「君はジュラル星人を知らないのかね?」
「全くな……秘密裏に動いていた組織、と言う可能性はないか?」
「表立って活動することが殆どだからそれはないよ。」
ジュラル星人は結構オープンに活動している。
オープンと言うより、隠す気がないとも言うべきか。
元々技術力については地球よりも優れてるものがあるので、
それが露呈したところで再現は容易ではないと言う自信の表れもあるかもしれない。
何にしても、ジュラル星人を彼が知らないのは違和感があることではある。
オープンと言うより、隠す気がないとも言うべきか。
元々技術力については地球よりも優れてるものがあるので、
それが露呈したところで再現は容易ではないと言う自信の表れもあるかもしれない。
何にしても、ジュラル星人を彼が知らないのは違和感があることではある。
(魔界、とは違うな。)
魔界のように地底の世界の話かとも思うが、
それだけの技術力を持っているならばバーンやハドラーも知ってるはず。
脅威とはしないにしても、多少の警戒はしてくるぐらいのことはしている。
となると何が原因か。レインボーロケット団についても秘密裏に動いてる組織、
そう考えてるザムザにとっては今のところ別の世界と言う概念は持ち合わせてはいなかった。
それだけの技術力を持っているならばバーンやハドラーも知ってるはず。
脅威とはしないにしても、多少の警戒はしてくるぐらいのことはしている。
となると何が原因か。レインボーロケット団についても秘密裏に動いてる組織、
そう考えてるザムザにとっては今のところ別の世界と言う概念は持ち合わせてはいなかった。
(情報が足りないな。他の参加者と当たってみるのが得策か。)
バランにだけは会いたくないが、と内心でごちる。
いや、現状まっとうに信じられる身内はミストバーンぐらいだ。
キルバーンもフレイザードも、ことと次第では普通に殺しに来るだろう。
正直ミストバーンも無口故に忠義以外何を考えてるのかがわからないので、怪しいラインでもあるが。
いや、現状まっとうに信じられる身内はミストバーンぐらいだ。
キルバーンもフレイザードも、ことと次第では普通に殺しに来るだろう。
正直ミストバーンも無口故に忠義以外何を考えてるのかがわからないので、怪しいラインでもあるが。
(一番何を考えてるか信用できるのが、親父なのも複雑だな。)
此処にはいないが、ある意味一番理解できる存在は父であるザボエラか。
悪い意味で理解できてしまう。自分の死など欠片も悼んでくれることもない。
そうは言うが、それでも親であることは変わらない。それでも構わなかった。
親父のことだ、以前の時のように自分の功績として今頃超魔生物の成果を献上してるのだろう。
容易に高笑いしているのが想像できてしまうので、少しばかりため息を吐く。
悪い意味で理解できてしまう。自分の死など欠片も悼んでくれることもない。
そうは言うが、それでも親であることは変わらない。それでも構わなかった。
親父のことだ、以前の時のように自分の功績として今頃超魔生物の成果を献上してるのだろう。
容易に高笑いしているのが想像できてしまうので、少しばかりため息を吐く。
「ヨシサカと言ったな。ジュラル星人のことも気がかりだが、今は奇跡の泉を目指すとしよう。」
とりあえず現状でできることは少ないし、マップも結構な広さだ。
人数に比べて広いので死者はそう多く出てくるものではないだろうが、
軍団長やキルバーンも含めて殺し合いである以上死者は確実に出てくる。
何かを組み合わせて解決の糸口を見つけるのは、妖魔学士としての見せ所だ。
一先ずは人が集まるであろう名前のある場所、この中では奇跡の泉を目指すこととする。
この島からスタートしているのなら、港を目指して海路を確保すると言うのもあるだろうが、
ザムザにとっての船とは、良くてもベンガーナ王国の軍船辺りと、技術はそこまで発展してない。
船を操舵するのが自分達ならば余計扱いに困る。そういった観点もあって港の選択肢はなかった。
サメハダ岩も気になるところだが端にありすぎて人が集まる場所と想定するのは今一つなのも大きい。
もしかしたら、奇跡の泉は回復できるポイントか何かなのかもしれない可能性もあるのも理由になる。
人数に比べて広いので死者はそう多く出てくるものではないだろうが、
軍団長やキルバーンも含めて殺し合いである以上死者は確実に出てくる。
何かを組み合わせて解決の糸口を見つけるのは、妖魔学士としての見せ所だ。
一先ずは人が集まるであろう名前のある場所、この中では奇跡の泉を目指すこととする。
