赤い空の窓に消えていくあの子を呼ぶ ◆OGtDqHizUM
バトルロワイヤルという殺し合いが行われている孤島の会場。
広大な湖の近くの街中、そこの表に立つ一軒のネットカフェ。
その内側のとある一室にて3つの人影。
広大な湖の近くの街中、そこの表に立つ一軒のネットカフェ。
その内側のとある一室にて3つの人影。
「朝倉涼子と言ったか、もう鼻血は大丈夫なのか?」
「ええ、大丈夫。
ああもう、私ったら少しみのりん因子を感じただけであんな様だなんて…
やっぱり長門さんとしばらく離れ離れだったから少し嬉しくて興奮しちゃったのかな。
この気持ち、まさしく愛よね~」
「……」
「ええ、大丈夫。
ああもう、私ったら少しみのりん因子を感じただけであんな様だなんて…
やっぱり長門さんとしばらく離れ離れだったから少し嬉しくて興奮しちゃったのかな。
この気持ち、まさしく愛よね~」
「……」
情報……交換……?している2人のうち椅子に腰掛け、頬を赤らめ呆れたことを言っている長い黒髪の少女は朝倉涼子。
先程口走っていた『みのりん因子』の気配を追っていたら男とその因子を持つ少女に出会った。
先程口走っていた『みのりん因子』の気配を追っていたら男とその因子を持つ少女に出会った。
その2人のうち、壁に寄りかかりながら呆れたような様子で朝倉に対し相槌をうっている男はDボゥイ。
そしてソファーの上で横になっているショートな緑髪の少女は岩崎みなみ。
そしてソファーの上で横になっているショートな緑髪の少女は岩崎みなみ。
Dボゥイとみなみの2人は『小早川ゆたかの保護』という共通の目的をもって行動している。
ゆたかの情報、または存在を求めて二人は学校を目差していた。
ここでの殺し合いが始まってから今まで彼らは危険人物というものに遭遇しておらず、このまま行けば学校に着くのは時間がかからないはずだった。
だが、道中で6時間ごとに流れる提示放送が彼らの行く道を狂わす。
放送が終わった途端、急に岩崎みなみが倒れてしまったのだ。
急展開に困惑するDボゥイ。
その時だ、鼻血を垂れ流している朝倉涼子と遭遇したのは。
ゆたかの情報、または存在を求めて二人は学校を目差していた。
ここでの殺し合いが始まってから今まで彼らは危険人物というものに遭遇しておらず、このまま行けば学校に着くのは時間がかからないはずだった。
だが、道中で6時間ごとに流れる提示放送が彼らの行く道を狂わす。
放送が終わった途端、急に岩崎みなみが倒れてしまったのだ。
急展開に困惑するDボゥイ。
その時だ、鼻血を垂れ流している朝倉涼子と遭遇したのは。
鼻血ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーンと言わんばかりに赤い液体を垂らす朝倉に最初はDボゥイも戸惑っていたが、勇気を出して話しかけてみたところ殺し合いには乗っていない人物ということが判明。
鼻血がとまらんとか(結局慣れてやや落ち着いたらしいが)、彼らが途中で会った少女長門が朝倉の夫だとかどうだとかいろいろと変な話はあったけれども、異様ではあるが一応危険人物ではないということなのでDボゥイは朝倉と情報交換することにした。
そして互いにその場で情報交換を始めようとしたときだ。
鼻血がとまらんとか(結局慣れてやや落ち着いたらしいが)、彼らが途中で会った少女長門が朝倉の夫だとかどうだとかいろいろと変な話はあったけれども、異様ではあるが一応危険人物ではないということなのでDボゥイは朝倉と情報交換することにした。
そして互いにその場で情報交換を始めようとしたときだ。
――ドカン
という何かが何かにぶつかるような、例えるなら飛行機が某巨大ビルに激突した―――みたいな。
と、そんな感じの爆音が響く。
大きな音がした方向へ視線を向けると街中では目立つくらい大きな建物である百貨店に巨大な生物がめり込んでいるのだ。
その長くて太い巨大な何か…
蛇と言うにはまるででか過ぎる何か…
蛇と言うには綺麗なその鱗…
まさに御伽噺、伝説、ゲーム、エトセトラ、エトセトラ、エトセトラでよく耳にしたり目にしたりする龍または竜のようだ。
漢字の違いで意味合いが違うとか違わないとかそういう話は割合しておこう。
そう言えば、名簿で『竜』という名前が載ってたことをDボゥイは思い出す。
しばらくその竜は建物にその身体をめり込ませてじたばたと足掻いていたが、巨大な竜の姿は忽然と消える。
そして数分後にDボゥイの目に飛び込んできたのは百貨店の上層階で激戦が行われているであろう激しい光。
耳に聞こえてくるのは派手な戦闘音。
百貨店が倒壊する音………
と、そんな感じの爆音が響く。
大きな音がした方向へ視線を向けると街中では目立つくらい大きな建物である百貨店に巨大な生物がめり込んでいるのだ。
その長くて太い巨大な何か…
蛇と言うにはまるででか過ぎる何か…
蛇と言うには綺麗なその鱗…
まさに御伽噺、伝説、ゲーム、エトセトラ、エトセトラ、エトセトラでよく耳にしたり目にしたりする龍または竜のようだ。
漢字の違いで意味合いが違うとか違わないとかそういう話は割合しておこう。
そう言えば、名簿で『竜』という名前が載ってたことをDボゥイは思い出す。
しばらくその竜は建物にその身体をめり込ませてじたばたと足掻いていたが、巨大な竜の姿は忽然と消える。
そして数分後にDボゥイの目に飛び込んできたのは百貨店の上層階で激戦が行われているであろう激しい光。
耳に聞こえてくるのは派手な戦闘音。
百貨店が倒壊する音………
激戦地から離れるべきだ――
そう結論したDボゥイ。朝倉もこれに了承。
そのためにみなみを抱えながら激戦地から離れるように移動することにした。
一見分の悪い賭けに見えるが、今は2人いる。
Dボゥイが先行して周囲を警戒しつつ朝倉がみなみを抱えて背後を警戒しつつDボゥイの後を追うということにしたのだ。
みなみを抱える朝倉は少しニヤけている。危機が迫っているのがわかっているのかいないのか……
北側は何れ禁止エリアになるため、避難場所には向かないので南下する3人。
映画館内に避難することも考えたが避難場所にするなら地図に書いてある建物に避難するより別の建物や民家に避難したほうがいいと考え直す。
そして話し合った結果、0時~6時の間朝倉がほとんどの時間過ごしていたネットカフェに入る。
ネットカフェ内に誰もいないことを確認し、彼らはネットカフェの一室までやってきたというわけだ。
そう結論したDボゥイ。朝倉もこれに了承。
そのためにみなみを抱えながら激戦地から離れるように移動することにした。
一見分の悪い賭けに見えるが、今は2人いる。
Dボゥイが先行して周囲を警戒しつつ朝倉がみなみを抱えて背後を警戒しつつDボゥイの後を追うということにしたのだ。
みなみを抱える朝倉は少しニヤけている。危機が迫っているのがわかっているのかいないのか……
北側は何れ禁止エリアになるため、避難場所には向かないので南下する3人。
