プログラマーがファンタジー世界に召還されますた(非公式まとめ)

灰色のPG12

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pfantasy

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 パーラー王は、私の願いを快く聞きとげた。

「そちの願いは分かった。汝に我が娘を授けよう。今日からは汝は私の
義理の息子だ。」

 王は私の本心は分かっていないようであった。
 ちなみに、王の娘はこの国一番のロリ系の美少女である。

 一方で私は、宮廷魔術師と共同でちょっとした魔法を開発していた。
 DESと呼ばれる補助魔法を駆使して、ある種の異空間を作る魔法で
ある。この異空間内では、私が設定した『秘密の言葉』を知らない限り
何者も、異空間の中に侵入することができない。

 私は、この異空間にちょっとした罠をしかけることにした。
 ほんの、ちょっとした罠をだ。

 数ヵ月後、私は街に忍びで出ていた。
 神に対抗する罠は作った。あとは、どうやって神を誘い込むかだ。

 首都を歩いていくと、『ヲタク』を目指す少年がワンライナーの修行
をしている。
 影で見ていると、ややみすぼらしい(失礼!)男が、少年に声をかけ
て稽古をつけてやると言っている。

#include !?

 私は驚いた。男は『シィプ・ラプラ(C++)』を使おうとしている
では無いか。どうやら、どこからとも無く流れてきた男らしい。
 しかし、勝ったのは少年であった。要求にあわせて魔法を選ばない
といけない。男はそれを分かっていなかった。

 しかし、この男は使えるかも知れない。
 私は高等魔法が使えて、多少、どじな男を捜していた。

 私は、転んだ男に近寄っていった。

「もしもし、旅のおかた。私は、この国のパールゥを生業とするしが
ない魔法使いです。今しがたの魔法の詠唱を見させていただきました。
シィプ・ラプラのかたですね?」

 私は、彼に魔法の棒(アプリケーション)を手渡そうと決意した。
 この魔法の棒は、己の証(ユーザー・パスワード)を宣言すると、
国一番のロリ系美少女であるエイダ姫が異空間でサービスをしてくれ
る、究極のマジック・ワンドなのだ。
 もちろん己の証は私の下に通知される。しかも例え神であっても、
そして、この魔法の棒にパスワードいれずにサービスを受けることは
できない。
 男は女の噂を広めたがる。ひとたび実行すれば、このワンドの噂が
かけめぐり、ワンドを巡って魔法使い同士で争いが起きるであろう。
 私の想像がただしければ、神は私と同じ世界からきた人間の男だ。

 多くの魔法使いの血が流れるだろうが、最後に生き残るのは神だ。
 このトロイの木馬にひっかからないはずが無い。

 いたいたけな少女をこのような目的に使うことは少々、心が痛むこ
とであるが、宇宙の支配者になるためには、必要な犠牲である。
 問題はこの男が、この魔法の棒を実行してくれるかということだ。

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