アクター「それでよォォ~~~~ッ。亜希、おめーを襲ったその男は、今どこにいるんだ?」
四月、春らしい暖かい昼下がり。今日は土曜日である。亜希の筋肉痛も大分落ち着いてきており、
ビッコひきながらではあるが何とか3人に歩調を合わせられるまでには回復してきた。
3人は今、亜希に連れられ「ある場所」へと向かってるのだった。
ビッコひきながらではあるが何とか3人に歩調を合わせられるまでには回復してきた。
3人は今、亜希に連れられ「ある場所」へと向かってるのだった。
亜希「結局あの後『肥大化』に使った「体積」を全て回収してから戻ったから、多分今頃病院にいるんじゃあないかな? ヒョコッヒョコッ
まあもっとも、死の寸前まで追い詰めたから、精神力はボロボロで再起不能だろうけどねー。さすがに殺したりはしないよー。」
まあもっとも、死の寸前まで追い詰めたから、精神力はボロボロで再起不能だろうけどねー。さすがに殺したりはしないよー。」
JOJO「オーマイ…………おめーだけはぜってー敵に回したくねーぜ。」 スタスタ
亜希「アハハ、心配しなくてもあの人は”特別”だから…………。普通あんなムゴイやり方で倒したりはしないよ?」
亜希「アハハ、心配しなくてもあの人は”特別”だから…………。普通あんなムゴイやり方で倒したりはしないよ?」
その言葉に二人は苦笑するしかなかった。
アクター「で、俺たちは結局どこに向かってるんだ~?もうかれこれ数分は歩いてるけどよォォ~~。」
JOJO「それは俺も気になってたぜ。一体どこに向かうんだ?この先には『必府病院』しかねーがよ。」 スタスタ
JOJO「それは俺も気になってたぜ。一体どこに向かうんだ?この先には『必府病院』しかねーがよ。」 スタスタ
亜希「その『必府病院』に行くんだよ。」
JOJO「……!まさか亜希……。」 ピクッ
アクター「何?何なんだよ?」
アクター「何?何なんだよ?」
ゴ ゴ ゴ
亜希「そう!『必府病院』に入院しているはずの私を襲った『モーニング・グローリー』のスタンド使いを……
『尋問』して 『矢の男』……『ディープ・フォレスト』の正体を探るッ!」
『尋問』して 『矢の男』……『ディープ・フォレスト』の正体を探るッ!」
バァア――――ン!
―――同時刻、川尻正彦
ド
D・F『―――ト、奴ラハ思ッテイルダロウ。』 ド
ド
正彦「そ、そんな!じゃあどうすればいいんだッ!ここからじゃあぜってェ――間に合わないし、 ド
しかも3対1!無謀だッ!絶対にやられてしまう!かといって『尋問』されたら俺の正体が……」
ド
D・F『心配シナクテモ……スデニ手は打ッテアル。漱次郎ヲ『始末』スルタメノ手ヲナ……。 ド
ケネディヲ暗殺シタ犯人モ……ソウヤッテ人生ヲ終エタ。 ……リー・ハーベイ・オズワルド……ダッケ?確カ……。
『死人ニ口ナシ』。ダカラ歴史ハ丸ク治マッタ……。 ド
私ノ正体ヲ知ル者ハ彼ダケダシ、『殺人未遂』ノ罪モ、彼一人ノ仕業ダ……。
正彦君、私ノ言ッテイルコトノ意味、理解デキルナ?』
ド
ド
D・F『―――ト、奴ラハ思ッテイルダロウ。』 ド
ド
正彦「そ、そんな!じゃあどうすればいいんだッ!ここからじゃあぜってェ――間に合わないし、 ド
しかも3対1!無謀だッ!絶対にやられてしまう!かといって『尋問』されたら俺の正体が……」
ド
D・F『心配シナクテモ……スデニ手は打ッテアル。漱次郎ヲ『始末』スルタメノ手ヲナ……。 ド
ケネディヲ暗殺シタ犯人モ……ソウヤッテ人生ヲ終エタ。 ……リー・ハーベイ・オズワルド……ダッケ?確カ……。
『死人ニ口ナシ』。ダカラ歴史ハ丸ク治マッタ……。 ド
私ノ正体ヲ知ル者ハ彼ダケダシ、『殺人未遂』ノ罪モ、彼一人ノ仕業ダ……。
正彦君、私ノ言ッテイルコトノ意味、理解デキルナ?』
ド
シュゴオォオオ―――――
……場面は変わり、『追っ手』。
??「ったくさぁ。『ディープ・フォレスト』だっけ?人遣い荒いよなあ~。再起不能になっちゃった仲間を始末しろってさ~。
血も涙もない!……って感じだよ……。ま、一応『スタンド』に目覚めさせてもらった恩はあるから…………
使えなくなっちまった漱次郎は始末してやるけどさぁ~~ッ。ククッ、此処だな?『必府病院』…………さあ~てお仕事お仕事ォ~~。」
血も涙もない!……って感じだよ……。ま、一応『スタンド』に目覚めさせてもらった恩はあるから…………
使えなくなっちまった漱次郎は始末してやるけどさぁ~~ッ。ククッ、此処だな?『必府病院』…………さあ~てお仕事お仕事ォ~~。」
ド ド ド ド ド ド ……
――『必府病院』は…………K県でも有数の「巨大病院」である。