この島からスタートしているのなら、港を目指して海路を確保すると言うのもあるだろうが、
ザムザにとっての船とは、良くてもベンガーナ王国の軍船辺りと、技術はそこまで発展してない。
船を操舵するのが自分達ならば余計扱いに困る。そういった観点もあって港の選択肢はなかった。
サメハダ岩も気になるところだが端にありすぎて人が集まる場所と想定するのは今一つなのも大きい。
もしかしたら、奇跡の泉は回復できるポイントか何かなのかもしれない可能性もあるのも理由になる。
「いや、此処は海路を確保するのが先決ではないかね?」
「何?」
一方で、吉坂博士の観点での船の認識は大分違うものだ。
敵対するジュラル星人は500年は先の科学技術を擁しているものの、
バリカンや研の宇宙船もあわせて、彼ら人間側の技術もまた発展してる世界になる。
流石に高望みかもしれないが、研の宇宙船みたいなものがある可能性も否定できない。
今後も船で人を集める機動力が確保できるのであれば、体力の温存にもつながるものだ。
体力の温存は今後の活動において重要な要素ともなり、移動手段の確保は優先するべきものになる。
人間故の観点でもあり、確かにと顎に手を当てるザムザ。
敵対するジュラル星人は500年は先の科学技術を擁しているものの、
バリカンや研の宇宙船もあわせて、彼ら人間側の技術もまた発展してる世界になる。
流石に高望みかもしれないが、研の宇宙船みたいなものがある可能性も否定できない。
今後も船で人を集める機動力が確保できるのであれば、体力の温存にもつながるものだ。
体力の温存は今後の活動において重要な要素ともなり、移動手段の確保は優先するべきものになる。
人間故の観点でもあり、確かにと顎に手を当てるザムザ。
「科学者としての知識はある。しかし戦う力はわしには乏しいのだよ。」
「なるほどな……確かに俺はいいかもしれんが、
ヨシサカ以外の首輪の解除となる人材がそうとも限らんな。」
ヨシサカ以外の首輪の解除となる人材がそうとも限らんな。」
魔族が人に合わせるとは、おかしなこともあるものだな。
これが多少はダイ達と戦って人間を多少は侮ることをやめたが故か。
親父が見たらまたゴミだなんだと罵ってきそうなものだと思うものの、
これが多少はダイ達と戦って人間を多少は侮ることをやめたが故か。
親父が見たらまたゴミだなんだと罵ってきそうなものだと思うものの、
「!」
そんなことを考える余裕がなくなる事態は変わる。
開けた路地に出れば、迫るのは嵐の如き炎の一撃。
咄嗟に吉坂を抱えながら飛び込むことで、その一撃を回避する。
多少服の端が焦げているものの、特に二人は大事には至らない。
開けた路地に出れば、迫るのは嵐の如き炎の一撃。
咄嗟に吉坂を抱えながら飛び込むことで、その一撃を回避する。
多少服の端が焦げているものの、特に二人は大事には至らない。
(一応利用目的があれど、庇うことまですることになるとはな。)
嫌悪も困惑もさほどない。多少は足並みを揃える間柄なのだ、
死なれては困ると言う思考がある以上守る行動に疑問は持たない。
もっとも、自分が率先して実験台になって部下を消費しないなど、
ザボエラとは違った考えを持っているのも影響してるかもしれないが。
死なれては困ると言う思考がある以上守る行動に疑問は持たない。
もっとも、自分が率先して実験台になって部下を消費しないなど、
ザボエラとは違った考えを持っているのも影響してるかもしれないが。
「ヒャド!」
「チッ、メラミ!」
次に迫る冷気の攻撃にメラミで対抗する。
宣言通りならばそれはヒャドだが、威力はメラミに負けず劣らずの威力だ。
先の凄まじい炎、洗練された氷の魔法。これだけあれば相手が何者か理解できる。
宣言通りならばそれはヒャドだが、威力はメラミに負けず劣らずの威力だ。
先の凄まじい炎、洗練された氷の魔法。これだけあれば相手が何者か理解できる。
「待てフレイザード! 少しだけ話をさせてもらいたい!」
ドシドシと、重量のある足音共に姿を見せるは異形の怪物。
ジュラル星人と言う存在を見てきた吉坂も警戒の強い顔をする。
ジュラル星人と言う存在を見てきた吉坂も警戒の強い顔をする。
「俺のことを知ってやがるな……どっかの軍団の所属か? そーいや、
名前にはしびれクラゲとかキルバーンの近くに知らねえ名前があったが。」
名前にはしびれクラゲとかキルバーンの近くに知らねえ名前があったが。」
「俺は妖魔学士ザムザ、妖魔師団軍団長ザボエラの息子だ。」
