特徴

Zガンダム!カミーユ、行きます!
  • 型式番号MSZ-006。「Ζ計画」に基づき開発された、エゥーゴのガンダムタイプ可変MS。
    • 当初は計画が難航していたが、ガンダムMk-IIのムーバブルフレームやカミーユの設計案により完成。*1
    • 性能は同世代の中でもかなり高い部類に入るが「挙動が複雑」・「整備性が悪い」・「コスパが悪い」という、高性能機ゆえの欠点*2も目立った。
  • 本機最大の特徴とも言えるのが戦闘機のような形状に変形し、単独での大気圏突入・離脱を可能とする「ウェイブライダー」形態である。
    • 本機以前のMSは「バリュート」と呼ばれるパラシュートのようなものを装備しなければまともに大気圏突入ができず、そういったオプション無しでの突入は衝撃的であった。*3
    • また他のMSを乗せることも可能で、実際に百式等を乗せて大気圏で戦闘を行うこともあった。
  • 初代ガンダム無双からレギュラー出演。武装とは裏腹に意外と格闘寄りのモーションが多い機体。前作までと変わらず、素早い動きのN攻撃とクセのないC攻撃を持ち合わせている。
    • 既存のC攻撃やSPの配置が変更され、それに伴って通常攻撃のモーションも一新された。
    • 特にDCの変化が大きい。前作CSPであったビームコンフューズ*4だが、範囲・威力を両立したとても優秀なC攻撃となった。
  • 前作までの主力であったC2が横→縦方向に変化、殲滅力が下がり弱体化した。ただし先述のDCと追加されたSP2の制圧力は高い。
    • 追加されたSP2はピンク色のオーラを出しながらサーベルで乱れ斬りというもの。全段ヒット時の威力は高め。
      • ただし攻撃の間隔が長めで、エース相手に使うと置いていってしまいやすい。その為エース相手はこれまで同様SPが一番癖が無い。
    • C3も二段蹴りからワイヤー→サーベル薙ぎ払いに変更。ガード崩しからガード不能攻撃になり、こちらは強化。エース相手への主力となった。
    • C6は発生が遅くエース相手には少々使いづらいが、MAに対しては最後のビームライフルが非常に強力。フルヒットすれば一気に相手の耐久力を削る事も可能。
  • 以上の事からC攻撃は全体的に優秀なものが揃うが、SPはいささか殲滅力に欠ける。SP2以外はどちらもエース用で、フィールド制圧にはそれ程向いていない。

基本情報

登場作品 機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
メインパイロット カミーユ・ビダン
ジュドー・アーシタ
ルー・ルカ
ビーチャ・オーレグ
エル・ビアンノ

EQUIPMENTS

ビームサーベル N1~N6,C3,C5,C6,SP2
ビームライフル C1,C4,C6,D1~D5,DC
グレネードランチャー C2
ハイパーメガランチャー SP,CS

基礎能力値

項目 数値 カンスト数
FIGHT 147 2
SHOT 200 1
DEFENSE 160 2
ARMOR 4000 2
MOBILITY 400 1
THRUSTER 550 2
※カンスト可能(右は必要スロット数)

