車体
耐久値
610⇒670
車体装甲厚(mm)
78/60/55
最高速度(前/後)(km/h)
40/15
重量(初期/最終)(t)
34.86/48.01
実用出力重量比(hp/t)
12.50
本体価格(Cr)
410,000
修理費(Cr)
約7,600
武装
名称
発射速度(rpm)
弾種
平均貫通力(mm)
平均攻撃力
AP弾DPM
精度(m)
照準時間(s)
総弾数
弾薬費(Cr/G)
重量(kg)
俯仰角
75 mm Jariwen HE Gun Mk.III
15.68⇒17.78
HE/HEAT
33/68
180/135
1882⇒2134
0.48
1.5
105
35/2G/35
784
-7°/+20°
QF 2-pdr Mk. X-B
28.57⇒30.17
AP/APCR
121/145
55/55
1571⇒1659
0.36
1.9⇒1.5
92
35/2G
175
75 mm Jariwen Gun Mk.IV
13.10⇒14.57
AP/APCR/HE
135/175/38
135/135/175
1769⇒1967
0.44
1.5
50
55/2G/35
1475
75 mm Jariwen Gun Mk.VI
10.50
AP/APCR/HE
165/195/41
145/145/185
1523
0.41
1.9
45
155/2G/38
1893
砲塔
名称
装甲厚(mm)
旋回速度(°/s)
視界範囲(m)
重量(kg)
Cl 36t Mk.I
30/30/30
48
310
2,100
Cl 36t Mk.III
100/100/100
20
345
14,500
エンジン
名称
馬力(hp)
引火確率(%)
重量(kg)
Continental R-975-C1
400
20
516
Ford HMM Type B
490
17
690
Yamao engin IV Mk.I
600
18
780
履帯
名称
積載量(t)
旋回速度(°/s)
重量(kg)
Cl 36t Mk.III
35.01
31
13,550
Cl 36t Mk.IV
50
28
13,550
無線機
名称
通信範囲(m)
重量(kg)
WR 108
350
200
WR 509
750
90
乗員
1
Commander
2
Gunner
3
Driver
4
Radio Operator
5
Loader
隠蔽率
固有隠蔽率
静止時
0.1414
移動時
0.0701
発砲補正
0.2758
解説
重戦車と言いながら同格にはマチルダやAMX40、さらにはD.W.2にまで装甲の座を奪い取られており
武装はマチルダと全く同じで機動性はちょっと速めな程度という完全にマチルダの下位互換に成り下がっていた前身から一変してわりと優秀な装甲にわりと優秀な武装をそろえたバランスの取れた重戦車となった。
購入した直後のstock状態では前身ですら力不足であった75mm榴弾砲に貧弱な装甲の初期砲塔、前身から若干強化された程度の機動力を持ち合わせたtier5HTとして戦うにはとても力不足な戦車となってしまっている。
また初期履帯では搭載量ギリギリまでを使用しており、拡張パーツを搭載することすら難しくなっている。
主砲を前身から引き継げる2ポンド砲に交換すれば少し重量は稼げるが、それでも単発火力55ではいささか苦しいものがあるため初期状態は非常に苦しい戦車となっている。
武装
武装は前身から引き継げる2種類と新しく75mm砲が2種類搭載できる。
初期砲の75 mm Jariwen HE Gun Mk.IIIは前身ですら既に力不足だった砲をティアーを引き上げ特殊マッチングをなくして搭載するため、戦場での活躍は非常に難しいだろう。
前身から引き継げるもう一つの主砲であるQF 2-pdr Mk. X-Bでは装填速度などの要素はそのままに搭載できる上に貫通力も3ケタを超えているためいくらか活躍ができるようになる。
