[main] セラニーヤ : てすと
[main] セラニーヤ・フォルクネール : てす
[main] GM : それでは開始前に恒例のやつをやります。
[main] GM : 天にまします、ダイスの神よ。
ねがわくはファンブルを避け給え。
ダイスの平穏を来たらせたまえ。
みこころの卓にごとく、
ダイスにもなさせたまえ。
我らの普通の出目を、今日も与え給え。
我らにクリティカルを起こすものを、GMが許す如く。
我らのSANチェックも許し給え。
我らをキャラロストに会わせず、
ヤバい出目より救い出し給え。
卓とシナリオとGMのSAN値とは、
限りなく汝のものなり。
ぴすてぃる。
[main] GM : では、クトゥルフ神話TRPG「アンティバベル――私立玉響学園言語殺部」を開始させていただきます。
[main] GM : ----
[main] 1:オープニング : 【注意事項】本シナリオにおける「精神分析」技能は以下の機能を持つと解釈します。1)発狂者の正常化、2)SAN値回復(平常成功1d3、クリティカル時2d3)
[main] GM : ----
[main] GM : 寒風が吹きすさぶ1月末の朝、あなたは各々の場所でSNSを眺めていた。
[main] GM : 画面に流れる無数の投稿の中で、一つのハッシュタグが急速に拡散されていくのが見られるだろう。
[main] GM : 共立英語では、#AnonymousConlangerReturnというそのハッシュタグは、伝説の人工言語作者の復活を告げるものであった。
[main] GM : 何故こんなニッチな投稿が急速に拡散されているのか? あなたは疑問に思うことだろう。
[main] GM : ここであなたは、1/1d4の正気度チェックです。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=75 《SANチェック》 (1D100<=75) > 43 > 成功
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 75 → 74
[main] GM : では、あなたはこの投稿を見て、不穏な違和感を感じ取ることだろう。
[main] GM : 目星か任意の探索技能を振って下さい。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=74 《目星》 (1D100<=74) > 56 > 成功
[main] GM : セラニーヤは、建物の壁が波打つように揺らめき、液体のように溶け出すのが分かる。地面も溶けるように揺らぎ始め、段々と吸い込まれるように落ちていく。
[main] GM : この状況であなたはどうしますか?
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 聞き耳いけますか
[main] GM : はいどうぞ
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=70 《聞き耳》 (1D100<=70) > 55 > 成功
[main] GM : 揺らぐ地面と建物の壁からは、それ相応の軋んだ音などは聞こえない。もう既に足首まで沈んでいるが、じきに身体まで飲み込まれることは容易に予想できた。
[main] GM : 周りにいたはずの人影も揺らぎ始め、その声も聞こえてこないことだろう。
[main] GM : では、そのまま身を委ねると、視界も灯が落ちつるようにフェードアウトしていくのでした。
[main] GM : 気がつくと、そこは見知らぬ学校の教室だった。古い様式の木造校舎で、廊下に並ぶ窓からは見覚えのない町並みが広がっている。
[main] GM : 1/1d2で正気度チェックです。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=74 《SANチェック》 (1D100<=74) > 7 > スペシャル
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 74 → 73
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (まさか、事象災害にでも巻き込まれたの?)
[main] GM : セラは周りを見回すと、もう一人女子生徒が居た。美しい金糸のような髪を持つ少女だ。緑色の目を不思議そうにあなたに向けている。
[main] 風間向日葵 : 「わっ、何なのー!? いきなり人が現れたの!!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「いやー、その……あはは」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「事象災害って知ってる?」
[main] 風間向日葵 : 「じしょーさいがいなの……? 難しいことは分からないなのけど、時々ニュースで見かけるなの」
[main] 風間向日葵 : 「もしかしかして、これもじしょーさいがいなの!?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ふむ……てことは、異世界転移ではないのか……いやまだ……ぶつぶつ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ああ、ごめんね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ここがどこなのか、私も分からなくて」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「街の中を歩いてたら、いきなりここに飛ばされてさ。信じられる?」
[main] 風間向日葵 : 「あたしもつい10分前にここにいきなり来たなの。だから、あたしたち似た者同士なの!」
[main] 風間向日葵 : 「あたしの名前は、風間向日葵なの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなたもか。私はセラニーヤ。セラって呼んでくれてもいいよ」
[main] 風間向日葵 : 「セラちゃん、よろしくなの!!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「じゃあ、情報交換だねえ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなたはどこの人?」
[main] 風間向日葵 : 「私は相模原から来たなの、ふつーのこーこー一年生なの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「サガミハラ銀河連邦学区?」
[main] 風間向日葵 : 「そ!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そっか……それなら良かったよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「私もユピトルの人間でね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「サーフォスカレッジ所属」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「よろしくね」
[main] 風間向日葵 : 「そうそう、この高校の名前はどうやら『私立玉響学園』というらしいなの」
[main] 風間向日葵 : そう言いながら、向日葵は背後の掲示物の下の方の記載を指さします。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「うん」
[main] 風間向日葵 : 「聞き覚えのない学校名なの……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「すまん。私もだ……」再び頭を抱える
[main] GM : では、セラは知識を振って下さい。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=80 《知識》 (1D100<=80) > 26 > 成功
[main] GM : 玉響(たまゆら)という言葉は、異世界にある国、日本の古代言語で「勾玉(呪術的なアクセサリー)同士が触れ合って立てるかすかな音」を意味するということを知っているでしょう。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ははぁ……そういうことか」
[main] 風間向日葵 : 「む? なにか分かったなの?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ああ?うん。」情報共有
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「どこまで関係性があるのかは知らないけどね」
