武将名 |
よこたたかとし |
武田二十四将 |
UC横田高松 |
元は近江国の出身で、六角氏の家臣だった。 武田信虎の代に武田家に仕え、足軽大将とな る。村上義清の拠点である戸石城を攻めた際、 村上軍の攻撃を受けて危機に陥った自軍を守 るため、殿軍として敵を一手に引き受けて討 ち死にした。
「殿軍は、俺に任せな。 大将、あんたは生きるんだ!」 |
出身地 |
甲斐国 |
コスト |
1.5 |
兵種 |
槍兵 |
能力 |
武力5 統率5 |
特技 |
|
計略 |
水手断ち |
【陣形】敵の移動速度を下げる |
必要士気5 |
Illustration : 加那屋大志 |
5/5とコスト1.5の武将としては平均的な能力値だが、無特技なのが寂しい。
さらに同コストの武田家の槍は彼よりスペックが優れたり特技に恵まれた者が多いため、
なかなか声が掛からないのが実情である。
計略「水手断ち」は、敵部隊の移動速度を下げる陣形を敷くもの。
R
恭雲院の
忍法影縛りやC下間頼成の
一向宗の足止めなどが類似の計略となる。
士気5を払って移動速度を下げるだけと言うだけでも寂しいが、問題なのはその効果範囲でなんと
自身の後方、自城側に陣を展開する。
大きさは横に広く、中央にいれば戦場の両端まで完全に覆うことができる。一方縦幅は
カード1.5枚分ほど。
速度低下はすさまじく、騎馬ですら効果時間いっぱいかけてその陣形を抜けきれるかと言うほどである。
他の陣計略同様に回転もできないため攻め込んでいるときには役に立たない。
一応攻城時に騎馬突撃による攻城妨害を防ぐという芸当が可能ではあるが。
殿として使うことで相手の追撃を難しくすることは可能だが、なにぶん本人が1.5コストの槍足軽なので、
史実通り相手の攻撃を一手に受けてはあっという間に陣形ごと消滅してしまいかねないのが残念である。
また別の使い道を探せば、引き際を間違えた敵部隊を逃がさない、敵の包囲から単騎抜け出し追撃する部隊を
足止めして攻城に向かう・・・・・・などのカウンター用途に使えるだろうか。
R
高坂昌信の疾風の陣やSR
武田勝頼の
猛進の陣などで片方サイドを一斉に駆け上がり、攻城を邪魔しに来た相手を足止めなどの用途でも使えるかもしれない。
また、自身が前方に出た上で後方に銃や弓を配置すれば、馬に回り込まれることを防ぐことができる。武田単色では後衛にやや人材不足を感じるところが残念だが……
上記の通りクセのなさ過ぎるスペックとクセの強過ぎる計略が災いし、かなり使い手を選ぶ一枚となっている。
余談だが武田五名臣の一人として主に信濃の侵攻で活躍し、彼の死を悲しんだ
武田信玄が
「武篇の者になろうとするなら、原美濃(
原虎胤)、横田備中(横田高松)の様になれ」と近習の者に言い伝えた逸話がある。
最終更新:2011年09月05日 17:09