しかし単発火力が55とかなり低いため、多くダメージを与えるためには連射しなければならず、さらに次の75 mm Jariwen Gun Mk.IVを搭載するためには履帯も交換しなければならないため連射が苦手な人にとっては前身以上に苦しい戦いになるだろう。
改良砲塔に搭載すると元から機関銃並だった装填速度がさらに速くなるが、75 mm Jariwen Gun Mk.VIを搭載した方がより優秀な成績を取れることもあるためランダム戦で使うことはほぼ戦犯として睨まれるきっかけになってしまうだろう。
75 mm Jariwen Gun Mk.IVを搭載するためには履帯を交換しなければならないが、最終砲を搭載するためにはさらに砲塔まで開発しなければならないため履帯を開発した後はしばらくこの砲を使うことになるだろう。
中間砲にしてはAP貫通力が135mm、単発火力が135と比較的優良で、プレイスタイルによっては初期砲塔+最終エンジンによる優良な機動力プレイをすることも可能ではある。
75 mm Jariwen Gun Mk.VIはAP貫通力は165mm、APCRでは195mm、単発火力は145と同格に比べ非常に優秀な性能を誇っており、APCRを使えば格上との殴り合いも可能になってくる。
優秀な砲塔前面装甲と合わせれば格上にも猛威になってくるだろう。
装甲
車体装甲は前身から大幅に強化されており、前面はKV-1並の厚さを誇っており、本車両の特徴でもある傾斜装甲を加味すればKV-1以上の厚さとなっている。
しかし側背面はというと傾斜を加味してもKV-1より薄く過信はできなくなっている。
適切な昼飯の角度を取れば同格程度ならはじけるだろう。
なお一般的に弱点と言われている車体下部はというと本社の車体下部は非常に狭く傾斜がより強くさらには装甲厚はそのままのため逆に狙った方が硬いという珍しい戦車になっている。
豚飯はというと元々の装甲が薄く砲塔も前気味に設置されているためあまり向いていない。
また格上には優秀な傾斜を誇っている前面装甲すら貫通してくる相手もいるため過信は禁物である。
砲塔装甲はというと初期砲塔は前身の改良砲塔から全周5mmずつ強化されているが、ティアーが上がり特殊マッチングではなくなったためむしろ相対的に非常に薄くなっている。
全周装甲は均一に30mmであり、防盾も20mmしかないため同格のMTにすら劣っている。
優秀な旋回性能を誇ってはいるものの、車体がいくら固くとも砲塔が柔らかければ砲手や装填手、車長がいる砲塔を狙われてしまうため重戦車運用をしたいのであれば早めの交換を急ごう。
改良砲塔に交換すると全周均一な100mmへと大幅に進化し、防盾は75mmと車体よりも硬くなる。
初期砲塔から一気に装甲厚が増し若干大きくなるために重量はかなり上がっている(その重さなんと12t!)が、砲塔前面は防盾を加えるとtier5にしてなんと185mmとなるためハルダウンして弾くと言った運用も可能になる。
機動性
エンジンは前身の最終エンジンに加え新しく他ルートでも多く使用されているため使いまわしが聞きやすい中期エンジンとさらに高出力なエンジンを搭載できる。
最高速度は重戦車として優秀な40kmとなっており、最終状態ならやや優良な出力重量比と合わさって快速重戦車としての活躍もできなくはない。また重めな重量と合わさってやや強力な体当たりを繰り出せることもある。
しかしあくまで「重戦車としては」優秀な出力重量比であり、上り坂ではやはり減速が大きいことに注意。
完全に最終装備にした状態ではやや早い重戦車な機動力となっているが、
初期状態と最終状態では大きく重量が違う車両のため装備の組み合わせによって機動力が大きく変わってくる。
初期砲塔+初期(中期)エンジン 出力重量比:11.46(中期14.05)
初期状態。
実は最終状態よりも出力重量比は低く、厳しい戦いを強いられるだろう。
中期エンジンに交換した場合は最終状態よりは出力重量比は高いが、それでも重戦車並ではある。
最終砲塔+初期(中期)エンジン 出力重量比:8.33(中期10.20)
武装の開発を急ぎ最終エンジンの開発を後回しにした場合こちらになる。
