[メイン] 竜崎真 : てすと
[メイン] GM : えーっと、それでは
[メイン] ヴァンス : てすと
[メイン] ヴァンス : てす
[メイン] ヴァンス・フリートン : てす
[メイン] リシス・レールストラ : あお
[メイン] リシス・レールストラ : あお
[メイン] GM : それでは、
[メイン] GM : クトゥルフ神話TRPG「アイドルの失踪」を始めさせていただきます。
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : なんとも無い日常の昼下がり
[メイン] GM : 何故かお二人はユピトルの転移者特区で信号を待っています。
[メイン] GM : そんなお二人の会話を少し聞いてみましょうか?
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ここが噂の転移者学区かね。ふむ。この独特の香りは、まさしく転移者って感じがする」
[メイン] リシス・レールストラ : 「そりゃ転移者学区ですからね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「金はちゃんと用意してるんだろうな?あと、お前は今回特別な私のお付きとなるのだから、しっかり励まなければならんのだぞ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「ご自慢のブラックカードでもお使いになられては?ブラックなだけに」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「それは皮肉かね?図が高いぞ」
[メイン] GM : ではでは、
[メイン] GM : 二人はそんな会話をしながら、ふと画面広告を見上げます。
[メイン] GM : そこには一人の少女が映っており、踊って歌える例のアレという感じで観客を賑わせている様子が見えます。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ああいうのが最近のはやりなのか?まったく、この世界も緩くなったものだ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「あなたの言動も大分緩いと思いますけどね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「私はいつだって清貧だ!こんな、こんなキラキラしたものと違ってな!」
[メイン] GM : では、二人はそんなキラキラした少女に見覚えがあるか、【アイデア】を振って下さい
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=70 《アイデア》 (1D100<=70) > 33 > 成功
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=60 《アイデア》 (1D100<=60) > 47 > 成功
[メイン] GM : では、お二人はそのアイドルのことを思い出しますね。
[メイン] GM : 彼女の名前は木崎未尋(きざきみひろ)、ラヴァンジェの転移者自治領の出身者で、最近共立世界では知らないものは居ないほど有名になったアイドルです。
[メイン] リシス・レールストラ : 「中々可愛らしくて良いじゃないですか。あなたの相棒のZさんなんかよりもよっぽどかわいいですねえ。ほんとに。うん」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「この場でその名を出すな。興が削がれる」
[メイン] GM : 草
[メイン] GM : では、そんなところで
[メイン] GM : シークレットダイス ???
[メイン] GM : フリートン大統領が持っている端末に通話通知が来ますね。
[メイン] GM : あなた達の共通の友人白帆からの電話です。取りますか?
[メイン] ヴァンス・フリートン : 取りましょう
[メイン] 白帆 : 「もしもし? ちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど。今、暇よね?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「暇?この私がか?」
[メイン] 白帆 : 「まあ、ちょっとした人探しよ。ユピトルでの余興だと思って少し付き合いなさい」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「人探しだと?そんなものは警察にでも……」(ry)
[メイン] リシス・レールストラ : 「もしもし。変わりました。この出来損ない成金の助手でございます」
[メイン] リシス・レールストラ : 「ご依頼ですかね?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「だれが出来損ない成金だこら」
[メイン] 白帆 : 「あら、リシスじゃない。うん、電話じゃなんだから、直接会って話しましょう。場所は――」
[メイン] GM : という感じで喫茶店の店名を示されますね。その名前は喫茶ウィップアーウィルというお店です。
[メイン] リシス・レールストラ : 「賜りました」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「この私を歩かせる気か?ぜったいゆるさ」
[メイン] GM : 喫茶ウィップアーウィルはどうやら洋館を改造したようなところです。
[メイン] GM : 怪しげな雰囲気がムンムンしますね。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「この高級感溢れる店は。ふふ……ちゃんと心得ているではないか」
[メイン] リシス・レールストラ : 「別にあなたを歓迎するためのものではないと思いますけどね。でも、なんでしょうね?この雰囲気は……」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「私に何かあったらお前が責任もって治療しろよ。分かってるよな?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「ぺっ……」
[メイン] GM : それでは、喫茶店に入りますか?
[メイン] リシス・レールストラ : まぁ入るよね。この流れなら。
[メイン] GM : では、入って進んでいくと普通にカウンターがあり、そこにはコーヒーカップを片手にした白帆の姿がありました。
[メイン] 白帆 : 「早かったわね。空いてるから適当に座りなさい」
[メイン] リシス・レールストラ : 「恐れ入ります。では、お言葉に甘えて」
[メイン] GM : それではカウンター席に座ると二人の前にはいきなり湯気の上がるコーヒーが出現します。
[メイン] GM : 店員の姿は見えない。一体どういうことなのだろう?
[メイン] GM : 0/1でSANCです。
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=71 《SANチェック》 (1D100<=71) > 3 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=58 《SANチェック》 (1D100<=58) > 50 > 成功
[メイン] GM : 減少なし
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おい待て。店員はどうした、店員は?私を殺す気なのか?陰謀なのか?そうなのか?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「うるさいですよ。大統領?」
[メイン] 白帆 : 「まあ、このお店はこういうルールなのよ。ああ、『店員』は少なくとも私が居る限り何もしないから大丈夫よ」
[メイン] 白帆 : 「そんなことより、本題に入るけど良いかしら?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「どうぞ」
[メイン] 白帆 : 「あなた達、木崎未尋って知ってるわよね?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ああ、それがどうかしたのか?」
[メイン] 白帆 : 「彼女、いきなり居なくなっちゃったらしいのよ」
[メイン] 白帆 : 「定時に現場に来ないし、事務所にも、家にも居ない。携帯にも出ない……って状況」
[メイン] リシス・レールストラ : 「なるほど。それは大変ですね。あ、大統領は追求しなくていいですから」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「まだ何も言っとらんが……まぁいい。それで?」
[メイン] 白帆 : 「まあ、簡単な話。彼女を探すのを手伝って欲しいのよ。このまま見つからないと面倒なことになるのよね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「わかった。その依頼、このわたしが引き受けよう。こ の わ た し が な」
[メイン] リシス・レールストラ : 「本当は怖がってるくせに……」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「なにか言ったか?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「べっつに~?」
[メイン] 白帆 : 「あなた達がそう言ってくれて良かったわ。まあ、拒否されても無理やり協力させるつもりだったのだけど……」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「無理やり協力させられるほど、このわたしは弱くないよ。わたしを虐げて良いのは公王陛下ただひとり!」(;_;)
[メイン] リシス・レールストラ : 「あ、この男のムーブは気にしなくてよろしいので。続きを聞かせてください」
[メイン] ヴァンス・フリートン : ←冷や汗だらだら
[メイン] 白帆 : 「まずは事務所を調べて欲しいわ。私が『無理やり』事務所をこじ開けても良いんだけど、荒事にはしたくないから、二人の箔にお任せするわ」
[メイン] 白帆 : 「これは今までのどの任務とも違う。未尋は私たちの仕事だけでなく、理念にも大きく影響を及ぼす。失敗は許されない」
[メイン] 白帆 : 「ヴァンス・フリートン、リシス・レールストラ。準備は一任するわ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「私は君の部下ではないのだが……」
[メイン] リシス・レールストラ : 「かしこまりました。ミス・シラホ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「盛大な報酬を期待するぞ」
[メイン] 白帆 : 「もちろん、タダで協力してもらおうとは思ってないわ。ご褒美は用意してあるわ」
[メイン] 白帆 : 「じゃ、私は別ルートで調べを進めるから」
[メイン] GM : そういって、白帆は喫茶店を去りますが何かアクションありますか?