数秒の沈黙。
先の苛烈な攻撃とは裏腹に、
余りにも静寂とした瞬間は何処か不安すら煽られるが、
先の苛烈な攻撃とは裏腹に、
余りにも静寂とした瞬間は何処か不安すら煽られるが、
「ヒャーハハハハハ! あの野郎ガキいたのかよ! 物好きな奴もいるもんだなぁ!」
禁呪法で作られた上に誕生からまだ短いフレイザードには、
他種族が持つ家族観と言ったものは然程持ち合わせはいない。
他の軍団長、とりわけヒュンケルやバランならまだわかる部類だ。
気に入らないがヒュンケルはザボエラと比べるまでもなく顔立ちは整ってるし、
バランも別に醜悪な顔つきをしているわけでもない(まあ実際子供がいるわけだが)。
ミストバーンやクロコダインについては、そもそも興味とかも薄そうな部類だ。
だが、惹かれる部分がある奴もいるだろう。バーンに対する忠誠心や武人の性格。
クロコダインの方は戦場に卑怯も何もない彼の性格からすれば理解はしがたいが、
それゆえについてくる、ひいては評価されている部分は少なからずあると知っている。
だが、ザボエラにだけは全く想像できなかった。自分と同じ禁呪法か何かで作られた、
まだそっちの方が現実味があると思えてしまうのだから。
他種族が持つ家族観と言ったものは然程持ち合わせはいない。
他の軍団長、とりわけヒュンケルやバランならまだわかる部類だ。
気に入らないがヒュンケルはザボエラと比べるまでもなく顔立ちは整ってるし、
バランも別に醜悪な顔つきをしているわけでもない(まあ実際子供がいるわけだが)。
ミストバーンやクロコダインについては、そもそも興味とかも薄そうな部類だ。
だが、惹かれる部分がある奴もいるだろう。バーンに対する忠誠心や武人の性格。
クロコダインの方は戦場に卑怯も何もない彼の性格からすれば理解はしがたいが、
それゆえについてくる、ひいては評価されている部分は少なからずあると知っている。
だが、ザボエラにだけは全く想像できなかった。自分と同じ禁呪法か何かで作られた、
まだそっちの方が現実味があると思えてしまうのだから。
「で? そのザボエラのガキが何を聞かせるんだ? 断末魔と命乞い、どっちだ?」
「命乞いか……否定することはできないな。
俺達が考える提案をするのは、そういうことだからな。
フレイザード。お前のことだから殺し合いに乗るのは想像がついた。
当然、サカキも狙う腹積もりだと言うことも分かる。だからこそ今は待ってほしい。」
俺達が考える提案をするのは、そういうことだからな。
フレイザード。お前のことだから殺し合いに乗るのは想像がついた。
当然、サカキも狙う腹積もりだと言うことも分かる。だからこそ今は待ってほしい。」
「ほーう?」
少なくとも食いついた。
と言うよりは最低限は聞くタイプだ。
粗暴ではあるものの直情型では決してない。
強者故の余裕ではなく、盤面を見据えるが故の対応になる。
話の場に持ち込めるだけ助かり、少しばかり胸をなでおろす。
と言うよりは最低限は聞くタイプだ。
粗暴ではあるものの直情型では決してない。
強者故の余裕ではなく、盤面を見据えるが故の対応になる。
話の場に持ち込めるだけ助かり、少しばかり胸をなでおろす。
「まず、俺とこのヨシサカと言う男は殺し合いにはひとまず乗るつもりはない。」
「魔王軍がしていいことじゃあねーなぁ。人間と手を組んでるだと?」
「フレイザードぐらいの実力なら話は別かもしれないが、
軍団長でもない俺が、あのバランに勝てるわけがないからな。」
軍団長でもない俺が、あのバランに勝てるわけがないからな。」
いくら超魔生物はバランの竜魔人を越えるためとはいえ、
まだ途中の産物。今の実力では到底及ばないのは分かっている。
まだ途中の産物。今の実力では到底及ばないのは分かっている。
「ま、そうなるのは賢明だろうな。」
フレイザード自身もバランについては保留とした。
一人だけで行ったわけではないし、こちらとて時間をさほどかけたわけではないにしても、
氷炎魔団よりも早い速度で一国を滅ぼしたのがバランと言う男だ。簡単に勝てるとは思ってはいない。
やるならば首輪を筆頭に、何かしらの手段を講じる必要があるのだと。
軍団長でさえこれなのだ、ザムザではまず勝ち目など万に一つもないと。
一人だけで行ったわけではないし、こちらとて時間をさほどかけたわけではないにしても、
氷炎魔団よりも早い速度で一国を滅ぼしたのがバランと言う男だ。簡単に勝てるとは思ってはいない。
やるならば首輪を筆頭に、何かしらの手段を講じる必要があるのだと。
