちの状態)。ただ、それだけの手間をかけただけの甲斐はあったと思っています。

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最終更新:2025年11月21日 08:51