チャールズ・バベッジ

概要

偉大なる初代十碩学第一位《蒸気王》にして帝国の第一宰相だった男。
西享の機関知識とカダスの蒸気機関技術を融合させ《大階差機関》を生み出し、文明圏の蒸気機関のレベルを数世代先まで引き上げた。
スチパン世界の最重要人物の一人。

来歴

西亨からカダスへと足を踏み入れた最初の3人ザ・ファーストの一人。
その類稀なる頭脳で時の北央帝国《大帝》ヒュブリスより厚遇され、機関科学のみならず数学、政治経済など多方面で才能を発揮する。優秀な碩学を貴族として遇する新貴族制度の最初の一人となり、その後第一宰相まで昇り詰めた。
さらに自ら発展させた機関を文明圏に遍く普及させ、人類全てを変革させんとする帝国急進派を創設する。
しかし、《大階差機関》生み出した2年後の1835年、同じザ・ファーストの一人で愛すべき娘であった《探索姫》ローラが死亡。嘆き悲しんだ彼はローラの後を追うようにして失踪してしまう。
この時、後に『35年の罠』と呼ばれる心理迷彩を展開、《西インド会社》の構成員がカダスに踏み込めないよう細工を施していた。

能力

  • 機関科学……彼の頭脳と熱意によって蒸気機関文明の爆発的な発展は推し進められたといっても過言ではない。個々の機関の性能底上げのみならず人類初の情報処理機能を備えた《大階差機関》や全部で300体存在するといわれる碩学機械バベッジ・マシンを設計・開発した。
  • 機関型(遺産応用式)回路……古代機関をもとにバベッジが生み出したクロイツ式の発展型の《回路》。碩学機械で《回路》の力を模倣する。一部バベッジ・マシンにこれが搭載されている。

蒼天のセレナリアでの活躍

セレナリア時点でバベッジ本人は既に死亡しており、彼の遺志を継ぐ蒸気王コニーたちの前に現れる。

シャイニングナイトでの活躍

回想にて登場。少年の日のニコラ・テスラに人生における心構えを授けた。終盤、意外な形で再登場を果たす。

備考

科学者、政治学者としての彼の功績と名声は一点の曇りもないが、個人としての彼は妻を愛し、誰かを傷つけることを忌み嫌う理性的かつ穏やかな人間だった。ニコラ・テスラに対する教えにもそれが現れており、もし自分がもたらした機関文明の発展が世界を間違った方向へと導いた場合、それを彼が正してくれるよう期待していた。そしてその懸念は現実のものとなり、彼は死してなお深い悔恨に苛まれるのだった。

セリフ・名言・迷言


元ネタ

イギリスの数学者にして計算機械科学者チャールズ・バベッジ。世界初にして機械式の演算機『階差機関』を作り上げた。

登場作品


関連人物

ローラ・ジョサイア・ネーデルマン……心惹かれた女性。同じザ・ファーストの一人にして初代十碩学。
R・カーター……同じザ・ファーストの一人にして初代十碩学。
ヒュブリス……バベッジをはじめとする西享の優秀な碩学を優遇した。
C=G・バイロン……バベッジが失踪した後、急進派の盟主となる。
エイダ・オーガスタ・バイロン……弟子
ニコラ・テスラ……弟子
蒸気王……296番目のバベッジ・マシンにして自分の遺志を継ぐ者
憤怒王……彼の残滓




  • お、やったとできたのか。製作者に感謝。最重要人物なのにまとめがなかったから把握しにくくて難儀してた。 -- 名無しさん (2013-10-21 10:51:31)
  • チャールズって死亡確認されてたっけ?行方不明だった気が -- 名無しさん (2013-10-25 19:06:22)
  • 憤怒王が彼の魂の残滓ですし -- 名無しさん (2013-10-25 19:22:44)
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最終更新:2022年04月06日 13:39
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