建物は6階建て、リハビリセンターも完備しており、ペットのケアまでしてもらえる棟もある。
病院内には人気のコンビニ「AC/DC」もある。
建物は6階建て、リハビリセンターも完備しており、ペットのケアまでしてもらえる棟もある。
病院内には人気のコンビニ「AC/DC」もある。
その5階、「518号室」に漱次郎は入院している。
ウィ――ン
亜希「多分ここだと思うよ。」
扉を開け、入ってきたのは亜希、JOJO、アクター。いつもの3人である。
JOJO「とりあえず まずは『モーニング・グローリー』本体のいる病室だな。探さねーと。」
アクター「でもどうするつもりだァ?フツーに考えてそんなの教えてくれっこねェぜェ~~ッ。
っつーか本名もしらねーのにどうやって見つけるっていうんだ?謎だぜ。」
JOJO「まー見てろって……」スタスタ
アクター「でもどうするつもりだァ?フツーに考えてそんなの教えてくれっこねェぜェ~~ッ。
っつーか本名もしらねーのにどうやって見つけるっていうんだ?謎だぜ。」
JOJO「まー見てろって……」スタスタ
JOJO「なー受付のおねーさ…… !! こいつぁ…………。」
受付嬢の下へ行き、病室を聞こうとしたJOJOだったが、思わず戦慄する。 ゴ
なぜならそこに居たのは………… ゴ
ゴ
亜希「何?どうしたのJOJO?」 ヒョコッ
なぜならそこに居たのは………… ゴ
ゴ
亜希「何?どうしたのJOJO?」 ヒョコッ
亜希がビッコ引きながら駆け寄ると、そこにはほぼミイラになりかけた女の姿があった。
女「あ……が……ひっ……た………………すげ………………でっ………………。」
JOJO「「誰」だッ!一体「誰」がアンタをッ!!……アクターッ!」 ド ド
アクター「言われなくてもスタコラサッサだぜィ!」 ドギュウッ! ド
アクター「言われなくてもスタコラサッサだぜィ!」 ドギュウッ! ド
アクターから「煙」が剥離する。 ド
「煙」はアクターを離れ、受付の女の背後にある色々な薬剤やら何やらの方へ向かい…… ド
「煙」はアクターを離れ、受付の女の背後にある色々な薬剤やら何やらの方へ向かい…… ド
グワン!
『腕』の形を成す。
JOJO「一体「誰」がアンタをこんなにしたんだッ!そいつは一体どこへッ!?」
女「ひ…………ぃっ…………「お…………とこ…………」…………『ごひゃっ…………じゅ…………』………………。」
女「ひ…………ぃっ…………「お…………とこ…………」…………『ごひゃっ…………じゅ…………』………………。」
一方、『腕』は棚を漁る。何かを探している動きだ。そして………………
バシィッ!
アクター「『あった』ぜッ!「輸血用パック」!この際この人の血液型を確認している暇はねえッ!俺の『ブラック・アイズ・ピース』を
「注射針」がわりにして輸血を……………………ッ!」 ポン
「注射針」がわりにして輸血を……………………ッ!」 ポン
アクターの肩に、手が置かれる。
アクター「何だ亜希ッ!後にしてくれ!早くしないとこの女の人が………………。」
フルフル
亜希「『出血性ショック死』…………これだけ血がなくなってしまっては、今から血を入れてももう遅い…………。
いや、既に………………亡くなってるよ……………………。」
いや、既に………………亡くなってるよ……………………。」
見ると、JOJOが抱えている女の首はだらんと垂れ下がっており、口は力なく開けられ、目は眠っているように閉じられていた。
スッ
JOJOは女をゆっくりと床に寝かせると、素早く立ち上がる。
JOJO「犯人は「男」で『部屋番号510台』……つまり『5階』にいる。オーマイ……どうやら『ディープ・フォレスト』とやら、
自分の正体を抹消するために既に『モーニング・グローリー』の本体を始末する刺客を送り込んでいるらしい。」
自分の正体を抹消するために既に『モーニング・グローリー』の本体を始末する刺客を送り込んでいるらしい。」
JOJO「そうはさせねえ……!いくぞ!」
亜希「うん!」
アクター「おう!」
亜希「うん!」
アクター「おう!」
ド ド ド ド ド ド
??「そろそろ…………連中が下のミイラ女に気がつく頃かなあ~。ええ~っと、女に尋問したところ、漱次郎は『518号室』に居ると分かった。
『518号室』…………チッ。階段からはケッコー遠いな…………まあいい。お仕事お仕事ォォ~~~~ッ!」
『518号室』…………チッ。階段からはケッコー遠いな…………まあいい。お仕事お仕事ォォ~~~~ッ!」
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