現在時刻は、午前1時。
約束の時間が、来た。
約束の時間が、来た。
時間が来ると同時に、参加者達全員が持つタブレットからアラームが鳴り響く。
さらには、画面が勝手に点き、または切り替わり、映像が流れ始める。
電源ボタンを押しても、その映像を消すことはできない。
他の操作も受け付けない。
突如流れ出した映像から画面を切り替えることができない。
そんな状態にされていた。
さらには、画面が勝手に点き、または切り替わり、映像が流れ始める。
電源ボタンを押しても、その映像を消すことはできない。
他の操作も受け付けない。
突如流れ出した映像から画面を切り替えることができない。
そんな状態にされていた。
タブレットの映像には、参加者達に見覚えのある人物の姿が映し出される。
紅白の髪の女ウタの姿をした者、最初のルール説明を謎の空間で行った人物、魘夢だ。
その映像の背景は、前に魘夢達が説明していた時との草原とは違い、漆黒の暗闇となっていた。
紅白の髪の女ウタの姿をした者、最初のルール説明を謎の空間で行った人物、魘夢だ。
その映像の背景は、前に魘夢達が説明していた時との草原とは違い、漆黒の暗闇となっていた。
『やあお前たち、約束の連絡の時間だ』
『そろそろ今の身体にも少しは慣れたかな?』
『そろそろ今の身体にも少しは慣れたかな?』
『まあ、今回の前置きはこれで終わりにして、早速必要な情報を伝えようか』
『前に伝えた通り、お前たちに支給した"タブレット"に名簿と地図の"データファイル"というものを送った』
『名簿についてだが、参加者として扱われる精神側と、身体側とで別々の名簿を配布する』
『これらはどちらも五十音順で名前が並んでいるから、順番が誰が誰の身体になっているかを表しているものじゃないから、その辺りは注意が必要だろうね』
『あと一応、前にも話した「意思持ち支給品」とか「副人格」とかになっている精神についてだけど、こいつら用の名簿も「その他」としてまとめて送ってやったよ』
『こいつらについても一応、身体側の名簿は付けておいた』
『まあ、名簿については自分の知っている名前がないか、確認しておくべきだろうね』
『名簿についてだが、参加者として扱われる精神側と、身体側とで別々の名簿を配布する』
『これらはどちらも五十音順で名前が並んでいるから、順番が誰が誰の身体になっているかを表しているものじゃないから、その辺りは注意が必要だろうね』
『あと一応、前にも話した「意思持ち支給品」とか「副人格」とかになっている精神についてだけど、こいつら用の名簿も「その他」としてまとめて送ってやったよ』
『こいつらについても一応、身体側の名簿は付けておいた』
『まあ、名簿については自分の知っている名前がないか、確認しておくべきだろうね』
『それから名簿についてはもう一つ、精神と身体の組み合わせ名簿の配布を予定している』
『この名簿には他にはない顔写真も貼られるから、そういった点からも入手できれば殺し合いが有利になるかもしれないね』
『ただし、この名簿の入手には条件がある』
『それは、この殺し合いにおいて他の参加者を一人でも殺害することだ』
『この名簿には他にはない顔写真も貼られるから、そういった点からも入手できれば殺し合いが有利になるかもしれないね』
『ただし、この名簿の入手には条件がある』
『それは、この殺し合いにおいて他の参加者を一人でも殺害することだ』
『なお、この名簿を配布するのは次の定期放送、午前六時の時だ』
『もう既に条件を満たしている者もいるけれど、今すぐもらえるわけじゃないからその点については気を付けることだ』
『もう既に条件を満たしている者もいるけれど、今すぐもらえるわけじゃないからその点については気を付けることだ』
『ああ、そうだ。今言った通り、この一時間でもう既に誰かの殺害に成功した者も存在する』
『言い換えればそれは、たった一時間で既に死亡した者達がいることを意味する』
『言い換えればそれは、たった一時間で既に死亡した者達がいることを意味する』
『そんな敗北者達についても、今ここで少し紹介しておこうか』
『今からそいつらの顔写真を二枚ずつ見せながら紹介するけど、左側が精神、右側が身体を表しているからね』
『あと、精神側の名前を基準に五十音順で発表するから、これが死亡した順番ではないということも理解しておくことだね』
『それじゃあ、発表していこうか』
『今からそいつらの顔写真を二枚ずつ見せながら紹介するけど、左側が精神、右側が身体を表しているからね』
『あと、精神側の名前を基準に五十音順で発表するから、これが死亡した順番ではないということも理解しておくことだね』
『それじゃあ、発表していこうか』
魘夢がそう言うと同時に、映像が切り替わる。
先ほど言われた通り、顔写真が二枚ずつタブレットに次々と映し出されていった。
先ほど言われた通り、顔写真が二枚ずつタブレットに次々と映し出されていった。
『ウォッカ…その身体の名は島村卯月』
『玉壺…その身体の名は雨生龍之介』
『クラウンイマジン…その身体の名はきりさきピエロ』
『さっきゅん…その身体の名は小悪魔』
『ジェイク・マルチネス…その身体の名は野原ひろし』
『シャンクス…その身体の名はじゃんけんするやつ』
『禪院甚壱…その身体の名はモハメド・アヴドゥル』
『涙目のルカ…その身体の名はリョースケ』
『玉壺…その身体の名は雨生龍之介』
『クラウンイマジン…その身体の名はきりさきピエロ』
『さっきゅん…その身体の名は小悪魔』
『ジェイク・マルチネス…その身体の名は野原ひろし』
『シャンクス…その身体の名はじゃんけんするやつ』
『禪院甚壱…その身体の名はモハメド・アヴドゥル』
『涙目のルカ…その身体の名はリョースケ』
『以上八名が、この一時間で死亡した者達だ』
映像は再び、魘夢のウタとしての姿を映したものに切り替わる。
