ディアボロの奇妙な学園生活
「おまえには死んだ事を後悔する時間をも…与えんッ!!」
ローマ・ティベレ河……そこで俺は自分の娘と組織の裏切者を抹殺する為に戦い…。
「えッ?」
「オッ…オレはッ!初めから何も動いていないッ!!」
「無駄アァァァァッ!!」
『矢』によって新たな能力を得たジョルノ・ジョバーナの攻撃を受け俺は敗れた。
「ヤツはもうどこへも向かうことはない終わりが無いのが『終わり』
それが『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』だ」
ディアボロはG・E・レクイエムの能力により永遠に死に続けることとなった。
何百回……いや何千回死んだだろうか?
一万回と二千回位死んでいるだろう。
八千回過ぎた頃にはどうでもよくなってきた。
一億と二千回後も死んでいるだろう。
平原で街道で塹壕で草原で凍土で砂漠で海上で空中で泥中で湿原で。
この地上のありとあらゆる場所で死んだ。
いきなり殺戮の場に呼ばれ首輪を付けられ殺し合いを強要された事も有ったな。
しかしある日、転機が訪れた。
俺はヴェネチアホテルに飛ばされ奇妙なダンジョンの存在を知った。
その場所で俺は死に続けながらもダンジョンの探索を繰り返しそれなりに充実した日々を送っていた。
なにより嬉しかったのは自分一人だけの空間を得られた事により精神的に開放感を得られた事だ。
以前は藁を敷いただけの粗末なベッドで寝ていたし
さらに以前では六畳一間の部屋で野郎六人で暮らすという地獄のような生活も送っていた位だ。
だがダンジョンを攻略していく内に居候が増え
今では四人が一つ部屋の下で暮らす羽目になってしまった。
しかも現在、ベッドを占領している男二人は六人暮らししてた時、一緒にいた気がしてならない。
ある日 俺は亀の中からアイテムを持ち出し冒険に出かけようとした事である。
うっかりオレンジを落として踏んで爆発させてしまい。
その時の衝撃で壁の一部が破壊され新たな世界への入り口を発見したのだ。
「なあそろそろボヘミアン・ラブソティーのDISCを取りに行ってほしいんだが」
「ああ……その内に行くさ」
漫画家の男が引き止めるが今はあの入り口が無性に気になってしょうがなかったので
適当に返事をし後回しにして新たな入り口へと向かった。
場所が変わりここは校門から入った先にある草原、玄関までかなり遠く
空を飛べる幻想卿出身以外の生徒が徒歩で通うには少々骨が折れる道のりである。
「きのこ、こ、こ~のこ元気の子♪エリン~ギ、マイタケ、ウナしめじ♪」
呑気に歌を歌いながらホウキに乗って投稿する少女の名は霧雨魔理沙
いかにも魔法使いな服装をした男勝りな女の子である。
「親方!空から変質者が!」
登校中の男子生徒が上空を指差し声をあげた。
魔理沙が指を差した方に顔を向けると目の前にピンク髪のおっさんが落下しており
「うわっ!」
地面に激突し砂煙が舞い上がる。
魔理沙は驚いた拍子にぺたんと尻餅をついた。
「おい!なんかすげえ音したぞ」
「あの男は誰だ?」
「あやや~何かネタの匂いがしますねえ」
「なんなんだアンタ」
ざわ…… ざわ……
今の音を聞きつけた生徒達が野次馬となって魔理沙の近くに集まっていった。
くッ……レクイエムめ……上空に出現させやがって………。
砂煙が消え景色が見え始めるとディアボロはまず居場所の把握を始めた。
ディアボロにとってはもう慣れた事なので未知の世界が目の前に広がっていようが今更驚かないのだ。
「ん?貴様は……?」
ディアボロの目の前に尻餅を付いたまるで魔法使いのような恰好をした少女が一人……。
周りは私を珍しそうに見つめる少年少女が多数。
そして大きく立派な建物が見える。
ディアボロは状況把握の為に頭を働かせ一つの結論に達した。
ここは学舎であり周りはそこに通う生徒であると。
そこまでは正解である、だがその後は……
そして現在、使い魔を召喚する儀式をしており目の前にいる小娘は偶然私を召喚したと言う事だな。
昔ハルなんたらと呼ぶ異世界に召喚され似たような経験を味わっている。
まず間違いは無いだろう、まず私がすべきことは……。
「おい小娘!」
「ん?私の名前は小娘じゃないぜ霧雨魔理沙だ」
「そうか…霧雨魔理沙よ……汝が私のマスターか?」
「……はあ?」
「まだ状況の把握が出来ていないか とりあえず契約だけでもしておこうか」
魔理沙の体を持ち上げたディアボロは顔を近づけるとなんと!?
