エルロイ「「狩られる側」…………?」
孝典「ああッ!そうだよ!このままじゃ俺たち打つ手ねえじゃねーかッ!」
孝典「ああッ!そうだよ!このままじゃ俺たち打つ手ねえじゃねーかッ!」
エルロイ「おいおい……馬鹿言わないでくれ、孝典君。私はまだ万策尽きたと言ったわけじゃないぞ?」
孝典「じゃあどうしろって言うんだッ!この状況!勝ち目なんてあるのかッ!?」
孝典「じゃあどうしろって言うんだッ!この状況!勝ち目なんてあるのかッ!?」
エルロイ「ある」
孝典「!?」
エルロイ「まあ、見てるんだな。『穴を掘る作戦』に変更はない……。」
ゴオオォォォォオオオオ――――
JOJO「……!奴ら、動き始めたか……。何をするのかはここからじゃあ上手く確認できないが…………。」
チラッ
JOJO「…………。頭上に『レッドジャンプスーツ・アパラタス』の頭部…………。なるほど、俺のことを監視して
奇襲を仕掛けようってハラか。ならば…………。」
奇襲を仕掛けようってハラか。ならば…………。」
ススッ
JOJOは数歩後ろに下がり、狙いを定められないようにする。
ギャリッ
JOJOの手の中のコンクリート片が鈍く輝く。
『ヒートウェイヴ』がそのうちの一つを手の中に収め、炎のリングの中のエルロイらしき人影に照準を合わせる。
狙いは――腹部。ダメージが大きく、且つ命に別状のない位置。
『ヒートウェイヴ』がそのうちの一つを手の中に収め、炎のリングの中のエルロイらしき人影に照準を合わせる。
狙いは――腹部。ダメージが大きく、且つ命に別状のない位置。
JOJO(大丈夫だ……。チト範囲が狭いが、『ヒートウェイヴ』なら撃てる。)
HW『発射 !』
HW『
ドギュウウッ!
ドズ
コンクリ片は見事、エルロイらしき人影の腹部に命中した。
ヨロリ、と人影が揺らめき、倒れる。
ヨロリ、と人影が揺らめき、倒れる。
チラ
頭上を確認する。『レッドジャンプスーツ・アパラタス』は既に居ない。
JOJO(よし、気絶したか…………。あとはもうすぐしかけてくるであろう奇襲に、カウンターをかけるだけだ。)
ズズッ……
JOJO(きたかッ!)
ズボァ!
JOJO「なッ!?」(狙いが……正確だとッ!?)
孝典「てめェェ~~~ナメやがってコラぁぁぁああ~~~ッ!『ザ・バーン』!消し炭にしてやらァ!」
ザ・バーン『ボッッアアアアアアッ!』
ザ・バーン『ボッッアアアアアアッ!』
JOJO「ぐッ!触られるのはマズイ!『ヒートウェイヴ』!」
HW『FIREッ!!』
HW『FIREッ!!』
ドバッ!
足を殴ろうとした『ザ・バーン』に対して、JOJOは咄嗟に地面を殴り、水飛沫ならぬ土飛沫でガードする。
ボアアア!
JOJO「熱ヅ!」
孝典「クックックックッ……。ガードしたみたいだが、殴ったものは土だろうと『燃え上がる』ぜ。
何故俺がお前の位置が分かったのか、分からないか?知りたいか?知りたいか?」
孝典「クックックックッ……。ガードしたみたいだが、殴ったものは土だろうと『燃え上がる』ぜ。
何故俺がお前の位置が分かったのか、分からないか?知りたいか?知りたいか?」
ゴゴゴ……
エルロイ「ちょっとちょっと、孝典君、後がつかえてるんだ、さっさと出てくれないか?」
孝典「ああ、スンマセン。」
孝典「ああ、スンマセン。」
ヒョイ
孝典「……。クク……その上倒したはずのエルロイまで無事……。混乱してきただろォ?」
JOJO「……なるほど、あの人影は『レッドジャンプスーツ・アパラタス』で作った囮(デコイ)か。
俺が撃ったのは囮、だから監視は続行されていて、俺の位置は読まれていた……と。」
JOJO「……なるほど、あの人影は『レッドジャンプスーツ・アパラタス』で作った囮(デコイ)か。
俺が撃ったのは囮、だから監視は続行されていて、俺の位置は読まれていた……と。」
孝典「……………………。」
エルロイ「ご明察。流石に頭が切れるな……。これで状況はまたお前の不利に戻った。どころか今度は足を火傷している……。
機動力も大幅減、だ。そんな状況で、この俺たちに勝てると思うか?」
エルロイ「ご明察。流石に頭が切れるな……。これで状況はまたお前の不利に戻った。どころか今度は足を火傷している……。
機動力も大幅減、だ。そんな状況で、この俺たちに勝てると思うか?」
ゴゴゴゴ……
JOJO「何やら勘違いしているようだが…………。俺が今、追い詰められているだと?