『ふふっ、それにしてもまさかあの上弦の伍が………あ、今のは個人的な話だからあまり気にしないでね』
『まあそれはともかくとして…いきなり八人も退場とは、中々良い開幕になったんじゃないかな』
『それから、死亡した者達は、放送ごとに名簿において名前の上に赤線を引くこととする』
『これならば、誰が死亡したかいつでも確認できるだろう』
『まあそれはともかくとして…いきなり八人も退場とは、中々良い開幕になったんじゃないかな』
『それから、死亡した者達は、放送ごとに名簿において名前の上に赤線を引くこととする』
『これならば、誰が死亡したかいつでも確認できるだろう』
『それじゃあ次は、ある特殊な施設についての説明を少ししようか』
『お前たちの中には、今の自分の身体に不満がある奴もいるだろう』
『そんな奴らに良い知らせだ。実は、ある施設で身体を取り替えることができるかもしれないんだ』
『その施設は、さっき送った地図に記されている』
『けれども、その施設の名前はここでは教えない』
『たくさんある施設の中から、自分の足で行って確認することだ』
『まあ、そこに行けたからと言って必ずしも取り替えができるわけではないけどね』
『取り替えのための、別の生きた相手だって必要になるからね』
『そんな奴らに良い知らせだ。実は、ある施設で身体を取り替えることができるかもしれないんだ』
『その施設は、さっき送った地図に記されている』
『けれども、その施設の名前はここでは教えない』
『たくさんある施設の中から、自分の足で行って確認することだ』
『まあ、そこに行けたからと言って必ずしも取り替えができるわけではないけどね』
『取り替えのための、別の生きた相手だって必要になるからね』
『……ああ、そう言えば、ここの参加者の中には精神・身体がどちらともある者もいるから、場合によっては取り替えで本来の身体な状態になってしまう可能性もあるのか…』
『まあ、そう簡単にはいかないだろうし、もしそんなことになっても一応見逃しておいてやることにするよ』
『あと、もしも「その他」名簿に名前が載っている奴らが参加者用の身体と入れ替わっても、そいつらは参加者としては扱わないからね』
『まあ、そう簡単にはいかないだろうし、もしそんなことになっても一応見逃しておいてやることにするよ』
『あと、もしも「その他」名簿に名前が載っている奴らが参加者用の身体と入れ替わっても、そいつらは参加者としては扱わないからね』
『今回伝えるべきことはこれで以上かな』
『それじゃあ、次は六時まで待っててもらおうか』
『それじゃあ、次は六時まで待っててもらおうか』
魘夢がそう言うと同時に、映像は切れ、タブレットの状態は元に戻る。
後には、静寂が残されていた。
後には、静寂が残されていた。
◆
そこは、この殺し合いにおいて最初の説明が行われた場所。
中央に大木の生えた丘を有する草原。
中央に大木の生えた丘を有する草原。
その木の近くに、黒い影が現れる。
それは、1時間前の参加者達が目覚める直前まで、はるか上空にいた存在。
ダークライの姿をしたそいつが、ここに現れていた。
それは、1時間前の参加者達が目覚める直前まで、はるか上空にいた存在。
ダークライの姿をしたそいつが、ここに現れていた。
『……何をしに行っていた?』
また別の者が、そいつに話しかける。
丘の上の樹の根本、ムジュラの仮面を被った子供が、両膝を手で抱えて座っていた。
話しかけられたそいつは、ちらりと後ろを振り返る。
丘の上の樹の根本、ムジュラの仮面を被った子供が、両膝を手で抱えて座っていた。
話しかけられたそいつは、ちらりと後ろを振り返る。
『……この場所では、"光"が見える』
質問されたことで、ダークライの姿をした者は声を発する。
『説明が終わるまで待っていたというわけか』
『ならば、もっと我らに相応しき場所に変えよう』
『ならば、もっと我らに相応しき場所に変えよう』
ムジュラの仮面がそう言うと、周囲の風景が変わる。
明るい草原から、円形の不気味な雰囲気を醸し出す暗い部屋へと変わっていった。
『これでもう、問題はないだろう』
『けれども、お前にはもう少しだけ言わせてもらう』
『あそこでは、参加者達に見られる可能性もあっただろう』
『けれども、お前にはもう少しだけ言わせてもらう』
『あそこでは、参加者達に見られる可能性もあっただろう』
『……その点について、何も問題は無い。奴らが目覚める時間の調整はしていた』
『だがやはり、我らの"ボス"としてそぐわない行動はよすべきだ』
『あの魘夢も、慣れない横文字を発音できるよう訓練している』
『もし我らをないがしろすれば、この殺し合いも成り立たせることができなくなるかもしれん』
『あの魘夢も、慣れない横文字を発音できるよう訓練している』
『もし我らをないがしろすれば、この殺し合いも成り立たせることができなくなるかもしれん』
『そうだろう、"混沌と闇の化身"ダーズよ』
『………ああ』
会話を終えた、ダーズと呼ばれた存在は、自らの顔を前に向き直した。
同時に、ダーズの目の前にまるで幻のような形で、ぼんやりと映像が現れる。
そこには月の下にある光景が、今もなおバトル・ロワイアルが行われている様子が映し出されていた。
同時に、ダーズの目の前にまるで幻のような形で、ぼんやりと映像が現れる。
そこには月の下にある光景が、今もなおバトル・ロワイアルが行われている様子が映し出されていた。
【不明主催陣営:確定】
ダーズ@大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(身体:ダークライ@ポケットモンスターシリーズ)
OP -シン・時代- | 投下順に読む | 01:可愛さ旋風…巻き起こしたりますかァ… |
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