ズキュウウゥゥゥゥンッ!!
そんな擬音が口付けした時に現れた。
ただし口付けされたのは魔理沙の唇ではなく寸前で盾にしたミニ八卦炉だが
「何をするんだこの変質者め、乙女の唇を奪おうとする奴はこうだッ!」
「な……なんだとぉ――ッ!!?」
ミニ八卦炉からマスタースパークを撃ちだしディアボロを包み込む。
「ふう……これで乙女の敵は退治出来たぜ」
「これは強力な攻撃だな、まともに食らっていたら私は退場していた」
「ッ!?」
振り返ると魔理沙の背後には消滅した筈のディアボロが立っていた。
「すり替えておいたのさ!」
デデッデデッーン!
ディアボロは予め持ち歩いていたサーフィスを使い狙いを変えていたのだ。
「それより早とちりをして済まない君には迷惑をかけた」
「あ…ああ謝るならもういいぜ」
ディアボロの謝罪の言葉を聞くて魔理沙の怒りは消え先程の非礼を許した。
「じゃあ遅れるからそろそろ行くぜ」
「ああ」
「なかなか面白い人が来たわね」
魔理沙が飛んでいき見えなくなった所で空中に切れ目が走り暗い空間が現れ中から女性が現れる。
「ババア!俺だ結婚して」←はスキマ送りにされました
スティッキーフィンガーズ!?いやちがうか……だが。
その女性はあまりにも胡散臭く彼の本能が警戒信号を強く出していた。
「そんな警戒しなさんな、私の名前は八雲紫、ここの学園長をしてるわ、ゆかりんと呼んでね♪」
「おまw年を考え」←はスキマ送りにされました
「そうか、で八雲紫とやら私に何か用か」
「単刀直入に言うわね貴方、ここの生徒になりなさい」
「断る…私もそれほど暇では無いし第一この年で生徒はあり得んだろう」
「そんな事無いわ、この学園には年が三桁四桁でも生徒をしている人がいるぐらいですもの
それに貴方にとっても不利益な話じゃないと思うわ
ここならもしかしたらその呪われた能力から解放出来る術が見つかるかも」
「き…貴様、何故俺の体の事を!?」
「細かい事は気にしなくていいわ、それと貴方に選択権は無いから」
「なんだと?」
「はいパンフレット、男子寮に貴方の部屋を用意しておくからそれを使いなさい
それとヴェネチアホテルから直接移動出来る様に弄ってあげるから」
「貴様ァふざけるな!堕ちた身になれど、かつて帝王と呼ばれ頂点に君臨していたこの俺がァ!