映画館内に避難することも考えたが避難場所にするなら地図に書いてある建物に避難するより別の建物や民家に避難したほうがいいと考え直す。
そして話し合った結果、0時~6時の間朝倉がほとんどの時間過ごしていたネットカフェに入る。
ネットカフェ内に誰もいないことを確認し、彼らはネットカフェの一室までやってきたというわけだ。
◇
「さてと……これからどうするかだが…」
「どうするも何も、この子が起きないと話にならないと思うよ」
「どうするも何も、この子が起きないと話にならないと思うよ」
それにはDボゥイは同感である。
みなみが1人で気絶しているのを放っておくわけにはいかない。
みなみが1人で気絶しているのを放っておくわけにはいかない。
「だが、どちらかがみなみの側にいればもう片方は行動できる。
お前は長門を追わないのか?」
お前は長門を追わないのか?」
長門有希。Dボゥイとみなみがトンネル入り口付近で出会った少女の名前であり朝倉涼子の愛する特別な存在だ。
岩崎みなみと外見、雰囲気、エトセトラ、セトセトラがよく似ている少女であり、実際朝倉がみなみに対し長門の気配がすると言っていた。
朝倉が長門がただならぬ関係であることは数時間前に分かっているので長門という少女と遭遇した場所と時間を彼女に教える。
岩崎みなみと外見、雰囲気、エトセトラ、セトセトラがよく似ている少女であり、実際朝倉がみなみに対し長門の気配がすると言っていた。
朝倉が長門がただならぬ関係であることは数時間前に分かっているので長門という少女と遭遇した場所と時間を彼女に教える。
「でも、出会ったのは何時間も前なんでしょう?今から貴方が言う方向へ私が追いかけたとしても間に合わないと思うし、その方向のエリアはもう少しで侵入不可能になる。
今、追いかけるのはやめたほうがいいと思うの」
「言われてみればな……」
「学校行くのもどうかと思うな。ちょっとしたいざこざを起こしちゃったから」
「パピヨンか……」
今、追いかけるのはやめたほうがいいと思うの」
「言われてみればな……」
「学校行くのもどうかと思うな。ちょっとしたいざこざを起こしちゃったから」
「パピヨンか……」
朝倉がとった行動のせいでもあるが、彼女に襲い掛かってきたという人物。
話によると全身タイツに仮面という実に奇妙な格好らしい。
その男との戦闘で校舎の一部が崩壊しているとか。
確かに戦闘の形跡があったであろう建物にはあまり入りたくないと思うのが一般人の思考パターンであろう。
パピヨンという人物がこの殺し合いの中でどんな行動をしているかは分からないが、変態としか思えない格好といい、強引な態度といい、自分を「帝王」と名乗ったことといいあまり信用できない、というよりはしたくない。
警戒しておいてなんぼだろう。
話によると全身タイツに仮面という実に奇妙な格好らしい。
その男との戦闘で校舎の一部が崩壊しているとか。
確かに戦闘の形跡があったであろう建物にはあまり入りたくないと思うのが一般人の思考パターンであろう。
パピヨンという人物がこの殺し合いの中でどんな行動をしているかは分からないが、変態としか思えない格好といい、強引な態度といい、自分を「帝王」と名乗ったことといいあまり信用できない、というよりはしたくない。
警戒しておいてなんぼだろう。
「私としてはどういう行動を起こすにしろこの子が起きるまでここで待ってたほうがいいと思うけどね。
人間ってよく『急がば回れ』って言うでしょう。目的を達成させたいなら焦らずに慎重に事を進めるべきということよ。
下手すれば目的は達成できないどころか、全てを失ってしまう。それだけは避けるべきだと私は思うのよ」
人間ってよく『急がば回れ』って言うでしょう。目的を達成させたいなら焦らずに慎重に事を進めるべきということよ。
下手すれば目的は達成できないどころか、全てを失ってしまう。それだけは避けるべきだと私は思うのよ」
朝倉の言うことはもっともである。
ただでさえ百貨店付近で激しい戦闘が行われていた上に、怪しい変態もそこらへんをうろついている可能性があるのだから。
その百貨店付近の戦闘は収まったらしいが、しばらくするとまた戦闘音とおぼしき音が外から聞こえてきたのだ。
幸いさっきよりは離れた場所らしいが……。
やはりここは岩崎みなみが起きるまでここにいた方がいいのだろうか?
ただでさえ百貨店付近で激しい戦闘が行われていた上に、怪しい変態もそこらへんをうろついている可能性があるのだから。
その百貨店付近の戦闘は収まったらしいが、しばらくするとまた戦闘音とおぼしき音が外から聞こえてきたのだ。
幸いさっきよりは離れた場所らしいが……。
やはりここは岩崎みなみが起きるまでここにいた方がいいのだろうか?
(だが、俺にはやらなければならないことがある……)
彼の目的は殺し合いには乗らないことはもちろん、テッカマンエビルこと相羽シンヤとの決着をつけること。
そしてシンヤに連れ去られた小早川ゆたかを保護すること。
まずはシンヤの件についてだが、彼と決着をつけるにはテッククリスタルを手に入れなければならない。
相羽シンヤ……いやテッカマンエビルとはテッカマンブレードとして決着をつけることにしたのだから。
現在の自分はこれを手に入れておらず、岩崎みなみと朝倉涼子もそれらしきものは所持していないらしい。
ならば、早く他の参加者とも接触してでもテッククリスタルを探し当てることが重要だ。
それに先ほど近くとはいえないが、戦闘音が耳に入った。
生存者がいるのか戦闘をおこした張本人かは知らないが付近に人がいることは明らか。
安全な人物なら助け、危険なやつなら不意討ちなりで無力化させるしかない。
そしてシンヤに連れ去られた小早川ゆたかを保護すること。
まずはシンヤの件についてだが、彼と決着をつけるにはテッククリスタルを手に入れなければならない。
相羽シンヤ……いやテッカマンエビルとはテッカマンブレードとして決着をつけることにしたのだから。
現在の自分はこれを手に入れておらず、岩崎みなみと朝倉涼子もそれらしきものは所持していないらしい。
ならば、早く他の参加者とも接触してでもテッククリスタルを探し当てることが重要だ。
それに先ほど近くとはいえないが、戦闘音が耳に入った。
生存者がいるのか戦闘をおこした張本人かは知らないが付近に人がいることは明らか。
安全な人物なら助け、危険なやつなら不意討ちなりで無力化させるしかない。
次にゆたかのことだが、再びこうして殺し合いが始まった今シンヤと一緒にいる確立よりもバラバラになった可能性のほうが高い。
ゆたかの体の弱さは分かっている。
殺し合いと言う場所で1人で放られて生きていられるわけがない。
第一放送を過ぎても呼ばれないこということからして安全な人物に保護されているかどこかに隠れているかのどちらかだ。
だがどちらにしても小早川ゆたかの安全を確認しなくてはいけない。
見つけ次第保護し、親友であるという岩崎みなみや彼女を保護できるという信頼のある人物に預けたほうがいいだろう。
テッカマンなんかと一緒にいるより親友と一緒にいた方がずっとマシではないのか?