軍団長でさえこれなのだ、ザムザではまず勝ち目など万に一つもないと。
「確認しておきたいがフレイザード。お前の方針はなんだ?」
「俺様にとってはミストバーンだけは許さねえ。
俺は何があってもアイツだけはぶち殺すと決めてるぜ。
その後は、お前の言うようにサカキも含めて皆殺しだな。」
俺は何があってもアイツだけはぶち殺すと決めてるぜ。
その後は、お前の言うようにサカキも含めて皆殺しだな。」
勝利と栄光。それが原動力である以上そうなるのは当然のこと。
ただ、その前のミストバーンの方について少し頭を悩ませるザムザ。
父が他の軍団長から嫌われていたように、軍団長同士で仲がいいのは限られる。
なので別にフレイザードがそうなっても、仕方のない部分はあるのだろうと。
ただ、魔王軍の配下である彼としては少々困った位置づけになってしまう。
フレイザードもミストバーンも、どちらも少なくともバーンに対する忠義は本物。
こんな舞台で天秤にかけるのも惜しい存在だが、それを止める実力は彼にはない。
ただ、その前のミストバーンの方について少し頭を悩ませるザムザ。
父が他の軍団長から嫌われていたように、軍団長同士で仲がいいのは限られる。
なので別にフレイザードがそうなっても、仕方のない部分はあるのだろうと。
ただ、魔王軍の配下である彼としては少々困った位置づけになってしまう。
フレイザードもミストバーンも、どちらも少なくともバーンに対する忠義は本物。
こんな舞台で天秤にかけるのも惜しい存在だが、それを止める実力は彼にはない。
「フレイザード。お前がやられてから魔王軍は色々様変わりしてしまっている。
ハドラー様は今は重傷、バランは単独行動、軍団長は今では親父とミストバーンぐらいだ。
ミストバーンを殺すと言うことは、一人でそれだけの穴埋めできるぐらいでなければならない。
同格の軍団長でもない俺如きが言うことではないのは分かっている。しかしバーン様に従う者としては、
軍団長を一人殺すのなら、それを十分に覆せるだけの戦果を挙げられる証明をしてほしいと思っている。
それが判断できれば、俺はミストバーンの死に何も言わない。と言うより、言えるものではないが正しいか。」
ハドラー様は今は重傷、バランは単独行動、軍団長は今では親父とミストバーンぐらいだ。
ミストバーンを殺すと言うことは、一人でそれだけの穴埋めできるぐらいでなければならない。
同格の軍団長でもない俺如きが言うことではないのは分かっている。しかしバーン様に従う者としては、
軍団長を一人殺すのなら、それを十分に覆せるだけの戦果を挙げられる証明をしてほしいと思っている。
それが判断できれば、俺はミストバーンの死に何も言わない。と言うより、言えるものではないが正しいか。」
回りくどいが、要は『ミストバーンを穴埋めする実力と功績を出す保障をくれ』と言うことだ。
長年仕えてるミストバーンを穴埋めできる実力と言うのは、一朝一夕では身につけられない。
いくら既に死亡してるとは言え、軍団長にそんなことをのたまうのは不敬なことは分かっている。
最悪今すぐ火だるまか氷漬けだ。だがザムザも魔王軍に仕える身ではある以上、
最低限魔王軍に利となる結果を求めることはおかしいことではなかった。
長年仕えてるミストバーンを穴埋めできる実力と言うのは、一朝一夕では身につけられない。
いくら既に死亡してるとは言え、軍団長にそんなことをのたまうのは不敬なことは分かっている。
最悪今すぐ火だるまか氷漬けだ。だがザムザも魔王軍に仕える身ではある以上、
最低限魔王軍に利となる結果を求めることはおかしいことではなかった。
「……ハッ、過程はどうあれ俺はガキ共は殺せなかった。
軍団長としても最初に死んじまった、言うなれば面汚しだ。
単に生き返って軍団長に戻ってきてはいそうですか、なんてのは虫が良すぎる。
此処には俺も知らねえ技術がある。手土産にするぐらいはしなけりゃ、俺が納得できねえ。」
軍団長としても最初に死んじまった、言うなれば面汚しだ。
単に生き返って軍団長に戻ってきてはいそうですか、なんてのは虫が良すぎる。
此処には俺も知らねえ技術がある。手土産にするぐらいはしなけりゃ、俺が納得できねえ。」
フレイザードが求めるのは功績、評価、勝利だ。
生まれて間もないが故に何も持ち合わせないコンプレックス。
暴魔のメダルのような、自分の手柄と言う自身の証明になるものを求める。
ヒュンケルの時同様、私情で軍団長を殺すことについては何のためらいもない。
