マーゲン

「今後とも頼みますよ。我が社への配慮を」

【名前】 マーゲン
【読み方】 まーげん
【声/俳優】 高木渉
二橋進一
【登場作品】 仮面ライダーガヴ
【登場話】 第30話「最凶の大統領令嬢」
【所属】 ストマック社→離反
【分類】 グラニュート/仮面ライダー
【変身】 仮面ライダービターガヴ ブレイクッキーフォーム
【変身アイテム】 ビターガヴ
ブレイクッキーゴチゾウ
【特色/力】 伸縮自在の突起/怪力
【モチーフ】 ムカデ
【名前の由来】 胃(独語:Magen)

【詳細】

グラニュート界の住人であり、ボッカ・ジャルダックの支援者でもあるグラニュートの一人。

ムカデを思わせる姿を持ち、グラニュート界の大統領であるボッカを支援する豊富な資金力と幅広い人脈を持つ富裕層のグラニュート。
財政界に大きな影響力を与えうる上流社会の個体である。
だがボッカに対して近年では自信がスポンサーを努めているという立場故に見返りを求めてくる等態度が悪化してきており、ボッカ曰く「自分が世界を操っていると勘違いしていて、どうも煩い」という。
一応は良い協力者ではあったようだが、その高慢な態度を疎ましく思われてしまったため、ストマック社闇菓子の効果テストとしての人柱として目をつけられてしまい、ボッカの屋敷を訪れた際にお茶菓子として提供された闇菓子を食したことで中毒症状を患ってしまった挙げ句、ランゴ・ストマックから度々闇菓子を与えられた(持ち帰らせた)ことでより深刻な症状となっていき、闇菓子欲しさに何でも言うことを聞いてしまう都合の良い手駒に変えられてしまった。

元は上流階級であるマーゲンがこうも簡単に闇菓子の虜になってしまうのは、その中毒性の恐ろしさと共にランゴが行おうとしていた富裕層に対する闇菓子を用いた掌握がどのようなものであるかを如実に示し、さらにはそれをいとも容易く実現してしまったボッカ・ジャルダックという男のグラニュート界大統領のとしての実力を伺い知れる場面である。

闇菓子欲しさにどんな協力もすると宣言したマーゲンはニエルブ・ストマックの生態改造手術を受け、自身のガヴをビターガヴへ置き換え、さらにはミミックキーを用いた人間への擬態が可能となった。
そしてニエルブが用意したブレイクッキーゴチゾウをビターガヴに噛ませてその能力を開放することで仮面ライダービターガヴ ブレイクッキーフォームへ変身する。

ゴチゾウが共通のためか、酸賀研造が変身した仮面ライダーベイクによく似ている。
武器としてもベイクマグナムとビターガヴ共通武器であるビターガヴガブレイドを装備しそれらを駆使した戦闘を行う他、ラキアのように仮面ライダーに変身していてもグラニュートとしての本来の能力を発動可能であり、伸縮自在の突起を利用した数々の戦闘方を駆使して高い戦闘力を発揮する。

グラニュート界は弱肉強食、強い個体が地位を得ていく傾向が強く、つまりは大統領にすら意見を申しそのスポンサーを務めるこのマーゲンも元から高い戦闘力を持つということでもある。

【余談】

モチーフはムカデと思われる。
名前はドイツ語における胃を意味する。

声を担当したのは様々な特撮作品に出演している高木渉氏。
どちらかというとスーパー戦隊シリーズの方が参加経験が豊富であり、仮面ライダーシリーズでは仮面ライダーディケイド 超アドベンチャーDVDに登場したてれびバエくん以来の出演。
スーパー戦隊シリーズも含めれば騎士竜戦隊リュウソウジャーのディメボルケーノ以来の出演であり、怪人役に限れば快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーに登場したガラット・ナーゴ以来となる。

最終更新:2025年09月04日 00:50