状態異常


概要

  • 多くのゲームでも登場する状態異常は、当アプリにおいても実装されている。この項ではその状態異常について解説する。
  • 現在実装されているのは、毒・火傷・暗闇・常闇・封印・狂化・麻痺・気絶・魅了・睡眠・即戦闘不能・挑発の計12個。


システム

  • 相手に状態異常を付与することができるPS又は必殺技を持つカードが、相手に攻撃をした際、一定確率でその状態異常にすることができる。
  • 状態異常はバフやデバフと同じく、キャラクターターンが経過することで残ターン数が減っていき、最終的に解除される
    • キャラクターターンと結びついている関係上、SPDの高いカードは解除されるのが速い。ただ毒や即戦闘不能の回りが早いということでもあるので一長一短ではある。
  • 状態異常の効果が同じであっても、状態異常の名称が違っていれば重複する。これは状態異常付与率軽減や無効に関しても同様の処理になる。
    • 例えば封印と狂化はどちらも一定ターン必殺技が使えなくなる状態異常だが、どちらか一方にかかっていてももう片方にかかることがある。
  • ただしバフやデバフと異なり、同種の状態異常は持続ターンが加算される
    • 例えば残ターン数1の毒にかかっている場合、3ターン毒の効果を持つ技を使われると、一定確率でこれが加算され、残ターン数4の毒となる。


状態異常付与率の計算式

  • 次の算式により行う。
その技の本来の付与率 増加分 減少分 )× 不利属性の場合は0.5  
  • 上記のように、攻撃の相手先が不利属性である場合には、加減算した後の割合をさらに半減する。
    • 有利属性だった場合でも、付与率が倍になることはない。


スペシャルアビリティによる状態異常付与率の計算

  • カード超覚醒から解放できるスペシャルアビリティの中には、相手に状態異常を付与することができる以下のようなスキルがある。
    • ① 通常攻撃時に確率で〇ターン××状態にする(n%)
    • ② 全ての攻撃時に確率で△ターン××状態にする(x%)
  • この場合における通常攻撃時における状態異常の判定は、①と②をそれぞれ別々に行うこととなる。そのため、最終的な付与率はn%+x%の合算ではなく、{1-(1-n%)×(1-x%)}となる。


状態異常時追加ダメージ

  • 攻撃をしたときに相手が状態異常だった場合、一定のダメージを与えるスキル。
  • 詳しくは該当記事参照。


当アプリにおける状態異常

  • 状態異常関係に関しては最も対策を用意しなければならない要素のひとつである。
  • というのも、バトルアリーナなどのPvPで状態異常にされてしまうとその時点でなぶり殺し確定であり、連勝を狙うなら対策は必須である。
  • アドベントバトルマルチバトルにおいては参加資格のひとつになっており、各種状態異常対策ができていないと完凸星5カードですら碌なダメージを稼げないまま負ける。
  • また、常闇と状態異常時追加ダメージが実装されてからは、高難易度クエストなどにおいて状態異常無効スキルを持たないカードは瞬殺されてしまうようになった。
  • できる限り、全属性で、全状態異常に対して対策が取れるようカード資産を形成していく必要がある。


毒・火傷

暁切歌/対鎌・螺Pぅn痛ェる
技2 敵1体にATKの190%の物理ダメージを与え、且つ確率で1ターンの間毒状態にする
風鳴翼/風輪火斬
PS 全ての攻撃後、対象に確率で3ターン持続火傷効果を付与(6ターン)
  • ターン経過ごとに最大HPの割合分のダメージを受けることになる状態異常。
  • 毒の場合は最大HPの25%、火傷の場合は最大HPの20%のダメージとなる。
  • この場合における最大HPとは、そのバトル中のその時点での最大HPであり、PSなどによるバフでHPが増加している場合には、その増加後の数値を基にして割合計算を行う。

  • その性質上、メインシナリオ攻略に大いに役立つ。ただしAXZシナリオ、XDクエストでは状態異常自体が通りにくくなってしまったため狙えない。
  • バトルアリーナにおいては5人編成となったことでダメージが発生しにくくなったため、やや影が薄い。無効持ちを削ったり最後のダメ押しに使うのがベター。


暗闇

クリス/NIRVANA GEDON
技2 敵1体にATKの200%の特殊ダメージを与え、且つ確率で2ターンの間暗闇効果を与える
  • 50%の確率で、自身に与ダメ50%減少のデバフが発生する状態異常。
  • 暗闇による減少分はダメージ計算式上、その他のダメージ増減補正と通算される。
  • なお、ダメージ減少無視のスキルでは、この暗闇による減少分を無視することはできない。

  • 必殺技も使え、攻撃も全く通らなくなるわけではないため、他の状態異常に比べるとやや弱い。


常闇

セレナ/DWARF†ADVENTURE
技1 敵全体を確率で3ターンの間常闇状態にし、
且つ3ターンの間味方全体の受けるダメージを40%減少する
  • 常闇状態にかかっている間全ての攻撃がミスになり、与えるダメージがゼロになる状態異常。ダメージ加算などの補正を完全に無視してゼロになる。
  • クリティカルも発生しなかったものとして扱われる。
  • なお、攻撃そのものは行われたとされるため、追加攻撃・反撃・状態異常時追加ダメージは発生し、その攻撃による追加効果(バフ・デバフ・状態異常など)も通常通り発生する。
  • ただし、全攻撃時追加ダメージは発生しない。

