とある場所のとある室内、山田リョウは目を瞑り集中をしていた。
彼女を知る人物がその光景を見ていれば、バンドのライブ前より気を張っているのではと思いたくなるだろう。
しかし、別の者の身体で戦う殺し合いにおいて、今彼女の肉体となっているのは男性である。
だが、そんな肉体的ギャップを気にする事無く、沈黙を貫き気を張り巡らせる。
これから起こそうとする行為は、このデスゲームにおいて立ち回る事に重要な事。
上手くいけば自身の人生の今後に繋がるかもしれないのだ。
彼女を知る人物がその光景を見ていれば、バンドのライブ前より気を張っているのではと思いたくなるだろう。
しかし、別の者の身体で戦う殺し合いにおいて、今彼女の肉体となっているのは男性である。
だが、そんな肉体的ギャップを気にする事無く、沈黙を貫き気を張り巡らせる。
これから起こそうとする行為は、このデスゲームにおいて立ち回る事に重要な事。
上手くいけば自身の人生の今後に繋がるかもしれないのだ。
大切なのはイメージだ。
力を操る事は、それが出来て当然と思い込む事が大切だ……と、どっかの漫画かアニメで言ってた気がする。
力を操る事は、それが出来て当然と思い込む事が大切だ……と、どっかの漫画かアニメで言ってた気がする。
そう思いながら、リョウは脳内でイメージを作り込む。
印税生活でお金持ちになってる自分。札束で満たされたバスタブの中に浸かっている自分。ノルマ代をひねり出すのに苦労してるぼっち(後藤ひとり)に札束を持って誘惑する自分。
印税生活でお金持ちになってる自分。札束で満たされたバスタブの中に浸かっている自分。ノルマ代をひねり出すのに苦労してるぼっち(後藤ひとり)に札束を持って誘惑する自分。
自身が持ちうる想像力をフルに働かせてイメージを作り上げきり、カッと目を開く。
そうして、右手を突き出しながら、プロフィールに乗っていた情報の力の名を叫ぶ。
そうして、右手を突き出しながら、プロフィールに乗っていた情報の力の名を叫ぶ。
「ゴージャス真拳奥義!!ハァ!!」
大声で叫ぶ事に一瞬恥じらいを感じるものの、その感情はすぐに消え去る。
何故なら、突き出した右手から軽く二桁台はある枚数の紙幣が飛び出してきたのだ。
リョウは興奮しながら、床に落ちた紙幣を拾って歓喜に震え始める。
何故なら、突き出した右手から軽く二桁台はある枚数の紙幣が飛び出してきたのだ。
リョウは興奮しながら、床に落ちた紙幣を拾って歓喜に震え始める。
「す、凄い……!!この力があれば、ぼっちや郁代に食費をタカる必要も無ければ、ノルマ代の為に無駄にバイトを入れて苦労する必要も無い……!!」
リョウは感動しながら、プロフィールに乗っており、今の自身の肉体である男性―――『ハレクラニ』の情報を思い出す。
最初は『マルハーゲ帝国』だの『ハレルヤランド』だの、ふざけているのか?と思いたくなる文字に嫌な顔をしていたが、お金を操る力・ゴージャス真拳という能力にはとても魅力を感じた。
もし、この力が偽物だったらあの自称歌姫にどうクレームをつけようかと考えてもいたが、その言葉を考える必要はなさそうだ。
最初は『マルハーゲ帝国』だの『ハレルヤランド』だの、ふざけているのか?と思いたくなる文字に嫌な顔をしていたが、お金を操る力・ゴージャス真拳という能力にはとても魅力を感じた。
もし、この力が偽物だったらあの自称歌姫にどうクレームをつけようかと考えてもいたが、その言葉を考える必要はなさそうだ。
「でもお金の力を使ってデスゲーム優勝なんて、文字的にも倫理的にもさすがに駄目でしょ」
しかし、現状を思い出しリョウは気が沈み始め、手に持っていた紙幣を懐にしまう。
本来の自分はどこにでもいる一般高校生にして、病院経営を行っている両親の一人娘。そしてメジャー確定(予定)のバンドのベーシスト。
この力があれば生き残れるかもしれないし、デスゲーム生還経験有りのバンドマンという異名はそれはそれとしてかっこよく感じるが、一方で現状に怖がる気持ちも少なからずあった。
本来の自分はどこにでもいる一般高校生にして、病院経営を行っている両親の一人娘。そしてメジャー確定(予定)のバンドのベーシスト。
この力があれば生き残れるかもしれないし、デスゲーム生還経験有りのバンドマンという異名はそれはそれとしてかっこよく感じるが、一方で現状に怖がる気持ちも少なからずあった。
「ま、いっか。そういう事は後で考えよ……」
だが、その手の暗くなる今後について考える事をリョウは放棄し始める。
もしもこの肉体じゃなくても、自分ひとりで考えてもどうにかなるとは思えない。そういうのは誰かと集まってから考えよう。
自分がこうしているのなら、虹夏もいるかもしれないな。リョウはそう考え始める。
そして、今考える事はこのデスゲームについてよりも、ゴージャス真拳を使いこなせる様になる事だと結論づける。