[main] 風間向日葵 : 「ふむふむ、そういうことも知ってるなんて、セラちゃんはちょー賢いなの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「それほどでもないよ」
[main] GM : さて、しばらく話しているとセラには状況が見えてくることでしょう。
[main] GM : 向日葵によると、この高校は外界と隔絶しているらしく、スマホなどの電子機器は完全にインターネットから切断されていて使えません。電話や無線通信も外部とは繋がらないようです。
[main] GM : また、高校の外縁部は霧に包まれており、高校から出ようとすると霧の中を通っていつの間にか校門に向かっている状況になっていて、物理的に脱出することも不可能なようです。
[main] GM : サッカー部の部員らしき生徒がサッカーボールを校門に向けて、蹴っているのを向日葵は観察していましたが、そのボールは霧の中に消えた後、校門から飛び出してきたようです。
[main] GM : これは高校の外部の時空が歪んでいるということを指し示していると分かることでしょう。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……ああ、怪奇現象だわこれ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「この場合、下手にうろつかないほうが身のためと言われているけど……しゃーなしか」
[main] 風間向日葵 : 「そうだ、職員室に行ってみるなの! 先生たちならなにか知っているかもなの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ちょっと待ちなさいよ。職員室の場所を知ってるの?」
[main] 風間向日葵 : 「うっ、ま、まあ、他の生徒とかに聞けば分かるかもなの?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「はぁ……状況からして厳しいと思うけどね。まあいいや。一緒に行動しよう」
[main] GM : はい、それではこの二人組は職員室に向かうことになります。場所は無事他の生徒に教えてもらえたことにしましょう。
[main] GM : ----
[main] GM : 職員室、教師らしき人々が居るが、彼らもまた状況を把握できていないようだ。
[main] GM : セラの心理学を振ります。
[main] GM : sccb<=75 《心理学》 (1D100<=75) > 83 > 失敗
[main] GM : 教師たちは必死に情報を集めているようだが、音信不通の状況から、混乱している様子だ。
[main] GM : その頼りにならない姿を見たあなたはふと心配が心によぎることだろう1d5で確定のSAN減少を受けます。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (ふうー……ひとまずここにいる人達がまともそうで、安心したけど。いやいやいやいや)
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 1d5 (1D5) > 5
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 73 → 68
[main] 風間向日葵 : 「セラちゃん、大丈夫なの??」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「大丈夫じゃない……お家に帰りたいよ」
[main] 風間向日葵 : ccb<=76 《精神分析》 (1D100<=76) > 90 > 失敗
[main] 風間向日葵 : 「うーん、ちょっと落ち着いてから、次にいくなの」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「お気遣いどうも」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=70 《聞き耳》 (1D100<=70) > 82 > 失敗
[main] GM : 教師たちが悩みに悩んでため息を付いているのがそこかしこから聞こえる。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「うーん、とても話しかけられる雰囲気ではないなぁ」
[main] GM : それではお二人は暫く休憩して心を落ち着けてから、次の場所に向かうことになります。
[main] GM : ----
[main] GM : ここで、情報収集パートが挟まります。
[main] GM : ・図書館で学校に関する資料を探す。
・他の生徒たちと情報交換を行う。
[main] GM : 以上の二つができますよ~
[main] 風間向日葵 : 「どっちからいくなの?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そうねえ。資料探しといきたいところだけど、まずは聞き込みかな」
[main] 風間向日葵 : 「わかったなの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「必要に応じて資料も漁ろう」
[main] GM : それでは聞き込みにレッツゴー!!
[main] GM : ----
[main] GM : 聞き込みを行うには、任意の交渉技能を振る必要があります。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (えー?わたし、コミュ障なんだけどーーー)
[main] セラニーヤ・フォルクネール : じゃあ、そのへんのやつに
[main] GM : OK
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そこのきみ。ちょっと良いかなぁ」
[main] 男子生徒 : 「は、はい……もしかしてあなたもこっちに転移してきた人ですか?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなたもそうなの?これは驚いた」
[main] 男子生徒 : 「俺もっすよ。全然学校から出られないし、途方に暮れちゃって」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「なんか謎の霧に包まれてるもんね。事象災害としか思えないんだけど」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなた、何か知ってるくない?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「連絡も取れないしさぁ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=75 《言いくるめ》 (1D100<=75) > 28 > 成功
[main] GM : それでは、男子生徒は少し考えた後に次のようなことを話します。
[info] GM : 【言語殺部の噂】
どうやら、この学校には言語殺部という物騒な名前の部活があるらしい。そして、その部活の部長をやっているのは、生徒会長らしい。いかにも珍妙なことだが、転移してきた生徒たちは気味悪がって、近寄ろうとはしていないらしい。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「まあ、たしかに。気味悪いわね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「教えてくれてありがとね~」
[main] 男子生徒 : 「また今度!」
[main] GM : てな感じで、男子生徒は去っていきます。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「こんなものか……うん」
[main] 風間向日葵 : 「なんか、セラちゃんふつーに聞き込みやってて、探偵さんみたいなの」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「わたし、コミュ障なんだけどね。図書室行こっか?」
[main] 風間向日葵 : 「わかったなの!」
[main] GM : ----
[main] GM : 図書室、見た目は普通の図書室だ。
[main] GM : あなたは学園に関する資料を探すために図書館を振る必要があります。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=70 《図書館》 (1D100<=70) > 38 > 成功
[main] GM : では、「玉響学園」に関する資料を探すのですが、そんな名前の学園の資料など全く見当たりません。
[main] GM : 普通なら、高校の図書館には学校の年鑑などが保存されているはずだが、そんなものもない。
[main] GM : これはこの学校が現実のものではないということを示唆しているのではないか?