  • 各種コンテンツにおいてもっとも対策を講じなければいけない状態異常。マルチバトルや高難易度クエストでの採用率も高い。
  • バトルアリーナでも強力で、通常攻撃・必殺技が使える分、場を立て直す行動ができなかったり時間がかかったりしてしまう。その点で下記の封印・狂化よりもずっと質が悪い。


封印・狂化

月読調/終α式・天翔輪廻
技2 敵3体にATKの180%の特殊ダメージを与え、且つ確率で5ターンの間封印状態にする
立花響/狂装咆哮
技2 敵1体にATKの300%の物理ダメージを与え、且つ5ターンの間自身に狂化状態を与える
暁切歌/聖罰・HoワiTオNAイToォ
技2 敵全体の全てのターン制バフを5ターン減少し、且つATKの340%の物理ダメージを与え、
確率で2ターンの間狂化状態にし、自身に特殊ダメージ無効(3回)を付与する
  • 一定ターン中、必殺技を使うことができなくなる状態異常。狂化に関しては当初は自分で自分に付与するものだったが、後に相手にも付けられるようになった。
  • 封印状態であっても、通常攻撃・追加攻撃・反撃は問題なく行える。PSなどの必殺技以外のスキルも発動したままとなる。

  • 必殺技は使えないが通常攻撃は行えるというのがミソで、その通常攻撃で追加攻撃や反撃が発生するとその行動でリキャストが回復してしまい、キャラクターターンの消費が進まないまま、片方が一方的に必殺技による攻撃を行うことができる。
  • やや持続ターン数が長いことが多いもあり、一度決められると戦闘不能になるまで回復しないと考えてよい。


麻痺・気絶・魅了

クリス/QUEEN's INFERNO(巧)
技1 敵4体にATKの90%の特殊ダメージを与え、且つ確率で1ターンの間対象を麻痺状態にする
風鳴翼/影縫い(知)
技2 敵1体にATKの105%の特殊ダメージを与え、且つ確率で3ターンの間、気絶効果を与える
マリア/CRUEL†BATTLEDORE
技1 敵1体にATKの180%の特殊ダメージを与え、且つ確率で3ターンの間魅了状態にする
  • 一定ターン中、完全に行動することができなくなる状態異常。
  • これらの状態異常中は必殺技・通常攻撃・追加攻撃・反撃の一切ができなくなる。

  • 全く行動できなくなるのは大きなデメリットのように思えるが、その分キャラクターターンは確実に進行していくので、状態異常の中では有情な部類に入る。
  • 弱めな状態異常なのだが何故か持続ターン数が短いことが多く、バトルアリーナなど戦略に取り入れるのは難しい。


睡眠

天羽奏/DEIMOS∞WITCH
技1 敵2体を確率で2ターンの間睡眠状態(解除時にATKの100%のダメージを与える)にし、
且つ5ターンの間HP回復効果量を60%減少し、4ターンの間味方全体の物理ATKを50%上昇する
暁切歌/惨渦・怒ォー魔ウSu
PS 通常攻撃後、対象に確率で2ターンの睡眠状態(解除時にATKの70%のダメージを与える)を付与
  • 一定ターン中、麻痺・気絶・魅了と同じように行動不能になるが、1以上のダメージを受けると解除される状態異常。
  • このダメージが相手からの攻撃の場合、相手のATK(ATKステータス×ATKバフ)に上記の割合をかけたダメージが、睡眠ダメージとして食らうことになる。なお、追加ダメージや状態異常時追加ダメージでも、この睡眠ダメージは発動する。
  • このダメージが毒・火傷の状態異常によるダメージや、リミテッドアリーナのフィールド効果によるダメージの場合(ATKを参照することができない場合)、睡眠ダメージは発生せず、睡眠状態が解除されるだけとなる

  • 暁切歌/惨渦・怒ォー魔ウSuのPSによる睡眠は他の睡眠に比べると倍率が低いため、倍率が高い方の睡眠で上書きすることが可能である。

  • 行動不能で放置しておくよりも戦闘不能にした方が速いので、基本的に睡眠ダメージを狙うことになる。パーティの誰が攻撃を当てるかは運になってしまうため、追加ダメージスキルで睡眠にした直後に叩き起こすやり方がベター。


即戦闘不能

フィーネ/IMPERIAL EDGE
技1 敵1体にATKの210%の物理ダメージを与え、且つ確率で即戦闘不能状態にし、
2ターン後に戦闘不能にする
  • 一定ターン経過後に戦闘不能となる状態異常。
  • 残HPにかかわらず戦闘不能となる。なお戦闘不能になった際、復活は発動するが、ガッツ・リカバーは発動しない。

  • どんな敵でも倒せてしまうため、アプリ配信初期ではこれがないとまともにクリアできないステージもあった。
  • バトルアリーナでは5人編成になりターン経過が遅くなったことでまず狙えないが、全攻撃無効スキルのような生存性に長けたカードに対してぶつけるといい。


挑発

  • 現状エネミー専用。この状態異常をかけてきた相手に攻撃が必ず向いてしまう状態異常。
  • 必殺技が複数を対象としている場合、この相手を含めた複数の相手に攻撃する(すべての攻撃が1体に集中するわけではない)。
    • この場合に追加攻撃が発生しても、その追加攻撃の相手先は、挑発をかけてきた相手に限らない。
  • 挑発をかけてきた相手が戦闘不能になっても解除されることは無い。
    • 復活してきた場合の挙動は現時点では不明。


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最終更新:2020年07月31日 00:02