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ひとつだけ聞きたいことがある」
[メイン] 白帆 : 「ん?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「なぜ、そのキザキを気にかける?君ほどの者が動くほどのことなのかね?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「はぁ……」
[メイン] 白帆 : 「まあ、私が関わっている時点でどういう類のことかは分かるでしょう?」
[メイン] 白帆 : 「とはいえ、基本はただの人探しよ。今からあまり深く考えないでね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「きゅ~ん……」
[メイン] リシス・レールストラ : 「犬ですか?あなたは」
[メイン] GM : そんな感じであなた達は喫茶店を出るので良いですかね?
[メイン] リシス・レールストラ : おけ
[メイン] GM : えーそれでは
[メイン] GM : 喫茶から出た時、背後から「ありあうぉ おおいあいあ……」というくぐもった声が聞こえます。
[メイン] GM : 白帆が言っていた『店員』とは一体何だったのでしょうか?
[メイン] GM : それはともかくあなた達は木崎の事務所を目指すのでした。
[メイン] リシス・レールストラ : 「あのー、さっきから、なんでわたしの後ろに付いてるんですか?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「きききみが先導すべきだろう。この場合。わわわたしはしっかり分析しなければならんからね。うん!」
[メイン] リシス・レールストラ : 「あんたより戦闘技能ないんですけど……わたし」
[メイン] リシス・レールストラ : 「はぁ、しょーがないな、もう」
[メイン] GM : しばらくすると事務所が見えてきます。とはいえ、やはり警備が厳重でタダでは通してくれなさそうです。
[メイン] GM : 説得するなり、強行突破するなりを考えて事務所に入りましょう。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「君たち。そこをどきなさい」(直球)
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「学生理事会の世話にはなりたくないだろう?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「うるせえな……」
[メイン] 警備員 : 「なんですか、あなた達はいきなり!」
[メイン] 警備員 : 「ここは芸能事務所ですよ! 関係ない人間は入れません」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「これを見ても同じことが言えるのかね?社長でもなんでもいいから確認してみるがいい」
[メイン] ヴァンス・フリートン : というわけで、信用いいすか
[メイン] GM : どぞ
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《信用》 (1D100<=75) > 51 > 成功
[メイン] ヴァンス・フリートン : 高級感溢れまくる光り輝く身分証を見せつけます。
[メイン] ヴァンス・フリートン : この代紋が目に入らぬかと言わんばかりに。ぐいぐいと。
[メイン] GM : では、警備員はその身分証を確認し、あたふたしながら通してくれます。
[メイン] GM : あまり関わり合いになりたくなさそうで、すぐさま通してくれました。
[メイン] リシス・レールストラ : 「警備員さん。ごめんなさいね。公権力の濫用はだめだとおもいま~す」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「あいつの首あとで飛ばしてもらおう。うん」
[メイン] 警備員 : 「ぇ」
[メイン] GM : それでは二人はずかずかと事務所に入りますね。
[メイン] GM : 事務所の中は探索する箇所が3つあります。プロデューサー室、楽屋、資料室ですね。ただし、移動する際には事務所の人間に怪しまれないか幸運を振ってもらいます。失敗するとイベントが発生します。
[メイン] GM : 幸運は低い方の人を参照します。
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=65 《幸運》 (1D100<=65) > 50 > 成功
[メイン] GM : 良いですね、まずは何処に行きますか?
[メイン] リシス・レールストラ : 「やれやれ。このおっさんの派手なスーツが役に立ったかな……」
[メイン] リシス・レールストラ : 「とりあえず、プロデューサー?……というんでしたかね?この街の言葉では。それの部屋からあたってみるのは?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ああ、えらいやつをとっちめて早期解決だ。いくぞ!!」💢
[メイン] GM : では、プロデューサー室からです。
[メイン] GM : プロデューサー室には、人は居ない様子だ。
[メイン] GM : おそらく、プロデューサーは多忙で部屋にこもりっきりということも出来ないのだろう。
[メイン] GM : 高価そうな調度品とアイドルたちの写真が並ぶ部屋は、この部屋の主がいきなり急成長を遂げた成金であることを示している。
[メイン] リシス・レールストラ : 「業績は、良さそうっと。なるほどね~」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「分からんぞ?社長だけ儲けて逃げを打つとか普通にあるんだから」
[メイン] リシス・レールストラ : 「とりあえず、そのプロなんとかもいないようですし、調査しちゃいましょう。何か有力なものが出てくるかもしれないし」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「この私がコソ泥みたいな真似をするなんて」
[メイン] リシス・レールストラ : 「似たようなものだろうが……」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「何か言った?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「いいえ。何も?」
[メイン] リシス・レールストラ : アイドルの写真に目星
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=70 《目星》 (1D100<=70) > 15 > 成功
[メイン] GM : では、
[メイン] GM : リシスはアイドルの写真の中に異様な写真が混ざっていることに気が付きますね。
[メイン] GM : その写真はプロデューサーとコスプレ集団が混ざって映っている写真だ。黒装束に身を包んだ集団がプロデューサーの周りを囲っている。【オカルト】か【知識の半分】で詳細が分かります。
[メイン] リシス・レールストラ : 「この黒装束のやつら……怪しいねえ~」
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=50 《知識》 (1D100<=50) > 69 > 失敗
[メイン] GM : うーん、なんかコスプレ集団だなあって思います。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「よく分からんなぁ~」
[メイン] リシス・レールストラ : 「おまえさあ……ちっ。使えない野郎だよ」
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=33 《知識》 (1D100<=33) > 82 > 失敗
[メイン] GM : やっぱり、良く分からんですね
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「口の聞き方に気をつけなさいよ。この飛ばされちゃった医者崩れめ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「……次、見てみましょうかね」(ため息まじりに)
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ほう……これはなかなか。良い趣味してるじゃないか」豪華な調度品
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《目星》 (1D100<=75) > 27 > 成功
[メイン] リシス・レールストラ : 「そうですね。成金同士仲良くなれそうですね」
[メイン] GM : フリートンは調度品を眺めていると、その共通性が分かってきます。
[メイン] GM : その調度品のいずれにも何やら樹木のような、職種のような怪物の幹の部分から角が生えたような生物のなり損ないのような意匠が含まれていると。
[メイン] GM : 遠目から見れば高級そうな調度品ですが、何やら不穏な様相でもあります。
[メイン] GM : 【オカルト】or【知識の半分】で情報が出ます。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「……ふむ。あの写真といい、これといい、なかなかおもしろいものだな」
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=33 《知識》 (1D100<=33) > 75 > 失敗
[メイン] リシス・レールストラ : 「うーん……な~んか、違和感あるんだよなぁ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=50 《知識》 (1D100<=50) > 5 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] GM : あおおおおおおおお
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ほうほう……これはこれは」
[メイン] GM : フリートンはその意匠を見つめていると、調度品の裏に開けられそうな小扉がついているのに気が付きます。これは時計ではなくオブジェなので、おそらく中に何かが収納されているのでしょう。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おい、これを見てみろ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 開けます
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おい!不用意に開けるんじゃない。爆発したらどうする!!」
[メイン] リシス・レールストラ : 「そうはならんだろ。貸して!」
[メイン] GM : 開けると、その中には古びたパピルスの巻物が赤い紐で括られて収められています。
[メイン] GM : それを開くと達筆な文字でこのように書いてありました。
[メイン] GM : イア・イア・黒き精霊よ
母を呼び出し、我々の目的を果たせ
その蹄を震わせて、狂喜の声を満たせ
この地に豊穣を満たしたまえ
我らが神を降臨させよ
[メイン] リシス・レールストラ : 「あ~……そっか。そういう類のやつなのか?それとも壮大なストーリー構成の一環なのか……」
[メイン] GM : フリートンはこれを読んで気づきます。
[メイン] GM : 黒き精霊……その言葉には聞き覚えがあります。