[main] GM : 1/1d3で正気度チェックです。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=68 《SANチェック》 (1D100<=68) > 30 > 成功
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 68 → 67
[main] 風間向日葵 : ccb<=76 《精神分析》 (1D100<=76) > 70 > 成功
[main] 風間向日葵 : 1d3 精神分析回復 (1D3) > 2
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 67 → 69
[main] 風間向日葵 : 「なんだか、不思議な事ばかりなの」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ありがとう」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなた、地味にすごい人なんだね」
[main] 風間向日葵 : 「……? 別にすごいことなんてやってないなのよ?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「わたしを落ち着かせるなんて、やるじゃないってこと。すごいよすごいよ~」
[main] 風間向日葵 : 「ほ、褒められると嬉しいなのです……」
[main] GM : ----
[main] GM : 再開です
[main] GM : 転移から三日目、状況は依然変わらないままだったが、混乱を引き起こすこともなく生徒と教員たちは日々を過ごしながら、授業を受けたり、学食で食事をしたりと生活をしていました。
[main] GM : いつもとの世界に戻れるのかという不安はありましたが、この生活も三日目にして慣れてきた感もありました。
[main] 風間向日葵 : 「あ、昼休みのチャイムなの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あー、もうこんな時間かぁ……」
[main] 風間向日葵 : 「そういえば、セラちゃん、こんなものが今朝あたしの机の中に入ってたなの」
[main] GM :
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……ん」
[main] GM : そういって向日葵が出したのは、黒い封筒に真紅の文字で「言語殺部より」と書かれた手紙でした。
[main] GM : この異様な手紙を見たあなたは0/1d3正気度チェックです。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=69 《SANチェック》 (1D100<=69) > 34 > 成功
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……いかれてるのか?」
[main] 風間向日葵 : 「良くわからないなのけど、どうやら招待されているみたいなの」
[main] 風間向日葵 : 「セラちゃんの名前もここにあるなの」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「うわー、、、こちらが調べ上げるまでもなく、目を付けられた?うわー」
[main] 風間向日葵 : 「どうするなの? 行ってみるなの?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「こんな隔離状態の学校で、逃げてどうするのさ。行くっきゃないでしょ~」
[main] GM : まあ、二人は行くということで良いですね?
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ちぃっと待った」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「行く前に軽く調べることはできんかな~?」臆病
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ほら……こわいじゃないすか」
[main] GM : 招待状について目星などで調べられます。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=74 《目星》 (1D100<=74) > 11 > スペシャル
[main] GM : それでは、招待状の用紙が通常の紙と異なる質感を持っていることに気づく。
[main] GM : セラはアイデアをどうぞ。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=65 《アイデア》 (1D100<=65) > 7 > スペシャル
[main] GM : では、その紙は普通の用紙とは異なり、少し油を含んでいるような感覚がした。もしかして何かの生物の皮を鞣したものではないか、しかしこの環境でこの学校内に皮を鞣せるような動物は居ない。
[main] GM : つまり、どういうことかふと浮かんだ考えに強いショックを受けた。
[main] GM : 1d3/1d5で正気度チェックです。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……モウヤダ コノガッコー」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=69 《SANチェック》 (1D100<=69) > 9 > スペシャル
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 1d3 (1D3) > 3
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 69 → 66
[main] 風間向日葵 : 「ん、あれ? セラちゃん、どうしたの?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「知らなくていいよ……」
[main] 風間向日葵 : ccb<=76 《精神分析》 (1D100<=76) > 44 > 成功
[main] 風間向日葵 : 1d3 精神分析回復 (1D3) > 1
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 66 → 67
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「なんてやつらだ……」
[main] 風間向日葵 : 「まあ、とりあえず行くなの! 言語殺部は旧校舎の最上階にあるらしいなの」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そうだね」
[main] GM : 部室は旧校舎の最上階にあった。重厚な扉を開けると、そこには豪華な調度品に囲まれた応接室のような空間が広がっていた。
[main] GM : 部長である雨宮瑠詩は、まるでこの来訪を待ち望んでいたかのように微笑んでいる。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「おほぉ……」
[main] GM : 任意で心理学を触れますが?
[main] GM : sccb<=75 《心理学》 (1D100<=75) > 25 > 成功
[main] GM : はい、それでは
[main] GM : あなたは、雨宮の柔らかい笑顔の裏に計算された冷たさを感じ取る。この人間は果たして信用に足るのだろうか。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (こいつはやべーやつだ)
[main] 雨宮瑠詩 : 「ようこそ、言語殺部へ。言いそびれたが、私は瑠詩。雨宮瑠詩だ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「この場合、ご招待に礼を述べるべきなの?随分と物騒な部名だけども」
[main] 雨宮瑠詩 : 「まあ、名前という記号は対象が充実していなくても言語として存在し得るものだから、この部活の名前は人の服のようなものに過ぎないんだよ」
[main] 雨宮瑠詩 : 「服は表現するが、その人そのものではないだろう?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「仰るとおりで……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 肩をすくめてみせる。内心ガタガタだけど。
[main] 風間向日葵 : 「瑠詩ちゃん先輩は、なんでここに招待してくれたなの?」
[main] 雨宮瑠詩 : 「君たちは、ここに居る生徒たちの中でも優秀だと見做された」
[main] 雨宮瑠詩 : 「だから、私の計画に参加して欲しいんだよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「優秀ね……ご期待に添えるとは思えないのだけども」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「計画とは?」
