ダダダッ
ハアーハアー
JOJO「敵はもう既に『5階』にたどり着いているころ!ここから『5階』まではどう頑張っても『2分』はかかる!
手分けして部屋を探して時間を短縮するにしても、『2分』は間に合わない……絶対にッ!一体どうすれば……。」
手分けして部屋を探して時間を短縮するにしても、『2分』は間に合わない……絶対にッ!一体どうすれば……。」
アクター「……ちょっとよォ~~。俺に考えがあるんだけどよォ。」
ゴォオ――――
――『518号室』
漱次郎「『モーニング・グローリー』ッ!」
ズオァッ!
- ・ ・ ・
同室の男「うるせェェ―――――ぞッ!寝てろッ!」
漱次郎「あ、すいませェん……」
漱次郎「あ、すいませェん……」
漱次郎(……やっぱり出ねえ。あの時の精神的敗北がよおおお~~~~~~。
俺のスタンドをそこまで弱体化させてるってのかよぉぉおおおお……。)
俺のスタンドをそこまで弱体化させてるってのかよぉぉおおおお……。)
漱次郎(これが……『再起不能』ってことなのか……もう俺はスタンドが見えるだけの一般人だとよぉおおお~~~~。)
ガラッ
??「ゼハァーッ、ゼハァー、ハァー。やっとついた……ここまで一気に走ったからさあ~。疲れちゃったよ……。
こんなに急いで走ったのは学生時代の『マラソン』以来かなぁあ~~。やれやれ……役立たずのけが人のクセして手間かけさせやがってさ……。」
こんなに急いで走ったのは学生時代の『マラソン』以来かなぁあ~~。やれやれ……役立たずのけが人のクセして手間かけさせやがってさ……。」
漱次郎「あああ~~~~っ?あんたよぉおおお~~~~~~~一体何者だあああ~~~~~っ?役立たずのけが人ってのは俺のことか?
状況がまったくつかめねえぜええええ~~~~~~~~っ。」
状況がまったくつかめねえぜええええ~~~~~~~~っ。」
刺客「これから『死ぬ』君には言っても意味のない話さ…………。さあ、死んでくれ。」
漱次郎「な……!まさか『ディープ・フォレスト』の……この俺を「始末」しようってハラか!ちくしょおおおおお~~~~~っ!
いくらせっかちな俺だってせっかく拾った命!死に急ぐのだけは勘弁だぜッ!(出てくれよぉおお)『モーニング・グローリー』ッ!」
いくらせっかちな俺だってせっかく拾った命!死に急ぐのだけは勘弁だぜッ!(出てくれよぉおお)『モーニング・グローリー』ッ!」
グワン!
漱次郎の手にライフル銃が発現される。
漱次郎(やったッ!出た!この土壇場、精神が追い詰められたせいかはしらねーがよおおおッ!ありがとう『モーニング・グローリー』ッ!)
漱次郎「ブッ放せッ!『モーニング……」
漱次郎「ブッ放せッ!『モーニング……」
刺客「スットロイのさァッ!再起不能の君がッ!無駄に逆らって私の「お仕事」面倒にさせるなッ!」
??『CUU ッ!』
刺客の体から剥離する様に、可愛らしい『恐竜』のスタンドが発現し、『モーニング・グローリー』の照準を叩いてズラす。
ボッガア!
銃弾は同室の男の右目に命中する。
同室の男「うぎゃああああああッ! 目が!俺の目があああああッ!『乾いて』……ぐあああああああ」
男の目は目が開いたままだったら起こるであろう現象を『早漏』させられ、いとも簡単にバキバキになった。
漱次郎「ぐッ……くそ……」
刺客「よし、いいぞ。あとはそのクソい銃を手の届かない位置まで殴り飛ばせ。」
刺客「よし、いいぞ。あとはそのクソい銃を手の届かない位置まで殴り飛ばせ。」
??『CAMOOOO ッ!』
ドッガア!
漱次郎「グバッ!」
ガン!カラッカラカラ……
刺客「さて……」
同室の男「うわァ――!ひぃぃ――!」
刺客「……。漱次郎を始末してお仕事を完遂する前に、このウルサイジジイを消すかな…………。」
??『CUU ッ!』
スタスタ……ガシ!
刺客が同室の男の頭をつかみ、強引に口を開けさせる。
刺客「やれ……『ソドム』」
ソドム『CUUUU ~~~~ッ♪」 カハァァ~~ッ
ソドムと呼ばれたスタンドの口から紫がかった「煙」が吐き出される。
同室の男「ひっ、いっ、たっ、たすけっ、が……。びっ。…………びっぎぃっいっぃっいっいっいっいっ…………。」ビクビク
刺客「『ソドム』第一の能力……「神経麻痺のガス」。そしてェェ~~~~ッ」
ズボッ……ギュオオオオオオオ――――ッ
『ソドム』がその長い舌を物も言わなくなった同室の男に突き刺すと、男の肌はみるみる内に血色をなくしていき……
最終的にはあの受付の女のようなミイラになってしまった。
最終的にはあの受付の女のようなミイラになってしまった。
漱次郎「うぐ……!こ、コイツは……!」(俺はよおお~~~~ッ!こうやって殺されちまうのか――ッ!)