しかし、何の功績もないまま兵力を落とすつもりもない。最低限の功績は必要だ。
(ヒュンケルの時についてはダイも纏めて仕留めたはずが、生きてるとは思わなかったので除外とする)
少なくともポケナビについては彼の知る技術体系ではない。無論フレイザードは技術者ではない。
しかし頭の回る存在、分野は違うだろうがザボエラ辺りに献上すれば活用はできるはずだ。
(無論、それをザボエラが自分の功績にすり替えるようならば殺すことに決めてるのだが)
サカキの持つ技術や科学力。これらを解明は無理にせよ土産にするぐらいは必要だろうと。
生まれて間もないが故に何も持ち合わせないコンプレックス。
暴魔のメダルのような、自分の手柄と言う自身の証明になるものを求める。
ヒュンケルの時同様、私情で軍団長を殺すことについては何のためらいもない。
しかし、何の功績もないまま兵力を落とすつもりもない。最低限の功績は必要だ。
(ヒュンケルの時についてはダイも纏めて仕留めたはずが、生きてるとは思わなかったので除外とする)
少なくともポケナビについては彼の知る技術体系ではない。無論フレイザードは技術者ではない。
しかし頭の回る存在、分野は違うだろうがザボエラ辺りに献上すれば活用はできるはずだ。
(無論、それをザボエラが自分の功績にすり替えるようならば殺すことに決めてるのだが)
サカキの持つ技術や科学力。これらを解明は無理にせよ土産にするぐらいは必要だろうと。
「ザボエラと違ってこそずるいことを言わずに言ったのは評価してやるよ。
いいぜ、魔王軍でもない人間と同行するなんざ魔族としては間違いなく問題だろうが、
それぐらいのことをしなけりゃ、今の俺様は魔王軍に居場所はねえだろうしな。」
いいぜ、魔王軍でもない人間と同行するなんざ魔族としては間違いなく問題だろうが、
それぐらいのことをしなけりゃ、今の俺様は魔王軍に居場所はねえだろうしな。」
「ミストバーンといつやるかまでは止めることはできないだろうが仕方ないとして、
俺としては軍団長を親父だけにして終わる展開だけは避けなければならないことだ。
最悪なパターンは、キルバーンも含め俺達が全滅して、バランだけが生き残ることになる。」
俺としては軍団長を親父だけにして終わる展開だけは避けなければならないことだ。
最悪なパターンは、キルバーンも含め俺達が全滅して、バランだけが生き残ることになる。」
バランは魔王軍に戻る気もないと思われるので。彼だけが生還すれば魔王軍の幹部はザボエラと、
超魔生物のデータだけは送ってるのでいずれハドラーは復活するだろうがその二人だけだ。
二者択一は割り切るとして、軍団長は一人は連れて帰りたいのがザムザの理想になる。
超魔生物のデータだけは送ってるのでいずれハドラーは復活するだろうがその二人だけだ。
二者択一は割り切るとして、軍団長は一人は連れて帰りたいのがザムザの理想になる。
「で、首輪を解除ってわけか……ま、そっちの方が有意義だな。」
方針転換と言うわけではないが、
首輪がない方が何かと便利なこともある。
消耗するリスクはあるのでホイホイ使うつもりもないが、
弾岩爆花散の時のように体をばらすこともできないだろう。
その状態でミストバーンとやりあうのは得策でないのも理解している。
首輪がない方が何かと便利なこともある。
消耗するリスクはあるのでホイホイ使うつもりもないが、
弾岩爆花散の時のように体をばらすこともできないだろう。
その状態でミストバーンとやりあうのは得策でないのも理解している。
「……ザムザ君。魔王軍、と言うのは?」
「最初に会っとき、俺は正義漢のつもりはないと言ったな。
俺達は魔王軍。地上を侵略する、偉大なるバーン様に仕える者達だ。」
俺達は魔王軍。地上を侵略する、偉大なるバーン様に仕える者達だ。」
「なんと……」
ザムザは自分をいい人間とは言ってなかったが、
ジュラル星人に匹敵か、それ以上の軍勢の一味とは想定しなかった。
仮にジュラル星人を滅ぼすことができたとしても、次は彼らが敵になるだけだ。
アイアン星衝突におけるジュラルの魔王と研が共闘することもあるにはあったので、
別に共闘について否定的な感情は持っていない。とはいえ何とかする必要はある。
研や、場合によってはジュラルの魔王とぶつけ合うのも考えなければならない。
このアウェーな状況を、どうにか突破する方法を考えなければならないと模索するが、
ジュラル星人に匹敵か、それ以上の軍勢の一味とは想定しなかった。