[main] 雨宮瑠詩 : 「バベルの塔の物語を知っているかい?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (タスケテスーラブチョー)
[main] GM : 知識どうぞ
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=80 《知識》 (1D100<=80) > 94 > 失敗
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「題名くらいなら」
[main] 雨宮瑠詩 : 「そうか、まあこういうお話だ」
[main] 雨宮瑠詩 : 「かつて、人々は傲慢であり、塔を立てて、神の居所である天にまで届こうとした。しかし、神はそれに怒り、塔を壊して人々の言葉をバラバラにしてしまった」
[main] 雨宮瑠詩 : 「バベル、という言葉はヘブライ語で混乱、混沌を意味する。それ以来、人々の間には争いは絶えなくなってしまった」
[main] 風間向日葵 : 「それが、あまみゃちゃん先輩のけいかく?に何の関係があるなの?」
[main] 雨宮瑠詩 : 「私はアクラという人工言語を作り上げたんだ。この人工言語を学校に広めることで、この学校――隔絶された一つの宇宙に平和と繁栄をもたらそうというのだよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「なるほど……理には叶ってる。面白いね」
[main] GM : ここでセラは博物学か知識の半分で判定して下さい。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (だめだ……完全にクルッポだ……)
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 知識の半分
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=40 《知識》 (1D100<=40) > 94 > 失敗
[main] GM : アクラという名前に何か意味があるのかもしれないが、セラの頭に適する単語は思い浮かばなかった。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「でも、ごめんね。私、言語についてはからっきしで……」
[main] 風間向日葵 : 「あたしも英語からさっぱりなの! そのうえ、別の言語をやるなんて無理なの!!」
[main] 雨宮瑠詩 : 「英語は別に簡単な言語ではないよ。アクラはよりわかりやすく、理解しやすい言語に作り上げたから問題はないさ」
[main] 雨宮瑠詩 : 「さて、端的に言えば、君たちを呼んだのは言語殺部へ勧誘するためなんだ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そのようですね」
[main] 雨宮瑠詩 : 「私と一緒に言語で世界を変えてみないか?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (ヤダー)
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……さっきも言ったけど」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「言語については本当に詳しくないの。役に立てるとは思えないよ」
[main] 風間向日葵 : 「わ、私もちょっと考えさせてほしーなの……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 首を縦に降りまくる
[main] セラニーヤ・フォルクネール : かっくかく
[main] GM : あ か ら さ ま
[main] GM : そんな二人の答えを聞いた雨宮は優雅な笑みを崩さずに、予期していたような態度で紅茶の入ったティーカップに口を付けた。
[main] 雨宮瑠詩 : 「そうか、残念だな。まあ、他の部員を探すことにするよ。時間を取らせて、すまなかったね」
[main] 風間向日葵 : 「……希望に添えなくて、ごめんなさいなの」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「一応、あたまには入れておくよ。よく考えないとね。こういうことは」
[main] 雨宮瑠詩 : 「呼びつけておいて、不躾なお願いをして返すのも個人的には好きじゃないんだ。良かったら、紅茶を飲んでから、教室に帰って欲しい」
[main] GM : そういって、雨宮は準備を始める。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (うっオナカガイタイ)
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「どうしようかしらね……うん」
[main] 雨宮瑠詩 : 「今日はベルガモットとオレンジのフレーバーティーを用意したんだ。どうやらセラ君は、胃腸の調子が悪いように見えるから、整腸作用があるこのお茶は最適だよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ハイ
[main] 風間向日葵 : 「お、いい匂いなの」
[main] GM : 茶葉の入ったガラス瓶に熱湯が注がれると、ふわりと舞った茶葉に染められてお湯が真紅の色に染まっていく。それと同時に柑橘系の調和した薫りが漂ってくる。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「いい匂い……」
[main] GM : 雨宮は二人の前にティーカップと茶菓子のクッキーを置くと柔らかな笑みを見せた。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「こうやって、腰を落ち着けるのはいつぶりか……」
[main] 雨宮瑠詩 : 「どうぞ召し上がれ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (ワナダトシッテテモーモウアトニハヒケナイノー♪)
[main] GM : 何 の 歌 ! ?(何 の 光 ! ?)
[main] GM : 勧められるままに紅茶を飲むと、芳しいベルガモットとオレンジの薫りが心を満たした。紅茶の渋みは少なく、むしろ加糖していないというのに甘さを感じるような高級感。さすが、生徒会長というところか、紅茶の趣味は良いらしい。
[main] GM : さっきまでゴロゴロしていたセラのお腹も少し落ち着いた感じがする。
[main] 雨宮瑠詩 : ホッとしている二人の様子を微笑ましげに見つめています。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「素敵なもてなしをありがとう」
[main] 雨宮瑠詩 : 「お粗末様でした」
[main] 雨宮瑠詩 : 「さあ、三限が始まるよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……それでは」
[main] 風間向日葵 : 「また、来るなのです~!」
[main] GM : 部屋を去る二人を椅子に座った雨宮は静かに見つめているのでした。
[main] GM : セラは聞き耳をどうぞ。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=70 《聞き耳》 (1D100<=70) > 75 > 失敗
[main] GM : では、セラは雨宮が最後に「月城君が参加していれば、話は早かったんだけど」と呟く声が聞こえたことでしょう。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : (月城……ふむ)
[main] GM : 外界と途絶していたとしても授業は続けられていた。この日のこの時間、セラ達は数学の授業を受けていた。
[main] 教師 : 「この数式について、そうだな……フォルクネールさん、分かるか?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「え?あ、はい」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 普通に考え事してた
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「・・・・・・」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「正気ですか?先生」
[main] 教師 : 「何だ、2階線型の楕円型偏微分方程式であるラプラス方程式の標準的な記述だぞ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「わたし、ふつうのがくせいですよお。分かるわけないじゃないですか~」にぱぁ
[main] 教師 : 「しょうがないなあ、それじゃあ風間さん」
[main] 風間向日葵 : 「はい、一般化した際に変数の数は任意有限個に拡張できるなの。n 変数の関数 φ = φ(x1, x2,..., xn) に関する偏微分方程式……」
[main] GM : 向日葵はすらすらと式の解説をしていくのでした。