刺客「君もこうなるのさ……どれ、「ガス」を吸ってもらおうかな……まずは…………。」
刺客「君もこうなるのさ……どれ、「ガス」を吸ってもらおうかな……まずは…………。」
刺客「くらえッ!」 オオオッ!
漱次郎(うわあああ~~~っ!人殺しなんて……馬鹿なことしなければこんなことにはあああ~~~~~~~っ!)
ガシ!
刺客(……ん?なんだ?今足をつかまれたよーな…………)
ゴ ゴ ゴ
ゴ ゴ ゴ ゴ ……
??『……そこまでにしときな。』
刺客「…………!!」ピタッ バッ!
足元から声が聞こえる。とっさに刺客は自らの足元を見る。
そこにいたのは、全身に炎が描かれている『人型スタンド』。頭部は流星の如く後ろに伸びている。
そこにいたのは、全身に炎が描かれている『人型スタンド』。頭部は流星の如く後ろに伸びている。
刺客「……この「床」……まるで「粘土」みたいにドロドロになって、裂けて……!
しかも君……は…………誰だッ!一体……………………………………。」
しかも君……は…………誰だッ!一体……………………………………。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
??『ゴタクはめんどくせーから省略するが……これ以上人殺しはさせねーぜ。』
刺客「……何者だ……と言ってるんだよ、私はさ……?君…………私の「お仕事」を邪魔して……」
刺客「ただでいられると思っているのかァァ―――ッ!!」
ソドム『CUUURREEEEE~~~~ッ!』
刺客「ただでいられると思っているのかァァ―――ッ!!」
ソドム『CUUURREEEEE~~~~ッ!』
ソドムが飛び掛る。謎の人型スタンドに飛び掛るのは無用心であるが、
これには「刺客」――「篭良 賢(ごもら けん)」にも考えがあった。
自分の足元に見える『人型スタンド』――そいつが出てきている床の穴の下には、
本体らしき人間は見えなかった。それが意味すること……即ち目の前のスタンドは『遠くから操っているタイプ』。
自分と同じように…………。
これには「刺客」――「篭良 賢(ごもら けん)」にも考えがあった。
自分の足元に見える『人型スタンド』――そいつが出てきている床の穴の下には、
本体らしき人間は見えなかった。それが意味すること……即ち目の前のスタンドは『遠くから操っているタイプ』。
自分と同じように…………。
賢(能力は不明だがスピードやパワーはスットロイと見た!遠隔操作のスタンドの中でも高パワーを誇るこの俺の
『ソドム』ならば……簡単に打ち勝つことができるだろうッ!)
『ソドム』ならば……簡単に打ち勝つことができるだろうッ!)
『…………オオオオオッ!FIREッ!!』
賢「おおおおッ!?は、はやっ……、ソドム!ガードしろぉお!」
ソドム『CUUURREEEEEEEッ!』
賢「おおおおッ!?は、はやっ……、ソドム!ガードしろぉお!」
ソドム『CUUURREEEEEEEッ!』
ガッ! ビス!
メッタア! ドバシッ!
ボッガァ!
メメタァ!
メメタァ!
賢「うっげああ―――ッ!」ドバァァ――ッ
HW『フン。てめーの『ソドム』とかいうスタンド……、コソコソと吸血してばっかいるからか
パワーがなまってるんじゃあねーのか?スピードもパワーも てんで俺の敵じゃあなかったぜ。』
パワーがなまってるんじゃあねーのか?スピードもパワーも てんで俺の敵じゃあなかったぜ。』
フン、と『ヒートウェイヴ』が鼻を鳴らす。
賢「ば……馬鹿な……きさまほどのパワーとスピードを持つスタンドが……なぜ本体から離れていられるんだ……。」
煙『おいJOJOォ、油断は禁物だぜェ――ッ。こいつの能力はまだ未知なんだからな―。」グモモ
煙が『ヒートウェイヴ』の背後で形を整える。やがて「それ」は人型になった。……『ブラック・アイズ・ピース』だ。
BEP『おい亜希ィー。もう「能力」解除してもよさそうだぜ。』
ズジュオ!
