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縛られた王

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縛られた王


/分類番号 O-01-20-12
/危険度  WAW
/体力   3079
/部位   胴体


部位
胴体 体力2979 破壊可能
耐性情報
斬撃 貫通 打撃
普通 普通 弱点
憤怒 色欲 怠惰 暴食 憂鬱 傲慢 嫉妬
普通 抵抗(x0.75) 弱点(x1.5) 抵抗(x0.75) 弱点(x1.5) 普通 抵抗(x0.75)



パッシブ

宴会の終わり
下手人が全て死亡したなら、戦闘に自ら参加する。

屈折された力比べ
同じ対象とのマッチ判定数が10回以上なら、マッチ判定時のマッチ威力が
現在の(合計マッチ判定回数÷10)だけランダムに増加または減少する
(小数点切り捨て)

断たれる包帯
胴体部位を破壊時、全ての敵に縛られし王の包帯を付与する。

スキル
技名 縛り付ける諦念 締め付ける絶望 鎖を断つ 拘束の鎖
攻撃属性 貫通 斬撃 打撃
罪悪属性 憂鬱 傲慢 怠惰

技名 沈むが良い 王の前へ出でよ
攻撃属性 打撃 貫通
罪悪属性 傲慢 憤怒



図鑑(ストーリー)


観察レベルⅠ

赤色に飾られしグレイトホォルに入りき。

ここは一種の宴会場のごとく見ゆ。

その中央には全身を真紅の生地に包みし者が玉座に居りたれど、
縛られし上手く動かぬ手にてかろうじて指差ししところを見るに、
舞踏会に使われん仮面ありき。

仮面どもの表情は、げに多彩なりき。

わびしき仮面も、怒りし仮面ももありき。されど、私は
その中に喜ぶ仮面が気に入りき。

いかなる由にこの仮面が喜びに満ちてるや分からねど、
これを使わば少なくとも他人に喜びを伝うべからずや?

たとえ哀しみに沈むとも、その哀しみを隠すべければ一石二鳥ならむ。

仮面を被ると心が清らになりし気せり。

玉座に縛られし王に近づくと、王は細かく肩すくめば伸ばしき。

もしやすると、そは生地に押さえつけられし表現の欲求のもたらしし
無意識的なる身振りならざりしやと思う。

しばらくそれを見たると、突然私たちに似し者ども飛びいだしきたり。

一様に黒く曇りたれど、我らに似る。

王は彼らと我々の戦を見物するやごとく、中央にて気怠げに頭を下げき。

長き束縛の時間に、それまでに見物するものや無くなりし。

いと口惜しかりつつ、どうせならら縛られし王がこの激戦に
楽しみにも得らるることを願えたり。

報告は以上なり。

観察レベルⅡ

鏡に投影されし像のごとく現れし、影のごとき者どもを見ると、
ダンテの持てる人格牌思い浮かぶかし。

それが自我を持たで具現化されば、まさにかかる現象にならぬやと思う。

さらにその数が我らと同じく、倒すともその空席を埋めき。

考えば考うるほど、彼らは我らと似しところが多しめり。

倒しし後に空席を埋めるを見ると、数も我々と似、
使う技術もあまりにも似ればなり。

されど、かの大罪どもは自ら判断を下すまじ。

ひとえに王が自由に振り回す捨て牌のごとく。

…王という者は、昔も今も操り人形遊びを楽しむめり。

自由に人振り回し、壊して、かくてまた何事もあらざりきべく補填す

さりとて、かの王はおのれの臣民ことはいと慈しむめり。

彼らには絶えず協力なる加護を与えつつ、我らには小さき恩寵一つすら施さねば。

うーん…報告は以上なり。

→い、いったい何人で出撃してきてるんですかね?

→対等な戦闘を望むのであれば、我々と数が同一になるだろう。
そうでなければ、より多いか、より少ないかもしれない。
しかしその場合は、何人が残っているか予測するのは無意味だ。


観察レベルⅢ

幸いなることに激戦の末勝利を収めき。

宴会はかくて終わりを告ぐべけれど、王は未だ余興を
切望せるやのごとく、生地を剥がして立ち上がらんとす。

年ごろの束縛にその動きは奇しけれど、その威圧的なる
クリズマと気品はなお強くなりき。

されど、呼び起こすは畏敬ばかりならず、疑問もまたさりき。

いかで立ち上がれる玉座に縛られしままなりきや。

一人で立ち上がれるにもかかわらず起立せず、
黙々とその場を守りし由は何なりや…私は知らず。

さりとて絶えず思い浮かぶ懸念を鎮むべからず、一筆書くとせば…。

王は何かを知らせまほしかりきめり。

それを知る人々の来るまで離れられぬさまは、ひとえに亡霊のごとし。

その心が王の剣受け取るたびに積み重なり、今は境遇が
気の毒で哀しみまで押し寄せくめり。

いかで束縛されし身体にて宴会開、かばかり奇怪な余興を楽しむや。

その深き深淵は計り知れぬ、ただ哀れなるばかりなり。

報告は以上で終わりなり。

→なにが気の毒だ。

→誰かの上に立つということは、それなりの責任と苦痛に耐えるということだ。
そういう意味で、管理人様は立派に上から私たちを導いてくださってる
ということをお伝えしたかったのです。



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