旧帝国型シリーズ

執筆者:トロ猫DX

※ここの模型は1/700の様々なメーカーのキットを改造して使用してます

 1500年〜4260年間に連合帝国海軍が建造し運用していた軍用水上艦の総称。現代でも帝国男子の憧れであり、かつての乗組員達の誇りでもある。今でも幾つかの艦船が第49年式機関に換装の上、設備をグレードアップしながら任務についている。なお、同型艦であっても戦後製であれば旧帝国型シリーズとは言わない。現在連合帝国最大手の玩具メーカー箱庭文明社からミニチュアの洋上プラモが発売されていてマニアの中で一大ブームを起こしている。

重戦艦


ジャゴラス級重戦艦

 初期の連合帝国で建造されていた主力海上戦艦。
旧首都星征服の中心的役割を果たした。ロフィルナ級重戦艦(後のティンドゲルム級)が誕生するまで艦隊旗艦を務め、以降は補助戦艦として第49年式機関に換装の上現代でも使用されている。現代では箱庭文明社から「箱庭海軍」というシリーズで模型が発売されていて一番人気がある。

旧首都を出港するジャゴラス級83番艦

アールドラニオス級重戦艦

 旧連合帝国が旧首都星征服後に建造した最後の海上戦艦で旧帝国型シリーズの最終形。3番艦まで完成したが、4番艦は建造工程30%の状態で標的艦として海没処分、2番艦と3番艦はサンパレニカ付近で撃沈され、1番艦は皇帝が倒された数時間後リーティマ付近の浅瀬で自沈した。第45年式機関には換装せず終わった。この重戦艦が完成するとロフィルナ級が戦艦に、ジャゴラス級が装甲艦に格下げとなるが、全艦自沈後は再びジャゴラス級が戦艦に、ロフィルナ級改めティンドゲルム級が重戦艦に戻る。自沈前に1度だけ大規模な改装をしており、改装前の形は連合帝国海軍の軍人が描いた簡単なスケッチしか残っていない。1番艦は浅瀬で自沈したため艦橋やマストや煙突が海面から出ており、現代では木々が生い茂っていて戦艦島として観光客を迎えている。軍事を知らない帝国民もアールドラニオスの名前は知ってるほど有名。


戦艦


レシェドルティカ級戦艦

 初期の連合帝国で建造されていた海上戦艦。旧首都星征服の中心的役割を果たし以降サンパレナ級(後のシャンルリ級)が誕生するまで主力を務めて、第49年式機関に換装の上現代でも沿岸警備艦として使用されている。現代では箱庭文明社から「箱庭海軍」というシリーズで模型が発売されている。

装甲艦


レナリス級装甲巡洋艦

 初期の連合帝国が旧首都星征服時に建造した石油湖用の海上艦。ドロドロの石油地帯でも速度が出せるように近代的な外観をしている。戦線後退時に全艦自沈した為現在でも底に沈んでいる。第49年式機関にも換装していない。


防護巡洋艦


ディアロナ級防護巡洋艦

 首都星統一後に建造を始めた防護巡洋艦。戦線後退時にも戦艦の護衛を努めていて、現代でも石油機関から第49年式機関に換装の上使用されている。箱庭文明社から「箱庭海軍」というシリーズで模型化されている。

駆逐艦


輸送艦


ニツリア級輸送艦

 連合帝国が大戦時に建造し運用していた多目的輸送艦、船体は樹脂で出来ており1隻建造するのに必要な時間はたったの5時間。低い乾舷で四角い船体に艦橋と簡素なマストと機銃が1つついているだけで船と呼べるのか疑問な程。動力機関は小さな石油機関が2つ搭載されており、速度も他の艦船より遅かった。少なくとも大戦末期に1000年の間に2億隻程建造されたが敵の機銃弾はおろか大きな波で沈没するぐらい脆く終戦時には建造中の16隻しか残ってなかった、その為兵士達に浮かぶ棺桶と呼ばれ嫌われていた。船体が樹脂で出来ているから沈没したらサルベージして溶かして再利用していた為実際には数百万隻分の樹脂を使いまわししていたらしい。戦後は3年ほど海沿いにある壊れた橋の代わりに使われていたが橋が再建されると撤去された。現代では大戦時に沈没した2隻だけ引き上げられて1隻は連合帝国が、もう1隻はセトルラームがそれぞれ保存している。


ユナブエ級補給艦

 連合帝国成立時から大量に建造されていた貨物船タイプの洋上補給艦。500隻程建造され停戦時にも数百隻が残っていて残存艦への補給と撤退兵の輸送や浅瀬に座礁させて兵舎や倉庫代わりとして利用していた。当時は初期に建造された物は石油機関式、後期に建造された物は第45年式機関になっている。現代でも魔導機関で稼働している。また、民間の企業へ払い下げられた物も複数あり、箱庭文明社から「箱庭海軍」というシリーズで模型化されたが、発売当初は戦艦ではなく補給艦が発売された事で軍事オタク達を驚かせた。同型艦にグベーバイア級補給艦やヌラート・バルド級輸送艦があり、戦後にはドゥロエ・ジヴァンシ型貨物船などに改造された。

グベーバイア級補給艦

 ユナブエ級補給艦と同型艦、違いはフォフトレネヒト皇国で建造された事。イドゥアニでは戦闘艦の建造が優先された為ユナブエ級の設計図をフォフトレネヒト皇国へ持って行き建造した。外観は殆ど一緒だがエンジンが違う為こちらの方が速力が速い。

ヌラート・バルド級輸送艦

 ユナブエ級補給艦と同型艦だがこちらは食糧品専門の輸送艦。

哨戒艇


ファルランベルク級海上警備艇

 初期の連合帝国が旧首都星征服時に建造した小型艇
ブルセカ、シャンルリ、ラノリーネで大量に建造された警備艇。現代でも石油機関のまま使用されている。ブルセカで建造された船は石油湖での活動も考慮されている。箱庭文明社から「箱庭海軍」というシリーズで模型化されている他、「先鋭防衛隊」というシリーズで現在運用されているバージョンも発売されている。


その他

最終更新:2022年02月12日 09:41