ロフィルナ諸語 > オクシレイン語

オクシレイン語(オクシレイン語:Oksilein an ðàrn、オクシレイン・アン・ザールン)とは、オクシレイン大衆自由国などで話される言語。ロフィルナ諸語に属する。


ロフィルナ語との音韻対応

V-i / V:y
 -er / -á
alC / ó
d- / ð
t- / þ
 -a / 0
 -m / -n
アクセントo / à
アクセントa /
アクセントu / â
 CpV / CmV
(toorなどer型名詞としての)oor / âr
st / þ
sht / st
-p / f
ks / sh
 h- / 0
 z- / ʒ
 i- / é

単語

ロフィルナ諸語との関係

《同根語(ロフィルナ語との対応)》
aliander - eylandá 「歴史」
aldora「本、書類」 - óðàr 「本、条約、法律、盟約」
~m - an 「~の」(後置詞)
dorna - ðàrn 「言語」
torpen 「民族」 - þàrmen 「民衆、大衆」
toor - þâr 「国」
lustalia - luþèli 「高貴な文明」
helster 「自然」 - elþá 「自由」
lender 「悪魔」 - lenðá 「精霊」
ser 「恵み、知らせ、予兆」 - sá「(スピリチュアルな)教え、信仰」
fuaara「君主」 - fuèr「監督者、(監督時代の)監督」
tenza「正式」 - þenʒ「公、支配領域」
fea「力、軍隊、闘争」 - fe「戦争、紛争、闘争、争い、対立」
jelsakser - jelsèshá「水利」
aliander「ボランティア」 - aliènðá「同盟」
ig - ég「~と、そして」
fardorna「伝承」 - fóðàrn「魔術」
helveter「闇」 - elveþá「黒」
proma「河岸段丘」 - pràn「丘」
burra「幸せ」 - bur「利益」
arter「年月」 - èrþá「時代、時期」
freiba「森」 - freeyb「林」
jopster「教室」 - jafþá「学校、教育・研究機関」
parhela「自由」 - pèrel「好き勝手、無秩序」
razkera「人類」 - razker「個人」
reina「旗」 - reeyn「派閥、クラン、種類」
heli「晴れ」 - eli「明確さ」
fardorna「古典」 - farðàrn「伝統」
elka「素早さ」 - elk「速度」
doora「距離」 - ðààr「遠いこと」
anna「満ちた状態」 - ann「満月、大きな、巨大な」
ander「管理」 - anðá「監視、観察」
akstoor「局、庁」 - ashþâr「部門、組織、部」
reza「北」 - reʒa「北」
stakser「銀」 - þashá「通貨」
rum「ルム」 - rân「ラン(通貨名)」
shtefa「間、中間」 - stif「間、中間」

《合成語》
þàrmanðá 民主主義
dooram fea - ðorfe「戦闘」
ðorfe an þenʒ 軍
anðán ashþâr 警察
fashþâr(<fe ashþâr) 部隊
ðàreli(<ðààr eli) 特殊
ðàrelelþá(<ðàreli elþá) 特殊作戦
ðàrelann(<ðàreli ann) 月蝕
stifþâr(<stif þâr)国際

固有語

þumel サケ、マス
  • ika ~海

文法

名詞

名詞の単複

子音で終わる名詞の複数形はeを語尾につけて表す。これはロフィルナ語の古い複数形と同根である。
óðàr「本」→óðàre「複数の本」
iで終わる場合はaを、それ以外の母音で終わる場合はiを語尾につける。
fe「争い」→fei「複数の争い」
luþèli「高貴な文明」→luþèlia「複数の高貴な文明」

属格

 属格-nと属格前置詞anがある。anは母音の前ではn'になる。

命名規則

 オクシレイン語の名前は簡単には姓名の順である。姓にはフエル名と家名が含まれる。フエル名は先祖の過去の所属フエル・アン・ソールを示す。家名はそれ以前から続く家の名称を指し示す。
 基本的な命名規則は以下の通り定式化できる。
姓(フエル名 an 家名) vin 名
例:
þenʒ an aksern vin annio(センジュ・アン・アクセルン・ヴィン・アンニオ、男性名)

 オクシレイン語における姓にはフエル名と家名を含む。フエル名は先祖が属していたフエル・アン・ソールのフエルの名字を含む。家名は殆どが-nで終わる。
 フエル名はフエル・アン・ソールの監督の横暴さを想起させるとのことで廃止しようとする運動があったが、フエル名を無くすと同姓同名の人間が大量に出てくるため断念された。

 名は多種多様である。基本的に名詞から採用されるが、動詞の変化形からも採用されることがある。女性は語尾が-iaになることが多く、男性は語尾が-io, -igになることが多い。
最終更新:2024年11月13日 21:37