[main] GM : セラは0/1で正気度チェックです。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=67 《SANチェック》 (1D100<=67) > 11 > スペシャル
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あれ?アホの子は私だった?」てへぺろ
[main] 風間向日葵 : 「実は数学は得意なの!」
[main] GM : そんなふうに授業をしていると、急に教室の扉が開きます。
[main] GM : そこに居たのは、黒い制服に身を包んで、サングラスを掛けた生徒会役員たちでした。彼らは自動小銃を持って、教室にズカズカと入ってきます。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「☹️」
[main] 生徒会役員 : 「生徒会長の命令により、お前を拘束する」
[main] 教師 : 「な、何だお前らは! うわ、うわあああああああああああ!!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ちょっとちょっと。急になんなの?クーデター?クーデターなの?」
[main] GM : 怒鳴る教師を多人数で締め上げ、役員の一人が教師の太ももに注射器のようなものを射したかと想うと、その男性教員はすぐに気を失ってしまう。役員たちは引きずりながら、廊下に教師を出すと――
[main] GM : 静寂の中に、乾いた破裂音が鳴り響いた。
[main] GM : セラと向日葵は、1d5/1d8の正気度チェックです。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=67 《SANチェック》 (1D100<=67) > 35 > 成功
[main] 風間向日葵 : ccb<=45 《SANチェック》 (1D100<=45) > 42 > 成功
[main] 風間向日葵 : 1d5 (1D5) > 4
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 1d5 (1D5) > 4
[main] system : [ 風間向日葵 ] SAN : 45 → 41
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 67 → 63
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 63 → 64
[main] 風間向日葵 : 「な、なんなのなの……?」
[main] GM : セラは聞き耳をどうぞ。
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 64 → 63
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=70 《聞き耳》 (1D100<=70) > 11 > スペシャル
[main] GM : では、先程の乾いた破裂音が銃声だと分かり、セラの知識から彼らが持っていた銃が実物だと分かります。
[main] 風間向日葵 : 「今のは一体……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「なんか説明することあります?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ていうか、なんだお前らはぁ」
[main] 生徒会役員 : 「これから、生徒会長が全校に向けてその御声を下賜される」
[main] 生徒会役員 : 「生徒は慎み黙って、その御声を傾聴するように」
[main] GM : ぴんぽんぱんぽーん、というチャイムの後にスピーカーから雨宮の声が聞こえてくる。
[main] 雨宮瑠詩 : 「これより、玉響学園生徒会執行部による新たな学園体制の構築を宣言する」
[main] 雨宮瑠詩 : 「この学園は、校長率いる古い教育思想を持った愚人によって統制されてきた。しかし、人間の本質は、言語にこそある」
[main] 雨宮瑠詩 : 「私達は、『至高の言語』アクラによってこの学園に進歩と平和をもたらす。我々に従うものには破格の待遇を約束しよう」
[main] 雨宮瑠詩 : 「今までの落ちぶれた学校に、充実した設備、豪華な食事、自由な課外活動を保証しよう。しかし、その代わりに君たちは『アクラ』の勉強と実践を求められるだろう」
[main] 雨宮瑠詩 : 「我々生徒会が目指すのは、進歩と平和だ。故に、変革には痛みが必要だが、すぐにそれもなくなる」
[main] 雨宮瑠詩 : 「共に、新世界を作り上げよう」
[main] GM : 放送が終わると、教室は混乱でざわざわし始める。不安が絡み合う中、生徒会役員達が再度入ってきて、アクラの教科書が配られていく。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……急展開すぎるだろ」
[main] 風間向日葵 : 「わけわかんないなの……」
[main] GM : ----
[main] GM : 学園は急速に作り変えられていった。雨宮の言う通り、充実した設備、豪華な食事、自由な課外活動が保障され、一日の授業は生徒会役員専任指導員によるアクラ学習が一日数時間あるだけになった。
[main] GM : 最初は恐れながら従っていた生徒たちも、次第にこの状況を受け入れ始めた。中には雨宮を称賛し、熱心にアクラを勉強し始めるものも出るようになった。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……」
[main] 風間向日葵 : 「……皆、なんだかおかしいの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「違和感しかないんだけど。これはなに?」
[main] 風間向日葵 : 「セラちゃんの言う通りなの! あんなことが起こって、先生があんなふうになったのにまーーーーったく気にしてないの! 自分が良ければいいってって思っているの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「処す?処す?」
[main] 風間向日葵 : 「とにかく、あたしはこの学校を元のふつーの状態に戻したいの」
[main] 風間向日葵 : 「セラちゃん……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あるいは、脱出の方法を考えるか……キミも転移してきたんでしょ」
[main] 風間向日葵 : 「でも、脱出する方法なんて……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そうね。あいつらが鍵になってる可能性もあるわね」
[main] GM : それでは、セラはアイデアをどうぞ。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=65 《アイデア》 (1D100<=65) > 22 > 成功
[main] GM : それでは、セラは生徒会長が月城がどうだかってことを言っていたことを思い出します。向日葵に聞いたらなにか分かるかもしれません。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ねえ。向日葵ちゃん
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ねえ。ひまわりちゃん。月城って知ってる?」
[main] 風間向日葵 : 「月城……図書委員長の月城明ちゃんのことなの? 言語学に詳しい女の子なの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「例の茶会から退出するとき、生徒会長が呟いてたんだよね。月城がいたら話が早かったのに、て」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「一度会いに行ってみない?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「言語学に詳しいなら、何か有益な情報を得られるかもしれないし」
[main] 風間向日葵 : 「なるほど……つまり、アキちゃんは言語殺部にも入っていないし、生徒会役員でもないってことなの。確かに会いに行く価値はあるかもなの!」
[main] GM : ----
[main] GM : 放課後、図書室に居るはずの月城に会いに行く一行。しかし、アクラ言語が浸透した学校では、そこかしこで奇妙な現象が起こっていた。
[main] GM : 廊下で雑談していた生徒たちは、母語での会話に違和感を覚えている。
[main] GM : 窓外では雨宮に忠誠を誓う演説に多くの生徒が足を止めている。
[main] GM : 階段の踊り場では、一人の男子生徒が「生徒会長に歯向かう反逆の異端者」として殴る蹴るの集団リンチを受けていた。
[main] GM : 二人は1/1d5の正気度チェックです。
[main] 風間向日葵 : ccb<=41 《SANチェック》 (1D100<=41) > 1 > 決定的成功/スペシャル
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=63 《SANチェック》 (1D100<=63) > 23 > 成功