岩崎みなみに当てはめてもそうだ。
ゆたかの体の弱さは分かっている。
殺し合いと言う場所で1人で放られて生きていられるわけがない。
第一放送を過ぎても呼ばれないこということからして安全な人物に保護されているかどこかに隠れているかのどちらかだ。
だがどちらにしても小早川ゆたかの安全を確認しなくてはいけない。
見つけ次第保護し、親友であるという岩崎みなみや彼女を保護できるという信頼のある人物に預けたほうがいいだろう。
テッカマンなんかと一緒にいるより親友と一緒にいた方がずっとマシではないのか?
岩崎みなみに当てはめてもそうだ。
Dボゥイは自分でも分かっていた。
ゆたか達を守るには人でなくてはならない。
ラダムを殺すにはテッカマンという化物でなければならない。
どちらかになれなければどちらの目的も果たすことすら出来ない。
二兎を追うもの一兎も得ずとはまさにこれのことをいうのだろうか?
ゆたか達を守るには人でなくてはならない。
ラダムを殺すにはテッカマンという化物でなければならない。
どちらかになれなければどちらの目的も果たすことすら出来ない。
二兎を追うもの一兎も得ずとはまさにこれのことをいうのだろうか?
ともかく……以上の目的を達成させるにはとにかく移動して他の参加者と接触しなければならない。
そしてDボゥイは朝倉涼子にその旨を伝えた。
自分は他のエリアを探索すること。
岩崎みなみを預かっててほしいこと。
昼の放送~その次の放送の間までには戻ること。
要するに。彼は岩崎みなみと別行動を取ることにしたのだ。
そしてDボゥイは朝倉涼子にその旨を伝えた。
自分は他のエリアを探索すること。
岩崎みなみを預かっててほしいこと。
昼の放送~その次の放送の間までには戻ること。
要するに。彼は岩崎みなみと別行動を取ることにしたのだ。
Dボゥイの決断を聞いた朝倉は溜息を一つ漏らし、
「ま、かと言っても場合によるしね、もしかしたら今はこうして潜んでいる場合ではない………しょうがないなぁ。
私がこの子を預かってるから行ってきていいよ」
「ああ、すまないな。
だが、俺が行ってきてしまって本当に大丈夫なのか?」
「ああ、警護の話?それは大丈夫。
ここだけの話だけどね、私はただの人間じゃあないから」
「……そうか」
「あら、私が人間じゃないことについて何の思わないのかしら?」
「ああ………」
私がこの子を預かってるから行ってきていいよ」
「ああ、すまないな。
だが、俺が行ってきてしまって本当に大丈夫なのか?」
「ああ、警護の話?それは大丈夫。
ここだけの話だけどね、私はただの人間じゃあないから」
「……そうか」
「あら、私が人間じゃないことについて何の思わないのかしら?」
「ああ………」
人外であるとあっさりカミングアウトした朝倉に対し、Dボゥイは素っ気無く答える。
何故なら…
何故なら…
「俺も人間じゃないからな。
俺はDボゥイ……テッカマンブレード、化物だ」
俺はDボゥイ……テッカマンブレード、化物だ」
自分のデイバッグを抱えながら、Dボゥイは答える。
そして喫茶店から出るために彼はドアへと足を進めていく。
ドアに手をかけたところで彼は何かを思い出したようにデイバッグを漁り、一つの首輪を取り出す。
トンネルの中で見つけたとある参加者の首輪だ。
Dボゥイはそれを朝倉に渡す。
そして喫茶店から出るために彼はドアへと足を進めていく。
ドアに手をかけたところで彼は何かを思い出したようにデイバッグを漁り、一つの首輪を取り出す。
トンネルの中で見つけたとある参加者の首輪だ。
Dボゥイはそれを朝倉に渡す。
「首輪の解析に心得があると言ったな。
こいつが首輪の解除に多少役立つかもしれん」
「まぁ自信がないわけじゃないけどね。少し助かるわ」
「そうか…じゃあ俺は言ってくる」
こいつが首輪の解除に多少役立つかもしれん」
「まぁ自信がないわけじゃないけどね。少し助かるわ」
「そうか…じゃあ俺は言ってくる」
Dボゥイは一言そう言って部屋のドアを開け、ネットカフェを後にする。
朝倉は彼を見送ると椅子に座りなおしてテーブルの上に置いてあるPCの電源をつけた。
朝倉は彼を見送ると椅子に座りなおしてテーブルの上に置いてあるPCの電源をつけた。
「それじゃ、始めますか」
◇
何を始めるのか?
首輪の解析か?
それともコンピュータを使って主催にハッキングでも仕掛けるのか?
だが彼女のとった行動はどれでもなかった。
彼女はデイバッグからCDを取り出すとそれをPCの挿入口に差し込んだのだ!
そしてディスプレイに彼女の愛する長門有希の画像が次々と画面に現れた。
朝倉涼子はそのディスプレイに釘付けになり………
首輪の解析か?
それともコンピュータを使って主催にハッキングでも仕掛けるのか?
だが彼女のとった行動はどれでもなかった。
彼女はデイバッグからCDを取り出すとそれをPCの挿入口に差し込んだのだ!
そしてディスプレイに彼女の愛する長門有希の画像が次々と画面に現れた。
朝倉涼子はそのディスプレイに釘付けになり………
「ハァハァ……長門さん可愛いよ長門さん……ハァハァ……」
やっぱり口から涎をたらしていた。
「可愛いよ♪可愛いよ♪ゆきりんり~~ん♪」
挙句の果てには歌まで歌いだした。
何だ、このふざけた歌は?『ゆきりんファンタジア』ってかこの馬鹿!
何だ、このふざけた歌は?『ゆきりんファンタジア』ってかこの馬鹿!
彼女がこういう行動をとったのは朝倉が長門を愛するあまり……というのもあるが、一番の原因は現在ベッドに横たわっている少女岩崎みなみである。
何を隠そう岩崎みなみは朝倉涼子が感知する『みのりん因子』を持っているのだ。
ただでさえ彼女はそれを感知するだけで自立神経に刺激を受けて興奮してしまう。
だがこの岩崎みなみという少女は……はっきり言おう。
長門有希に似すぎているのだ!
髪型、表情、口調、声、etc、etc…………
似る要素が多すぎる。
つまり長門にかなり近いと言えよう。
さらに言えば、朝倉はいきなり長門と離れ離れにされたことでうっふん…いや鬱憤が溜まっている。
その結果、朝倉涼子は初見で鼻血を際限なく出し続ける羽目になったのだ。
今は収まっているものの彼女がついみなみを視姦しようものならまた鼻血がドバァァァーッなことになりかねない。
下手したら岩崎みなみにも惚れてしまいそうだ。
その危険性は朝倉も重々承知している。
よって、朝倉は長門の画像を目に焼き付けることによって彼女に会うまで他のみのりん因子の持ち主に疚しい考えを持たないようにしているのだ。
そういえばどこぞの道下君も似たようなことをしていたな。
まぁ、そういうことだ。
何を隠そう岩崎みなみは朝倉涼子が感知する『みのりん因子』を持っているのだ。
ただでさえ彼女はそれを感知するだけで自立神経に刺激を受けて興奮してしまう。
だがこの岩崎みなみという少女は……はっきり言おう。
長門有希に似すぎているのだ!