女一人に好き勝手されて大人しく従うとでも思っているのかァァ!!」
ぶちギレたディアボロはホルス神のDISCから氷ミサイルを撃つべく身構える。
「逆らうなら今後二度とダンジョンに挑戦出来ないようにするけど良いの?」
「………」
流石にそれは困る、口惜しいがディアボロは構えを解く。
「別に取って食おうって訳じゃないんだから心配しないの
それに教師自ら生徒をスカウトして編入している学園だって有るしそんな珍しい話ではないわよ」
そんな学校本当にあるのか?と疑問の余地を隠せないディアボロである。
「じゃあゆっくり~彼を寮まで運んでいってね」
「ゆっ!」
紫が呼ぶとデカイ生首の不気味な生物がやってきた。
「じゃあディアボロ、あの子が貴方を運んでいくから頭の上に乗りなさい」
言われるまま恐る恐る黙ってゆっくりに乗っかるディアボロ
感触はぷよぷよしていて以外と気持ちいい。
「ゆっくりはこんでいいくよ」
ゆっくりはディアボロを載せ進みだす。
しかし遅い、遅すぎる、自分で歩いた方が速いのではないかと思いたくなるほど遅い。
「ゆっくり~真面目にやらないと社長さんに言いつけるわよ~」
「ゆっ!?」
「お仕置きは往復運送、縦運送、運送スペシャル、どれかしらね~」
「ゆゆゆゆっ!」
「うおお!?」
紫の声を聞いたゆっくりは驚愕しハイスピードで走っていった。
こんなにゆっくりが恐る社長とはいったい何者だろう。
ローマ・ティベレ河……そこで俺は自分の娘と組織の裏切者を抹殺する為に戦い…。
「えッ?」
「オッ…オレはッ!初めから何も動いていないッ!!」
「無駄アァァァァッ!!」
『矢』によって新たな能力を得たジョルノ・ジョバーナの攻撃を受け俺は敗れた。
「ヤツはもうどこへも向かうことはない終わりが無いのが『終わり』
それが『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』だ」
ディアボロはG・E・レクイエムの能力により永遠に死に続けることとなった。
何百回……いや何千回死んだだろうか?
一万回と二千回位死んでいるだろう。
八千回過ぎた頃にはどうでもよくなってきた。
一億と二千回後も死んでいるだろう。
平原で街道で塹壕で草原で凍土で砂漠で海上で空中で泥中で湿原で。
この地上のありとあらゆる場所で死んだ。
いきなり殺戮の場に呼ばれ首輪を付けられ殺し合いを強要された事も有ったな。
しかしある日、転機が訪れた。
俺はヴェネチアホテルに飛ばされ奇妙なダンジョンの存在を知った。
その場所で俺は死に続けながらもダンジョンの探索を繰り返しそれなりに充実した日々を送っていた。
なにより嬉しかったのは自分一人だけの空間を得られた事により精神的に開放感を得られた事だ。
以前は藁を敷いただけの粗末なベッドで寝ていたし
さらに以前では六畳一間の部屋で野郎六人で暮らすという地獄のような生活も送っていた位だ。
だがダンジョンを攻略していく内に居候が増え
今では四人が一つ部屋の下で暮らす羽目になってしまった。
しかも現在、ベッドを占領している男二人は六人暮らししてた時、一緒にいた気がしてならない。
ある日 俺は亀の中からアイテムを持ち出し冒険に出かけようとした事である。
うっかりオレンジを落として踏んで爆発させてしまい。
その時の衝撃で壁の一部が破壊され新たな世界への入り口を発見したのだ。
「なあそろそろボヘミアン・ラブソティーのDISCを取りに行ってほしいんだが」
「ああ……その内に行くさ」
漫画家の男が引き止めるが今はあの入り口が無性に気になってしょうがなかったので
適当に返事をし後回しにして新たな入り口へと向かった。
場所が変わりここは校門から入った先にある草原、玄関までかなり遠く
空を飛べる幻想卿出身以外の生徒が徒歩で通うには少々骨が折れる道のりである。
「きのこ、こ、こ~のこ元気の子♪エリン~ギ、マイタケ、ウナしめじ♪」
呑気に歌を歌いながらホウキに乗って投稿する少女の名は霧雨魔理沙
いかにも魔法使いな服装をした男勝りな女の子である。