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 63 → 62
[main] system : [ 風間向日葵 ] SAN : 41 → 40
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「全体主義国?」
[main] 風間向日葵 : 「酷い、酷すぎるなの……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「文化大●命?」
[main] GM : 二人が急いで図書室に向かうと、月城が静かに本を読んでいる様子が目に入った。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ああ……ちょっといいかな?」
[main] 月城明 : 「君は……?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「わたしはセラニーヤ。こっちは……」
[main] 風間向日葵 : 「向日葵なの!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「実はあたしたち。先日生徒会長の勧誘を受けてね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「例のアクラ語を普及するための計画に協力するよう勧誘を受けたんだけど」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「その時は断ったんだ。でもね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「その後の流れは知ってるでしょ。銃をもった奴らが教室になだれ込んできたさ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「それでね、生徒会長が、あなたの名前を呟いてたものだから、この状況について何か知ってるかもって。えーとつまり、そういうことなんだけど」
[main] 月城明 : 「……この学校にもまだマトモなのが残ってたんだね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「その口ぶりだと白と判断して良さそうだね……」
[main] 月城明 : 「まずは現状を説明させて欲しい。アクラという言語の本質についてもね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 腰のライフルから片手を離す
[main] 月城明 : 「ジョージ・オーウェルの1984という小説を知っているかい?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「有名なディストピア小説かな?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「読んだことはないけどね。内容については時々ちょっとだけ聞いてたよ」
[main] 月城明 : 「そう、ディストピアの中で自由を求めてもがく主人公を描いている小説だね。作中に登場するディストピア国家『オセアニア』では、ニュースピークと呼ばれる公用語が用いられるんだ」
[main] 月城明 : 「ニュースピークは『オセアニア』の指導政党であるイングランド社会党――イングソックによって作られた言語で、国民がイングソックに抵抗できないように思考を制限し、反動的な単語を置き換え、ネガティブな語彙を置き換えた制限言語なんだ」
[main] 月城明 : 「アクラの実態は、ニュースピークと同じだ。その言語が浸透すれば、するほど生徒たちの思考は制限され、雨宮への反逆の心などなくなっていく」
[main] 月城明 : 「このことは物語だけの話ではないんだ」
[main] 月城明 : 「戦時、日本の内閣総理大臣を務めた東條英機首相は、自らの精神論を『2+2=80』という算術的には誤った『言葉』で説明した」
[main] 月城明 : 「これもまたニュースピークのような話さ」
[main] 月城明 : 「しかも、言語学自身でさえ、サピア=ウォーフの仮説などで背後から傍証している。アクラは、雨宮の目指す『新世界』を作る強力な装置になっているんだ」
[main] 月城明 : 「ここから分かることだけど、言語に疎い多くの学生がこの計画に抱く想いは単なる『与太話』程度の感想だろう。だけど、実際は人間の歴史の中で幾度も警鐘が鳴らされてきた本能的危機感なんだ」
[main] 風間向日葵 : 「う、ううん……難しいお話なの……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「なるほど。理にかなった話ではある。それにしてもすごい浸透の速さだね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「この転移現象とも無関係とは思えない。事象災害は人為的に起こすこともできるから」
[main] 月城明 : 「言語の伝播を強化する要因は、軍事力・経済力・文化力の3つだからね。前者二つは生徒会執行部が握っているし、最後の一つは月城が目指す『新世界』構想自体だ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ありがとう。だいたいは理解したよ」
[main] 月城明 : 「彼女の計画は非常に危険なものだ。将来的に閉鎖社会を作り上げ、なんら新たなものは見えなくなっていくような暗闇を作り上げていく」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そもそもなぜそれをやろうとしたのか。武器はどうやって準備したのか。この転移現象との関連性。どれもこれもがまだしっくりこなくてね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「話の流れとしてはだいたい分かったけど。ちょっと壮大すぎてね」
[main] 月城明 : 「武器とかは、現象魔法なり、令咏術なりで説明が着くとは思うけれどもね。まあ、具体的にどうやってるのかは判然としない。或いは知った人間が消されているのかもね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「それを知ってるってことはキミも私と同じ世界の人間か……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「生徒会長との関係性を聞いてもいいかな?」
[main] 月城明 : 「そんなことを聞いて、どうしようっていうんだい?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「場合によってはこの危険な体制を覆すことができるかも。いや、できないかもしれないけど、情報は多いに越したことはない。そういうこと」
[main] 月城明 : 「……幼馴染といったところかな」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「幼馴染か……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「どうして彼女はこんなことをしたんだと思う?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「単なる支配欲ってわけでもなさそうだけど」
[main] 月城明 : 「動機について……か、考えてもみなかったな。こんなことをする以前、彼女は優秀な生徒会長だったんだ。支配欲だとすれば、既に会長としての権力があった。彼女が何を求めてやっているのかは……ごめん、ボクにはわからない」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そっか。キツい質問だったけど、答えてくれてありがとう」
[main] 月城明 : 「礼には及ばないよ」
[main] GM : そういった月城は手元の本を閉じて、椅子から立ち上がる。
[main] GM : sccb<=75 《心理学》 (1D100<=75) > 85 > 失敗
[main] GM : セラは、月城が「わからない」と言っていたことに関して怪しんだが、怪しんだだけでその真偽を判断できる材料を得ることはできなかった。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなたはこれからどうするの?」
[main] 月城明 : 「この高校には地下図書館があってね。雨宮の凶行を止めるために、ボクはそこで様々なことを調べていたんだ。しかし、自分一人では蜂起なんかできないだろ?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そうだね。可能なら、私達は協力すべきだと思うけど」
[main] 月城明 : 「協力してくれるなら、紹介しておかなければならないものがある」
[main] GM : そういって、月城はあなた達を地下へと招待する。彼女は並べられた本の中から、一冊の分厚い本を取り出した。
