【名前】風鳴翼
【出典】戦姫絶唱シンフォギア
【性別】女
【年齢】高校生
【名ゼリフ】「こ……こんな程度でくじけるものかッ……!」
「私は……私は防人だッ! この生命、尽きるまで歌うのを止めないッ!」
【支給武器】虎淘丸@BLEACH、白楼剣@東方project
【本ロワでの動向】
戦姫絶唱シンフォギアのメインキャラの一人。
非常に生真面目で言動も堅いが、泣き虫な面もあるという。
本ロワにおいては、最期まで正義を貫く人物であった。
スタート地点である海の家で風鳴翼は早速支給品を確認。
支給武器も彼女らしく日本刀が二本である。(変身も含めたら五本)。
まずまずのスタートを切った彼女は海の家を出ると、向こう側から誰かが走って来るのに気が付く。
「死んだ!死んじまった!殺しちまった!あいつら!」と絶叫しながら走ってきたのは
上条当麻であった。
なんとも紛らわしい、この絶叫。風鳴翼は彼がゲームに乗ったと判断し変身し日本刀を構えるも、彼の『幻想殺し』ですれ違いざまに変身解除され、
そのままぶつかり風鳴翼は砂浜に倒れてしまう。
それだけならまだしも、運悪く地面への衝突への際打ち所が悪く左腕の骨を折ってしまう。
風鳴翼はそのまま上条当麻を見失い出鼻を挫かれる結果となってしまう。
まあ相手が人間だからと、天羽々斬ではなく日本刀を構えたのは不幸中の幸いである。
天羽々斬を幻想殺しされていたら目も当てられなかっただろう。
第一回放送後、先ほどの上条当麻が走ってきた方向に向かうと白髪の少年の死体の上によこわたる
黒崎一護を発見。
普通ならば彼、黒崎一護が犯人であろう状況であったが風鳴翼は上条当麻を目撃していたこともあり、彼を犯人と決め付けなかった。
ここで済めばまだしも、そこに真犯人である
フェイリス・ニャンニャンと真犯人を目撃している闇
バクラも乱入してくる。
真犯人であるフェイリスは自分の罪から逃れるため事故死と主張し、面白い事が好きな闇バクラは朝日四十郎という参加者があり得ないと指摘。
推理は二転三転し黒崎の「なん…だと…」を交わせながら、自分の変身をリセットした謎能力を持つ上条当麻が犯人ということになった。
そしてそのまま情報交換が行われると、
ヨハネ・クラウザーⅡ世のシンフォギアの悪用を知るいなやそれを止めるべく、その場から離脱する。
ヨハネ・クラウザーⅡ世を探しエリアを奔走するも中々見つからないまま
第二回放送が流れる。
ふと左腕が痛いことに気が付くと、自分の左腕の骨折を手当てしなかったままのため腕は酷く腫れてしまっていた。
ヨハネ・クラウザーⅡ世の捜索は一旦打ち切り、近くの病院へ向かう。
応急処置を当て痛みが消えたところで出発しようとすると、物陰に潜みながら嗤う
ジ・エーデル・ベルナルを発見。
どこからどう見ても明らかに危険人物であると判断した風鳴翼は彼に斬りかかる。
しかし「太くて長くて固いものでもっと刺して!!」と土下座してき、風鳴翼は本気で彼を気味悪がった。
真面目系の彼女では変態相手に分が悪かったのである。
そのままジ・エーデル・ベルナルは病院の窓から飛び出し逃走する。風鳴翼は追跡するが、上手く撒かれ見失ってしまう。
ヨハネ・クラウザーⅡ世とジ・エーデル・ベルナルを探していると
バランと遭遇。
風鳴翼は彼が憎悪に呑まれ苦しんでいる事に気づき歌を歌い心に届かせようとするも、バランは速効剣を抜いて斬りかかる。
一瞬のことで、気が付きくと右腕を切り落とされていた。それでも風鳴翼は、彼の憎悪を取り除くべく歌を唄う。
しかし、左足に、背中に、切り傷を背負いこれ以上は無理で不利だと判断した風鳴翼は影縫いでバランの動きを止め撤退する。