[メイン] GM : ユピトルの各地で活動をする新宗教の「黒い仔山羊教団」、彼らが街頭で布教する際に言っているのが「黒き精霊」であることを知っています。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ああ、それ怪しいやつだぞ。公共局の奴らが色々報告を上げてきたからね。よくある新興宗教の類だろう」
[メイン] リシス・レールストラ : 「だろうってなんですか。だろうって」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「大統領は忙しいのだ。そんな些末なことに一々首を突っ込んでられるか」
[メイン] リシス・レールストラ : 「いやいやいや。ぜってーやべーやつですって!!!手がかりですよ。手がかり!」
[メイン] GM : それでは、プロデューサー室から得られる情報はこれくらいですね
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「そんな煩くされんでも分かっとるわい。ちゃんと記録付けとくから。次行くぞ次!」💢
[メイン] ヴァンス・フリートン : 資料室
[メイン] GM : では、幸運を
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=65 《幸運》 (1D100<=65) > 83 > 失敗
[メイン] GM : それでは、事務所の職員に二人は呼び止められますね。
[メイン] 職員 : 「あれ? 君たちって、誰だっけ?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「誰、だと?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 信用の圧力いいすか
[メイン] GM : いいっすよ
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《信用》 (1D100<=75) > 77 > 失敗
[メイン] GM : お前に信用はない
[メイン] 職員 : 「怪しいな」
[メイン] リシス・レールストラ : 「あんたに信用なんてない。……ええとですね。職員さん。私達、最近ここに入ってきたばかりのコンビでして。勉強がてら施設内を見て回ってるんですけど。なにかまずいことでもしましたかね?」
[メイン] リシス・レールストラ : そう言いながら、ヴァンスの足を踏みつける
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「あ、ああ……すいませんな。つい役が入ってしまったもので」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「しっかり事前確認もしとかないと、本番でやらかしてしまいそうだし。右も左も分からないもので~」(この野郎、あとでぶっころしてやるからな!ぶっころしてやるからな!!!)
[メイン] GM : では、【言いくるめ】で
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《言いくるめ》 (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] 職員 : 「あ、そうだったんだ……ごめん……そういう話は聞いて無くて。いっつもこうだからな、あのプロデューサーは」
[メイン] GM : 今回は特別ルールで1クリはチケットにしておきます。
[メイン] GM : 今回、クリティカルチケットは好きなロールに対して適用し、リロールを可能にするということにします。
[メイン] GM : それでは、資料室ですね。
[メイン] GM : 昔のアイドルの資料や新聞雑誌の切り抜きなどがある部屋です。
[メイン] GM : ここでなら木崎のことも詳しく調べられるでしょう。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「あ~あ~、かったりいなぁ~。もうおまえが全部やれよ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「了解です。あとで公陛下に言いつけときますね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「冗談だよ?そんな、物騒な」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 資料に目星
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《目星》 (1D100<=75) > 41 > 成功
[メイン] GM : では、フリートンはめぼしい記事を見つけますね。
[メイン] GM : 木崎の握手会で迷惑行為があり、しつこい追っかけが逮捕されたという記事です。そのファンの名前は茂野という名前で、迷惑行為禁止条例での罰金刑を受けたという記事でした。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「くだらん事件だ。なんで私がこんなこと……ぶつくさぶつくさ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「ふむふむ。なるほど。ちゃんと記録付けといてね。じゃ、次、これね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 新聞雑誌に
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《目星》 (1D100<=75) > 23 > 成功
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ねえ!?せめて敬語は使おう?せめてさ?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「うるさい。おら、キリキリ働け」
[メイン] GM : 今度は別の記事にこの事務所のプロデューサーと新興宗教の幹部が関係があるという記事が見つかりますね。黒い仔山羊教団の名前が上げられていますが、その記事は一応「デマ」と書かれたラックに入れられていました。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「見たところ、どうやらこの事務所のプロデューサーと例の宗教とは関係があるようだな?あくまでも、可能性として、だがね」
[メイン] リシス・レールストラ : 「報告ご苦労。しっかりと記録しとくように」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「しばくぞ」
[メイン] GM : 資料室の情報はこれくらいですね
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「まったく。それで?次は楽屋かね?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「うん。さっきそう伝えたよね?ばかなの?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「口が悪くなってるよ。きみ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : いきましょう
[メイン] GM : では、【幸運】ですね
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=65 《幸運》 (1D100<=65) > 63 > 成功
[メイン] GM : では、まあ見つからずに楽屋に入ることが出来るんですが
[メイン] GM : 楽屋にはアイドル衣装を着た女の子が一人座っていました。
[メイン] リア : 「ん、あなた達は?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「あ、どうも。最近入ったばかりの新人で、ザ・ガチンコロフィルナーズといいます~」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「」
[メイン] リア : 「ふーん」
[メイン] GM : あまり興味がない様子です。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「君は、いや、先輩殿はここで何を?収録前の休憩ですかな?」(聞き方下手)
[メイン] リア : 「ま、これから仕事だからね。地方巡業なんて大した金にもならないのにさ」
[メイン] リア : 「未尋ちゃんはどこでも引っ張りだこだから良いよね。ま、仕事すっぽかしてどっかいっちゃったらしいけど」
[メイン] リシス・レールストラ : 「もしかして、もしかすると、あ、あのあの!木崎様と同じチームの方でしたか!?」(聞き方下手すぎる)
[メイン] ヴァンス・フリートン : (うわ~、猫被ってる~。きしょくわる~)
[メイン] リア : 「や、私なんか未尋ちゃんの足元にも及ばないよ。あの子はずっとピンでやってるしね。色々変な噂は聞くんだけど、それくらいだよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「なるほどですなぁ。あのような偉大な方に追いつくのは並大抵のことではありませんな。我々も頑張りませんとな。。。ところで」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「その木崎様は、いま、どちらに?もしよろしければ、この若輩者にプロの演者のスケジュールというものをご教授頂けるとありがたいのですが……」
[メイン] リシス・レールストラ : (うっわ。猫被ってる~。きっしょ~)
[メイン] リシス・レールストラ : 「んもう。そんな気安く聞いて良いことじゃないでしょ~。すいません、このおっさんはほんとにもう怪しさしかなくて」
[メイン] リア : 「まあ、別に同じ事務所だし知ってても良いんじゃないかな」
[メイン] ヴァンス・フリートン : (ちったあフォローしろよ)()
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おお、有難うございます。有難うございます」
[メイン] リア : 「えーっと、未尋ちゃんのスケジュールはねー、今日は朝からテレビ収録だったんだけど、結局事務所に来なくてね」
[メイン] リア : 「ああ、そういえば、昨日もそそくさと帰っちゃってたし、何かあったのかなあ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「なるほど?ご自分から出ていかれたのですか?あれほど有名な方が……?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「護衛も付けずに?」
[メイン] リア : 「なんか警備がいつも家まで送るんだけど、それも無く帰っちゃったんだよ。売れてる売れてない関係なく付けるルールなんだけど、昨日の未尋ちゃんは警備を付けようとしたマネちゃんにキレてたんだよねえ」
[メイン] リア : 「やっぱり、何かあったに違いないんだけど、あれだけ天上人だと何があったか考えるのも無茶って感じ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「それは只事ではありませんな。まぁ、あれほどの方ですから、色々あるのかもしれませんね」
[メイン] リシス・レールストラ : 「大変そう~」
[メイン] リシス・レールストラ : あたま悪いふりしながら心理学とかしてもろてええですか
[メイン] GM : おk
[メイン] リシス・レールストラ : 75
[メイン] GM : シークレットダイス ???