[main] GM : その古い言語学の論文は「言語による意識の統合」という題名であり、先程月城が説明していたようなことが書かれているのだろうということが直感できた。
[main] 月城明 : 「彼女は最終的に人類の意識を単一の言語で書き換え、全ての世界を自分の『新世界秩序』の下に統べるつもりなのだろう。それを止めるには……」
[main] 月城明 : 「――彼女を殺すしか無い」
[main] 風間向日葵 : 「だ、だめなの! いくら悪い人であっても、殺しちゃうのはっ……!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……一応、殺しの訓練なら受けてるけども。最悪の覚悟を決めておく必要なら既に準備できてるよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「向こうも簡単にはやられてくれないでしょう。手加減できる相手ではなさそうだし」
[main] 月城明 : 「……どちらを選ぶかはセラニーヤさんに決めてもらおう。ともあれ、まずは生徒会室に行かなきゃ話は始まらない」
[main] 風間向日葵 : 「むぅ……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ともかく、やることをやろう」
[main] GM : では、一行は生徒会室へと向かいますよ~
[main] GM : ----
[main] GM : 生徒会室の前は、不思議に静まり返っていた。
[main] GM : 意を決して、ドアを開けると高級感のある執務椅子に腰を掛け、足を組んだ雨宮が優越感に浸ったような顔であなた達を見ていた。
[main] 雨宮瑠詩 : 「いずれ来るだろうと思っていたよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……でしょうね。でなければ、私達は生きてここにいないかもしれない」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなたの目的については調べさせてもらったよ。でも、動機が分からなくてね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「どうしてこんなことをするのか」
[main] 雨宮瑠詩 : 「動機……ねえ、それは単純さ」
[main] 雨宮瑠詩 : 「私のような優秀なエリートこそ人々を支配するのに値するんだ。彼らのような下等な人間は、私のようなエリートに支配されてこそ、幸福に慣れるんだ。それが私の『新世界』構想」
[main] 雨宮瑠詩 : 「迷妄の中で苦しむ人が居なくなるとすれば、それはとても良いことだと思わないかい?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そっか。偉い人だったら、ここで傲慢の二文字をぶつけるんだろうけど。一言言わせてもらうね」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなたにその役割が務まるとは思えないんだよなぁ。だってそうでしょ。人を駒かなにかのようにしか見てないのだから。そんなやつが良い未来を築けるとも思えないし」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「だからさ、その椅子、私に譲りなよ。で、キミには私のサポート役になってもらう」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「すばらしいでしょ?」
[main] 雨宮瑠詩 : 「ふふっ、面白くもない冗談を言ってくれるね。優秀な君なら私の考えを理解できると思ったのだけど、流石に無理だったかな」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「キミに優秀の二文字を与えたのは誰なんだろうね?その無能な奴の顔を拝んでみたいよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「少し言語に詳しいからって、どこで勘違いしたんだか知らないけれど、世の中は広いんだよ~」
[main] 雨宮瑠詩 : 「……まあ、理解できないなら、それで良いけど、私の計画に反抗するならただでは帰せないね」
[main] 雨宮瑠詩 : 「ここで消えてもらう」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ああ?やってみろよ?」
[main] GM : 戦闘開始です。
[main] GM : ----
[main] GM : 今回の戦闘にはルールがあります。
[main] GM : 終了条件はいつも通りボス――雨宮の無力化or死亡ですが、ラウンド進行5ターンを過ぎても達成できていない場合は、武装生徒会が騒ぎを聞きつけ、集結します。その場合、自動的にキャラロストとなるため、注意して下さい。
[main] GM : また、戦闘ルールに関してはエモクロアと異なる処理を行います。行動しても、回避は出来るものとします。
[main] GM : では、セラのターン
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ライフルいきます
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=75 《ライフル》 (1D100<=75) > 74 > 成功
[main] GM : 基本ルールブックP71を参照し、M16A2の数値を採用します。
[main] GM : ダメージは2d8です。
[main] GM : 回避ロール
[main] 雨宮瑠詩 : ccb<=56 《回避》 (1D100<=56) > 100 > 致命的失敗
[main] 雨宮瑠詩 : ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
[main] GM : おいおいおいやったわこいつ
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……降参しなよ。怪我じゃ済まないよ」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 単発切り替え可能ならそれで。
[main] 雨宮瑠詩 : 「ここまでやっておいて、後に引けるわけがないだろう!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「さっきも言ったけど、あんたはあたしのサポート役になるんだよ。だから引いても死にはしない。わたしがさせない」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=75 《言いくるめ》 (1D100<=75) > 99 > 致命的失敗
[main] 雨宮瑠詩 : 「この私が? 君みたいな人間の手下に? ふっ、冗談じゃない」
[main] GM : ファンブル処理は次回セラの回避の不可とさせていただきます。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : おk「はっ……ならここで死ね」
[main] GM : 向日葵のターン
[main] 風間向日葵 : 「こ、殺しちゃだめなの! あまみゃちゃん先輩も戦うのを止めて!!」
[main] 風間向日葵 : 雨宮に組み付き
[main] GM : 向日葵はSIZが低いため、SIZ対抗ロールを挟みます。
[main] GM : クトゥルフの対抗ロールはダルいので、エモクロア風の処理します。
[main] 風間向日葵 : ccb<=8*5 《SIZ×5》 (1D100<=40) > 14 > 成功
[main] 雨宮瑠詩 :
[main] 雨宮瑠詩 : ccb<=11*5 《SIZ×5》 (1D100<=55) > 43 > 成功
[main] GM : SIZ対抗成功
[main] 風間向日葵 : ccb<=35 《組み付き》 (1D100<=35) > 12 > 成功
[main] 雨宮瑠詩 : 回避処理
[main] 雨宮瑠詩 : ccb<=56 《回避》 (1D100<=56) > 89 > 失敗
[main] GM : 組み付きに成功したため、雨宮は振りほどくまで回避不可です。
[main] GM : 月城のターン
[main] 月城明 : 「君は、自分が優秀だからこうするのだと言ったね。ボクは好きにすれば良いと思う。でも、ボクたちのような、乱数を御せなかったら、エリートの名も泣くだろうね」
[main] 月城明 : ccb<=50 《こぶし(パンチ)》 (1D100<=50) > 12 > 成功
[main] 雨宮瑠詩 : 回避不可能 (1D100<=56) > 12 > 成功
[main] 月城明 : 1d3+(-1d4) 《こぶし(パンチ)》ダメージ (1D3+(-1D4)) > 2[2]+(-1[1]) > 1
[main] system : [ 雨宮瑠詩 ] HP : 11 → 10
[main] 雨宮瑠詩 : 「ぐっ……これくらいで折れるか……!」
[main] GM : 最後に雨宮のターン
[main] 雨宮瑠詩 : 組み付き解除のための、対抗組み付きを実行
[main] 雨宮瑠詩 : ccb<=50 《組み付き》 (1D100<=50) > 78 > 失敗
[main] GM : ダメでした!