髪型、表情、口調、声、etc、etc…………
似る要素が多すぎる。
つまり長門にかなり近いと言えよう。
さらに言えば、朝倉はいきなり長門と離れ離れにされたことでうっふん…いや鬱憤が溜まっている。
その結果、朝倉涼子は初見で鼻血を際限なく出し続ける羽目になったのだ。
今は収まっているものの彼女がついみなみを視姦しようものならまた鼻血がドバァァァーッなことになりかねない。
下手したら岩崎みなみにも惚れてしまいそうだ。
その危険性は朝倉も重々承知している。
よって、朝倉は長門の画像を目に焼き付けることによって彼女に会うまで他のみのりん因子の持ち主に疚しい考えを持たないようにしているのだ。
そういえばどこぞの道下君も似たようなことをしていたな。
まぁ、そういうことだ。
このアホ宇宙人はフォルダに収まっている長門画像の中でも特にお気に入りなやつをディスプレイに大画面で映す。
顔を紅潮させながら。
相変らず口から涎を垂らしながら。
彼女は長門画像を満足するまでじっくりと堪能すると……
顔を紅潮させながら。
相変らず口から涎を垂らしながら。
彼女は長門画像を満足するまでじっくりと堪能すると……
「……ああ、もうダメ…長門さん……ハァハァ」
朝倉は椅子の上で両足を広げるような態勢を取る。
そして右手を自分の下半身のほうへと伸ばしていき、白色の布地の中に入れてまさぐり始めた―――
殺し合いの最中に自家発電とは感心しませんな。
彼女出身のロワは殺し合いの最中に本番までやってしまう奴らまでいるから困る。
そして右手を自分の下半身のほうへと伸ばしていき、白色の布地の中に入れてまさぐり始めた―――
殺し合いの最中に自家発電とは感心しませんな。
彼女出身のロワは殺し合いの最中に本番までやってしまう奴らまでいるから困る。
一応ここは全年齢板であることを考慮し、
そろそろここらで以下略やら(ryやら以下検閲やら入るところである。
そろそろここらで以下略やら(ryやら以下検閲やら入るところである。
「あの……何やってるんですか?」
「えひゃいっ!」
「えひゃいっ!」
不意に後から声をかけられる。
突然の出来事に朝倉は変な声を上げて、咄嗟に動かしていた指を止め、何事も無かったかのように、生まれたときからただの一度も疚しいことなんかしたことが無いような顔をして後を振り返った。
そこにはさっきまでベッドの上で気絶していた少女、岩崎みなみが立っていた。
明らかにこちらを疑っているような目線というオマケつきで。
突然の出来事に朝倉は変な声を上げて、咄嗟に動かしていた指を止め、何事も無かったかのように、生まれたときからただの一度も疚しいことなんかしたことが無いような顔をして後を振り返った。
そこにはさっきまでベッドの上で気絶していた少女、岩崎みなみが立っていた。
明らかにこちらを疑っているような目線というオマケつきで。
◇
悪夢から覚めた岩崎みなみが最初に視界に入ったのは部屋の天井だった。
目覚める前にとても怖い悪夢を見た気がするが、肝心の記憶は思い出せないでいた。
覚えていることと言えば『怖い』。それだけだ。
いつもの日常で起きるのとは違い、バトルロワイヤルという状況が影響してか起床時特有の朦朧とした感じはすぐに失せる。
よって目覚めた場所がさっきまでいた路上ではないと気付いた。
すぐに上体を起こして周囲を確認し、現在いるのはどこかの部屋の中にいるというのが分かった。
何故意識が途切れる前とは違うところにいるのかは、きっと私が気絶している間にDボゥイさんが部屋に運んでくれたのだろうと若干ポジティブ気味に脳内補完する。
そして次にさっきまで一緒にいたDボゥイの姿を探す。
だがいくら周りを見渡せど彼の姿が見当たらず、かわりに目に飛び込んできたのは……
目覚める前にとても怖い悪夢を見た気がするが、肝心の記憶は思い出せないでいた。
覚えていることと言えば『怖い』。それだけだ。
いつもの日常で起きるのとは違い、バトルロワイヤルという状況が影響してか起床時特有の朦朧とした感じはすぐに失せる。
よって目覚めた場所がさっきまでいた路上ではないと気付いた。
すぐに上体を起こして周囲を確認し、現在いるのはどこかの部屋の中にいるというのが分かった。
何故意識が途切れる前とは違うところにいるのかは、きっと私が気絶している間にDボゥイさんが部屋に運んでくれたのだろうと若干ポジティブ気味に脳内補完する。
そして次にさっきまで一緒にいたDボゥイの姿を探す。
だがいくら周りを見渡せど彼の姿が見当たらず、かわりに目に飛び込んできたのは……
「……ああ、もうダメ…長門さん……ハァハァ」
パソコンと思われるものにどこかで見たような少女が映った画面を見ている少女、朝倉涼子だった。
彼女は椅子に座って自分に向かって背を向けていたため、みなみは朝倉が何をしているか全く分からなかった。
だが、発せられる声からしてなにやら変な意味でよからぬことをしているということだけは分かった。
話しかけるか逃げるかの二つの選択肢が出たみなみであったが、逃げるとしても多分気付かれるだろうし、もしかしたら自分を運んだDボゥイさんの知り合いなのかもしれない。
あんなことをしているけれどもきっとまともな人だ。
そう自分を説得させた岩崎みなみは話しかけるべくおそるおそる朝倉涼子に近づいていく。
そして結構近づいたところで、声をかけた。
彼女は椅子に座って自分に向かって背を向けていたため、みなみは朝倉が何をしているか全く分からなかった。
だが、発せられる声からしてなにやら変な意味でよからぬことをしているということだけは分かった。
話しかけるか逃げるかの二つの選択肢が出たみなみであったが、逃げるとしても多分気付かれるだろうし、もしかしたら自分を運んだDボゥイさんの知り合いなのかもしれない。
あんなことをしているけれどもきっとまともな人だ。
そう自分を説得させた岩崎みなみは話しかけるべくおそるおそる朝倉涼子に近づいていく。
そして結構近づいたところで、声をかけた。
「あの……何やってるんですか?」
「えひゃいっ!」
「えひゃいっ!」
◇
岩崎みなみと朝倉涼子の邂逅はとっても最悪なものだったが、2人は何とか最悪な事態を逃れられたようだ。
目覚めたら急に別の場所につれてこられていたせいで朝倉に対しみなみは疑いと不安の視線を向けていたが、『Dボゥイ』の名前を出したら平常心を取り戻してくれたようだ。
そこを見計らい、朝倉は現在に至るまでの経緯を話して何とか岩崎みなみの自分へ向けられている疑惑を何とか解消させたのだ。
