パワプロ2022/WBSCパワプロ チャンピオンシップ(オンライン対戦)攻略@ ウィキ

オンライン対戦用オーダーの組み方

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記事作成者:めし原

はじめに

Q:なぜオンライン対戦オーダーを組むのか?

A:時間が足りない!!!

オンライン対戦時のオーダー設定時間は投手野手合わせて60秒、この時間内に先発、リリーフ投手、打順/守備位置、ベンチ入り野手を調子やスタミナ残量を考慮したうえで毎試合決めなければならない。

これらを60秒以内に完璧にこなすのは例え操作や判断に慣れた上級者であっても不可能である。
幸いな事に12球団を使って戦うパワプロ杯等の大会ではデフォルトの12球団だけでなく、自分で起用設定(オーダー、1軍・2軍登録設定等)を変更したアレンジチームを使う事が可能である。予めオンライン対戦向けのアレンジチーム作っておくことでオーダー設定にかかる時間は大幅に短縮する事ができる。

デフォルトオーダー(上)とアレンジオーダー(下)の比較例

オリックス
打順、守備位置だけでなく元々は2軍登録の選手がスタメンに入る等変更点が多く、投手や野手控えまでを60秒で入れ替えることは難しい


また、時間の短縮以外にも1軍・2軍登録で調子の変動しやすやが異なる仕様(詳細は後述)を活用するためにもアレンジチームの編成は重要となる。


1.オンライン対戦用オーダーとは?

チャンピオンシップではパワプロ杯等の大会が1週間区切りで開催されており、
「大会参加時に選んだチームは変更できず、1週間スタミナを引き継ぎながら使用する。」
という仕様になっている。
パワプロ杯に参加可能なアレンジチームカテゴリ(※)「プロ野球12球団」は最も編成の制限が厳しいカテゴリで変更可能な項目は「野手オーダー」「投手編成」「1・2軍登録」のみであり、選手の入れ替えは不可となっている。
この制限の中で各プレイヤーは対人戦を想定して各々の使いやすいオーダーを組み、大会に参加している。

※アレンジチームカテゴリとは:アレンジチーム作成時始めに選択する項目、「フリー」、「マイチーム」、「プロ野球オールスター」、「プロ野球12球団」等の種類があり、カテゴリによって選手の入れ替えや本拠地の変更等の自由度に違いがある。

本記事ではパワプロ杯に参加可能なアレンジチームカテゴリ※「プロ野球12球団」のオーダーを想定しているが、カテゴリ:フリー等の場合でも基本的な仕様や考え方は共通しているので、ぜひ参考にしていただきたい。


2.オーダーの考え方

ここからは本題のオンライン対戦で勝つためのオーダーの組み方について解説する。

2.1 打順

打順の組み方はプレイヤーにより異なるが
①打ちやすい野手をできるだけ上位に並べる
②併殺を減らす
③前後の打者の相性を考えて打線を構築する

以上はどのプレイヤーにもある程度共通する考え方になっている。

①打ちやすい野手をできるだけ上位に並べる

パワプロ杯をはじめとしたオンライン対戦は5イニング制が基本になっており、投手戦になった場合下位打線にまで3打席目が回らない事も多い。また、イニングが少ない分1点の重みが大きいため、ランナーを貯めて大量点を狙うよりもソロホームランで点を取ることを重視するという考え方もある。
1.2番に強打者を並べる際には9番打者の出塁がチャンスにつながりやすいため、9番に出塁能力に優れた打者を置く、早い回から積極的に代打を起用するといった戦術も有効である。

②併殺を減らす

パワプロにおいては初心者上級者を問わずプロ野球に比べて非常に併殺が多いため、いかに併殺を減らすかは打順を考えるうえで重要な項目の1つとなる。
よく用いられる戦術として、1番打者に併殺の特殊能力を持った強打者を置くことで1打席目の併殺発動を防ぎつつ強打者に多く打席を回す通称「1番併殺」がある。
また、無死一塁,1死一塁の状況で打順のまわりやすい2番、3番に左の俊足を置くことで併殺を減らす打順の組み方も一般的である。

③前後の打者の相性を考えて打線を構築する

①②を踏まえたうえで、各選手の能力を最大限活かすためには前後の打者にも気を配った打順を組む必要がある。以下に具体的な例をいくつか挙げる。

  • 1番グラシアル-2番柳田-3番デスパイネ
1番に併殺持ちではあるが非常に高い打力のあるグラシアル選手を置く「1番併殺」
3番にはデスパイネを置くことで2番の12球団最強打者の1人である柳田が勝負を避けられるのを防ぐ打順。
2番の柳田は俊足の左打者でもあるため併殺も防ぎやすい。

  • 1番大山-2番近本-3番サンズ
こちらも1番に併殺持ちの強打者大山を置く「1番併殺」
3番サンズはチャンスAで得点圏に走者がいると大きく能力が上がる一方、走者1塁だと併殺が発動し非常に打ちにくい。そのため、2番打者に盗塁能力に優れた近本を置くことで、近本が出塁時に盗塁を仕掛けることで併殺の発動する走者1塁の状況を避け、得点圏の状況を作りやすい。
また、大山が1塁に居る場合には近本のセーフティバントで確実に得点圏の状況が作れる。