[メイン] GM : では、フリートンはリアが特に騙したり、故意に情報を出さないようにしているわけではなく、本当に木崎のことを良く知らないのだと分かります。
[メイン] リシス・レールストラ : (言いながら、ヴァンスに目配せする)
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「教えて頂きありがとうございました。ちなみに、なのですが~……変な噂とはどのようなものなのでしょう?いえね、有名人なら、誰しもあることないこと言われるでしょうし、特に他意はないのですが」
[メイン] GM : ここで休憩入れます。
[メイン] ヴァンス・フリートン : おk
[メイン] リア : 「未尋ちゃんは特定のファンとあまり良くない関係になってるんじゃないか~って噂とか有名だよ。ま、大物になると色んな人と付き合うから、そんな中で誤解されたりしてこういう噂は出てくるよね~」
[メイン] リシス・レールストラ : 「そうなんですね。特定のファンといえば、茂野とかいう奴が粘着してて大変だったそうですね。怖いですねえ~」
[メイン] リア : 「あ~茂野!」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「まったく、けしからん輩ですな!」
[メイン] リア : 「そういえば、さっきマネちゃんが警察から事務所に茂野のこと聞かれてたんだよね。良く分からないんだけど、茂野も失踪したみたいでね」
[メイン] リア : 「それで、これは私の憶測なんだけどさ……」
[メイン] リシス・レールストラ : 「うんうん」
[メイン] リア : 「もしかしたら、アイツが未尋ちゃんを拉致したんじゃないかってさ……」
[メイン] リシス・レールストラ : 「あ~……なきにしもあらず」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「なるほどですなぁ。それで、プロデューサー殿はいまどちらに?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「さっきから探してるんですけど、なかなかみつからないんですよね~。大事な打ち合わせがあるのに。まったく、これじゃ仕事になりませんよ~」
[メイン] リア : 「プロデューサーなら、未尋ちゃんが居なくなってから大忙しだよ。色んなところにお話とお詫びと報告に手続き、しかもそれを週刊誌記者に感づかれないようにやんなきゃだからねー事務所には居ないんじゃないかなあ」
[メイン] リア : 「君たちも大変だねえ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「あ~ね。タイミング悪いなぁ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ありがとうございました。すいませんね。休憩中に」
[メイン] リシス・レールストラ : 「ありがとっした~」
[メイン] リシス・レールストラ : 言いながら、部屋に目星
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=70 《目星》 (1D100<=70) > 5 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] GM : ク、クリティカルゥ!?
[メイン] GM : じゃあまあ良いでしょう。
[メイン] GM : リシスは楽屋から去り際にリアの机に置いてあるものにふと目を向けます。
[メイン] GM : そこにはメイク道具などが置いてあるのですが、一つ像が置いてありました。
[メイン] GM : それはプロデューサー室で見た調度品にある意匠と同じものです。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おや。これは何やら趣がありますね。これも、お仕事に使われるのでしょうか?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「えー、なにこれー?ほしー」★
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「こらこら。汚い手で触るんじゃないよ。失礼だろう?」
[メイン] リア : 「ふーん、それが気になるんだー?」
[メイン] リア : 「なんかプロデューサーから貰ったんだけど、気味が悪くてさー」
[メイン] リア : 「欲しいなら持って行ってもいいよ~」
[メイン] リシス・レールストラ : もらいます
[メイン] リシス・レールストラ : 「いいんすか?え、まじ?やったぁ~」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おいおい……」
[メイン] リシス・レールストラ : 「こういうなんかこう、へんてこりんなのが好きなんですよ。飾りたくなるっていうかぁ~」
[メイン] ヴァンス・フリートン : (おまえそんなキャラじゃねえだろ)
[メイン] GM : それでは、これで楽屋の情報は以上となりますね。
[メイン] GM : 二人は楽屋を後にするのですが、まあ【聞き耳】をここで振って下さい
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《聞き耳》 (1D100<=75) > 45 > 成功
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=70 《聞き耳》 (1D100<=70) > 19 > 成功
[メイン] GM : それでは、楽屋のドアをバタンと閉めたと同時に背後のドアの向こうからリアの「ちょっと~なんか変なの来てたんだけど~? いい加減、プロデューサーには新人の扱い方を――」という声が聞こえてきます。
[メイン] GM : 二人はやれやれと思いながら、その場を去ることでしょう。
[メイン] リシス・レールストラ : 「手がかりみっけ。うぇひひ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「捨てろ。そんなもん」
[メイン] リシス・レールストラ : 「なに言ってるんですか。貴方らしくもない。これが使える可能性というものを想定しなさいよ。異常者らしくさぁ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「誰が異常者だ」
[メイン] GM : 二人はこれ以上事務所で探るものはないと確信すると、面倒なことになる前にそそくさとその場を後にすることでしょう。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「私は大統領だぞ!なんであんな奴らにあたまを下げにゃ……ぶつぶつ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「知名度低くてよかったね。大統領閣下」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おまえ……本当にあれするぞ」
[メイン] GM : 事務所を出ると、白帆と出会いますね。
[メイン] リシス・レールストラ : 「お、ちょうど良いところに」
[メイン] 白帆 : 「こっちも、そろそろ出てくるんじゃないかと思っていたわ」
[メイン] 白帆 : 「どう? 手掛かりは見つかった?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「みつけたみつけた!超みつけたよ~」
[メイン] リシス・レールストラ : 今までの経緯と手に入れたものを共有します
[メイン] 白帆 : 「ふむ、なるほど」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「そんなわけで、この私が苦労して手に入れた情報なんだ。少しは労ってもらわんとな」
[メイン] 白帆 : 「ま、それはこの事件が解決してからね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「面倒くさい。あとのことは特異収集局の部下にでもやらせれば良かろうに」
[メイン] リシス・レールストラ : 「あ、説明を続けて。どうぞ」
[メイン] 白帆 : 「ともかく、情報から考えるに『教団』が怪しいのは間違いないわね」
[メイン] リシス・レールストラ : 「そうですねぇ」
[メイン] 白帆 : 「次は教団の建物に探りを入れるのが良さそうね」
[メイン] リシス・レールストラ : 「そらきた。ほ~ら、だから言ったでしょ。役に立つ想定をしろとあれほど。ほんとこのおっさんは普段疑り深いくせに使えない無能なんだから~」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ぐぬぬ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「あ~はいはい。わかったよ。そんなもんはどこぞの機関にでもやらせればよかろうに。わかりましたよ!やれというのだろう?やってやるよ畜生め」
[メイン] 白帆 : 「うちの職員にやらせると、街一個消し飛んだりするからやりたくないのよね~」
[メイン] 白帆 : 「ほら、特異収集局って特異を扱うのが得意ってね?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「随分と物騒なことを言うのだね……」
[メイン] 白帆 : 「笑え」
[メイン] リシス・レールストラ : 「おもしろすぎるだろ。局長がそんな事言うなんて、意外です」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「なにが面白いんだ?さっぱり分からんぞ」(←日本人ではない)
[メイン] 白帆 : 「あら、私だってユーモアくらい言うわよ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「大統領もさぁ、もっと見習いなさいよ?いっつも偉ぶってないで、たまにはピエロ芸でも披露しませんと」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「殴るぞ」
[メイン] GM : さて、それでは教団にカチコミDA!
