はじめてTRPGをプレイするグループの場合、いきなり
キャラクターシートを作成してキャンペーンを行うことは、プレイヤーにもDMにも
難易度が高いと考えられます。
また、全てのルールを把握してからゲームを開始する必要はありません。
ルールブックには膨大なルールが存在するため、全てのプレイヤーがルールを把握してからゲームを開始することはかなり困難になります。
ここでは、はじめてプレイするグループのセッション、セッション・ゼロについて考えてみます。
セッション・ゼロ
1.キャラクター作成
などをまずは漠然と決めると良いでしょう。
ステータスについては、後で設定します。
2.ハウスルールの確認
ここで、
キャラクターシートを全て埋める必要はありません。
具体的にセッションで使用するルールを決定し、それに合わせて必要な項目を決定します。
本wikiでは、
アビリティ・チェックの際に技能を参照せずに、
ステータスを参照する方式を採用しています。
なお、このルールについてはプレイヤーズハンドブック(PHB)にも適用方法が記載されています。
3.スペルやスキルについて
ルールブック通りにスペルやスキルを全て用意すると、把握が大変になります。
最初は任意のスペル(初級とレベル1)を2,3点シートに記入しておき、その使用方法を把握することを推奨致します。
このとき、クラス毎のスペル管理方式は無視しても構いません。
4.ステータスについて
をそれぞれ6
ステータスに配分します。
本来であれば、種族毎に
ステータス補正が加わりますが最初は省略しても良いでしょう。
変わりに、
任意の[[ステータス]]2つに2を加えるなどのハウスルールを採用することで、キャラクター毎に差を出すことができます。
5.個性や背景情報について
ロールプレイが最初は難しいようであれば、ここは省略しても問題ありません。
ゲームをプレイしながら記入していってもいいでしょう。
これにより、ある程度一定のプレイが行えるようになると考えられます。
酒場 -Tavern-
はじめに、全員が酒場ではじめて出会ったと想定して物語を展開してみましょう。
この時点では全員がLv1.冒険者のはずなので、全員何か[[クエスト]]を探しているはずです。
この時のセッション内容は:
- 全員の自己紹介
- NPCが話しかける
- クエストを受ける
例えば、DMは
ゴブリンに畑を荒らされて困っているNPCを演じ、冒険者のグループに話しかけます。
PCはこの依頼を受けてもいいですし、断ってもいいです。
断った場合は、さらに交渉する、あるいは他のNPCを演じる等を行い、何かしらの
クエストを発生させます。
この
クエストをベースに、次回のセッションを計画していくことになります。
最終更新:2020年08月14日 11:11