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あねくろ@臨時まとめ
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あねくろ@臨時まとめ

二人の異世界人

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だれでも歓迎! 編集
(前回画面から暗転)
【背景変更:ルネーニ王城】
【BGM変更:城】

「ルネー! おーい、ルーネー!!」
志乃を抱えてやっとの思いで王城まで帰ってきたときには、すでに日はとっぷりと沈んでいた。
謁見の間に殴りこんだ舞人だったが、すでにそこにルネの姿はない。
手近なメイドを捕まえて、ルネの居場所を聞き出す。
「ルネ王なら今、私室で雑務を……」
「すぐにあわせてくれ! 大至急だ!!」
「は、はい……!!」
異世界の勇者として城内で名が知れ渡っている舞人の言葉に、メイドは血相を変えてルネを呼びに走る。
しばらくして、ルネが何事かとばたばたと駆けつけてきた。
舞人の必死の形相を伝えられ、よほどの大事だと思ったのだろう。
「どうしたのですか、勇者様?」
「こいつを見てくれ!!」
ルネが玉座に着くのを待つのももどかしく、舞人は抱きかかえた志乃を突き出すように見せ付けた。
「まぁ……」
ルネは驚きに目を見開いた。
「あの、勇者様……そういうことも勇者の甲斐性だとは思いますけど、お城は連れ込み宿じゃないんですよ?」
ぽっ、と頬を赤らめ、とんでもない勘違いを爆裂させるルネ。
「だぁぁぁぁぁ!! ちがぁぁぁぁう!!」
「あら、違いますの?」
雄たけびを上げる舞人に、ルネはきょとん顔をした。
「なんでわざわざ女を連れ込むのにお前に報告する必要があるんだよ!!」
「それが勇者様の世界でのしきたりかと……」
「ねーよwwwww」
「まぁ、冗談ですけど」
「おおっと!?」
しれっと真顔で言ってのけるルネ。
思わず志乃を取り落としそうになり、多々良を踏む舞人。
「この娘からは魔力の残留波動を感じます。何が起こったか、話してくれますか?」
「……正直、お前のキャラについてけんわ」
「いいから、話してください」
ジト目でぼやく舞人の言葉をルネは軽くスルーした。
「じゃ、じゃあとりあえずさっき起こったことをありのままに説明するぜ……!」
舞人は先ほどの出来事を身振り手振りを加えてだらだらと説明した。
町外れで突然襲われたこと。
それが元の世界での友人だったこと。
突如虚空からあわられる謎の武器。
そして、なぜか突然正気に戻ったこと。
「ドッペルゲンガーとかコピー人形とかそんなチャチなもんじゃねぇ、断じてねぇ……もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」
舞人の話を黙って聞いていたルネは、話が終わるころには信じられないといった表情をしていた。
「まさか勇者様の世界の住人が現れるとは……」
「お前が召喚したんじゃない……よな」
「当然です。勇者召喚の儀式には多大な魔力を消費するんです。そう何度も使えるものではありません」
「じゃあ誰が志乃をこの世界に呼んだっていうんだ?」
「……。このシノさんは魔術で操られ、勇者様を襲いました。そんなことが出来、それをする必要があるのは……」
それくらいはさすがの舞人でも想像はついた。
「魔王、か?」
「恐らくは……。残留魔力の波動からも、ルルシュの力を感じます」
「ルルシュ?」
「強制的に命令を執行させる最上位の魔法……というより、強力な呪いですね」
その言葉に、思わずぎょっとなる舞人。
帰ろうと決意したとき、恐れていた魔法は実際にあったのだ。
「な、ナるほド……そレで志乃は操り人形になっタわケか」
思わず声が裏返る。
「ですが、問題はそこではありません」
だが、ルネは舞人の真意に気づいていないようだった。
内心で安堵する舞人。
「……というと?」
「先ほどもいったように、異世界の者を召喚するのには多大な魔力が必要です。ですがそれ以上に、その術は誰にでも使えるものではありません」
少なくとも、人間や亜人種の中でこの秘術を使うことが出来るのは、現在ルネを置いてほかにはいないらしい。
「魔王ミレイアにしても、元は淫魔の一族……魔王と呼ぶに相応しい実力を身につけているとはいえ、その術を知っている可能性は限りなく低いです」
「じゃあ誰が召喚したっていうんだ……」
「それはわかりません……ですが、その術者は私たちにとって、かなりの強敵となりうるでしょう」
重苦しい顔でルネは呟いた。
沈黙が場を支配する。
「ともあれ……まずは志乃さんをベッドに運びましょう」
「お、おう……そうだな」
舞人は志乃を抱えなおし、そして落ち着いてきたのかようやくとあることに気づいた。
「そういえばなんでこいつ……ゴスロリなんだ?」
「ゴス……ロリ……?」
さすがのルネも、その謎ばかりは答えることが出来なかった。