仮にジュラル星人を滅ぼすことができたとしても、次は彼らが敵になるだけだ。
アイアン星衝突におけるジュラルの魔王と研が共闘することもあるにはあったので、
別に共闘について否定的な感情は持っていない。とはいえ何とかする必要はある。
研や、場合によってはジュラルの魔王とぶつけ合うのも考えなければならない。
このアウェーな状況を、どうにか突破する方法を考えなければならないと模索するが、
「……ん?」
遠くに見える、巨大な何かを視界の隅に捉える。
何かと思い、支給品にある虫眼鏡のような道具、こうかくレンズで相手を見た。
命中率が上がるそうだが、言い換えれば遠くのものも鮮明に見えると言うことにもなる。
これにより捉えたのは、巨大なワニ。J-1号を難なく殺し、移動する両棲爬王リジーの姿だ。
何かと思い、支給品にある虫眼鏡のような道具、こうかくレンズで相手を見た。
命中率が上がるそうだが、言い換えれば遠くのものも鮮明に見えると言うことにもなる。
これにより捉えたのは、巨大なワニ。J-1号を難なく殺し、移動する両棲爬王リジーの姿だ。
「何か見えたのか?」
「これを使ってみてくれたまえ。」
ザムザとフレイザードもこうかくレンズでそれ確認する。
並のドラゴンとかでもあれほどの規模のサイズはまず存在しないのもあり、
驚くと言うよりは感嘆、と言った考えが二人の感想になるだろう。
並のドラゴンとかでもあれほどの規模のサイズはまず存在しないのもあり、
驚くと言うよりは感嘆、と言った考えが二人の感想になるだろう。
「ありゃ鬼岩城ばりにあんじゃねえのか?
クロコダインの野郎も、あれだけでかけりゃバランともやれてたんかねぇ。」
クロコダインの野郎も、あれだけでかけりゃバランともやれてたんかねぇ。」
「動く鬼岩城でもあれほどのサイズだっただろうか……」
「ん? あの城動くのか?」
「色々あってな。」
気になる言動はあったが、問題はそこではない。
あの手のタイプならばジュラルモンスもいたことだし、
ジュラル星人の仕業もと言うのも否定はできないところだが、
一番の問題として、移動ルートが南の方角と言うところにある。
あの手のタイプならばジュラルモンスもいたことだし、
ジュラル星人の仕業もと言うのも否定はできないところだが、
一番の問題として、移動ルートが南の方角と言うところにある。
「まずい、このままではあれが港を襲ってしまうぞ。」
「あ、なんかまずいのか?」
「俺達の行く予定が港だからだ。」
あれの被害が及ぶ前に港に到着するのはまず無理だ。
今三人がいるのはD-7で、距離から言ってリジーはC-7。
港までの距離は五十歩百歩の距離しかなく、移動速度も段違いだ。
よしんば先回りできたとして。相手はどう見ても海であろうと強い類になる。
海に出たら寧ろ有利なフィールドになってしまい、勝負にならないのは明白。
此処か、あるいは港の手前であれを仕留めなければならないと言うことだ。
今三人がいるのはD-7で、距離から言ってリジーはC-7。
港までの距離は五十歩百歩の距離しかなく、移動速度も段違いだ。
よしんば先回りできたとして。相手はどう見ても海であろうと強い類になる。
海に出たら寧ろ有利なフィールドになってしまい、勝負にならないのは明白。
此処か、あるいは港の手前であれを仕留めなければならないと言うことだ。
「だが三人、わしは戦いは不得意となると二人であれを相手か……」
「無理と言うつもりはねえが、少なくとも骨は折れそうだ。」
流石にあれだけの質量だ。ダイ達を大きく追い詰めた弾岩爆花散ですら、
まともにダメージになるかすら怪しいぐらいだ。無論その程度で諦めるならば、
彼が勝利に執着するような存在ではないのは、語るまでもないことではあるが。
まともにダメージになるかすら怪しいぐらいだ。無論その程度で諦めるならば、
彼が勝利に執着するような存在ではないのは、語るまでもないことではあるが。
「フレイザード。貴様の方に移動手段になるものはあるか?」
「移動用か、俺には扱えねえがこんなのがあったな。」
そういって取り出されたのは、吉坂からすれば珍しくない、
一方で二人からすれば見たこともない乗り物、バイクが出される。
人数的にはよくて二人で、全員が乗ることができないため提示しなかったものだ。
一方で二人からすれば見たこともない乗り物、バイクが出される。
人数的にはよくて二人で、全員が乗ることができないため提示しなかったものだ。
「ふむ……ヨシサカ。お前はそのバイクとやらで港か周辺にいる参加者に加勢を呼びかけろ。
