「ど、どうしよう…」
殺し合いの場、メイド服を着た銀髪の女性がいた
彼女の名前は『十六夜咲夜』…しかし、今彼女の身体に入っているのは別の人物だった
その名前は『風間トオル』…埼玉県春日部に住む5歳の幼稚園児だ
彼女の名前は『十六夜咲夜』…しかし、今彼女の身体に入っているのは別の人物だった
その名前は『風間トオル』…埼玉県春日部に住む5歳の幼稚園児だ
「しんのすけと身体が入れ替わったことならあるけど…また似たようなこと、しかも見ず知らずの女の人の身体に替わってるなんて…おまけに殺し合いをしろだなんて無茶苦茶すぎるよ…」
風間は過去に野原しんのすけという親友と身体が入れ替わったことがあった、しかし今回は状況が違う、今自分が入ってる彼女は知り合いでもなければ見ず知らずの女性、勝手に身体を扱ってしまっている罪悪感と殺し合いによる恐怖で風間は混乱していた
「とりあえず、タブレットで詳しいことが書いてあるみたいだから見てみよう」
魘夢と名乗る主催がタブレットで殺し合いのことについて知れると言っていたのを思い出した風間は早速タブレットを開き、ルールファイルの中に書いてあった殺し合いのルールについて読み始めた
ある程度読み終えた風間は次に身体の持ち主のプロフィールファイルというのを開いた
ある程度読み終えた風間は次に身体の持ち主のプロフィールファイルというのを開いた
「名前は十六夜咲夜さん、変わった名前だな…時間を操る程度の能力を持っており時間を止めたり遅くしたり速くしたりできるだって!?…この咲夜さんっていう人、凄いな…」
普段の風間なら簡単には信じないだろうが、今の状況や過去の自分達の出来事を考えたらあり得る話なのかもと思った
そして風間は一通りプロフィールを見終わりタブレットを閉じこれからのことについて考えた
そして風間は一通りプロフィールを見終わりタブレットを閉じこれからのことについて考えた
「これからどうしようかな…ひょっとしたらしんのすけ達もいるかもしれないし探した方がいいかもしれないけど…僕一人じゃ…」
風間はしんのすけ達のことも探したいと考えたが元より風間と咲夜では体格があまりにも違いすぎるためまだ咲夜の身体に慣れておらず、おまけに彼は幼稚園児…いくら今まで様々な経験をしたからといって一人で行動するのは危険すぎる
その時…
その時…
「ねぇ、そこのあなた」
「!!」
「!!」
突如声を掛けられ風間は反射的に振り返った…
「…え…?」
何とそこにいたのは…風間だった
「あなた、身体は咲夜だけど中身は違うのよね?一体誰が入ってるのかしら?」
風間が自分の身体が存在することに驚くなか、風間の身体に入っている誰かは風間に対して問いかけてきた
◆◆◆
「トオル…って言ったわね、まさか今私が入ってる身体の持ち主があなたでこんなに近くにいるなんて思わなかったわ…」
「僕も自分の身体があることに驚きましたよ…」
「僕も自分の身体があることに驚きましたよ…」
風間は驚きながらも自分のことを教えた、そして風間の身体に入っている人物はレミリア・スカーレットと名乗った
「それにしても私も舐められたものね、殺し合いに参加させる上に子供の身体を使わせるなんて」
「な、何かすみません…」
「別にあなたを責めている訳じゃないわ、でもあいつをぶっ飛ばさないと気が済まないわね」
「な、何かすみません…」
「別にあなたを責めている訳じゃないわ、でもあいつをぶっ飛ばさないと気が済まないわね」
レミリアは自分をこんなふざけたことに無理矢理参加させた主催に対してうっすらと怒りを露にしていた
「で、でもぶっ飛ばすってどうするんですか?レミリアさんは今僕の身体に入ってるんですし…」
「問題はそこね、今私はトオルの身体に入ってる、それにトオルはただの人間でおまけに子供…悔しいけど天変地異がひっくり返っても今の私じゃどうしようもできないわね」
(…その通りなんだけど何だか地味に刺さるなぁ…)
「でも、プロフィールファイルってので見たけどあなた、今まで結構色々経験してきたらしいわね」
「あ、はい一応…例えば映画の世界に行ったり、夢の中に入って悪夢と戦ったり、動物になっちゃったり、未来に行ったり、後それから…」
「…もういいわ…思ってた以上に凄い経験してたのねあなた…」
「問題はそこね、今私はトオルの身体に入ってる、それにトオルはただの人間でおまけに子供…悔しいけど天変地異がひっくり返っても今の私じゃどうしようもできないわね」
(…その通りなんだけど何だか地味に刺さるなぁ…)
「でも、プロフィールファイルってので見たけどあなた、今まで結構色々経験してきたらしいわね」
