ゴロツキ「…………なるほど……ククッ……ククク……。」
JOJO「? なんだ?何がおかしい?」
JOJO「? なんだ?何がおかしい?」
ゴロツキ「プッ」
ゴロツキ「クアハハハ……ノォホホ ノォホ ヘラヘラヘラヘラ アヘアヘアヘ 」
ゴロツキ「クアハハハ……ノォホホ ノォホ ヘラヘラヘラヘラ アヘアヘアヘ 」
JOJO「何がおかしいんだと言っているッ!」
ドッズァ!
JOJO「ぐッ……!?」
RJS・A『こういうことだよ……。少年………………。』
JOJO「なッ……アンタ…………カッ……ハッ……!敵だった……!?」
JOJO「なッ……アンタ…………カッ……ハッ……!敵だった……!?」
ドッジャアア―――
白人「そしてこの瞬間ッ!我が『レッドジャンプスーツ・アパラタス』の能力が発動するッ!」
ウゾ・ ・ ・ ウゾ
ドッシャア――ッ
白人「『能力』ッ!それは対象に「とり憑き」!」
グジョア!
白人「熱を奪わせる !」
JOJO「ゥオオオオオッ!?」
JOJO「ゥオオオオオッ!?」
RJS・A『ミギィイイ―――ッ!』
白人「我が『レッドジャンプスーツ・アパラタス』にとり憑かれた生物はッ
その部分から対外の熱を体内に取り込み……徐々に体温が上昇するッ!」
JOJO「なッ……それじゃあまさかッ!」
その部分から対外の熱を体内に取り込み……徐々に体温が上昇するッ!」
JOJO「なッ……それじゃあまさかッ!」
ゴロツキ「そのとおりッ!俺も理解してきたぜ……。俺の『燃え上がらせる』能力によって生み出された「熱」を……
てめぇはモロに吸収する!さっきてめえが『レッドジャンプスーツ・アパラタス』に
とり憑かれた部分を触ってみなッ!」
てめぇはモロに吸収する!さっきてめえが『レッドジャンプスーツ・アパラタス』に
とり憑かれた部分を触ってみなッ!」
- スッ ジュッ
JOJO「……!既にこんな熱さ……!一旦この場を脱出しなくては……!」
白人「バカが……それをさ れ な い 為 に私は今君に能力を説明したのだ!ゴロツキくん!」
ゴロツキ「俺の名前は銃井孝典(つつい たかのり)だッ!『ザ・バーンッ!』」
白人「バカが……それをさ れ な い 為 に私は今君に能力を説明したのだ!ゴロツキくん!」
ゴロツキ「俺の名前は銃井孝典(つつい たかのり)だッ!『ザ・バーンッ!』」
ザ・バーン『ボッアアアアアアッ!』
ボッ ボアアッ ボボボッアアアアアアアアアアアアア
JOJOを取り囲むように『地面』が燃え上がる。
白人「君は今純度の高い「鉄」よりも熱をよく通す状態だ……そんな状態で、炎の壁を越えられるかな?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ …… メラメラメラ
JOJO「…………」
JOJO「……なるほど…………この『火のリング』の中、ただでさえ触れたら燃えてゲームオーバーな敵を、 ゴオオ
制限時間内……この俺の体が耐えられる「熱」の許容量を越えない内に倒さないといけないと…………。 オオオオ
そういうわけか。」
制限時間内……この俺の体が耐えられる「熱」の許容量を越えない内に倒さないといけないと…………。 オオオオ
そういうわけか。」
白人「THAT’S RIGHT(そのとおりだ)。ついでに注釈しておくと、
ヒトの細胞はセ氏40℃を越えると破壊しはじめる。大体あと2分とちょっとってとこか?」 オオオオオオ
ヒトの細胞はセ氏40℃を越えると破壊しはじめる。大体あと2分とちょっとってとこか?」 オオオオオオ
JOJO「オーマイ……こいつはヘヴィどころじゃあねーな。 オオオ
アクターがいたら煙で炎を鎮火してもらうとこなんだが……、生憎いねーし。 オオオ
2分でお前らを倒すのも情けねーがちょっと無理だ。しかたねーな。諦めるぜ。」 オオオ
アクターがいたら煙で炎を鎮火してもらうとこなんだが……、生憎いねーし。 オオオ
2分でお前らを倒すのも情けねーがちょっと無理だ。しかたねーな。諦めるぜ。」 オオオ
JOJO「ただし火の壁を『越えるのは』だがな。」
孝典「……?」
白人「……な、何をするつもりだッ!」
クルゥ
白人「せ、背を向けたッ!?敵前逃亡だとッ!」
JOJO「いいや違うねッ!これは『戦略的撤退』!ただし『ヒートウェイヴ』ッ!」
JOJO「いいや違うねッ!これは『戦略的撤退』!ただし『ヒートウェイヴ』ッ!」
HW『FIREEEEEEEEEEEEE』 ドッゴア!
JOJO「殴って地面を『粘土化』させて……」
JOJO「ところであんたら『ミルククラウン』って知ってるか?水面に、水滴を落とした瞬間をスローカメラで見ると……
水面が「王冠」みたいに飛び跳ねるんだ。この現象を『ミルククラウン』って言うらしいぜ。」
水面が「王冠」みたいに飛び跳ねるんだ。この現象を『ミルククラウン』って言うらしいぜ。」
JOJO「……この場合水面は『粘土化』した地面!そして水滴は……『ヒートウェイヴ』の拳だァァ―――ッ!