[メイン] ヴァンス・フリートン : うぇい
[メイン] GM : ----
[メイン] GM : 例の通り、白帆は「別ルートで~」と言って、違うところに行ってしまいました。
[メイン] GM : 二人は「黒い仔山羊教団」の事務所に近い支部の前に来ています。
[メイン] GM : ゲートの前に警備が居るのでタダでは入れてもらえなさそうです。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ちゃんと許可取って活動してるんだろうな。こいつら。あと、分かってると思うが」
[メイン] リシス・レールストラ : 「コードネームでしょ。分かってますよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「そうだ。これから我々はコードネームで呼び合うのだ。できるだけ穏便に潜入し、ことの真相を暴かねばならんのだから。失敗したら、あとが怖い」くどくどくどくど
[メイン] リシス・レールストラ : 「何年あんたの担当医やってると思ってるの?私がリールで、あんたがブリトン」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「そういうことだ。強行突破はなるべき避けるべきである。分かったならいくぞ」
[メイン] 警備員 : 「おい、そこのお前たち! こそこそと何している!! 用がないなら門の前から立ち退け!!!」
[メイン] リシス・レールストラ : 「随分と物騒ですねえ~。そうやって、入信希望も撥ね付けるの?」
[メイン] リシス・レールストラ : 像を取り出します
[メイン] 警備員 : 「うっ、それは……!」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「噂通りの立派な教団だね。私達は君らの教えを請いたくてここに来たんだ」
[メイン] 警備員 : 「なるほど……怪しい者ではないのは分かったが、アポは取っているのか?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「アポ?ああ、失敬。あまりにも教団の活動が素晴らしかったものだから、つい飛び込みで来てしまったよ。でもな、私達は普通の民間人ではないんだ。必要ならそれなりの身分証明を提出することだって出来る。取り合ってはもらえないだろうか?」
[メイン] リシス・レールストラ : (よく口がまわるおっさんだなあ)
[メイン] 警備員 : 「な、なるほど……まあ良いだろう。すぐに中に通そう」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ありがとう」
[メイン] GM : 教団の敷地内は職員棟と祈りの館に大きく分けられているようで、どうやら一般信徒は祈りの館に向かうのが普通のようです。
[メイン] GM : ちょうど礼拝の時間なのでしょう。建物の外はしんとしており、奇妙な意匠の彫像も寂しげに立つだけです。
[メイン] リシス・レールストラ : 「意外とガバガバなんですねえ。ここの警備」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「分からんぞ。あえて通してみせた可能性もある」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 小声で話している想定でお願いします
[メイン] ヴァンス・フリートン : 案内に従って進みますよ~
[メイン] GM : それでは皆さんは祈りの館へと入っていきます。
[メイン] GM : 中に入っていくと、大声で何かを詠唱している声が聞こえます。
[メイン] GM : それは一人の声ではなく、多人数の声であることに二人は気づきます。
[メイン] GM : そして、更に足を踏み入れるとその異常な状況が分かってきます。
[メイン] GM : 木崎を中心に多くの信徒が一つの言葉を唱える。
[メイン] GM : 「イア・イア・シュブ・ニグラス!イア・イア・シュブ・ニグラス!」
[メイン] GM : 「復活の時は着た!我々に豊穣を与えよ!」
[メイン] リシス・レールストラ : 「おうおう、やってるねえ~」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「こういう面倒な事案に経験がないわけではないが。いつ遭遇しても慣れないもんだ」
[メイン] GM : 異様な状況に遭遇した二人は1/1d3でSANCです。
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=71 《SANチェック》 (1D100<=71) > 8 > スペシャル
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=58 《SANチェック》 (1D100<=58) > 29 > 成功
[メイン] system : [ ヴァンス・フリートン ] SAN : 71 → 70
[メイン] system : [ リシス・レールストラ ] SAN : 58 → 57
[メイン] GM : びっくりしたのもつかの間、あなた達はくらりという感覚を覚えます。身体の端から痺れていくような間隔、それは信徒たちの円の中心に居る木崎真尋の唇の動きとともに深まっていくように感じる。
[メイン] GM : POW*5で判定して下さい。
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=13*5 《POW×5》 (1D100<=65) > 84 > 失敗
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=14*5 《POW×5》 (1D100<=70) > 8 > スペシャル
[メイン] GM : では、フリートンは足を踏ん張って、耐えることが出来る。しかし、リシスはどんどんその木崎の詠唱に魅入られていく。動けない。抜け出したいのに。
[メイン] リシス・レールストラ : 「ちょ、ちょっとまって……うぅ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ふん……どうせこんなことだろうとは思ったがね。小賢しい奴らだ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「て、おい、聞いてるのか?」
[メイン] リシス・レールストラ : ふら~★
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「完全にやられおって。バカが」
[メイン] GM : 木崎はあなた達に気づいて、舞台から降りてくる。そんな中でも信徒はまるでそうすることしか出来ないように「イア・イア!」という声を続けていた。
[メイン] 木崎未尋 : 「あなた達、何なの?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「君こそ、こんなところで何をやっているんだ?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「事務所の人達が心配してたぞ?」
[メイン] 木崎未尋 : 「……事務所の人間が心配なんかするはずない……」
[メイン] 木崎未尋 : 「アイドルは人々に愛される仕事だと思っていた。でもそれは真の私を愛すということではなくて、借り物の仮面を愛してもらうってことだった」
[メイン] 木崎未尋 : 「それだけなら良かったけど、そうしてもなお私を愛せなかった人たち、そして嫉妬する人たちが居た。じゃあ、私がここまで大物アイドルとして成り上がった意味って何なの?」
[メイン] 木崎未尋 : 「プロデューサーが関わっていた新興宗教はくだらないお遊びだと思っていた。プロデューサーだって、最初はビジネスのためだったはず」
[メイン] 木崎未尋 : 「でも、私はここで真の奇跡を見た。しかもその奇跡は、私の目的にそぐうものだった」
[メイン] 木崎未尋 : 「ねえ、フリートン大統領。皆が治世者を愛してくれたら、素晴らしい世界だと思わない?」
[メイン] 木崎未尋 : 「私はこの力、シュブ・ニグラスの加護を受けて、この共立世界を愛で包む」
[メイン] 木崎未尋 : 「ユピトルだけじゃない、セトルラームもオクシレインも、ラヴァンジェも帝国も……」
[メイン] 木崎未尋 : 「下らない対立や同盟はみんな解体されて、皆が私を愛して、その愛のもとに平和な世界が出来るの。裏切りや嘘つきの居ない素敵な世界」
[メイン] 木崎未尋 : 「良いでしょ?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : タバコに火を付け、ゆっくりと吸い込み、そして吐き出す
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「共立世界とは、文字通り共立を意味する言葉である。そして、その共立の在り方を巡る闘争と議論によって多くの犠牲が生じたことは君も知っているだろう。賢い君ならな」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「君の言う通り、私は大統領だ。しかも自らが掲げた公約を果たせず、影響力も低下して久しい類のな。それでも、こうして公の職に付いているのは何故か?それはな……」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 一服ついて、間を置く。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「かつての権力を完全に取り戻したいからだよ。何者にも侵されることのない、そんな力をだ。君の言う通り、嘘偽りのない世界を築くのは素晴しいことだ。しかし、それは断固たる意志とビジョン、そして自らの手を血で汚す覚悟が必要となる」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「さて、超常的な現象だけで人々の心を掴むのは容易いことではない。この世界の仕組みは、君が思っている以上に強大で、大国の指導者たる力をもってしても容易には覆せないだろう」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「わたしが何を問うているのか。君に理解できるかな?」