『ブラック・アイズ・ピース』――アクターがそういうと、今まで何もなかった空中に、一気に三人の男女が現れる。
JOJO「うおっ!離れろよアクター!くっつきすぎだッ!」
アクター「仕方ねェーだろッ!こんな一瞬で戻るなんて思ってもなかったんだしよォ――!」
アクター「仕方ねェーだろッ!こんな一瞬で戻るなんて思ってもなかったんだしよォ――!」
ドッシィイイン
空中に現れた三人の男女は、上手く着地できないまま無様に落下した。
亜希「……どーでもいいんだけどさ…………こういう下敷きのポジションってのはさ……どっちかというと男の子がなるべきだと思うんだよね……。」
賢「うおおおッ!俺を無視するんじゃあねェ――ッ!きさまら一体どこから出てきやがったッ!?それにこの時間で間に合うなんて到底考えられないッ!」
アクター「うるせェェ――な~~~。分かった。説明してやるよ……。だが、余計なマネしたらすぐにブッちめるからな。」
―――1分前
JOJO「一体どうすれば…………!」
アクター「……ちょっとよォ~~。俺に考えがあるんだけどよォ。」
アクター「……ちょっとよォ~~。俺に考えがあるんだけどよォ。」
JOJO「なんだ!?」
アクター「いやさ、実は俺……さっきから地道~にここいら一帯の『煙』を集めてたわけよ。
俺のスタンドってさ……固めると腕一本だけど、限界まで広げれば結構な範囲を覆えるからよー。」
俺のスタンドってさ……固めると腕一本だけど、限界まで広げれば結構な範囲を覆えるからよー。」
ド ド ド ド ド
アクター「もう、結構な量の煙が用意できてるんだよな。」
ド ゴ ゴ ゴ……
JOJO「この量……!なるほど、俺たちをこの「煙」で運ぼうってわけかッ!だが、俺たちを運ぶにはチトパワー不足だぜ……!」
亜希「それなら、私の『グラットニー』の出番だよ!私の『グラットニー』で、限界まで体を『縮小化』すれば、煙に乗って移動できる……!」
亜希「それなら、私の『グラットニー』の出番だよ!私の『グラットニー』で、限界まで体を『縮小化』すれば、煙に乗って移動できる……!」
アクター「……そういうわけだぜ。(チクショー!いいところとっていきやがって!)」
JOJO「だが、場所が分からない……肝心の場所が分からないと……!」
JOJO「だが、場所が分からない……肝心の場所が分からないと……!」
アクター「それは心配いらないぜ。俺の『煙』を既に「5階」の全部屋に這わせてある。俺のスタンドはよォー。
ものを『見たり』『聞いたり』はできねーけど、触ったりした 手ごたえは分かる……。階段から「18番目」、
『518号室』だ……そこが『モーニング・グローリー』のスタンド使いがいる場所だ。奴さん、既に侵入してるぜ。」
ものを『見たり』『聞いたり』はできねーけど、触ったりした 手ごたえは分かる……。階段から「18番目」、
『518号室』だ……そこが『モーニング・グローリー』のスタンド使いがいる場所だ。奴さん、既に侵入してるぜ。」
アクター「そして、ここからがオメーの出番だぜ……JOJO!オメーの『ヒートウェイヴ』で……!壁を突き破って一直線に移動すればよォ――!」
JOJO「分かったぜッ!」
亜希「(なんだか存在感が一気に薄まった気がするのが不愉快だけど)『グラットニー』――っ!」
ズ ギャ ン !
ズオオオ――――――――
ゴ ゴ ゴ ゴ ……
賢「……く……。」
JOJO「観念しな。こっちは3人。アンタに勝ち目はねーよ。今諦めてくれればよォォ―――。」
JOJO「『二度とスタンドが使えない程度』の大怪我で済ませてやれるからなアアア――――…………!!」
賢「……勘違いするなよ。今「く」と言ったのは、苦し紛れのうめき声なんかじゃあない……。く……くく……。
こいつは『笑い声』を必死にこらえてる声だよォォ―――ッ!くく……そうだよなあー。きさまらは俺の『スタンド能力』を知らないもんなアア――ッ! クッククク……。」
こいつは『笑い声』を必死にこらえてる声だよォォ―――ッ!くく……そうだよなあー。きさまらは俺の『スタンド能力』を知らないもんなアア――ッ! クッククク……。」
JOJO「……?きさま一体何を……ぐっ……がぁっ……ぎっ」ドサッ
そう言った途端、JOJOは苦しそうにうずくまる。
亜希「JOJO大丈……くッ!?」
JOJOを心配し、かけよった亜希も苦しそうにうめきうずくまる。
アクター「じょ、JOJO!?亜希までどうしたッ!!」
賢「……く……クク…………あとはお前一人だ……。見たところお前の能力は『煙』……この俺が倒せるかな……!?」
アクター「ぐ……!」
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