(回想)


「よ。えーっと、有栖川さん、だっけ?」
「ふぇ!? え、えっと……」
クラス替えの当日の昼休み。
以前のクラスメイトたちはほとんどが別のクラス、一緒のクラスになった人も居たが、ほとんどしゃべったこともない男子生徒ばかりだった。
志乃にとって、新しいクラスに親しい友人は誰一人としていないも同然だった。
久しぶりに孤独なお弁当を味わっていたとき、彼は唐突に声をかけてきた。
「あー、俺は八神。八神舞人」
彼は突然声をかけられ驚いた様子の志乃に、少々焦りながら自分の名を名乗った。
「あ、うん。ごめんね、八神君。ど、どうしたの?」
「い、いや……その、どうしたってこともないんだけどさ」
八神舞人は、しどろもどろになりながら後ろ頭を掻いた。
どうやら、女子生徒に声をかけるのに慣れていない様子である。
「えっと……。実は前のクラスの連中と全員離れ離れになってさ。ちょっと、話す相手がほしかっただけなんだ」
「そ、そうだったの……」
わたしと同じなんだ。
志乃はそのとき、それだけしか思わなかった。特別な感情など、このときは微塵も抱いていなかった。
「わ、悪いな。飯の途中に……」
「ううん……わたしも、お友達はみんな別のクラスになっちゃったから。話相手は、わたしも欲しかったんだよ」
「そ、そうなんだ……奇遇だな」
「うん、奇遇だね……」
新しいクラスに馴染むために、新しい友達が欲しかった。
ただそれだけだった。


(回想終了)


【背景変更:ルネーニ王城・舞人用客室】
【BGM→停止】

「う……」
志乃は鈍い頭痛に襲われながらも、どうにか目を開く。
「……知らない天井」
真っ先に呟いた言葉がそれだった。
高い天井に、派手すぎず地味すぎないシャンデリアが淡い明かりを放っている。
電気とはちょっと違うその輝きに、顔の前に手をかざして目を細める志乃。
「志乃!? 起きたか、志乃!」
「……?」
そんな様子に気づいたのか、ひとりの男が駆け寄ってきた。
その姿には見覚えがある。
「ま……いと?」
「そうだ、舞人だ。わかるか、志乃?」
「……うん。でも、どうして……?」

