Chapter 9.1
翻訳者: AFK: Twitter
抗議と暴動の狭間で
第 25 回宇宙評議会会合録 - ζ サジタリィ 3.32 星紀
開催地: コアシステム中立地帯 ステーション・イグニス評議場
開催地: コアシステム中立地帯 ステーション・イグニス評議場
評議会 帝国代理人: ジー・ヨンジュー、フェルス・ヘイドン、トゥラニ・アデ・ク
評議会 連邦代理人: オーレア・アドニス、ヴィクター・ハクスレイ、イライジャ・バーク
評議会 連合代理人: アイシュ・フィニクス、マンドラ・バンコール、ハーレイ・グエン
評議会 連邦代理人: オーレア・アドニス、ヴィクター・ハクスレイ、イライジャ・バーク
評議会 連合代理人: アイシュ・フィニクス、マンドラ・バンコール、ハーレイ・グエン
- 以下は探査計画にまつわる投票についての話し合いを書き起こしたものです
…例の光の中へと送り込んだクラス B 船隊は消失してしまいましたが、ミマーと同じ末路をたどったという想定の元、現在我々は作戦を進めています。光によって破壊された船の姿がどのようなものか、間接的ではありますが我々はこの目で見ています。今回はそのような事態は起きていないようです。差し当たっては、この作戦によって生じるであろう光の変化を待つ、というのが評議会からの指示となります。なお、ある船の積荷のクアンタムが行方不明となった事案も発生しています。これについては当該船の記録の調査によって子細が明らかになると見込んでいます。
通常であればこのような問題は評議会で扱うものではありません。当該派閥内部での問題ですし、コアシステムの政治とも関係ありません。しかし、これら事案はある集団が中心となって起こしたものであると思われます。その集団の名は狐の目を意味する「ヴルプス・オクリ」。帝国市民の政治的権力を増すことを目的として帝国内で地下政治運動を行っています。
2 日前、ヴルプス・オクリは全通信チャンネルを通じて以下の声明を出しました。
「帝国市民たちよ!君たちの声は長きに渡って抑圧されてきた!君たちの命は貴族階級の隠しごとを守るため使い捨てられてきた!ケプラー 7 のフォージ・ワールドでは何十万もの帝国市民の命が紅狼によって奪われた。私たちが見たことすらない罪人を捕らえるため、なぜこのようなことが起こらねばならないのだ?帝国よ、そして評議会よ聞け!私たちに正義を与えろ!モンテス率いる紅狼によって多大なる命が奪われたのだ!この卑劣な男の姿をみなの前に晒せ!」
この声明を聞く限り、ヴルプス・オクリの起こした暴動はモンテス・ライカニスを帝国民の面前に出すまで収まることはないでしょう。なお、帝国はモンテスがこの暴動の原因であると認めてはいません。この問題は最早帝国内だけの問題とは言えません。ライカニス家領有惑星のエデンにあるモンテスの監獄…現帝国代理人たちとの交渉の末、評議会から護衛付きで使者をそこへ送っても構わない、との言葉が得られました。しかし彼らからはモンテスを公衆の面前に晒せば、帝国への侮辱と危機となり、帝国の治安を揺るがすことになりかねない、との意見も出ています。以上のことから、当評議会は以下のどちらを実行するか投票で採決を取ります。
1) 帝国市民とコアシステム住民に対して、モンテス・ライカニスを何らかの形で公の場で晒す
2) 惑星エデンに使者を送る。イクサス-βの暴動は帝国の提案通り帝国のやり方で対処させる
各所属勢力の投票チャンネルにてこの件についての告知を行います。なお、投票受付開始は告知の 12 時間後からとなります。