[メイン] 木崎未尋 : 「……私は元よりこの世界を変えるために力を使っているの。その理念の元では共立機構ですら、生ぬるい。私の答えはそういうことなの」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「生ぬるい。まったくもって同感だね。だが、それを変えるには並々ならぬ工夫が必要でな。私達はそれを正しく実行しなければならない」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「お嬢さんには難しかったかな?もう少し分かりやすい表現にしてあげよう」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「君たちの分かりやすくて純粋すぎる理想など、赤子の手をひねるに等しい児戯である」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「大人を舐めてはいけないよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「もうひとつ、聞いておこうか。お嬢さんがアイドルを志したのはなぜかな?自分が愛されたいから?自分を愛さない世界が憎いからかね?」
[メイン] 木崎未尋 : 「……」
[メイン] GM : 木崎は顔を一瞬歪ませる。しかし、自分の心に現れた疑念を振り払うように首を振って、フリートンをまっすぐ見つめる。
[メイン] 木崎未尋 : 「私はアイドルがもっと綺麗な存在だと信じていた。でも、現実は違っていた。」
[メイン] 木崎未尋 : 「私には現実を正しくする力がある。分かってもらおうだなんて思ってない。だから――」
[メイン] 木崎未尋 : 「邪魔をするなら、消えてもらう」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「結構。その小さな器で私の言葉を受け止められないのなら、それも仕方のないこと。まぁ、アイドルとは人々に夢を届けるものだと聞いてはいたのだがね。この程度のことで自暴自棄に陥っているようでは世界を救えるとも思えんからな。その手を取ってやる市場価値もないわけだ。良いかね?お嬢さん。一度しか言わないから、よく聞きなさいよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「このヴァンス・フリートンが直々に教育してやるから、かかってくるがいい。見込みがないとあらば、死あるのみだがね」
[メイン] リシス・レールストラ : 「なんか、言ってるなぁ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「話は聞いていたよ。よく分からんけど、処置して連れ戻すかあれするなりすればいいんだろ?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「医者とは思えん言葉だ。まぁいい。ほれ、お嬢さん、やるならやってみろ?自己分析もまともにできんような子供が、一体どんな芸を披露してくれると言うんだ?見ものだぞこれは」
[メイン] GM : それでは、木崎は好き勝手言っているあなた達を睨みつけ、拳を握ります。
[メイン] 木崎未尋 : 「さっきから言わせておけば……ッ!」
[メイン] 木崎未尋 : 「黙れ――ッ!」
[メイン] GM : そういって、木崎はあなた達に握っていた拳を開いて、手を差し向ける。
[メイン] GM : 【DEX*3】で判定して下さい。
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=10*3 《DEX×3》 (1D100<=30) > 36 > 失敗
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=11*3 《DEX×3》 (1D100<=33) > 83 > 失敗
[メイン] リシス・レールストラ : トイレ離席
[メイン] GM : それではあなた達は入ってきた時よりも強い力が精神を蝕むのを感じます。目に見えない力があなた達の精神をがんじがらめにしてしまう。
[メイン] GM : そして、視界の先には自分の力に溺れながら狂った笑いを浮かべる木崎。
[メイン] GM : 目もぼやけてきて、力に飲み込まれると思ったその瞬間――あなたたちの視界は一瞬でクリアに戻り、身体の自由も回復する。
[メイン] 白帆 : 「あら、盛り上がってるじゃない」
[メイン] リシス・レールストラ : 「なんだ?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「……ふむ。おいでなすったか」
[メイン] 木崎未尋 : 「……っ!? 私の精神掌握を無効化した!?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「ふい~。こんな子供にしてやられるなんて、格好つかないじゃないの。流石だね」
[メイン] 白帆 : 「まあ、この案件は私の責任だから。あなた達だけに任せるつもりは更から無いのよ。フリートン、リシス、あとは”いつも通り”やるだけよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「いつ通り、ね。では、いつも通りに事を進めるとしようか。それにしても、こんな子供の相手をさせられるなんてな。こんなやつは託児所にでも預けておけば良いものを」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 銃を取り出します
[メイン] ヴァンス・フリートン : ついでにタバコもポイ捨て
[メイン] リシス・レールストラ : 「いつも通りもなにも、私戦えないんだけどね。まぁいいや。回復役なら任せなさい」
[メイン] GM : 【戦闘開始】です。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ほれ、これが何か分かるか?現代文明の利器だぞ」
[メイン] リシス・レールストラ : (殺す気まんまんなのでは……?変なことするようなら止めないとなぁ。それにしても、厄介すぎるが)
[メイン] GM : では、DEX順行動を行います。
[メイン] GM : 白帆のターン
[メイン] 白帆 : 「まあ、こういうのはあまり好きでは無いのだけど」
[メイン] 白帆 : 木崎に組付を試みます
[メイン] 白帆 : CCB<=25 【組み付き】 (1D100<=25) > 94 > 失敗
[メイン] GM : 危な
[メイン] GM : リシスのターン
[メイン] リシス・レールストラ : ぱんち
[メイン] リシス・レールストラ : 「目ぇ覚ませ!」
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=50 《こぶし(パンチ)》 (1D100<=50) > 28 > 成功
[メイン] GM : 木崎の回避
[メイン] 木崎未尋 : ccb<=25 【回避】 (1D100<=25) > 73 > 失敗
[メイン] GM : ダメージどうぞ
[メイン] GM : ■1d3-1d4
[メイン] リシス・レールストラ : 1d3-1d4 (1D3-1D4) > 3[3]-2[2] > 1
[メイン] GM : では、リシスの拳は木崎に確かにダメージは与えますが、まだ彼女の意志は折れていないように見えます。
[メイン] system : [ 木崎未尋 ] HP : 13 → 12
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「医者らしく、もう少し専門性のある言葉を紡ぐのかと思ったら。微笑ましいやり方だ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「私の専門は消化器内科だ。ケアマネでもなければ精神科医でもない。期待するんじゃないぞ」
[メイン] GM : では、フリートンのターン
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「まったく、こんなやつは一度痛い目を見て泣けばいいんだよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : ぶっきらぼうに発砲します
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《拳銃》 (1D100<=75) > 100 > 致命的失敗
[メイン] GM : ばかやろおおおおおおおおおおおおおお
[メイン] ヴァンス・フリートン : 草
[メイン] GM : 普通のファンブルならまだしも100ファン
[メイン] GM : そうですね、クリティカルチケットがあるのでそれで相殺することが出来ることを先にお伝えしておきます。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 使うぞ
[メイン] GM : それでは、リロールどうぞ
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《拳銃》 (1D100<=75) > 78 > 失敗
[メイン] GM : まだ、普通の失敗だから良かろう
[メイン] GM : それではフリートンは賑やかしに一発、横をそれた銃弾で木崎はあなた達を一層睨めつける。
[メイン] GM : 木崎のターン
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おいおい。怯えて喚き散らさないのか?変なところで根性あるんだな?」
[メイン] 木崎未尋 : 「これまで十分泣いてきた……この力があればもうなく必要は無いはずなのに……」
[メイン] 木崎未尋 : ターゲット選択
[メイン] 木崎未尋 : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] 木崎未尋 : ターゲットはフリートン
[メイン] 木崎未尋 : ccb<=35 【呪文攻撃】 (1D100<=35) > 96 > 致命的失敗
[メイン] GM : どうなってんの?