右腕を失い、酷く腫れた左腕、貧血もあり、そのまま休もうとするもエリアに響く歌声。
ヨハネ・クラウザーⅡ世の繰り広げるSATUGAISONGUによるデモンベインレイプ事件であった。
そんな煩い状況で休めるはずもなく、正規のシンフォギア装着車としての使命感を燃やし、風鳴翼は重体のまま無理してエリア移動をする。
血も不足し、もう体力の限界で倒れかけた風鳴翼であったが崖の下に鞄が落ちているのを発見。
仙水忍によって瞬殺された
ロットン・“ザ・ウィザード”の鞄であった。
風鳴翼は最後の希望に縋り鞄を開けると、そこに入っていたのは心鬼紅骨@PSYRENとAIDA@.hack//G.U.であった。
AIDAは風鳴翼に襲いかかり侵食されるも歌で鎮めることに成功。
それだけでなく傷口とAIDAが上手に混ざり合い、右腕は戻らなかったものの、風鳴翼は元気を取り戻す。
心鬼紅骨を取り出して帯刀しエリアを移動すると岩場の岩に構えるように座るバランを上から確認。
先ほどの闘いで勝てることは不可能だと彼を避けて移動すると憎っき相手ジ・エーデル・ベルナルを発見。
また逃げられては叶わないと今度は慎重にジ・エーデル・ベルナルの隙を伺いながら追跡をするも、
セフィロスと遭遇してしまう。
防人であり人類の守護者である翼は人間を滅ぼそうとするセフィロスと事を荒立てないはずもなく、一触即発の事態に。
逃走を試し、森に身をひそめると、セフィロスは
マスターテリオン、
ラインハルト・ハイドリヒの二人と遭遇。セフィロスはマスターテリオンに殺され、二人による黄金大戦が勃発。
ふたりの闘いは全てを震わす、同時に
藤井蓮と
天魔・夜刀が時間を止めていなければ世界が何度も再構築されてしまうほど危険な闘いで、
風鳴翼はセフィロスがそのマスターテリオンに瞬殺されたこともあり、今すぐ行動を起こしはしないジ・エーデルよりも二人の黄金の方が危険だと判断する。
颯爽と変身し、持てる最大限の力をもってして二人にに襲いかかるが、右腕も無く疲労も重なっていてかなり弱っていた風鳴翼が彼らに勝てるわけがなかった。
英雄としての戦いに拘るラインハルトに無粋な横槍だと薙ぎ払われ、邪悪を称するマスターテリオンに貴公の正義を見せてみよと腹部を貫かれ、大量出血で、死を待つばかり。
それでも黄金大戦を終わらそうとした彼女は、死にゆく中で最後の影縫いを仕掛ける。
形は違えど同じ聖遺物使いであり更には部下であり翼より格上の影縫い使いの力も使えるラインハルトには無効化されたものの、マスターテリオンを捕らえることには成功する。
とはいえ力の差は埋め難く微々たる効果しか発揮しなかったが、その僅かの差が完全に互角だった二人の黄金の戦いには大きく響くこととなる。
最後まで防人として生きたその生き様に敬意を表したラインハルトは、翼が作った僅かな隙をつき、マスターテリオンを終焉変成で葬り去る。
翼が望んだ形とは異なったが、それでも確かに彼女は命と引き換えに黄金大戦を終わらせたのである。
尚、最終決戦中
アーチャーの厨二的詠唱集の際、蓮の軍勢変生で聖遺物を媒介に一時生き返った風鳴翼は何なのか分からないまま本能赴くがまま詠った。
そして最後まで歌い切ると、そのまま風鳴翼は再び目を閉じ、再び開かれることは永遠になかった。永遠に。
裏方の対主催者と言ってもいいであろうほどの終盤まで生き残るまでへの過労っぷりは凄まじいもので、
最終的には右腕損傷+腹部貫通+左腕潰瘍+貧血+AIDA浸食という
厨二ロワ一の負傷っぷりであった。
風鳴翼がいなければ随分と局面が変わっていた状況も多く、単独行動故に注目されにくかったが、かなりの活躍がなされていたと言えよう。
最終更新:2013年11月22日 22:55