でも初対面の人物の言葉を信用してしまうあたりロワの経験が浅いと言えようか。
まぁそこが可愛いといえば可愛いと朝倉が内心思ったのはまた別の話だ。
みなみとはいくつか他愛無い雑談をしたけれども、本当にいろいろな仕草が長門有希に似ていた。
たまに頬を赤らめさせるところといい特に現在の真・長門を形成している3つの長門のうち、『消失長門』にそっくりだった。
ついでに説明しておこう。真・長門とは本家長門、ニコ動産の暗黒長門、原作4巻の消失長門が合身した姿なのだ。
『真』とかついているくらいなのでスペックは前より上昇しているし、暗黒の腹黒さや消失の人間臭さも若干入っている仕様であるらしい。
ま、長門の話はそこまでにしといて。
目覚めたら急に別の場所につれてこられていたせいで朝倉に対しみなみは疑いと不安の視線を向けていたが、『Dボゥイ』の名前を出したら平常心を取り戻してくれたようだ。
そこを見計らい、朝倉は現在に至るまでの経緯を話して何とか岩崎みなみの自分へ向けられている疑惑を何とか解消させたのだ。
でも初対面の人物の言葉を信用してしまうあたりロワの経験が浅いと言えようか。
まぁそこが可愛いといえば可愛いと朝倉が内心思ったのはまた別の話だ。
みなみとはいくつか他愛無い雑談をしたけれども、本当にいろいろな仕草が長門有希に似ていた。
たまに頬を赤らめさせるところといい特に現在の真・長門を形成している3つの長門のうち、『消失長門』にそっくりだった。
ついでに説明しておこう。真・長門とは本家長門、ニコ動産の暗黒長門、原作4巻の消失長門が合身した姿なのだ。
『真』とかついているくらいなのでスペックは前より上昇しているし、暗黒の腹黒さや消失の人間臭さも若干入っている仕様であるらしい。
ま、長門の話はそこまでにしといて。
「そういえば…Dボゥイさんはどこへ?」
岩崎みなみは不安そうな表情で朝倉に尋ねる。
そりゃさっきまで行動していた男がいなくなっているのだ。そりゃあ気になる。
むしろ最初に聞くべきだ。
忘れていたのだろうか。それともうっかりしていたのか。
とりあえず朝倉はみなみがいろんな意味で一般人であることを考慮し、テッカマンだとかそういう関係の事情はカットしてDボゥイは昼の放送くらいまで小早川ゆたかという少女を探して周りのエリアを探索しに行ったということを伝えた。
てっきりみなみはそれを聞いてすぐにでも飛び出そうとすると朝倉は思っていた。
何しろ小早川ゆたかは話に聞くとみなみにとっての大切な親友であるというではないか。
それならば尚更である。
だが岩崎みなみは「そうですか……」と言ったっきり飛び出す様子もこれ以上何かをいうこともなかった。
まさに予想外な反応。
朝倉にとってはそうしてくれたほうがよかったのだが。
いろいろと気になるところはあれど、他愛無い雑談はもうちょっとだけ続く。
そりゃさっきまで行動していた男がいなくなっているのだ。そりゃあ気になる。
むしろ最初に聞くべきだ。
忘れていたのだろうか。それともうっかりしていたのか。
とりあえず朝倉はみなみがいろんな意味で一般人であることを考慮し、テッカマンだとかそういう関係の事情はカットしてDボゥイは昼の放送くらいまで小早川ゆたかという少女を探して周りのエリアを探索しに行ったということを伝えた。
てっきりみなみはそれを聞いてすぐにでも飛び出そうとすると朝倉は思っていた。
何しろ小早川ゆたかは話に聞くとみなみにとっての大切な親友であるというではないか。
それならば尚更である。
だが岩崎みなみは「そうですか……」と言ったっきり飛び出す様子もこれ以上何かをいうこともなかった。
まさに予想外な反応。
朝倉にとってはそうしてくれたほうがよかったのだが。
いろいろと気になるところはあれど、他愛無い雑談はもうちょっとだけ続く。
話を交すうちに2人の話は脱出についての話になった。
2人の目的はどちらも知人とバトロワ会場から脱出することだ。
どうやって脱出するかなど見当もつかないみなみであったが、ここで朝倉涼子がジャーンと言わんばかりに首輪を取り出す。
これは首輪のサンプルであり、首輪を外して主催者からの拘束を逃れることが出来れば会場からの脱出は可能で、現在はその首輪を外す方法を探していると話した。
といっても今まで別のことに夢中になっていたのだが。
すると岩崎みなみが首輪を「ちょっと貸して」と言ってきた。
別に朝倉は断る理由がなかったので渡す。
岩崎みなみは渡された首輪をいろんな方向から見始めた。
どうやら普通の女子高生なりに何とか首輪を外すヒントを探しているようだ。
2人の目的はどちらも知人とバトロワ会場から脱出することだ。
どうやって脱出するかなど見当もつかないみなみであったが、ここで朝倉涼子がジャーンと言わんばかりに首輪を取り出す。
これは首輪のサンプルであり、首輪を外して主催者からの拘束を逃れることが出来れば会場からの脱出は可能で、現在はその首輪を外す方法を探していると話した。
といっても今まで別のことに夢中になっていたのだが。
すると岩崎みなみが首輪を「ちょっと貸して」と言ってきた。
別に朝倉は断る理由がなかったので渡す。
岩崎みなみは渡された首輪をいろんな方向から見始めた。
どうやら普通の女子高生なりに何とか首輪を外すヒントを探しているようだ。
その様子を見て朝倉は決心した。
そろそろ自分もふざけている場合ではなくシリアスモードにならねばならないと。
今まで長門画像探しに時間をくっていたことを反省せざるを得ない。
朝倉は再びパソコンに向き直る。
女子高生らしからぬタイピング速度でキーを叩く、叩く、叩く。
改めてハッキングを仕掛けてみたり、首輪を監視するための電波を調べるなり、やることはたくさんある。
さあバックアップの反撃開始だ!
そろそろ自分もふざけている場合ではなくシリアスモードにならねばならないと。
今まで長門画像探しに時間をくっていたことを反省せざるを得ない。
朝倉は再びパソコンに向き直る。
女子高生らしからぬタイピング速度でキーを叩く、叩く、叩く。
改めてハッキングを仕掛けてみたり、首輪を監視するための電波を調べるなり、やることはたくさんある。
さあバックアップの反撃開始だ!
だが、反撃の途中で朝倉は自分の首筋に何か冷たいものがあてられているのを感じた。
朝倉がそれの正体を知った時はもう遅かった。
朝倉がそれの正体を知った時はもう遅かった。
「ちょっ……冗談はよs―――!」
むなしい さけび!!