もしもこの肉体じゃなくても、自分ひとりで考えてもどうにかなるとは思えない。そういうのは誰かと集まってから考えよう。
自分がこうしているのなら、虹夏もいるかもしれないな。リョウはそう考え始める。
そして、今考える事はこのデスゲームについてよりも、ゴージャス真拳を使いこなせる様になる事だと結論づける。
「しかし、何処の国のお金か知らないけど、こんだけ札束があるのは色んな意味で助かるな」
リョウは傍に置いておいた2つのバッグに目を向ける。
自身に渡されたバッグの中にはまたバッグが入っており、そしてその中には大量の紙幣が詰まっていた。
『一万ベルク札』なんて聞いたことない紙幣の名前だが、金を操る能力を持つ肉体である今の自分にとっても、元々お金が大好きな自分自身にとってもありがたい支給品であった。
このお金について説明が何も無かったのは謎に思うが、銃だの爆弾だの渡されるよりは平常心を保てられる。
これほどの札束があれば、ゴージャス真拳の練習を行うのには問題ないだろう。
しばらくはプロフィールに乗っている情報を元に、この札束を自由自在に操れるようにしたい。
自身に渡されたバッグの中にはまたバッグが入っており、そしてその中には大量の紙幣が詰まっていた。
『一万ベルク札』なんて聞いたことない紙幣の名前だが、金を操る能力を持つ肉体である今の自分にとっても、元々お金が大好きな自分自身にとってもありがたい支給品であった。
このお金について説明が何も無かったのは謎に思うが、銃だの爆弾だの渡されるよりは平常心を保てられる。
これほどの札束があれば、ゴージャス真拳の練習を行うのには問題ないだろう。
しばらくはプロフィールに乗っている情報を元に、この札束を自由自在に操れるようにしたい。
「練習の前に一言……。お金持ちバンザーイ!!フハハハハハ!!」
そう言いながら、リョウは両手でベルク紙幣をまき散らし始めた。
その光景は、端から見たら正に金の亡者というに相応しかったが、ハレクラニの整った顔立ちのおかげか、どことなく様にはなっていた。
その光景は、端から見たら正に金の亡者というに相応しかったが、ハレクラニの整った顔立ちのおかげか、どことなく様にはなっていた。
【山田リョウ@ぼっち・ざ・ろっく!】
[身体]:ハレクラニ@ボボボーボ・ボーボボ
[状態]:健康
[装備]:真・ハイパーノートの紙幣一部
[道具]:基本支給品一式、真・ハイパーノート@ハイパーインフレーション、ゴージャス真拳で出した紙幣、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:生き残る。殺しは流石にダメでしょ
0:お金持ちバンザーイ!!
1:自分が巻き込まれてるなら、虹夏やバンドの皆もいるかもしれないな
2:ゴージャス真拳を自由自在に使えるようにしたい
3:脱出方法とか、元の肉体の戻り方とかは、後で考えよ…
[備考]
※参戦時期は、少なくとも結束バンドに喜多郁代が加入した後
[身体]:ハレクラニ@ボボボーボ・ボーボボ
[状態]:健康
[装備]:真・ハイパーノートの紙幣一部
[道具]:基本支給品一式、真・ハイパーノート@ハイパーインフレーション、ゴージャス真拳で出した紙幣、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:生き残る。殺しは流石にダメでしょ
0:お金持ちバンザーイ!!
1:自分が巻き込まれてるなら、虹夏やバンドの皆もいるかもしれないな
2:ゴージャス真拳を自由自在に使えるようにしたい
3:脱出方法とか、元の肉体の戻り方とかは、後で考えよ…
[備考]
※参戦時期は、少なくとも結束バンドに喜多郁代が加入した後
【真・ハイパーノート@ハイパーインフレーション】
精巧な贋札(ハイパーノート)を身体から生み出す能力を得た少年ルークが、ゼニルストン自治領に売られた姉ハルを買い取る為に作った紙幣。
リョウに支給されたハイパーノートは、自治領領主の息子・イェルゴーを騙す為に手を加えた贋札の一部。印刷ミスの無い完璧な、完全ゆえに不完全な贋札。
なお、ハイパーノートやベルク札等の、この支給品についての説明のメモの付属品はない。
精巧な贋札(ハイパーノート)を身体から生み出す能力を得た少年ルークが、ゼニルストン自治領に売られた姉ハルを買い取る為に作った紙幣。
リョウに支給されたハイパーノートは、自治領領主の息子・イェルゴーを騙す為に手を加えた贋札の一部。印刷ミスの無い完璧な、完全ゆえに不完全な贋札。
なお、ハイパーノートやベルク札等の、この支給品についての説明のメモの付属品はない。
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