「親方!空から変質者が!」
登校中の男子生徒が上空を指差し声をあげた。
魔理沙が指を差した方に顔を向けると目の前にピンク髪のおっさんが落下しており
「うわっ!」
地面に激突し砂煙が舞い上がる。
魔理沙は驚いた拍子にぺたんと尻餅をついた。
「おい!なんかすげえ音したぞ」
「あの男は誰だ?」
「あやや~何かネタの匂いがしますねえ」
「なんなんだアンタ」
ざわ…… ざわ……
今の音を聞きつけた生徒達が野次馬となって魔理沙の近くに集まっていった。
くッ……レクイエムめ……上空に出現させやがって………。
砂煙が消え景色が見え始めるとディアボロはまず居場所の把握を始めた。
ディアボロにとってはもう慣れた事なので未知の世界が目の前に広がっていようが今更驚かないのだ。
「ん?貴様は……?」
ディアボロの目の前に尻餅を付いたまるで魔法使いのような恰好をした少女が一人……。
周りは私を珍しそうに見つめる少年少女が多数。
そして大きく立派な建物が見える。
ディアボロは状況把握の為に頭を働かせ一つの結論に達した。
ここは学舎であり周りはそこに通う生徒であると。
そこまでは正解である、だがその後は……
そして現在、使い魔を召喚する儀式をしており目の前にいる小娘は偶然私を召喚したと言う事だな。
昔ハルなんたらと呼ぶ異世界に召喚され似たような経験を味わっている。
まず間違いは無いだろう、まず私がすべきことは……。
「おい小娘!」
「ん?私の名前は小娘じゃないぜ霧雨魔理沙だ」
「そうか…霧雨魔理沙よ……汝が私のマスターか?」
「……はあ?」
「まだ状況の把握が出来ていないか とりあえず契約だけでもしておこうか」
魔理沙の体を持ち上げたディアボロは顔を近づけるとなんと!?
ズキュウウゥゥゥゥンッ!!
そんな擬音が口付けした時に現れた。
ただし口付けされたのは魔理沙の唇ではなく寸前で盾にしたミニ八卦炉だが
「何をするんだこの変質者め、乙女の唇を奪おうとする奴はこうだッ!」
「な……なんだとぉ――ッ!!?」
ミニ八卦炉からマスタースパークを撃ちだしディアボロを包み込む。
「ふう……これで乙女の敵は退治出来たぜ」
「これは強力な攻撃だな、まともに食らっていたら私は退場していた」
「ッ!?」
振り返ると魔理沙の背後には消滅した筈のディアボロが立っていた。
「すり替えておいたのさ!」
デデッデデッーン!
ディアボロは予め持ち歩いていたサーフィスを使い狙いを変えていたのだ。
「それより早とちりをして済まない君には迷惑をかけた」
「あ…ああ謝るならもういいぜ」
ディアボロの謝罪の言葉を聞くて魔理沙の怒りは消え先程の非礼を許した。
「じゃあ遅れるからそろそろ行くぜ」
「ああ」
「なかなか面白い人が来たわね」
魔理沙が飛んでいき見えなくなった所で空中に切れ目が走り暗い空間が現れ中から女性が現れる。
「ババア!俺だ結婚して」←はスキマ送りにされました
スティッキーフィンガーズ!?いやちがうか……だが。
その女性はあまりにも胡散臭く彼の本能が警戒信号を強く出していた。
「そんな警戒しなさんな、私の名前は八雲紫、ここの学園長をしてるわ、ゆかりんと呼んでね♪」
「おまw年を考え」←はスキマ送りにされました
「そうか、で八雲紫とやら私に何か用か」
「単刀直入に言うわね貴方、ここの生徒になりなさい」
「断る…私もそれほど暇では無いし第一この年で生徒はあり得んだろう」
「そんな事無いわ、この学園には年が三桁四桁でも生徒をしている人がいるぐらいですもの
それに貴方にとっても不利益な話じゃないと思うわ
ここならもしかしたらその呪われた能力から解放出来る術が見つかるかも」
「き…貴様、何故俺の体の事を!?」
「細かい事は気にしなくていいわ、それと貴方に選択権は無いから」
「なんだと?」
「はいパンフレット、男子寮に貴方の部屋を用意しておくからそれを使いなさい
それとヴェネチアホテルから直接移動出来る様に弄ってあげるから」
「貴様ァふざけるな!堕ちた身になれど、かつて帝王と呼ばれ頂点に君臨していたこの俺がァ!