[メイン] ヴァンス・フリートン : 素敵
[メイン] GM : この卓だけなんかダイスボット改造されてる?
[メイン] GM : 木崎はフリートンの挑発に乗ったがあまり自分を呪文攻撃の対象にしてしまいます。
[メイン] 木崎未尋 : 1d3+2 【呪文攻撃ダメージ】 (1D3+2) > 3[3]+2 > 5
[メイン] GM : 最大ダメージ!w
[メイン] system : [ 木崎未尋 ] HP : 12 → 7
[メイン] GM : 木崎はギリギリのラインで意識を保ち踏ん張ります。誤爆が大分身体に響いている様子です。
[メイン] 木崎未尋 : 「くっ……!」
[メイン] リシス・レールストラ : 「あのさあ、このおじさんの言う事がむかつくのは分かるけど、冷静になってお姉さんとお話してみない?」()
[メイン] GM : クリティカルとファンブルが合計で4回出てるので、GMは発狂しました。
[メイン] 木崎未尋 : 「残念だけど、決着は結局実力で付けないといけないの。アイドル業界も結局はそうだった」
[メイン] ヴァンス・フリートン : ←そして、こいつはくつくつ笑っています。人の心ないんか?
[メイン] 木崎未尋 : 「正しい考えを持つものが、絶対的な実力で正義を敷設する。いつだってそうでしょ?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「意固地な娘だね。やれやれ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「己の実力を見誤ると、わたしのように犬扱いされてガス抜き要員にされちゃうんだぞ~」
[メイン] GM : 白帆のターン
[メイン] 白帆 : 「殺すのも勿体ないから、取り敢えず私はしぶといなりの仕事をしておくわ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「手加減しときなさいよ。一応、か弱い娘さんなんだから……」
[メイン] 白帆 : CCB<=25 【組み付き】 (1D100<=25) > 62 > 失敗
[メイン] 白帆 : 「まあ、これならこれで」
[メイン] GM : リシスのターン
[メイン] リシス・レールストラ : 「ちょっとちょっと。まだやるの?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「目ぇ覚ませ!!」
[メイン] リシス・レールストラ : パンチ
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=50 《こぶし(パンチ)》 (1D100<=50) > 7 > スペシャル
[メイン] GM : 木崎の回避
[メイン] 木崎未尋 : ccb<=25 【回避】 (1D100<=25) > 33 > 失敗
[メイン] GM : ダメージどうぞ
[メイン] リシス・レールストラ : 1d3-1d4 (1D3-1D4) > 2[2]-4[4] > -2
[メイン] GM : マイナスダメージは無いので、0ダメージです。
[メイン] GM : リシスの拳は力いっぱいに放たれるも、その小柄さから撃ち出される力には限界があったようだ。木崎はパンチを受けてもびくともしていない。
[メイン] GM : フリートンのターン
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「見込みなしということだな?分かった」
[メイン] リシス・レールストラ : 「……!」
[メイン] リシス・レールストラ : リシスはヴァンスの腕を強く掴み、首を振る。片眉を上げ、心底怒りに満ちた視線を彼に向けている。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「……何をする?その手を離すんだ」
[メイン] リシス・レールストラ : 「公王陛下に言いつけるぞ!!!!」💢
[メイン] ヴァンス・フリートン : 深いため息をついてから、凶器を持つ腕を下ろした。そして。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「最後通告だ。お嬢さん」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「……今一度、君がアイドルを志した理由を聞かせてくれ。事と次第によっては、君のその薄弱な理想を支援してやらんこともない。どうだね。悪い話ではなかろう?」
[メイン] GM : 木崎はその言葉を聞いて、一時逡巡したような表情を見せる。
[メイン] GM : 白帆はその状況を注視しながら、白けたような微笑みを顔に浮かべていた。
[メイン] 木崎未尋 : 「私は……私は嘘偽りのなく、皆に愛され、その愛する人達が幸せになれる世界を作りたい……! そして、それがアイドルの仕事――いや、役目、使命なの!」
[メイン] 木崎未尋 : 「暗くてドロドロした世界が現実と言うなら、それはあまりにも寂しすぎる。だから、私は変えようとした……この力を使って……!」
[メイン] 木崎未尋 : 「あなたに私のこの思いを解決できるというの……?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「容易いことではないな。何故なら、それは、先程も伝えたように並々ならぬ工夫が必要になるからね。良いかね?お嬢さん。今からおじさんが言うことを、よく考えて聞くんだよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「嘘偽りのない世界を望むのなら、現実と直視すべきである。そして、その現実に押しつぶされそうになったなら、一度初心に立ち返ってみると良い。君のその志が本物であるならば、おのずと答えは見えてくるだろう。……さて、そのようなやり方は嘘偽りのない世界を築くにあたって正しい選択となるだろうか?よおく、考えてみると良い。力を振りかざして従わせるだけなら、この私の方が遥かに適任である。なぜなら私には現実と直視する心構えと実績があるからだ。君なんかよりも遥かにスマートな方法で成し遂げられるだろうからね。この経験豊富な、大人流のやり方でな」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「君には、このおじさんがどのように映る?君がこれまでに直面してきたであろう、薄汚い大人そのものとは思わないかね?同類になりたいのなら、止めはせんがね。……さて。君の答えを聞かせてもらおうか?」
[メイン] 木崎未尋 : 「……こんなことまでしてしまった私が戻れるなら……それもまた悪くないかも……しれない……」
[メイン] GM : 木崎の様子は先程までとは変わって、更に勢いが削がれたように見える。悩んでいるのだろう。純粋さから離れて、現実を見つめることの恐ろしさを自分一人で背負わなければならないのか、そう思うと今のまま夢の中で目的を果たしたほうが自分は楽だ。だが、それはフリートンの言う通り、本当に「正しい」のか。
[メイン] GM : リシス、【アイデア】を振って下さい
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=70 《アイデア》 (1D100<=70) > 7 > スペシャル
[メイン] GM : それでは、リシスはそんな木崎の様子を見て気づきます。
[メイン] GM : 彼女は急成長して大物アイドルになった。しかし、いつの間にか周りに支えるべき人が居なくなっていたのではないか。
[メイン] GM : リシスが話を聞いたリアでさえ、彼女を天上人だとして距離を置いていた。プロデューサーは彼女を良く見つめていなかった。しかも、ファンの騒動。度々起こる騒動の一方、アイドルとして笑顔を振りまかなければならなかった彼女の心労は如何ほどだったのだろう。
[メイン] GM : 彼女がこのような方法に手を染めたのは、彼女自身の考え方ではなく、そういった背景にもあるのではないかと気づく。
[メイン] リシス・レールストラ : 「もっと残酷な真実を教えてやるよ。そんな君の苦悩につけこんで、言葉巧みに引き込もうとする大人がたくさんいるのさ。この教団のようにな!」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ああ、リシスの言う通りだな。つまり、君は利用されているだけで、結局のところ、それは己自身の意志であるとは言い難い。だから私は薄弱だと言った」