次の瞬間朝倉の首から血が大量に噴出し、彼女の命を奪ったのだから。
次の瞬間朝倉の首から血が大量に噴出し、彼女の命を奪ったのだから。
◇
岩崎みなみは思っていた。
朝倉さんやDボゥイさんみたいな人と出会えてよかったと。
前者の彼女は出会いこそ最悪で何だか行動が変な人と思っていたが、勇気を振り絞って話してみれば明るくて優しくていい人だとみなみは思った。
胸の大きさが自分と比べて結構大きくて羨ましいと思ったが。
後者の彼は雰囲気も雰囲気だし、みなみが言うのもアレだけど無愛想だと思った。
でも何となくだが悪い人じゃないというのが感じ取れた。
そして何より彼も小早川ゆたかを探していると言ったのだ。
結局いまだに小早川ゆたかとの関係を聞いてはいないがきっと悪い関係ではないのだろう。
そんな彼になら小早川ゆたかの探索も任せることが出来るだろうと彼女は思った。
それに前の情報交換で分かったことだったがDボゥイは前回も同じ境遇に陥ったことがあるという。
今までの行動からして彼が只者ではないということは分かる。
比べて自分はただの女子高生だ。
人を殺すなんて。ニュースで毎日のように知ることはあれど、実際に関わったことなんて一度も無い。
そして今はそれが当たり前のように許される状況にある。
その状況で誰かに支給されているであろう銃の扱いもロクに出来ず、自分に支給されてる刃物の扱いも慣れていない自分など足手まといにしかならない。
だったらいっそゆたかの探索は彼に任せてもいいと判断した。
それに自分だって死ぬのは怖い。
人を殺すのが怖い。人の死を見るのが怖い。
未だに信じられないが先輩も死んでしまった。
尚更、外に飛び出すことは出来なかった。
岩崎みなみはDボゥイが小早川ゆたかを無事に見つけ出してくれるよう祈ることにした。
朝倉さんやDボゥイさんみたいな人と出会えてよかったと。
前者の彼女は出会いこそ最悪で何だか行動が変な人と思っていたが、勇気を振り絞って話してみれば明るくて優しくていい人だとみなみは思った。
胸の大きさが自分と比べて結構大きくて羨ましいと思ったが。
後者の彼は雰囲気も雰囲気だし、みなみが言うのもアレだけど無愛想だと思った。
でも何となくだが悪い人じゃないというのが感じ取れた。
そして何より彼も小早川ゆたかを探していると言ったのだ。
結局いまだに小早川ゆたかとの関係を聞いてはいないがきっと悪い関係ではないのだろう。
そんな彼になら小早川ゆたかの探索も任せることが出来るだろうと彼女は思った。
それに前の情報交換で分かったことだったがDボゥイは前回も同じ境遇に陥ったことがあるという。
今までの行動からして彼が只者ではないということは分かる。
比べて自分はただの女子高生だ。
人を殺すなんて。ニュースで毎日のように知ることはあれど、実際に関わったことなんて一度も無い。
そして今はそれが当たり前のように許される状況にある。
その状況で誰かに支給されているであろう銃の扱いもロクに出来ず、自分に支給されてる刃物の扱いも慣れていない自分など足手まといにしかならない。
だったらいっそゆたかの探索は彼に任せてもいいと判断した。
それに自分だって死ぬのは怖い。
人を殺すのが怖い。人の死を見るのが怖い。
未だに信じられないが先輩も死んでしまった。
尚更、外に飛び出すことは出来なかった。
岩崎みなみはDボゥイが小早川ゆたかを無事に見つけ出してくれるよう祈ることにした。
話をするうちに朝倉涼子が脱出の話を持ちかけてきた。
『ゆたかを探して守る』という目的を持ちながら、その後のことを考えられなかったみなみにとって反対する理由は無かった。
むしろ、ゆたかやその知り合いたちと殺し合いをせずに脱出できるのならそれが一番といい。
彼女の話によると参加者の誰かがつけていた首輪のサンプルを持っているらしいとのことで、首輪の仕組みを知れば首輪の解除も可能だとのこと。
それを聞いた岩崎みなみは彼女に首輪を貸してもらうことにした。
みなみは自分なりにも頑張ろうと思ったのだ。
機械の仕組みなんてよく分からないけれど、これもゆたかと一緒に元の世界に帰るため。
みなみは渡された首輪のサンプルをいろんな方向から見る。
『ゆたかを探して守る』という目的を持ちながら、その後のことを考えられなかったみなみにとって反対する理由は無かった。
むしろ、ゆたかやその知り合いたちと殺し合いをせずに脱出できるのならそれが一番といい。
彼女の話によると参加者の誰かがつけていた首輪のサンプルを持っているらしいとのことで、首輪の仕組みを知れば首輪の解除も可能だとのこと。
それを聞いた岩崎みなみは彼女に首輪を貸してもらうことにした。
みなみは自分なりにも頑張ろうと思ったのだ。
機械の仕組みなんてよく分からないけれど、これもゆたかと一緒に元の世界に帰るため。
みなみは渡された首輪のサンプルをいろんな方向から見る。
そして見てしまったのだ。
首輪のとある場所に名前が刻まれているのを。
首輪のとある場所に名前が刻まれているのを。
『タカラミユキ』
脳内真空状態――――!!
まさに放送で先輩の名前が呼ばれた瞬間と同じような感覚に陥った。
あの時はその後意識がフェードアウトしていった。
だが今度は空となった心にとある感情が湧き上がる。
それはとっても嫌なモノであったが、岩崎みなみはもはやそれに身を任せていた。
彼女は思考する。
死んだ先輩の首輪を朝倉が持っているということは……。
あの時はその後意識がフェードアウトしていった。
だが今度は空となった心にとある感情が湧き上がる。
それはとっても嫌なモノであったが、岩崎みなみはもはやそれに身を任せていた。
彼女は思考する。
死んだ先輩の首輪を朝倉が持っているということは……。
――そうか、この人が先輩を殺したのか。
その時、体が勝手に動いていた。
女は衝動的に人を殺すと言われるが……。
女は衝動的に人を殺すと言われるが……。
岩崎みなみは自分に支給されていたナイフを取り出していた。
そして自分の背を向けPCを操作している朝倉涼子の首にその刃物を突きたてて、切り裂いていた。
彼女の首から鮮血が飛び散り、辺りを真っ赤に染める。
何かを映していたPCの画面すらも。
そして岩崎みなみ自身も。
既に命を失った朝倉涼子の体はそのまま机に向かって前のめりに倒れ伏して痙攣を繰り返しそれっきり動かなくなった。
そして自分の背を向けPCを操作している朝倉涼子の首にその刃物を突きたてて、切り裂いていた。
彼女の首から鮮血が飛び散り、辺りを真っ赤に染める。
何かを映していたPCの画面すらも。
そして岩崎みなみ自身も。
既に命を失った朝倉涼子の体はそのまま机に向かって前のめりに倒れ伏して痙攣を繰り返しそれっきり動かなくなった。
岩崎みなみはしばらくの間身を震わせていた。
力の抜けた手から朝倉を殺害した凶器であるナイフがするりと落ちて彼女はただ立ち尽くす。
先輩の仇とはいえ、本当に殺してしまった。
その事実が彼女に襲い掛かる。
恐怖や罪悪感のあまりの強大さにみなみは押し潰されそうになる。
だが、岩崎みなみは自分の肩を強く抱きしめて…耐える。
力の抜けた手から朝倉を殺害した凶器であるナイフがするりと落ちて彼女はただ立ち尽くす。
先輩の仇とはいえ、本当に殺してしまった。
その事実が彼女に襲い掛かる。
恐怖や罪悪感のあまりの強大さにみなみは押し潰されそうになる。
だが、岩崎みなみは自分の肩を強く抱きしめて…耐える。
(そうだ。このくらい……ゆたかがどこかに1人でいることを考えれば……。
私以上に怯えているのに比べれば……こんなものっ……)
私以上に怯えているのに比べれば……こんなものっ……)
押し寄せる恐怖、罪悪感も小早川ゆたかのことを想うと不思議と軽くなっていった。
それに、彼女は知ったのだ。
そして他人は信用できないと。
平面ではいい人を装いながら自分が生き残るためには殺すことも厭わない。
朝倉もそいつらと同じだ。脱出して助かりたいがために先輩を殺して首輪を奪った。
ここにはそれがたくさん溢れている。
それに、彼女は知ったのだ。
そして他人は信用できないと。
平面ではいい人を装いながら自分が生き残るためには殺すことも厭わない。
朝倉もそいつらと同じだ。脱出して助かりたいがために先輩を殺して首輪を奪った。
ここにはそれがたくさん溢れている。
だから……
「ゆたかは私が守るよっ………!」
(私はゆたかを守る。
ゆたかを殺そうとする奴らを真っ赤に染める。
きっとゆたかや先輩達は出来ないと思う。
あの人たちは優しいから。
だから私がやる。
みゆき先輩を殺した人を真っ赤に染めることが出来たこの私なら。
既に覚悟を決めたこの私なら……)
ゆたかを殺そうとする奴らを真っ赤に染める。
きっとゆたかや先輩達は出来ないと思う。
あの人たちは優しいから。
だから私がやる。
みゆき先輩を殺した人を真っ赤に染めることが出来たこの私なら。
既に覚悟を決めたこの私なら……)
Dボゥイさんは、ゆたかを保護するために探しているんですよね……。
決して『殺すために探している』わけではないんですよね……。
それが本当だったら……許しません。
決して『殺すために探している』わけではないんですよね……。
それが本当だったら……許しません。
【朝倉涼子@テラカオスバトルロワイヤル 死亡】
【E-3/ネットカフェ内部/1日目-午前】
【岩崎みなみ@らき☆すた(原作)】
【状態】:健康、ゆたかを思うあまり錯乱、人間不信
【装備】:スペツナズナイフ@現実、鉈@現実
【所持品】:支給品一式、ニアデスハピネス@漫画ロワ、長門画像CD、不明支給品(0~2)
【思考・行動】
基本方針:小早川ゆたかを探し出して守る
1:ゆたかを殺す可能性のある参加者を殺す
2:ゆたかを見つけるために歩き回る
3:Dボゥイに対して……?
