重工業省

重工業省(The Ministry of Heavy Industry)は新ソ連の行政機関。憲法に記載されていない非憲法省の一つ。工作機械、重電機、産業機械、自動車産業、科学産業といった重厚長大産業の振興と約15の中央国営企業の管理を担っている。重工業省本部はアルビールの城塞内部に所在している。

歴史
新ソ連重工業省の前身となるアッシリア産業省は150年の建国と同時に設立された。中東紛争が終結し新ソ連が成立するとアッシリア産業省は新ソ連産業省に発展した。153年4月1日に産業省は重工業省を含む複数の省庁に分割解消された。
ヴェーラー政権の解放政策期に巨大な行政機構の統廃合が計画された際、重工業省は真っ先にそのやり玉に挙げられた。改革派に立った革命省のウルリッヒ・ゲルデラー政務次官(当時)は最高会議で重工業省が内務省に次ぐ人員を抱え莫大な人件費を支出していることを批判した。この統廃合計画は最終的に重工業省・内務省をはじめとする大省庁の反対によって中止された。

組織構成
重工業省は大統領によって任じられる重工業大臣の監督下にある。
大臣官房
工業規定庁
発動機庁 農業機械工業局
自動車工業局
工作機械庁 工作機械工業局
工具工業局
金型工業局
プラスチック加工機械工業局
鉄鋼庁
非鉄金属庁 アルミニウム工業局
銅工業局
希少金属庁
造船庁
電子機械庁
通信機械庁
重機械庁 繊維機械工業局
建設機械工業局
印刷機械工業局
食品加工機械工業局
化学産業庁 薬品局
石油工業局
石炭工業局
天然ガス工業局
合成燃料工業局
高分子工業局
油脂工業局
精密有機工業局
精密無機工業局
ソーダ局
アンモニア工業局
最終更新:2025年07月18日 17:33