ダンジョン・マスター

ゲームの進行役を、D&Dではダンジョン・マスター(DM)と呼びます。
他の呼び方は:
  • ゲームキーパー(KP)
  • ゲーム・マスター(GM)
などがあります。

主な目的

TRPGを遊ぶ上で必ず必要になるのが「テーマ」です。
テーマに併せて、DMの役割は異なります。
大まかなテーマの分類は次の通りです。
テーマ DMの役割 PCの役割
問題解決 問題を出題 問題を解決する
情報収集 NPCを演じる 捜査を行う
探検 ダンジョンの作成 ダンジョンの捜索
戦闘 敵NPCの設定 戦闘を行う
雑談 特に無し ロールプレイ

タイムキーパー

PC同士の議論に収拾がつかない場合、DMは何かしらの干渉を行い議論を停止することができます。
ロールプレイの関係上、パーティメンバー全員の意見が一致しない事は当然です。
例えば、ダンジョン内で長期の話し合いが発生した場合、
DMは敵モンスターを送り込むなどの手段で議論を中止させることができます。

また、物語の進行に遅延が発生した場合などは、適宜展開を変更してセッションの時間を調整します。
  • 例)最初の戦闘で時間がかかったため、2回目の戦闘は省略する、など

判定

プレイヤーの行動や提案に対して、判定を行います。
必ずしもダイスを用いる必要は無く、DMの判断で判定を下すこともあります。

ポイント:ダイス判定

D20=20であれば必ず成功するわけではない
最終的に判断するのはDMであり、ダイスの結果ではない

ポイント:否定

DMは場合により、プレイヤーの良いアイデアを否定せざるを得ない場面があります。
DMは様々な場面を想定して準備をしておくことが理想ですが、準備のできていない行動をプレイヤーが取る可能性もあります。
提案を否定されたプレイヤーは、抗議せずにDMに従うことが理想です。
ただし、DMもプレイヤーに納得のいく理由を説明する必要があるでしょう。

  • 準備が出来ていないから(メタ理由)などではなく、ゲーム世界内における理由を与えると良いでしょう。

誘導

プレイヤーがDMの用意しているシナリオから大きく外れていく場合、
ある程度誘導する必要があります。
このとき、プレイヤーに悟られずに誘導することがテクニックになります。

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最終更新:2020年07月21日 07:18