【状態】:健康、ゆたかを思うあまり錯乱、人間不信
【装備】:スペツナズナイフ@現実、鉈@現実
【所持品】:支給品一式、ニアデスハピネス@漫画ロワ、長門画像CD、不明支給品(0~2)
【思考・行動】
基本方針:小早川ゆたかを探し出して守る
1:ゆたかを殺す可能性のある参加者を殺す
2:ゆたかを見つけるために歩き回る
3:Dボゥイに対して……?
※人間不信に陥りましたが、ゆたかや知り合いは信用すると考えられる。詳しいことは後の書き手しだい。
「…………これはひどい」
Dボゥイは3つの死体を眼下に呟く。
1人は胸を刺し貫かれたと思われる藤色のツインテールの少女。
凶器はナイフとかチャチなものではないと考えたほうがいい。
もう1人は顔中を銃弾らしきもので撃たれたと思われる白くてふとましい生物。(性別不明)
その様はまるであちこちから中身が飛び出たイチゴ饅頭と言ったほうが一番近いか。原作的にはストロベリィパイとも想像できるか?
そのまたもう1人は首と胴体が離れ離れになっている男。
凶器は少女を殺した奴と同じと思っていいだろう。
1人は胸を刺し貫かれたと思われる藤色のツインテールの少女。
凶器はナイフとかチャチなものではないと考えたほうがいい。
もう1人は顔中を銃弾らしきもので撃たれたと思われる白くてふとましい生物。(性別不明)
その様はまるであちこちから中身が飛び出たイチゴ饅頭と言ったほうが一番近いか。原作的にはストロベリィパイとも想像できるか?
そのまたもう1人は首と胴体が離れ離れになっている男。
凶器は少女を殺した奴と同じと思っていいだろう。
戦闘の気配を察知して自らの身体能力をフルに使って駆けつけた結果がこれだよ!
と言っても彼が察知したのは仮面ライダーつかさとテッカマンエビルの激戦によるもので、この祭りの当事者の1人であるHALの「けひゃっひゃぁ!」とは無関係なものなのだが。
と言っても彼が察知したのは仮面ライダーつかさとテッカマンエビルの激戦によるもので、この祭りの当事者の1人であるHALの「けひゃっひゃぁ!」とは無関係なものなのだが。
Dボゥイはこの3人の身元を示すものがないか探してみたが、結局荷物は下手人が持っていってしまったようであり、
死んでいる少女と青年と未確認生命体の身元は分からなかった。
特にあの白い奴は何者なのだろうか?
人間?ラダム?いや、まさか。
たった一つ分かることは、この3人は殺し合いに参加させられてしまった者ということだけだ。
それはキラリと光る金属製の首輪がそれを示している。
死んでいる少女と青年と未確認生命体の身元は分からなかった。
特にあの白い奴は何者なのだろうか?
人間?ラダム?いや、まさか。
たった一つ分かることは、この3人は殺し合いに参加させられてしまった者ということだけだ。
それはキラリと光る金属製の首輪がそれを示している。
(埋葬くらいはしてやろうか……?)
と、首を切られた死体の一つに寄る。
だがここはやわらかい土の地面ではなくアスファルトなので埋葬できないことに気付く。
ならば、せめて端っこのほうに横にしといておこうとその死体を運ぼうと側で屈んだ。
その時だった。
コツ、コツ、コツと誰かが歩く異音。
その音はしだいに大きくなっていることから近づいてきているのだと分かる。
そして向けられる殺気。
だがここはやわらかい土の地面ではなくアスファルトなので埋葬できないことに気付く。
ならば、せめて端っこのほうに横にしといておこうとその死体を運ぼうと側で屈んだ。
その時だった。
コツ、コツ、コツと誰かが歩く異音。
その音はしだいに大きくなっていることから近づいてきているのだと分かる。
そして向けられる殺気。
響く銃声―――。
Dボゥイがそれに反応して飛び退いた時はもう遅い。
結果的に命を取られることはなかったものの、左肩に熱い感触走る。
左肩を撃ちぬかれた―――
結果的に命を取られることはなかったものの、左肩に熱い感触走る。
左肩を撃ちぬかれた―――
痛みに顔を歪ませつつも、Dボゥイは目も見張るようなスピードでデイバッグから刀と核鉄を取り出す。
そして、襲撃者に視線を飛ばす。
そこにはウェディングドレスを着た男、6/が舌打ちしながら銃口を自分に向けて立っていた。
そして、襲撃者に視線を飛ばす。
そこにはウェディングドレスを着た男、6/が舌打ちしながら銃口を自分に向けて立っていた。
6/はジョセフを殺害した後、次の標的を探すためにこの場を後にしようとした。
だがその時、6/の頭上に電球が光った。
死体を他の人が見た時どうするのだろうと。
自分みたいなマーダーはたいして気にはしないかもしれないだろうが、対主催みたいな人間だったらこうはいくまい。
知人や友人、または恋人が死んでいたら?
きっと絶望に覆われてさっきのジョセフのように地面に膝をつき、悲しみや絶望に包まれるだろう。
そうでないにしても、善良な対主催だったら必ずとやると言ってもいい行動がある。
それは――埋葬、またはそれに準ずるものだ。
人の死に悲しむこと。そして死体を埋葬すること。
それらの行動の際にはきっと大きな…とは言えないが若干の隙が出るだろう。
周りを警戒するにも万全ではないはず。
つまり6/の作戦はいたってシンプル。
人の死体に対して何らかのアクションを行なった隙を狙って襲撃すると言うものだ。
この作戦を思いつき、6/は建物の陰に隠れて様子を伺っていたところカモと言わんばかりに男Dボゥイが現れた。
Dボゥイは彼の思惑通り、死体の側に駆け寄って死体を運ぼうとしていた。
それを見計らって6/は銃のトリガーに指をかける。
そしてDボゥイに僅かに近づいてトリガーに指をかけ――――頭部をめがけて発砲した。
だがその時、6/の頭上に電球が光った。
死体を他の人が見た時どうするのだろうと。
自分みたいなマーダーはたいして気にはしないかもしれないだろうが、対主催みたいな人間だったらこうはいくまい。
知人や友人、または恋人が死んでいたら?