本当に?そう思うのか?」
本当に?そう思うのか?」
ド ド ド ド……
孝典「はッ……ハッタリだ!この距離、お前はこの俺のスタンドをかわすことはできねェ!」
JOJO「試して……見ればいいんじゃあないか?」
JOJO「試して……見ればいいんじゃあないか?」
ゴ ゴ ゴ
孝典「上等だ!『ザ・バーン』!」
エルロイ「はッ!やめろ孝典君!これは『罠』だッ!」
エルロイ「はッ!やめろ孝典君!これは『罠』だッ!」
孝典「はッ!?」
ズボァ!
孝典の足が地面に沈み込む。
JOJO「既に『ヒートウェイヴ』……。地面を『粘土化』して罠にしていた。」
エルロイ「馬鹿が……。」
エルロイ「馬鹿が……。」
JOJO「おおおおおおおッ!!」
孝典「うわあああああああああああ」
孝典「うわあああああああああああ」
HW『FIREEEEEEEEEEEEッ!!』
ドガガガガガガガ バギッ! メギャ!
ドッバアアアアア――――――ッ!!
孝典「うっげェェ――っ」
銃井 孝典
スタンド名 『ザ・バーン』―→再起不能
スタンド名 『ザ・バーン』―→再起不能
ゴ ゴ ゴ ゴゴ
孝典「…………。」ピクピク
JOJO「さて、アンタはどうする?『一撃必燃』の相棒がいなくちゃ、どうしようもないだろ?」
エルロイ「…………。」
エルロイ「…………。」
エルロイ「…………………………。」
JOJO「ええ?おい!何とか言ったらどうだッ!」
HW『FIREッ!』
JOJO「ええ?おい!何とか言ったらどうだッ!」
HW『FIREッ!』
ドッボア!
『ヒートウェイヴ』の拳がエルロイに命中する。拳はJOJOの予想を裏切り、
エルロイの体をあっさりと、綺麗に貫通する。
エルロイの体をあっさりと、綺麗に貫通する。
JOJO「な…………!」
エルロイ『……………………。』 ワラワラ ミギー ミギー
エルロイ『……………………。』 ワラワラ ミギー ミギー
JOJO「こいつ……既にスタンドが成り代わって…………!」
ド ド ド ド ド ド……
ジェイムズ・エルロイ
スタンド名 『レッドジャンプスーツ・アパラタス』―→逃亡
スタンド名 『レッドジャンプスーツ・アパラタス』―→逃亡
JOJO「に、逃げられた………………。」
??『マッタク、駄目ダナ彼ラハ。』
??『マッタク、駄目ダナ彼ラハ。』
背後から不意に聞こえる声。肉声ではない、機械じみた音声。
JOJO「!!」バッ
??『「少シデモ消耗サセル」コトガ目的ナノニ……君トキタラ ホトンド無傷ジャナイカ。
コレハムシロ君ノ機転ノヨサヲ褒メ称エルベキナノカナ………………。』
コレハムシロ君ノ機転ノヨサヲ褒メ称エルベキナノカナ………………。』
JOJO「まさか……きさまが…………!」
ド ド ド ド ド ド
D・F『人間ノ価値ハ主君ニドレダケ尽クスカデ決マル…………。彼ラハ「並以下」ダッタナ。』
JOJO「『ディープ・フォレスト』……!」
D・F『ト、ソノ本体ダ。』
正彦「…………………………。」
JOJO「『ディープ・フォレスト』……!」
D・F『ト、ソノ本体ダ。』
正彦「…………………………。」
正彦「やるぞ、『ディープ・フォレスト』。」
D・F『OK,MY MASTER.』
D・F『OK,MY MASTER.』
To Be Continued...
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