武装は強化され装甲も厚いが、機動力は非常に重くなっており様々な場面で苦悩することだろう。
初期砲塔+最終エンジン 出力重量比:17.21
こちらは一転し中戦車にも匹敵する出力重量比となる。
同格と比べると優秀な最終砲と硬い改良砲塔を捨てることは重戦車としては痛手となるが、プレイスタイルで中戦車的な運用としている人ならばあまり悪くはない選択ではある。
改良砲塔+最終エンジン 出力重量比:12.50
最終状態。
こちらはやや早めな重戦車並みの出力重量比となっている。
スペック的にはKV-85に匹敵しているが、同格の中戦車とは結構な差が開けているため上り坂ではやや減速することに注意。
総評
総合的に見れば高いバランスの能力を持っている重戦車である。
またプレイスタイルによっては中戦車的な運用をすることも可能であり、本車両は優秀な性能を持っていることには間違いない。
しかし、それは最強ではなく、一般的な重戦車への対抗策を取られてしまえばあっけなく撃破されてしまう。
キチンとした運用をしてこその良車両であることを忘れずに運用しよう。
史実
1943年1月の軍隊ではいまだに主力の戦車は1941年前後に開発された戦車を改装や形式変更、大量生産などで補って使用していたが、ドイツやソ連などが使用している戦車の情報が入ってくると政府はようやく圧倒的に旧式化していた戦車に目を向け、新型車両2種の開発を決定した。
その一つは「30t級の重戦車」というものであり、ヤマオ社、ソビオ社、ペー社、ジャリウェン社の四社に案を募集した
当時の軍ではアメリカのM5軽戦車やM3中戦車、イギリスから大量に輸入された2ポンド砲とそれらを改装したものなどの装備しかなく、当時のドイツやソ連の装備と比べると圧倒的に劣ることは間違いはなかった。
ヤマオ社、ジャリウェン社はこの30t級の重戦車を共同で開発していくことを決定し、
El 30t として開発を進めていった。
仮想敵としてはドイツのパンターやソ連のKV-1などの重装甲な戦車 装甲の配置はT-34を参考にするとされていた。
このEl 30tは傾斜装甲を持った車体に75mm榴弾砲を載せる物とされていたがアメリカからM8の設計図が渡ってくると一転して不要になり、当時国内に有り余っていた2ポンド砲を搭載するものに設計を変更された。
設計は順調に進み1943年3月に試作車両が軍に引き渡された時傾斜装甲は広く評価されたが、貧弱な装甲厚と旧式の武装を流用していることを問題視され、ヤマオ社、ジャリウェン社は独自の戦車の開発とともに新規武装の開発も開始した。
ヤマオ社、ジャリウェン社は装甲厚をより強化するにあたり、30t級では装甲厚をあまり強化できないという結論に至り途中で設計方針を「36t級の重戦車」に変更し、計画名もEl 36tに変更した。
再度設計しなおされたEl 36tは正面装甲厚が78mmまで強化されており、優秀な傾斜装甲と合わさり非常に優秀な防御力を持っていたが、1943年7月に試作車両を制作し軍に引き渡す際に砲塔と搭載予定であった75 mm Jariwen Gun Mk.IIIの改良が間に合わず、旧El 30tの試作車両の砲塔に増加装甲を貼り付け武装はそのままに搭載しEl 36t Mk.Iとして引き渡している。
軍は車体の設計は優秀とし、「Cl 36t」として形式化し量産する指示を出す一方、砲塔と主砲の改良を急がせた。
1943年8月上旬にようやく砲塔と75 mm Jariwen Gun Mk.IVの改良が済みCl 36t Mk.IIIとして設計するものの、車両重量の圧倒的な増加からサスペンションの脆さが増してしまうことが判明し、サスペンションの改良を済ませ8月中旬にMk.IVとして試作車両を制作し軍に引き渡した。
その後Cl 36t Mk.IVは軍からは非常に優秀な防御力と火砲を所持していることが好評となり、1943年9月には量産に入っている。
なおCl 36tは進んでいく改良の末El 45tとなり、
Jasmine という名前がつく有名な戦車にまで発展していく過程の戦車でもある。
最終更新:2014年10月19日 14:59