【BGM:しのしの】

ゆっくりと体を起こすと、鈍い頭痛が志乃を襲った。
「うっ……」
「お、おいっ、あんま無茶すんな、横になってろ」
慌てて舞人が志乃の肩に手を置き、そっとその体を横たえてくれる。
「……えへ。ありがと、舞人」
状況はさておき、やさしくされてつい嬉しそうな笑みがこぼれてしまう。
「それで……いったい、何がどうなって……」
再び横になり、口を開く志乃。
「覚えてない、か?」
「えっと……」
舞人の真剣な表情に、志乃は必死に記憶を手繰り寄せようとする。
知らない天井。
ベッドの中。
目が覚めるまでずっとついていてくれたらしい舞人。
「ま、まさか……!」
志乃の顔が茹蛸のように真っ赤になっていく。
布団の中でもじもじと体をすり合わせる。
ちらりと布団の中をのぞけば、見覚えのないパジャマを身に着けていた。
「……ぽっ」
「ちょっとまてぇぇ!? しのしの、お前今何を想像した!?」
そのリアクションに思わず声を張り上げる舞人。
「そ、そんな……言えないよぅ……ぽっ」
「ああもう、このややこしいときに変な勘違いすんな!」
舞人も緊張の糸がぷっつりと切れたように叫び、ごろごろと室内を転がる。
「くそー、人がせっかくたまにはまじめにしようってのに……」
ひとしきり転がりまわってから、われに返った舞人は手近なメイドを呼び寄せた。
「すまん、ルネを呼んできてくれ」
「か、かしこまりました……」
勇者の奇行を目の当たりにしたメイドは、さすがに引きつった笑みを浮かべていた。


(暗転)
【背景、BGM変更なし】


「……というわけなのです」
「はぁ……フォスタリア、ですか」
呼ばれてきたルネに事の経緯を話された志乃は、きょとんとした表情で生返事する。
ルネの話は、あまりにも突飛だった。
「ま、俺も最初は半信半疑だったけどな……」
さもあらん、とばかりに頷く舞人。
「わ、わたしだって異世界だ魔法だなんて信じたくはないけど……でも、本当の話なんでしょ?」
「ええ……そして、あなたたちにもこの世界に召喚されたことで、特殊な力が備わったようです」
「ちょ、ちょっと待て。たち、ってことは俺もか?」
ルネの言葉に目を見張ったのは、志乃ではなく舞人だった。
「そのとおりです、勇者様」
「ツンデインのことか?」
「それは勇者としての証明ですから……そのほかの力も、あなたには備わっているようです」
初耳である。
「どんな力だっていうんだ?」
「……一言で言うなら、超強力なマジックキャンセル能力です」
「まじっくきゃんせる?」
「ええ。我々が使うカウンタースペル系統のどの魔法よりも強力な……無敵と呼ぶに相応しい力です」
ルネは舞人と志乃の身に起こった出来事を、簡潔に説明をはじめる。
「魔王の放ったルルシュの魔法に操られたシノさんを救い出しのは、間違いなくその力です」
「俺の力が……志乃を?」
相手の放った魔法に対抗し、打ち消してしまうカウンタースペル系統の魔法。
それは本来、術が放たれる前にその詠唱を妨害し、呪文を完成させないというところに意味がある。
そのため、すでに発動した魔法を無効化することは出来ない。
だが、舞人が持つ力は発動した魔法ですら、完全に無効化してしまうことが出来るのだとルネは言った。
「確かに、呪いを解く僧侶たちの魔法もあります。ですが、呪いは本来、魔族たちがもっとも得意とする系統の魔法です」
「要するに、どういうことだよ?」
先を促す舞人に、ルネは続けた。
「その魔族の頂点たる魔王が放った呪いを解ける術者は、この世界にもいるかどうか甚だ疑問が残ります」
「ルネさんは一番凄い魔法使いなんですよね? あなたにはその……出来ないんですか?」
志乃が遠慮がちに口を挟んだ。
「私は本来、治す方面の術者ではないので……」
「そうですか……すみません」
「いえ、気にしないでください」
そういってルネは微笑んだ。
「とにかく、勇者様の力は解ける可能性のきわめて低い呪いを、一瞬にして打ち消す力があります」
「俺に……そんな力が?」
「恐らく、まだ力の使い方を完全には知らないのでしょう……死と直面したとき、無意識に発動しているのだと思います」
「てことは、俺は魔法じゃ死なないってことか……?」
「そういうことになります……ただ、限界はあるでしょうけど」
「うはwwwwてことは俺、もしかして魔王もラクショーなんじゃね!?」
自分の意外な能力に、ついつい悪い癖が発病して調子に乗る舞人。
限界があるとか、魔法を無効化できる防御能力はあっても反撃に転じる攻撃能力が無いに等しいとか、そういうことは一切頭になかったりする。
「……舞人は、やっぱり魔王を倒しにいくの?」
「……え」
その折、控えめな声で志乃が呟いた。
不安げな瞳が、舞人を見上げていた。
いかないで。
かえりたい。
言葉にしなくても、志乃の瞳はそう語っていた。
「………」
勢いを殺がれ、すとんと椅子に腰を下ろす舞人。
そうだ。
帰りたいのは自分も同じだったじゃないか。
(冷静になれ……いくらそんな能力があるからって、俺が魔王に勝てるわけないだろ……)
なんとも勇者らしからぬ考えだったが、つい先日までただの学生だった舞人に、ほいほいと魔王退治が出来るわけがないのもまた事実だった。
ふと視線を上げると、変わらぬ瞳で志乃が見つめ続けていて、つられるようにルネも複雑な瞳で舞人を見つめていた。
(や、やばい……志乃はともかく、ルネには気取られないようにしないと)
自分ではへっぽこで勇者の資質などゼロに等しいと思っているが、ルネを初めフォスタリアの人々は舞人のことを希望の星だと思っている。
そこへきて、魔法に対してのみだが超強力な特殊能力が判明したわけである。
期待は高まる一方だろう。
(そこでもし帰るだなんて言い出したら……)
最悪、魔法で志乃のように操り人形にされる可能性だって、無きにしも非ずなのだ。
「そ、それより。俺の能力はわかったけど、志乃の能力って……」
内心を悟られないよう、平静を装いながら必死に話題を変える舞人。
「シノさんの能力は、強力な魔法具の召喚のようですね」
「まほーぐ? つまり、魔法の道具ってことですか?」
「Exactly(その通りです)」
意外にも飲み込みは早いようである。
「試してみましょう。召喚魔法の一種に近いようですが、どういったものが召喚できるかは未知数ですから」
そういってルネは、志乃に目配せした。
「あっ、はい……っ」
志乃は慌ててベッドから立ち上がる。
「勇者様のお話では、料理道具や掃除用具を召喚していたといいます。やってみてくれませんか?」
「で、でもどうやって……」
「恐らく、念じるだけでいいでしょう。勇者様は呪文を詠唱するあなたを見ていませんからね」
「は、はい……」
志乃はぎゅっと目を瞑って、強く念じる。
(おなべ……おなべ……)
とりあえず真っ先に思い浮かんだ料理道具を、そのまま強くイメージする。