女一人に好き勝手されて大人しく従うとでも思っているのかァァ!!」
ぶちギレたディアボロはホルス神のDISCから氷ミサイルを撃つべく身構える。
「逆らうなら今後二度とダンジョンに挑戦出来ないようにするけど良いの?」
「………」
流石にそれは困る、口惜しいがディアボロは構えを解く。
「別に取って食おうって訳じゃないんだから心配しないの
それに教師自ら生徒をスカウトして編入している学園だって有るしそんな珍しい話ではないわよ」
そんな学校本当にあるのか?と疑問の余地を隠せないディアボロである。
「じゃあゆっくり~彼を寮まで運んでいってね」
「ゆっ!」
紫が呼ぶとデカイ生首の不気味な生物がやってきた。
「じゃあディアボロ、あの子が貴方を運んでいくから頭の上に乗りなさい」
言われるまま恐る恐る黙ってゆっくりに乗っかるディアボロ
感触はぷよぷよしていて以外と気持ちいい。
「ゆっくりはこんでいいくよ」
ゆっくりはディアボロを載せ進みだす。
しかし遅い、遅すぎる、自分で歩いた方が速いのではないかと思いたくなるほど遅い。
「ゆっくり~真面目にやらないと社長さんに言いつけるわよ~」
「ゆっ!?」
「お仕置きは往復運送、縦運送、運送スペシャル、どれかしらね~」
「ゆゆゆゆっ!」
「うおお!?」
紫の声を聞いたゆっくりは驚愕しハイスピードで走っていった。
こんなにゆっくりが恐る社長とはいったい何者だろう。
ゆっくりに運ばれる仲、不満ながらもディアボロは学園のパンフレットに目を通していた。
元は女子校だったが今は男女共学になった事。
ボーダー商事、SW財団、ゆっくり達を雇っている運送会社など様々なスポンサーが付いている事
力こそが正義、激流に身を任せ同化するなど
一通り見て某教授が納得するほどのカオスな内容が書かれていた。
「ここか」
「ゆっくりしていってね」
男子寮に到着しゆっくりから降りたディアボロの前にはクールな顔立ちをした青年が立っていた。
「私の名はストレイツォ、学園長から話を聞いています どうぞこちらへ」
ストレイツォは生徒会所属でクールで近寄りがたい印象だが
優しく、頭脳明晰、スポーツ万能、成績優秀、容姿端麗の完璧超人であり
女性人気が異常に高くスト様FCまで作られているほどである。
「こちらです」
「ああ、ご苦労」
「何か分からない事があれば娯楽広場の先にあるホールに行くといい、では私はこれで」
ストレイツォが立ち去りディアボロが部屋に入るとすでに制服や教科書その他学園生活に欠かせない物が全て用意されていた。
(……準備が良すぎないか?)
あの女め何を企んでいるかは知らんがいつでも戦えるよう準備はしておくか
こうしてディアボロは就寝まで明日の登校といつ始まるかもしれない戦いへの準備を始めていた。
目次へ
元は女子校だったが今は男女共学になった事。
ボーダー商事、SW財団、ゆっくり達を雇っている運送会社など様々なスポンサーが付いている事
力こそが正義、激流に身を任せ同化するなど
一通り見て某教授が納得するほどのカオスな内容が書かれていた。
「ここか」
「ゆっくりしていってね」
男子寮に到着しゆっくりから降りたディアボロの前にはクールな顔立ちをした青年が立っていた。
「私の名はストレイツォ、学園長から話を聞いています どうぞこちらへ」
ストレイツォは生徒会所属でクールで近寄りがたい印象だが
優しく、頭脳明晰、スポーツ万能、成績優秀、容姿端麗の完璧超人であり
女性人気が異常に高くスト様FCまで作られているほどである。
「こちらです」
「ああ、ご苦労」
「何か分からない事があれば娯楽広場の先にあるホールに行くといい、では私はこれで」
ストレイツォが立ち去りディアボロが部屋に入るとすでに制服や教科書その他学園生活に欠かせない物が全て用意されていた。
(……準備が良すぎないか?)
あの女め何を企んでいるかは知らんがいつでも戦えるよう準備はしておくか
こうしてディアボロは就寝まで明日の登校といつ始まるかもしれない戦いへの準備を始めていた。
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