きっと絶望に覆われてさっきのジョセフのように地面に膝をつき、悲しみや絶望に包まれるだろう。
そうでないにしても、善良な対主催だったら必ずとやると言ってもいい行動がある。
それは――埋葬、またはそれに準ずるものだ。
人の死に悲しむこと。そして死体を埋葬すること。
それらの行動の際にはきっと大きな…とは言えないが若干の隙が出るだろう。
周りを警戒するにも万全ではないはず。
つまり6/の作戦はいたってシンプル。
人の死体に対して何らかのアクションを行なった隙を狙って襲撃すると言うものだ。
この作戦を思いつき、6/は建物の陰に隠れて様子を伺っていたところカモと言わんばかりに男Dボゥイが現れた。
Dボゥイは彼の思惑通り、死体の側に駆け寄って死体を運ぼうとしていた。
それを見計らって6/は銃のトリガーに指をかける。
そしてDボゥイに僅かに近づいてトリガーに指をかけ――――頭部をめがけて発砲した。
だが結果的に言えば…
「ち、外したか」
Dボゥイを殺すことは出来なかった。
彼はとっさに身をかわして頭への銃弾を避けた。
まぁこれは仕方ない。
銃の扱いにはあまり自信が無かったしよく考えてみれば死体を抱え上げた時に超近距離で狙えばよかったと少々後悔した。
だが、この結果は悪くない。
発射された銃弾は頭をぶち抜かなかったかわりに彼の左肩に被弾した。
それだけでもめっけもんだろう。
彼はとっさに身をかわして頭への銃弾を避けた。
まぁこれは仕方ない。
銃の扱いにはあまり自信が無かったしよく考えてみれば死体を抱え上げた時に超近距離で狙えばよかったと少々後悔した。
だが、この結果は悪くない。
発射された銃弾は頭をぶち抜かなかったかわりに彼の左肩に被弾した。
それだけでもめっけもんだろう。
「お前が…こいつらを殺したのか?」
Dボゥイは怒気を孕んだ視線で睨みつけ、質問する。
刀と核鉄を両手に持ち、戦闘態勢を取りながら。
刀と核鉄を両手に持ち、戦闘態勢を取りながら。
「まぁ誰の仕業だろうがお前が死ぬことに変わりはねぇんだよ」
6/はニヤリと笑みを浮かべて右手に銃口をDボゥイに向けたまま、空いている左手にバヨネットを構える。
既にちゃっかりとスタンドDISCを頭に挿入していた。
そして未だ見せぬ6/の切り札―――。
既にちゃっかりとスタンドDISCを頭に挿入していた。
そして未だ見せぬ6/の切り札―――。
(俺はまだ死ぬわけにはいかない……。シンヤとの決着をつけて、ゆたかを友人の元へ送り届けるまでは!)
(俺はもうこりごりなんだ…こんな世界。絶対に優勝して忌まわしきパロロワ界からオサラバしてやる!
自分で頑張らなきゃな…神様なんてどこにも存在しねぇんだからなぁ!!)
(俺はもうこりごりなんだ…こんな世界。絶対に優勝して忌まわしきパロロワ界からオサラバしてやる!
自分で頑張らなきゃな…神様なんてどこにも存在しねぇんだからなぁ!!)
彼らは武器を構えて対峙する。
彼らには退けない理由がある。
さあゴンクは鳴った。
2人が戦い、決着がつくのはそう遠くはないだろう。
彼らには退けない理由がある。
さあゴンクは鳴った。
2人が戦い、決着がつくのはそう遠くはないだろう。
【F-4/道路/1日目-午前】
【Dボゥイ@アニメキャラ・バトルロワイアル2nd (アニ2)】
【状態】:左肩に被弾
【装備】:日本刀@現実、核鉄「ブレイズオブグローリー」@書き手ロワ2
【所持品】:支給品一式、不明支給品(0~2)
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らず、ゆたかを保護、シンヤとの決着をつける。
0:6/(神)に対処
1:テッククリスタルを手に入れる
2:ゆたかを保護する
3:第2回放送~第3回放送までに朝倉とみなみの待つネットカフェに戻る
【状態】:左肩に被弾
【装備】:日本刀@現実、核鉄「ブレイズオブグローリー」@書き手ロワ2
【所持品】:支給品一式、不明支給品(0~2)
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らず、ゆたかを保護、シンヤとの決着をつける。
0:6/(神)に対処
1:テッククリスタルを手に入れる
2:ゆたかを保護する
3:第2回放送~第3回放送までに朝倉とみなみの待つネットカフェに戻る
【備考】
※アニロワ2nd 173話「REASON」の後より参加。
※アニロワ2nd 173話「REASON」の後より参加。
【6/氏(神)@オールロワ】
[状態]:疲労(小)、精神疲労(中)
[装備]:バヨネットx2@漫画ロワ、マジシャンズレッド(魔術師の赤)のDISC@漫画ロワ
トンプソンM1短機関銃(0/50+予備弾倉50発x2)、ヌンチャク@漫画ロワ
RPG-7@現実(予備弾頭×1)、萌えもんパッチ@ニコロワ
[持物]:
[方針/行動]
基本方針:何がなんでも元の世界に帰る。
0:Dボゥイを殺す
1:どこかでまともな服を調達する。
2:ハルヒの出展元が気になる。
3:かがみを殺すことについては……
[状態]:疲労(小)、精神疲労(中)
[装備]:バヨネットx2@漫画ロワ、マジシャンズレッド(魔術師の赤)のDISC@漫画ロワ
トンプソンM1短機関銃(0/50+予備弾倉50発x2)、ヌンチャク@漫画ロワ
RPG-7@現実(予備弾頭×1)、萌えもんパッチ@ニコロワ
[持物]:
[方針/行動]
基本方針:何がなんでも元の世界に帰る。
0:Dボゥイを殺す
1:どこかでまともな服を調達する。
2:ハルヒの出展元が気になる。
3:かがみを殺すことについては……
[備考]
※涼宮ハルヒの出展元は完全には分かりませんがニコロワじゃないかと疑っているかも。
※6/(かがみ)が、かがみの外見をしていることを認識しました。(経緯は知りません)
※漫画ロワ以外にも、かがみが参加しているロワがあるかもしれないと考えています。
※涼宮ハルヒの出展元は完全には分かりませんがニコロワじゃないかと疑っているかも。
※6/(かがみ)が、かがみの外見をしていることを認識しました。(経緯は知りません)
※漫画ロワ以外にも、かがみが参加しているロワがあるかもしれないと考えています。
105:ココカラトワニ | 投下順に読む | 107:Bad-Ass |
104:スーパー変態シリーズ アナルフィーバーG | 時系列順に読む | 099:涙の誓い(前編) |
092:紅 kure-nai | 朝倉涼子 | |
岩崎みなみ | 119:mind crash | |
Dボゥイ | 109:爆裂的に鎮火せよ! | |
091:後夜祭 | 6/氏(神) |