ぽんっ!!

「わっ、本当にでた!」
「……おお、なんか無駄に凄いな」
次の瞬間、虚空から鍋が現れ、志乃の手に納まった。
使い勝手がよさそうな程よい大きさの鍋。
「無駄だなんてとんでもない……ものすごい魔力を感じます」
「……ホントかよ、こんな鍋が……?」
だが、そこで舞人は思い出す。
別のホーロー鍋ではあるが、自分が放ったツンデインを受け止め、消し去ってしまったことを。
(よく考えると、武器代わりの道具も出せるし、俺の能力より凄いんじゃね……?)
もちろん防御できる範囲だとか、攻撃魔法しか無効化できないとかいろいろと欠点はあるのだが、そんなこと舞人に分かるはずも無い。
「ペロス!」
自分のへっぽこさを再認識している舞人を尻目に、ルネは魔法を唱えていた。
物体の本質を調べる魔法である。
「……なるほど。そのお鍋は、魔法をじっくり煮込むことで、その威力を増すことが出来るようですね」
「へ、へぇー……そうなんですかぁ」
志乃は鍋をまじまじと見回しながら感慨深げに呟く。
「ですが、丸1日以上煮込まないと効果は成さないようですね」
「……使い勝手の微妙な鍋だな」
鍋は志乃が「消えろ」と念じると、再び虚空へと消えていった。
それからしばらく志乃の能力を検証したところ、家事関係の道具ならば、何らかの強い魔力を秘めた形で召喚できることがわかった。
ただし、フォスタリアに存在する道具でなければ駄目らしい。
掃除機や洗濯機を出そうとして、失敗していた。
「さて、お疲れでしょうから検証やお話はこれくらいにしておきましょう」
程なくしてルネがそう切り出し、椅子から立ち上がった。
「食事はメイドに運ばせますから、体調が回復するまでゆっくり静養してください」
「あ、ありがとうございます」
志乃はぺこぺこと頭を下げる。
「それでは勇者様も。シノさんと積もる話もあるでしょうから……」
意味ありげに小さく微笑み、ルネはお辞儀をすると静かに部屋を去っていった。