バーストタイプ

バイオセンサー 格闘攻撃ヒット時に少し耐久力が回復

アクション

攻撃アクション 行動 属性 範囲 備考
通常攻撃 N1 ビームサーベル 格闘 前方 前作からモーション一新。
若干振りが遅くなったが、その分攻撃範囲が増した
N2
N3
N4
N5
N6
チャージ攻撃 C1 ビームライフル 射撃 前方 ビームサーベル連射。最大で5連射可能
C2 二連装グレネードランチャー 射撃 前方短射程 徐々に上昇しつつグレネード3連射。前作までの水平撃ちより攻撃範囲は狭くなった。
しかしダメージ効率に優れるようなので、対エースへの攻撃手段として使い道が変わったといえる。
ここから直接JSPに移行できる
C3 グレネードワイヤー
→ロングビームサーベル
格闘 前方中範囲 ワイヤーで敵を引き寄せ、サーベルで斬り払う。前作DCが移行&モーション追加。
ワイヤーは発生が早くガード不能なので、対エース用の主力として使いやすい
C4 ロングビームサーベル斬り払い ロングビームサーベルで二連斬り。癖のない標準的なC4。
「マグネティック・ハイ」装備で結構吸い込める。フィールド制圧としてが主だが、意外とエース相手にも使えたりする
C5 ビームサーベル→回し蹴り 前方短範囲 斬り上げからの回し蹴り。二段目の蹴りが叩き落とし蹴りではなくなったが、性能面ではそれほど変化はない。
空中コンボ移行としてはC2の方が使いやすいので、あまり出番は無い
C6 ビームサーベル→ビームライフル乱射 格闘→射撃 前方中範囲中射程 斬り上げからの扇状ビームライフル射撃。ビームライフル部分をフルヒットさせると非常に高威力。
広範囲にビームをばらまく性質上MAに対して強く、エース機に対してもパワーダウン後に狙えば当てやすい。
集団にも単体にも使い得る武装だがC6であることだけがネックである。発生が少し遅い・・・
チャージショット CS ハイパー・メガ・ランチャー 射撃 前方 単発のチャージショット。発生良好、隙も少なめと使い勝手は上々
SP攻撃 SP ハイパー・メガ・ランチャー連射→薙ぎ払い 射撃 前方長射程 ハイパー・メガ・ランチャーを連射し、〆に砲身を横振りしながらの扇状射撃。
威力はやや控えめだが射程が長く旋回性能も優秀なため、とても扱いやすいSP攻撃。
そのベクトル上対エース用か、最後の扇状攻撃を活かしてMAに有効
SP2 覚醒乱舞 格闘 前方長距離突進型 覚醒→ビームサーベルを振り回しながらの突進攻撃。
威力が高く突進距離・攻撃範囲共に優秀だが、旋回性能はイマイチ。
錐揉み属性なので受け身を取られる心配はないが、エース用として強力かどうかは怪しいところ。
むしろ威力の高さと攻撃範囲の広さからフィールド殲滅の主力
JSP ウェイブライダー突撃 前方中距離突進型 Z恒例の変形突撃。今作の突撃はとても敵をこぼしやすく、使い勝手は良くない。
フィールド制圧に使おうにも、本作から追加されたSP2が強力なのでどうにも出番が減ってしまいがち
ダッシュ攻撃 D1 ロングビームサーベル 格闘 前方 ビームライフル先端のサーベルで薙ぎ払うように攻撃。
D攻撃の中では攻撃範囲が比較的広く、素直で扱いやすい。
実は前作までと比べて振りが早くなっている
D2
D3
D4
D5 ロングビームサーベル→ビームライフル 格闘→射撃 前方→前方中射程 サーベルで突き→単発のライフル。
高難易度のエース相手には最後のライフルはつながりにくい
DC ビーム・コンフューズ 射撃 前方中範囲 前作CSPだったもの。攻撃範囲が広い・ガード崩し効果付き・高威力と3拍子揃ったZの主力武装。
元SPだっただけのことはあり、殲滅力も優秀

登録タグ

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  • タグ:
  • Zガンダム
  • 機動戦士Zガンダム
  • カミーユ・ビダン
  • ジュドー・アーシタ
  • ルー・ルカ
  • ビーチャ・オーレグ
  • エル・ビアンノ
  • カンスト可能
  • バイオセンサー
最終更新:2019年09月28日 06:03

*1 この設定はTV版のみで、劇場版ではカミーユは本機の設計に関与していない。

*2 後のZZガンダムでは機体性能がさらに上がった反面、整備性の悪さなどの欠点がより顕著に現れてきた為、νガンダムやジェガンなどはそれを反省して比較的シンプルな構造の機体となっている。

*3 なお、一年戦争でアムロが耐熱フィルム(耐熱フィールド)を使って大気圏突入を果たしているが、あれは完全なる奇跡で以降幾度となく実験を繰り返すものの失敗、試行錯誤の末出来上がったのが先のバリュートである。

*4 劇場版でのみ使用。ビームサーベルを投擲→投げたサーベルにビームライフルを撃ち、サーベルのIフィールドでビームを弾かせる事で周囲にビームを反射させる高い戦法。これによりキュベレイのファンネルを撃ち落とす事に成功している。