このままでは首輪だの私情だの言ってる場合ではないことは。分かってるはずだフレイザード。」
このままでは首輪だの私情だの言ってる場合ではないことは。分かってるはずだフレイザード。」
「あんなのにホイホイ潰されるタマじゃあねえだろうが、
プチッとアイツが潰されちまったら俺の怒りは収まらねえからな。」
プチッとアイツが潰されちまったら俺の怒りは収まらねえからな。」
なし崩しに人間と共闘することになる。
少なくとも此処でなければ成立しない出来事なのは確かだ。
不服と言えば不服だ。だが勝利のためならば何でも使う。それが彼でもある。
少なくとも此処でなければ成立しない出来事なのは確かだ。
不服と言えば不服だ。だが勝利のためならば何でも使う。それが彼でもある。
「それは構わんが、君達はどうするのだね。」
「死なない程度に奴を引き付けて時間を稼ぐ。」
その言葉と共に、ザムザは身体が変化していく。
耳が尖ってること以外はおおよそ人間に近しかった身体は、
毛や翼、鋏の腕などと人間から大分離れた異形の姿になる。
少なくとも、あれを超魔生物抜きで相手するのはとてもできるものではない。
下手をすればあの質量では一撃で死にかねないので、この姿で相手するのは妥当なことだ。
耳が尖ってること以外はおおよそ人間に近しかった身体は、
毛や翼、鋏の腕などと人間から大分離れた異形の姿になる。
少なくとも、あれを超魔生物抜きで相手するのはとてもできるものではない。
下手をすればあの質量では一撃で死にかねないので、この姿で相手するのは妥当なことだ。
「凄まじい技術じゃ……」
ジュラル星人が人間になりすますことは珍しくないが、
此処まで禍々しい姿になるものではないので驚かされる。
彼の言う生物学の発展の先が、こういった姿なのだろうか。
科学者としては興味と畏怖はあるものの、今自分に必要なのは仲間を呼ぶこと。
余裕があれば、魔王軍である彼らの阻止も想定した動きをしておきたい。
役割を全うするべく、フレイザードから貸し与えられたバイクを使って南へと向かう。
此処まで禍々しい姿になるものではないので驚かされる。
彼の言う生物学の発展の先が、こういった姿なのだろうか。
科学者としては興味と畏怖はあるものの、今自分に必要なのは仲間を呼ぶこと。
余裕があれば、魔王軍である彼らの阻止も想定した動きをしておきたい。
役割を全うするべく、フレイザードから貸し与えられたバイクを使って南へと向かう。
(今はこうするしかないだろうな。)
ほぼ科学力以外では一般人である彼を向かわせるのは不安ではあるものの、
フレイザード一人で足止め、ないし討伐と言うのは困難を極めるのは分かる。
これについてはフレイザードも同意見だ。確かに勝利や功績に執着はするものの、
自分のペースを乱すようなことさえなければ、基本的には冷静に物事を見据える。
だからこそ、彼が氷炎魔団の軍団長に任命されるのだから。
フレイザード一人で足止め、ないし討伐と言うのは困難を極めるのは分かる。
これについてはフレイザードも同意見だ。確かに勝利や功績に執着はするものの、
自分のペースを乱すようなことさえなければ、基本的には冷静に物事を見据える。
だからこそ、彼が氷炎魔団の軍団長に任命されるのだから。
「さて、派手にやってやろうじゃねえか!!」
【D-7/未明】
【フレイザード@DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】
[状態]:健康、激怒
[装備]:特になし。
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~2
[思考・状況]基本行動方針:ミストバーンを殺す。
1:ミストバーンを探して殺す。
2:ミストバーンを殺した後は参加者も主催者も皆殺し。
……の予定だったが少し保留。首輪解除の生還を視野に入れる。
無理だと判断したら即座に戻る。
3:召喚してきたサカキに対しても怒りがある。
4:ミストバーンを殺す好機をくれたサカキへの僅かな感謝。
5:超竜軍団長のバランについては保留。
6:ザボエラにガキいたのかよ……マジかよ。
7:あのでかいの(リジー)を倒すか足止めしておく。
[備考]
※首輪による制限により再生力が低下していますがまだ気づいてはいません。
※弾岩爆花散も恐らく制限はされてるとは思ってます。
他にもまだ制限があるかもしれませんが
それについては後続の書き手様におまかせします。
[状態]:健康、激怒
[装備]:特になし。