[メイン] 木崎未尋 : 「……!」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「もう一度、聞くぞ?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「それは本当に、君の意志か?」
[メイン] リシス・レールストラ : 「助けてほしいのなら、助けてほしいと言いなさい!お姉さんがそれなりのところに繋げてあげるから……」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「そういうことだ。不本意極まるが、君の理念が本物であるのなら、支援してやらんでもない。ただし、ここで起こったことはオフレコにしてもらうがね」
[メイン] 白帆 : (しかたがなさそうにかたをすくめるしらほー)
[メイン] 木崎未尋 : 「私は……私は……助けて欲しい……っ! 誰も頼れなかったの、だから自分がやらなきゃいけないと思ってこんなことを……!」
[メイン] GM : そう言いながら、木崎は嗚咽を隠せなくなりますね。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「はは……まぁ、汚い手を使わずに世界を笑顔で満たせるのなら、是非おじさんに見せてほしいものだ。この汚物の塊のような政治屋を黙らせることができたなら、君のことを認めざるを得なくなるだろうからね」
[メイン] リシス・レールストラ : 「良いこと言うねえ?そうだよ。お前自身が自覚している通りお前は汚物なんだよ。お前みたいな糞の塊にこの子の苦悩なんて分かるわけないもんな?ね?そう思うでしょ。木崎ちゃん」
[メイン] リシス・レールストラ : 言いながら、優しく抱き寄せます
[メイン] GM : では、木崎はリシスに抱きしめられながら、大泣きを始める。もはや、先程までの戦意は感じられない。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「やれやれ、らしくないことをした。良いかね?くれぐれもここで起こったことは内密にするんだぞ。でないと、必要な支援をしてやれなくなるからな」
[メイン] GM : 先程まで「イア・イア!」と唱えていた教徒たちは我を取り戻す。異様なあなた達を不思議に思いながらも、館で首をかしげたり、それぞれ家へと帰っていくでしょう。
[メイン] GM : 木崎はこくりとフリートンに頷く。その様子を見ながら、白帆は日傘をくるりと回すのだった。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ok それでは、契約を結ぶとしようか」
[メイン] GM : ----
[メイン] 白帆 : 「さて、この娘は私が特異収集局で預かることにするわ。もちろん、フリートンも面倒見なさいよね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「ああ、分かってるよ。畜生め」
[メイン] リシス・レールストラ : 「ほっとしたよ。この野郎は本気で子供を殺そうとしやがって」
[メイン] リシス・レールストラ : 「この人でなし!この件は公王陛下に言いつけてやりますからね」
[メイン] 白帆 : 「あらあら、ついに便利カードになっちゃったわね」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「おいおい。君の意見を汲んでやりたくもない説得をしたのは誰だと思ってるんだ……」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「私からすればだな、あんな小娘ごときがどうなろうと知ったことではないんだ。つまらん面倒をかけおって」
[メイン] 白帆 : 「ま、これで一件落着ってわけね。二人共ありがとう」
[メイン] リシス・レールストラ : 「ああ、そうですか。やっぱあんたには法の縛りが必要だね。よおく理解したよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「うむ、報酬を忘れるんじゃないぞ」
[メイン] 白帆 : 「ご褒美は何が良いの? 例えば、触ってたら老化する特異収集物とか面白いわよ?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「いらん。我が連邦にとって有益となる外交情報をよこせ」
[メイン] 白帆 : 「はいはい、分かってるわよ」
[メイン] 白帆 : 「っていうか、私が冗談を言ってるんだから、少し位付き合いなさい。リシスを少しは見習ったほうが良いわよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「冗談?実利となるならやらんでもないがな」
[メイン] リシス・レールストラ : 「おら、お尻を出せよ。このピエロ野郎が」
[メイン] 白帆 : (しょうがなさそうに肩を竦める)
[メイン] 白帆 : 「ま、ともかく今回はありがとう。報酬は期待して。私はこの後も仕事があるから、ここらへんでおいとまさせてもらうわ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「うむ、私も本来の目的である首脳会談に向かわねばならんからな」
[メイン] リシス・レールストラ : 「手厚いフォローをありがとうございました。ミス・シラホ。貴方がいなければ、このろくでなしの犯罪者はあの子を殺してましたよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「余計なことを……」
[メイン] 白帆 : 「ええ、名残惜しいけど、私はここで」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「この女が善意で支援したとでも?そんなたまかよ」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 気に食わなそうにタバコを取り出し火を付けます
[メイン] GM : 白帆は木崎の手を取って、その場から立ち去るのですが、最後にリシスとフリートンは彼女の口から何かが聞こえた気がします。
[メイン] GM : 【聞き耳】をどうぞ
[メイン] ヴァンス・フリートン : ccb<=75 《聞き耳》 (1D100<=75) > 65 > 成功
[メイン] リシス・レールストラ : ccb<=70 《聞き耳》 (1D100<=70) > 72 > 失敗
[メイン] GM : では、フリートンだけは聞こえます。
[メイン] GM : 白帆が去り際に「あなたたちなら出来ると思っていたわ」とぼそっと呟いたことを。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「……そりゃ、出来ると思ってるから押し付けてきたんだろう。こんな面倒事を」
[メイン] リシス・レールストラ : 「?」
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「気にするな。お前もご苦労だったな。あとのことは問題ないから、これで一通り遊んでくるが良い」
[メイン] リシス・レールストラ : 「誰がいるか、そんな汚れた金!ああ、気持ち悪い。綺麗なホテルでシャワーを浴びて、この臭すぎる匂いを徹底的に洗い流さないと……」
[メイン] リシス・レールストラ : ぶつくさ言いながら、去っていきました。
[メイン] GM : では、そんな感じであなた達は日常へと戻っていきます。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 意固地なリシスの背中を見送りつつ、やれやれといった様子でタバコに火を付けます。
[メイン] ヴァンス・フリートン : 「さて……大使館から迎えを寄越してもらわんとな」
[メイン] GM : フリートンは無事に首脳会談に参加することが出来たでしょう。リシスも本職へと復帰して、いつも通り忙しい日常を過ごすことでしょう。
[メイン] GM : 白帆は木崎を特異収集局に持ち帰り、ベランジェに次ぐ助手として雇うことになりました。
[メイン] GM : 「黒い仔山羊教団」はいつの間にか解体されていたことをいずれあなたたちは知るでしょう。
[メイン] GM : そして、街中で見上げれば、木崎が踊り歌う姿は今でも見ることが出来る。
[メイン] GM : 彼女の「アイドル」としての道は、新たな仲間を得てまだまだ始まったばかりだ。
[メイン] GM : CoC6「アイドルの失踪」以上でクリアとなります!
[メイン] GM : お付き合いありがとうございました!