「あ、はい一応…例えば映画の世界に行ったり、夢の中に入って悪夢と戦ったり、動物になっちゃったり、未来に行ったり、後それから…」
「…もういいわ…思ってた以上に凄い経験してたのねあなた…」
風間の語る今までの経験が自分の想像を越える経験でレミリアは半分呆れ気味に会話を静止した
「とりあえずこれからどうしますか?」
「そうね、とりあえず一緒に行動した方がいいと思うわ、私も身体にあまり慣れてないしトオルだって自分の身体が気になって仕方がないでしょう?」
「確かにそうですね…」
「まぁいざとなったら私のことは守りなさいよ?」
「えぇ!?ぼ、僕がですか!?」
「咲夜の身体を扱っているんだからそれぐらいしても罰は当たらないと思うわよ?それに咲夜は私に仕えるメイドなんだから」
「そうかもしれないですけど今身体に入ってるのは咲夜さんじゃなくて僕なんですけど…」
「うふふ…冗談よ、子供のあなたにそんなことできるとは思えないし咲夜の身体に何かあったら困るもの、でも極力できる範囲ではお願いするわ、私は今は非力な子供なんだしあなただって自分の身体に何かあったら嫌でしょう?」
「…そうですけど…」
「なら決まりね、安心しなさい、別に必ず守りなさいとは言わないから」
「は、はい…」
「そうね、とりあえず一緒に行動した方がいいと思うわ、私も身体にあまり慣れてないしトオルだって自分の身体が気になって仕方がないでしょう?」
「確かにそうですね…」
「まぁいざとなったら私のことは守りなさいよ?」
「えぇ!?ぼ、僕がですか!?」
「咲夜の身体を扱っているんだからそれぐらいしても罰は当たらないと思うわよ?それに咲夜は私に仕えるメイドなんだから」
「そうかもしれないですけど今身体に入ってるのは咲夜さんじゃなくて僕なんですけど…」
「うふふ…冗談よ、子供のあなたにそんなことできるとは思えないし咲夜の身体に何かあったら困るもの、でも極力できる範囲ではお願いするわ、私は今は非力な子供なんだしあなただって自分の身体に何かあったら嫌でしょう?」
「…そうですけど…」
「なら決まりね、安心しなさい、別に必ず守りなさいとは言わないから」
「は、はい…」
風間はレミリアの無理難題な頼みに頭を抱えるも共に行動することを決めた
二人は不幸中の幸いだった
風間は自分の身体を持つ参加者と出会うことができた
そしてレミリアもまた自分に仕えているメイドの身体を持つ参加者と出会うことができた
これもまた、何かの『運命』なのかもしれない…
風間は自分の身体を持つ参加者と出会うことができた
そしてレミリアもまた自分に仕えているメイドの身体を持つ参加者と出会うことができた
これもまた、何かの『運命』なのかもしれない…
【風間トオル@クレヨンしんちゃん】
[身体]:十六夜咲夜@東方project
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない
1:レミリアさんと行動する
2:何かあったらレミリアさんを守らなきゃだけど…僕にできるのかな…
3:しんのすけ達もいるなら探したい
[備考]
※殺し合いについて理解しました
※映画での出来事を経験しています
[身体]:十六夜咲夜@東方project
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない
1:レミリアさんと行動する
2:何かあったらレミリアさんを守らなきゃだけど…僕にできるのかな…
3:しんのすけ達もいるなら探したい
[備考]
※殺し合いについて理解しました
※映画での出来事を経験しています
【レミリア・スカーレット@東方project】
[身体]:風間トオル@クレヨンしんちゃん
[状態]:健康、主催に対する怒り(中)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:主催をぶっ飛ばす
1:トオルと行動
2:子供の身体なんて…私も舐められたものね
3:トオル…想像していた以上に凄い経験してるわね…
4:いざとなったらトオルに守ってもらうつもりだけど…大丈夫かしら?
[身体]:風間トオル@クレヨンしんちゃん
[状態]:健康、主催に対する怒り(中)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:主催をぶっ飛ばす
1:トオルと行動
2:子供の身体なんて…私も舐められたものね
3:トオル…想像していた以上に凄い経験してるわね…
4:いざとなったらトオルに守ってもらうつもりだけど…大丈夫かしら?
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