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~2
[思考・状況]基本行動方針:ミストバーンを殺す。
1:ミストバーンを探して殺す。
2:ミストバーンを殺した後は参加者も主催者も皆殺し。
……の予定だったが少し保留。首輪解除の生還を視野に入れる。
無理だと判断したら即座に戻る。
3:召喚してきたサカキに対しても怒りがある。
4:ミストバーンを殺す好機をくれたサカキへの僅かな感謝。
5:超竜軍団長のバランについては保留。
6:ザボエラにガキいたのかよ……マジかよ。
7:あのでかいの(リジー)を倒すか足止めしておく。
[備考]
※首輪による制限により再生力が低下していますがまだ気づいてはいません。
※弾岩爆花散も恐らく制限はされてるとは思ってます。
他にもまだ制限があるかもしれませんが
それについては後続の書き手様におまかせします。
【吉坂博士@チャージマン研!】
[状態]:健康。
[装備]:こうかくレンズ@ポケットモンスターシリーズ、露伴のバイク@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:基本支給品。ランダム支給品×0~2
[思考・状況]基本行動方針:脱出のために首輪を解除したい。
1:ザムザはなぜジュラル星人を知らないのか?
2:ジュラル星人を発見して殺害し首輪を奪う。
3:今後魔王軍をどうするべきか考えておきたい。
4:南へ向かい、参加者と会って怪獣討伐の協力を仰ぐ
[備考]
※参戦時期は不明。
[状態]:健康。
[装備]:こうかくレンズ@ポケットモンスターシリーズ、露伴のバイク@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:基本支給品。ランダム支給品×0~2
[思考・状況]基本行動方針:脱出のために首輪を解除したい。
1:ザムザはなぜジュラル星人を知らないのか?
2:ジュラル星人を発見して殺害し首輪を奪う。
3:今後魔王軍をどうするべきか考えておきたい。
4:南へ向かい、参加者と会って怪獣討伐の協力を仰ぐ
[備考]
※参戦時期は不明。
【ザムザ@DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】
[状態]:健康、超魔生物状態
[装備]:とつげきチョッキ@ポケットモンスターオメガルビー
[道具]:基本支給品。ランダム支給品×0~2
[思考・状況]基本行動方針:首輪の解除を目指す。殺し合いに乗るかは解除してから考える。
1:ジュラル星人……色々警戒するべき存在だな。
2:名簿に記載された者たち以外にも誰か参加しているのか?
3:あの怪物(リジー)を何とか足止め、可能なら倒す。
[備考]
※死亡後に参戦です。
※名簿に記されている者以外にも参加者がいると考えています。
[状態]:健康、超魔生物状態
[装備]:とつげきチョッキ@ポケットモンスターオメガルビー
[道具]:基本支給品。ランダム支給品×0~2
[思考・状況]基本行動方針:首輪の解除を目指す。殺し合いに乗るかは解除してから考える。
1:ジュラル星人……色々警戒するべき存在だな。
2:名簿に記載された者たち以外にも誰か参加しているのか?
3:あの怪物(リジー)を何とか足止め、可能なら倒す。
[備考]
※死亡後に参戦です。
※名簿に記されている者以外にも参加者がいると考えています。
※リジーは南下してます。
何もなければクチバシティの港まで直行します。
何もなければクチバシティの港まで直行します。
【こうかくレンズ@ポケットモンスターシリーズ】
吉坂博士に支給。命中率が少し上がることになるアイテムで、
純粋に虫眼鏡感覚のような使い方も可能。
吉坂博士に支給。命中率が少し上がることになるアイテムで、
純粋に虫眼鏡感覚のような使い方も可能。
【露伴のバイク@ジョジョの奇妙な冒険】
フレイザードに支給。ハイウェイスターの時に露伴が使用してたバイク。
世間的にはkawasakiのZephyrと考察されてたりもするが、
特筆すべきことはない、一般的なバイク。
フレイザードに支給。ハイウェイスターの時に露伴が使用してたバイク。
世間的にはkawasakiのZephyrと考察されてたりもするが、
特筆すべきことはない、一般的なバイク。
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