その要領で地面を火に被せる!『粘土化』してやわらかくなった今なら十分可能ッ!」
その要領で地面を火に被せる!『粘土化』してやわらかくなった今なら十分可能ッ!」
ドッバババア
JOJO「そしてその上を、依然関係なく……逃走するッ!」 ドダッ―――!
白人「逃げる気かッ!」
白人「逃げる気かッ!」
JOJO「勘違いするなよ!これは『逃走』であり『闘争』でもあるッ!「火の外」に出られるからこそできる「技」がある!」
白人「距離をとっただけだ……何が出来る。」
JOJO「…………。」
ゴオオ!
すぐさま炎はJOJOが抜けた穴をふさぐ。
ボソッ
JOJO「……お前らが「火の中」、そして俺が「火の外」……この状況が『非常にイイ』んだぜ……。」
JOJO「……お前らが「火の中」、そして俺が「火の外」……この状況が『非常にイイ』んだぜ……。」
ゴリッ
JOJOの手の中に――コンクリートの破片が転がる。
JOJOの手の中に――コンクリートの破片が転がる。
ゴオオオオオオオッ――― メラメラメラアア
一方火の中。
一方火の中。
孝典「どうすんだよ白人のオッサンよォォオ~~~~~…………。俺の「炎」はスタンドじゃあねーから……
俺の自由意志で消すことはできねェェ――加えて炎のせいで向こう側が見えなくなってるッ!
奴は何か策があるみてーだったから、逃げて仲間を呼ぶことはないと思うが、こいつはやべーぜ!」
俺の自由意志で消すことはできねェェ――加えて炎のせいで向こう側が見えなくなってるッ!
奴は何か策があるみてーだったから、逃げて仲間を呼ぶことはないと思うが、こいつはやべーぜ!」
白人「……『ジェイムズ・エルロイ』だ……。」
孝典「は?」
孝典「は?」
白人「私の名前は『ジェイムズ・エルロイ』だ。まだ名乗っていなかったからな……。」
孝典「ああ、分かった……エルロイだな。」
孝典「ああ、分かった……エルロイだな。」
エルロイ「……さて、孝典君……この現状をどう打破するかだが、既に彼がレクチャーしてくれたじゃあないか。
「地面を被せて火を消す」……シンプルだが、実に分かりやすい、いい手だ。だが」
「地面を被せて火を消す」……シンプルだが、実に分かりやすい、いい手だ。だが」
孝典「なるほど……!コンクリをブチ撒けて、火を消し俺らも脱出……!」
エルロイ「……。バカが。「だが」といっているだろう。相手と同じ手を使っていたら鼬ごっこだ。我々は「一手先」を行く。」
エルロイ「……。バカが。「だが」といっているだろう。相手と同じ手を使っていたら鼬ごっこだ。我々は「一手先」を行く。」
エルロイ「――いいか。君のスタンドのその超パワーで、「穴」を掘るんだ……。
方向は私が『レッドジャンプスーツ・アパラタス』で指示する。そして、足元から奇襲をするんだ。
見たところ彼の『ヒートウェイヴ』とやらは拳で触れて初めて発動する能力……。足元からの攻撃には弱いはずだ。
だから――うぐッ!?」
方向は私が『レッドジャンプスーツ・アパラタス』で指示する。そして、足元から奇襲をするんだ。
見たところ彼の『ヒートウェイヴ』とやらは拳で触れて初めて発動する能力……。足元からの攻撃には弱いはずだ。
だから――うぐッ!?」
エルロイが唐突にうずくまる。
孝典「な!?一体どうした!」
見ると、エルロイが抑えているわき腹からは煙が上がっている。
エルロイ「……ぐ……これは『破片』だ……コンクリートの……なるほど抜け目ない奴だ……先ほどコンクリートを被せて
消火したときに、既に破片を手に入れていたのか……しかもこの破片、ご丁寧に先端を尖らせているぞッ!」
孝典「な……なんてやつ!」
消火したときに、既に破片を手に入れていたのか……しかもこの破片、ご丁寧に先端を尖らせているぞッ!」
孝典「な……なんてやつ!」
エルロイ「いや……それだけじゃあない!見ろよこの傷跡……まるで焼き石を押し付けられたみたいに火傷している……。」
孝典「な!こいつ……さっきまで不利に働いていた『火のリング』を逆に武器に!」
孝典「な!こいつ……さっきまで不利に働いていた『火のリング』を逆に武器に!」
エルロイ「ああ……しかも火で相手の立ち位置が良く分からない……。こちらから同じことをするのは難しいな。」
孝典「ぬうう~~~~~ッ!」
孝典「ぬうう~~~~~ッ!」
エルロイ「こりゃあ、『穴を掘る作戦』は無理だな……。奴の様子を観察するためにスタンドを飛ばしていては、俺の身が危ない。」
孝典「チクショウ!どうすればいいんだッ!「狩る側」だったはずなのに……」
孝典「チクショウ!どうすればいいんだッ!「狩る側」だったはずなのに……」
オオオオオオオオ―――
JOJO「……きさまらは既に「狩る側」……から………………」
オオオオオオオオ―――
孝典「「狩られる側」になってやがるッ!」
オオオオオオオオ―――
JOJO「「狩られる側」だッ!」
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