プログラマーがファンタジー世界に召還されますた(非公式まとめ)

灰色のPG11

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pfantasy

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 図書室での研究中に、私はコツコツという音に私は気づいた。
 何かが近づいてくる。
 ガシャ、と扉があくと、そこには最初に死んだはずの少年がたっていた。

-!?

 私は驚きで足がすくんだが、彼は何をするということもなく、図書室の
扉を閉めると立ち去っていった。
 『大崩壊』の記述にはこうある。作り間違えた使役物に犯されたものは、
動く死体(Zombie)となって、徘徊すると・・・。

-いや、神の魔法など、まだ私は使っていない。

 私はそう思い込もうとした。しかし、魔王の言葉が脳裏に戻ってきた。

『しかし、汝が禁呪文XSを持ち出したことで、この世界の調和は崩れる。
そして我々が世界を闇に包む時代が来ることになるのだ!!!』

 私は、魔王と再び戦わなければならない事を、暗に自覚した。
 そう、私は世界から略奪するまえに、世界を救う使命を負わされていた
のだった。

 しかし、魔王は神の作り出した使役物、魔王に消し去るためには神の
権限が必要だ。

-神の権限・・・オレにそれが取れるか?

 しかし、使役物を作り間違える神である。
 神に対する罠を張ることによって、確立の低い勝負を挑める可能性は
ある。この世界の神は、全知全能ではない。root と真名で呼ぶほうが
よいのだ。

-これしかないな・・・

 私は、神へ挑戦する方法を短時間にまとめた。
 私の世界の常識から考えると、root に対する戦いを挑むには、二つ
方法がある。一つは、カーネルのセキュリティー・ホールをつくやりか
たである。神が何かをしているときに、神の呪文に自らの呪文を重ねる
方法がある。
 また、神の代理である使役物を徹底的に攻撃し、彼らが神の権限で間
違えをおかすように仕向けることもできる。
 これらはバグや不具合をつくやりかただが、この世界のバグは重大な
危険性がある。下手にバグに触れると自らの存在も危うくなるのだ。
 私は、第二のやり方にかけることにした。

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