[main] GM : 【ラウンド2/5】
[main] GM : セラのターン
[main] GM : 単発の修正ダメージは2d4とします。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 単発ライフル
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=75 《ライフル》 (1D100<=75) > 33 > 成功
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 2d4 (2D4) > 6[3,3] > 6
[main] system : [ 雨宮瑠詩 ] HP : 10 → 4
[main] GM : 雨宮は体力を一度に、その半分以上を失ったのでショックロールを行います。
[main] 雨宮瑠詩 : ccb<=11*5 《CON×5》 (1D100<=55) > 94 > 失敗
[main] 雨宮瑠詩 : きぜつ~
[main] GM : 無力化の条件を満たしました。戦闘終了。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「すぅ~」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「……死んでないよね?」
[main] GM : 気絶した雨宮はぐったりとした様子だ。月城と向日葵が急いで応急手当をしたおかげで、一命はとりとめただろう。
[main] 風間向日葵 : 「とりあえずは、大丈夫そうなの……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ←ガクッとなって座り込みます
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そっか。なら良かった」
[main] GM : 月城は、どうやら執務椅子の後ろの窓の外を見ているようでした。彼女の視線の先には高校を覆っていたはずの霧が少しずつ消えていくのが分かるでしょう。
[main] 月城明 : 「どうやら、彼女が倒れたせいでここを隔離していた魔法が解けたみたいだね」
[main] GM : 遠くから緊急車両のサイレンが聞こえてくる。何者かがこの学校に向けて、助けの手を差し伸べようとしているのだろう。おそらく、職員室の通信機器が復活したのだと直感できた。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ああ……聞き覚えのある音だね」
[main] 風間向日葵 : 「無事……帰れるなの……?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : そう言うと、顔を両手で覆って、うーっとなる
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「助かったんだ。私達」
[main] 月城明 : 「ボクはもう少しこの非日常に残る余韻を味わってくるよ。二人ともお疲れ様」
[main] GM : そういって、月城はどこかへ向けて、ふらりと生徒会室を出ていくことでしょう。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 無言で片手を振り、合図をする
[main] セラニーヤ・フォルクネール : そして、大の字で床に転がります
[main] GM : ----
[main] GM : 激動の数日の後に突如として解放された「玉響学園」はユピトルの話題の的となった。雨宮は搬送後に逮捕され、それ以外の武装生徒会も平和維持軍によって武装解除が確認された。刻々と日常へと戻っていく学園にセラは背を向けていた。あなたもまた、日常へと戻らなければいけない。背後では名残惜しそうな顔で向日葵が見送りに来ている。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「んーーーーーー、やっぱり平和が一番!」
[main] 風間向日葵 : 「セラちゃん……やっぱり行っちゃうなの?」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そうだね。私もこれから事情徴収とやらを受けなきゃならないみたいだし、仲間達も心配してる」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「そう心配しないで。もう近いんだから、いつでも会えるでしょ」
[main] 風間向日葵 : 「でも……でもでも、なんか寂しいなの……今までずっと一緒に過ごしていたのにいきなり居なくなるなんて……」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あはは。寂しがり屋さんだね」
[main] 月城明 : 「向日葵さん、あまりセラニーヤさんを困らせちゃだめだよ。笑顔で見送ってあげよう」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「世話になったね。月城さん」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「あなたがいなければ、わたしはあいつに抵抗できなかったかもしれない」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「ひまわりちゃんもね。よく頑張ったね」
[main] 月城明 : 「まあ、君が意志を持って抵抗したからこそ、この魔境を抜け出せたんだ。誇っていいと思うよ」
[main] 風間向日葵 : 「セラちゃん……! またね、セラちゃん……絶対また会おうなの……!!」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「えへへ……なんか照れるな。こういうのは」
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 「もちろん。また会おうね。次に会う時は私の友達も交えて、ご飯食べに行こ」
[main] GM :
去りゆくセラを見つめる二人。笑顔で送り出そうと言った当の本人である月城は、また来るだろうと飄々とした態度で見送るのに対し、向日葵は堤防が決壊するが如くこらえていた感情が噴出して、泣き出してしまう。そんな声を背中に聞きながら、セラはふふっと小さく笑った。私達いつからこんなに仲良くなったんだっけ?
その問に明確な答えはないが、分かるのは彼女と強い絆が結べたという確信だった。
また絶対にこの学園に戻ってこよう。セラはそう決心して、日常が待つ明日へと足を進めたのだった。
2月1日(緑曜日)、天候は晴れ。その快晴は、勇気を持って立ち向かった者たちのこの先の物語を祝福しているようだった。
[main] GM : クトゥルフ神話TRPG「アンティバベル――私立玉響学園言語殺部」、これにてオールクリアとなります!
[main] GM : クリーニングをやります。
[main] GM : 成功報酬SANを1d10回復して下さい。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : 1d10 (1D10) > 1
[main] system : [ セラニーヤ・フォルクネール ] SAN : 62 → 63
[main] GM : 成長ですが、セラは言いくるめがファンブルなのでまずは振って下さい。
[main] セラニーヤ・フォルクネール : ccb<=75 《言いくるめ》 (1D100<=75) > 40 > 成功
[main] GM : では、今回は成長無しで。
[main] GM : では、セッションは以上となります。お疲れ様でした。