(暗転)
【背景、BGM変更なし】

「ふぅ……なんか、どっと疲れたな」
「……うん」
ルネが立ち去って数秒後、大きく息を吐き出す舞人。
「それにしても、案外適応が早いんだな、しのしのは」
そういって笑う舞人だったが、続く志乃の行動に唖然とした。

ぎゅ……

「適応なんて、しきれるわけないよぅ……」
志乃は舞人にしがみついていたのだ。
「し、の……?」
「かえりたい……」
舞人の胸に顔をうずめながら、ぼそりと呟く志乃。
「帰りたいよ……そりゃあ、魔王に侵略されてかわいそうなのはわかるよ……」
そこで初めて、志乃が小刻みに震えていることがわかった。
いくらしっかり者の志乃でも、心はか弱い少女なのだ。
こんな異世界に突然放り出され、平静を保てるはずがなかった。
「でも……やっぱり帰りたい。舞人が勇者とか、わたしたちに力があるとか関係ないよ……わたしは、元の世界がいい」
「志乃……」
舞人はおずおずと、志乃の体を軽く抱き返す。
「そうだな……俺も、帰りたいと思ってたところだ。奇遇だな」
いつかの会話を思い出し、懐かしさに思わず笑みがこぼれる。
「舞人……っ」
志乃がいっそう舞人を強く抱く。
「……まいとが一緒でよかった。もしひとりだったら……わたし……」
嬉しそうな志乃の涙声。
その声と、舞人を抱く力が自然と弱くなってくる。
「志乃……?」
「いっしょで……よかった……」
よほど精神的に疲労していたのだろう。
そんなことを呟きながら、志乃は気絶するように眠りの世界へと旅立っていた。
「すー……すー……」
程なくして、定期的な寝息が聞こえてくる。
「……志乃」
舞人はその頭を軽く撫でて、目を細めた。
そのやさしげな横顔は、紛れも無く勇者相応のそれであった。

………
……
…


「まいと……ぉ」

ふにょん

「おおおおおっ、はんにゃはらみた!!」 【EF:シェイク】
寝返りを打った拍子に押し付けられたおっぱいの感触に、念仏を唱えて冷静さを保とうとする舞人。
舞人の脳内の軍人たちが、理性の崩壊という名の猛獣を閉じ込める檻を死守しながら叫びあう。
(脳内伍長:も、もうだめです軍曹殿ぉぉぉ!! 同級生のおっぱいがっ、おっぱいがぁぁ!!)
(脳内軍曹:このフヌケめ!! しのしのはこの異世界で舞人を心の拠り所にしているんだ! 弱みを利用しようとするんじゃないっ!!)
(脳内伍長:ですが少しくらいはいい目にあってもよいのではないでしょうか!!)
(脳内軍曹:その考えがいかんというのだぁぁ!! もしそれで嫌われたらこの先どうするつもりだぁぁ!!)

「まい……と」

ぷにょん

(ふおおおおお……おっぱい押し付けられるぅぅぅ!!! 軍曹どのおおおお!!)
やはり舞人は、こういう男であった。


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