【名前】バラン
【出典】ダイの大冒険
【性別】男
【年齢】不明
【名ゼリフ】「グ…グアァア…ア…あ亞ああ阿ア亜アあァア吾ァ唖あぁ唖アあァァァぁァァァァ!!!ニ…ニンゲンメェェェェェェェェ!!! マゾクマェェェェェェ!!! 人も、魔も、竜も、滅 び よ 」
【支給武器】黒の章~人外編~@
厨二ロワ、プラズマブラスターソード@スーパーロボット大戦W
【本ロワでの動向】
ダイの大冒険のキャラクター。
竜の騎士と言われ、その実力は確かなものである。
参戦時期が本編でダイのことを知る前であり、人間憎しという想いこそあれ、精神的には摩耗した状態であった。
そのため、本ロワにおける当初のスタンスはあまりやる気が見られなかった。
登場話においては、支給されていたエロビデオのようなものを発見。
バランも男であり雄であり、奇心に負けてしまったのだろうか。
イエス・キリストと
仙水の時といい、もしかすると、支給品のビデオには、見ないといけないと思わせる仕掛けか何かがあったのかもしれない。
近くの家にあるビデオデッキを利用し閲覧するバラン。
それが全ての間違いのはじまりであった。
そのビデオはエロビデオではなく、悪行、憎悪、嫌悪、悪寒、罪悪、悪意と人間の"悪"が込められたビデオであった。
だがバランは人間の汚さは十分承知していたため、なんとか耐えていたが精神状態は最悪の状態であった。
そのまま回復をする為に人の目につかないような場所へと移動しようとする。
尚、この時放置していた黒の章(通常版)を後に
羽瀬川小鳩が目にしてしまうことに。
しかし、近くで狂ったような音がした。その音は、バランの憎悪を更に焦がすような音であった。
バランの悪意はもう限界寸前である。そこで人の姿をした
渚カヲルと遭遇。
バランは憎しみに呑まれ、彼を切り殺しにかかる。カヲルはATフィールドで対抗。
だがバランのギガブレイクは無敵の防壁をも打ち破り、心の壁が破られたことで人の姿を保てなくなったカヲルは、他殺とも事故死ともとれる死に方をしてしまう。
ちなみに雑音の音源は
ヨハネ・クラウザーⅡ世のSATUGAIである。これはひどい。バランが情緒不安定になるのも頷ける。
そのままふらふらと移動をすると木陰で休む
アーチャーを発見。
アーチャーはバランの気配を剣を抜く。バランも間一髪入れず斬りかり、疲れ果てた世界の守護者同士の戦に。
アーチャーは龍殺しの剣を錬金し対抗。
相性差は最悪であったが憎悪の力がその悪相性すら翻す。そのままトドメをさすように竜魔人と変身し唱える呪文ドルオーラ。
しかしアーチャーの方からも熾天覆う七つの円環を発動され、紙一重で防がれてしまう。
吹き飛ばされたアーチャーをバランは見失うことになった。
カオルくんを殺し、本能赴くがまま移動をすると別なる参加者を発見。
憎悪に焦がした精神は勿論その参加者も殺そうとするが────
─────その参加者
食堂の男の得も言えぬ威圧感を竜の騎士の本能が感じ取り、バランは冷水を浴びせられたように一時の正気を取り戻す。
その一時の正気はバランの最期の正気であった。
バランは普通に情報交換をし、食堂の男は去っていく。
食堂の男がいなくなった時、彼は気づく。
自身に支給されていた黒の章、それが2つセットだったということに。
黒の章~人外編~。
ジ・エーデルの悪意のもとに編集されたそれを見ないという選択はバランにはなかった。
黒の章~人外編~で
人間だけではなく、人外の悪行も知りすべてに絶望してしまったのバランは、再び憎悪に侵されてしまう。
一時正気に戻ったためその反動は凄まじく、人にも魔にも竜にさえ絶望した彼は、完全に闇へと堕ちてしまったのであった。
その後発見した
いーちゃんを瞬殺。そして
風鳴翼と遭遇し殺し合い、右腕を切り落とす。
シンフォギアの歌もバランには届かなかったのだ。
不利だと察した翼に影縫いで動きを止められた隙に逃げられたバランは、スーパーでは
水銀燈と
天野銀次なるダブルシルバーと遭遇。
勿論殺しにかかるが水銀燈の発した"乳酸菌とってるぅ?"という台詞に困惑し追い打ちをかけられ、その隙に逃げられる。
憎悪に呑まれながらも遺伝子的に刷り込まれていた竜の騎士としての戦いの遺伝子が、下手に深読みしてしまった弊害であった。
ダブルシルバーを捜索するようにエリアを走り回ると
ヒュンケルを発見し殺しかかるが、手の内を知られていたため冷静さを欠いたバランでは仕留めきれずに痛み分けに。
もはやバランの様はまるで闇に堕ちた暗黒の竜であった。
第五回放送の後エリアに響くマーダー同士のぶつかりあう音に、バランは気付く。
そして、バランは自らの最後の闘いが待っていると心の底で察したのだった。
最後の相手となる敵を待つように、海沿いの岩場に腰を下ろす。
或いは魔竜と化した自らの討伐を願う最後の良心だったのかもしれない。
どこかから聞こえてきた天国の門が開いたような音を切っ掛けに斬りかかった黒崎一護の剣により二組の意思が衝突した。
斬り合いはとても激しかったが、スコール達は予めバランへの対抗策を用意していたため、バランは不利な状況となる。
武藤遊戯はトドメを刺すように『ドラゴン族封印の壺』を発動するが、バランの悪意は相手が予想していたものより酷く、
その影響かバランは高潔な竜の属性を捨て去り、ただの魔人へと成り果ててしまう。故、『ドラゴン族封印の壺』を無効化する。
そのまま一番厄介な敵であると判断したバランは武藤遊戯に接近し彼の腹を貫く。一護がそれを止めるべき斬りかかるが、一歩さがり避ける。
しかしその一瞬の隙を許さず武藤遊戯は『聖なるバリア-ミラーフォース-』を発動。
遊戯を襲ったダメージをそのままカウンター、バランに返ってきてしまい、大ダメージを受けてしまったバラン。
そのままスコールや一護による努涛の追撃がバランに襲いかかる。
スコールはサポートカード『魔術の呪文書』を発動、遊戯との友情の『ドラゴンエンドオブハート』の攻撃を受ける。
その威力は、今までのバランの悪行を顧みるかのようなもので、耐えきれないものであった。
最後の一撃を受けた時、悪意は、HPは、バランは、ゼロとなった。
そして、最後まで憎悪に呑まれたまま、人魔を滅ぼせなかった無念を抱いて斃れたのだった。
最終更新:2013年06月13日 11:27