ここでは例としてプロ野球ではあまり見ないような特徴的な打順を解説したが、1.2番に俊足の打者を置き、バントや盗塁等の小技を絡めつつ3.4.5番でホームへ返す実際の野球に近い打順も十分有効である。
打順に正解はないため試合を繰り返して自分にあった打順を見つけていきたい。

2.2 投手

投手オーダーは野手に比べてシンプルで基本的には自分の使いやすい投手を起用すれば良い。
目安として先発候補は4人は欲しいが、調子の良い選手を先発起用して他の先発候補をリリーフに回したり、普段はリリーフでも絶好調の際は先発させたりと柔軟な起用で調子の良い選手を優先的に使いたい。

ただし、投手の場合は実際のプロ野球選手で優れた成績を残した選手が、必ずしもパワプロの対人戦においても強いとは限らない(T西、Bsディクソン等)。
投手の起用の際には自分が使いやすいだけでなく相手に取って嫌なことも重要である。どのような投手が対人戦において打ちにくいのか、試合を重ねたり配信者の動画を見たりする中で考えることが重要である。

応用編:オーダーと調子変動の仕様 (近日中にパワプロ2022仕様にアップデート予定)

ここからはある程度オンライン対戦に慣れてオーダーの組み方に余裕が出てきた人向けの調子の引きを活かしたオーダーを組むための考え方を解説する。

オーダー決定時の調子の変動の仕様

パワプロでは試合毎に選手の調子がランダムで変わり、調子の変動には以下のような法則(※1)がある。

  • 絶好調絶不調が1軍から1人ずつ(投手野手関係なし)
  • 1軍登録投手から好調不調各2人ずつ(※2)
  • 1軍登録野手から好調不調各1~3人ずつ(好調が1人の場合不調も1人といったように好調不調の人数は等しい※3)
  • 2軍登録からは好調0~2人/不調0~2人(投手野手関係なし、好調0人/不調2人といったパターンもあり)

※1.検証は対戦モードで行ったためチャンピオンシップモードでは仕様が異なる可能性あり
※2.1軍登録投手5人以上の場合
※3.1軍登録野手が少ない場合はこの限りでなく、好調0人、不調3人やその逆のパターンもある

調子自体はランダムのためプレイヤー側は祈ることしかできないが、1軍登録選手は調子が変動しやすく、2軍選手は絶好調/絶不調にならない。これだけは覚えておきたい。

アレンジチームの1軍・2軍登録

上記の「1軍登録選手は調子が変動しやすく、2軍選手は絶好調/絶不調にならない。」仕様を活かすために以下のような戦術がある

①絶対に絶不調を引きたくないスタメン選手を2軍登録
②好調以上時のみ起用する選手を1軍登録
③絶好調でもスタメン起用しない選手を2軍登録
④先発可能な投手を多めに1軍登録、リリーフ投手を2軍登録

①絶対に絶不調を引きたくないスタメン選手を2軍登録
G坂本やS村上等、青特殊能力が多く「絶好調のプラス効果<<絶不調のマイナス効果」であり代わりのスタメン候補もいない選手を2軍におくことで絶不調を回避する戦術。爆発力よりも安定した戦力を求める場合は特に有効。

②好調以上時のみ起用する選手を1軍登録
調子普通ならベンチ外でも「好調以上ならスタメン」、「マイナス特殊能力の消える絶好調時のみ先発要員」といった選手を1軍登録しておき好調時以外はベンチ外にする戦術。代わりに先述の①や後述の③.④に該当する選手を2軍に登録して枠を空ける必要がある。

③絶好調でもスタメン起用しない選手を2軍登録
調子による能力の影響の少ない代走要員、守備要員を2軍登録しておくことで他の選手の好調、絶好調のチャンスを増やす戦術。守る場所のない代打専門の選手についても、1打席しか好調の恩恵が受けられないので2軍におく場合もある(代打○持ちの場合には絶不調にならないというメリットもある)。

④先発可能な投手を多めに1軍登録、リリーフ投手を2軍登録
リリーフ投手、特に勝ちパターンの場合は例え絶好調であっても試合展開によっては登坂がない場合も多い。また、好調以上だからといってスタミナを使いきってしまうと次の試合以降で投手運用が苦しくなる場合も多い。
一方、先発の場合はスタミナが先発起用による補正のおかげで高くなるため好調以上の状態で長いイニングを投げることができる。スタミナを使いきっても問題がないといった理由でリリーフ投手に比べて調子の恩恵を大きく受けることができる。

4つ程、1軍・2軍登録の考え方を紹介したが、あまり本来組むオーダーと選手を入れ替えすぎてしまうとそちらに時間を取られてしまい打順や守備位置の変更が間に合わなくなってしまい本末転倒となるので、無理のない範囲に納めたい。

1・2軍登録の活用例

ヤクルト野手

絶不調を避けたい村上を2軍に配置、代わりの2番ファーストには好調時以外は2軍の渡邉を置くことで入れ替えの時間を節約している。守備要員の吉田大成、代走要員の並木は2軍登録にしておき投手を下げることで空いたベンチ枠で1軍に登録する。

ヤクルト投手

先発可能な投手と、調子の恩恵の大きい調子極端や2球種のリリーフを1軍に登録した。勝ちパターンの石山、マクガフは好調以外の選手と入れ替えて1軍に登録する。
基本的にリリーフは6.7人いれば十分なため、先発1人、リリーフ6人(スタミナ残留等によっては7人)を1軍に残し、後の選手はオフ枠か2軍に下げておく。
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