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  • 戦慄のプレリュード

真贋バトルロワイヤル

戦慄のプレリュード

最終更新:2025年04月21日 08:41

sinjitsurowa

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だれでも歓迎! 編集
真贋入り混じるこのバトルロワイヤルは三人の悪しき賢者によって運営されている。
1人は人類を裁く権利を有すると宣う仮面の男、ラウ・ル・クルーゼ。
そしてもう1人は

「茅場!なあ観たか!?観たよね!?観てないはずないよね!?」

このお気に入りのアニメが今週も神回だった時のオタク張りにはしゃぐ女子高生……の見た目をした呪詛師、羂索である。
他人の研究スぺ―スにノックもせずに上がり込み、面白くって仕方ないといった様子である。

「……なんの話だ?」

そしてモニターから視線を外さないままコンソールを叩き続ける如何にも研究職と言った風貌の男、茅場晶彦である。

「なにって二時間前の禪院家だよ!
いや確かにあの家ならイミテーションながらそれなりに霊格のある場所として設定したさ!
とは言えまさかサーヴァントが召喚されるとは!
禪院扇も冥黒の五道化の成りぞ来ないの再利用にしていい働きしてくれたよ!」

「人類最後のマスターの危機と言う人理の悲鳴と重なり本来アラヤの介在が不可能なこのゲーム空間に彼を出現させるに至ったのだろう。
藤丸立香と彼のデミ・サーヴァントに加えてあのホムンクルスまで居たことにより強い縁となったのも大きい。
他のルーマニア聖杯大戦に参戦したサーヴァントが呼ばれなかったのは不幸中の幸いだ」

興奮しっぱなしの羂索に茅場はあくまで冷静に分析を語った。

「はぁ……」

「なんだい茅場、こんなに面白いことが起こったというのに随分疲れてるね」

「当たり前だろう。
大なるは霊脈の調整に始まる各種霊的システム周りの再チェックにセキュリティの強化、小なるは鳩野ちひろの令呪の仕様変更と次の放送までのアップデートに加えてこれだけ仕事が増えたのだから。
……というか、なぜ本来このロワではなんの役にも立たないはずの英霊の触媒が支給品に?」

「ああ、クルーゼだよ。
前に彼が『狩る者』について聞いて来た時に今の君と同じ質問をしたら、『ジーク君関連の品だよ、深い意味はない』って言ってた」

流石にクルーゼの想定した使われ方はアストルフォの存在を懐かしんだジークが本来戦いとは無縁の鳩野を守ろうとする流れだろうと茅場は思った。
そうだと思うことにしたと言った方が正確かもしれない。

「……支給品と言えば、お前はなぜ柳瀬舞衣に『狩る者』を?」

「柳瀬舞衣の適性は集団戦における指揮役だろ?
十条姫和などに比べて直接戦闘能力はやや見劣りするからね。
私の見立てでは狩る者に適合できれば彼女は一流の魔戒騎士と同等の戦闘能力は間違いなく得られるはずだ」

「だから魔導輪も支給したのか……」

「番狂わせはどんとこいだけど最低限公平にするようにはしてるさ」

「冥黒の五道化なぞ用意した奴がどの口で……」

「仕方ないだろう?
クルーゼがアルジュナ・オルタだの宇蟲王ギラだのと無茶苦茶なの出場させるって言って聞かなかったんだから。
いざという時アイツらを倒せる存在は必要さ」

「その五道化だが、ドゴルド以外がようやく動いたぞ」

「マジ?どこの誰?」

「病院地下の彼女と、アビドスの彼女だ」

そう言われて羂索は緑色の長い髪を指先で弄びながら数秒考えこみ

「ああ!死告邪眼と魔獣装甲か。
確か対ノワル用と対メラ用で造った奴だったね」

「仮にも連中が本当にアンコントローラブルになった時を想定して造ったにしては微妙な性能だがね」

「絶対に倒せない敵を造るなって口酸っぱく言ってたのは君が文句言うのかい?
それに本格始動もしてないのに株を下げる様な事を言うなよ、それなりに良い素材使ってまあまあ苦労して造ったんだから」

やれやれまったく何を言ってるのかな?
とでも言いたげに肩をすくめる羂索に茅場はため息をついた。

「……ノワルとメラはそれでもどうにかなるだろうが、何度も言っている様に対アルジュナ・オルタがドゴルドとその中身では些か以上には不安が残る」

「アレの中身ほどの素材を手に入れようと思ったら一苦労どころじゃないよ?」

「分かっている。
あれほどの素材を使ってもアルジュナ・オルタに届いていないと思っているからこそ問題視してるんだ」

「全く、あんまりつまらないこと言わないでくれよ茅場」

「羂索?」

「世界、呪力……他の世界も含めれば異能。
そして私たちが世界をつなげたことで起こった純然たる無能力者と異能の出会い。
これだけで本来の枠を大きくはみ出した可能性を広げることが出来た。
その結果鳩野ちひろは祈りを天に届かせ、華鳥蘭子は英雄たちの力を借りてとは言え霊石の恵とオルフェノクの記号を同時に扱って見せた。
ならば人、或いはその模造品が神ぐらい撃ち滅ぼすのもあり得ない話じゃない。
君の用意したそれも、もしかすれば神にも届く刃になりえる物だろう?」

振り向いた茅場の視線の先、殺し合いの現状を映すのとは別の画面には『心意システム』の実装準備が完了したことを示すデータが映し出されていた。

──────

「左虎っち、様子はどう?」

「灯(ライト)が少なく足元が少し不安だが罠の類は無さそうだ。
だがあくまでここから観える限りの話。
もし何かあれば先行して左虎が切除(つぶ)して道を確保する。
皆も厳に警戒を頼むぞ」

忍者としてこの中で最も戦闘力の高い左虎、マイにシェフィ、そしてアズールに変身した小夜が支給品やスキルを除けば直接戦闘能力の乏しいマイとシェフィを挟む形で4人は病院地下へと進んでいった。
その他のランドマークの例にもれず、本来“個性”社会となった世界に存在する蛇腔病院を忠実に再現している。
地上部分に凡そ警察に見られて困る物は置かれていないし、明示されている通りなら何も法に触れている所はない物しか置いていない。
だが地下施設は別だ。
AFOに協力する狂気の医学者、氏子達磨の研究、改人脳無製造に必要な資料と設備が揃っている。
そのまま再現されているならば。

「これはっ!先生!シェフィ後輩の目を塞げっ!速く!」

あまりの気迫にマイは言われたとおりにシェフィの背後に回って目を塞ぐ。
次の瞬間、マイも目をつぶるべきだったと後悔した。
長く緩い下り坂の廊下を抜けた先は円形のホールのような空間で、そこには所狭しと四肢のどれかが欠けたり、皮膚がケロイド状になったり頭部や手首より先と言った身元が分かりそうな部分だけを綺麗に外されたりした痛ましい死体の数々が円柱状の水槽に入った標本にされていたからだ。

「な、なにこれ……これ、全部……」

アズールはあまりの光景に絶句し、胃の中身をぶちまけそうになるのを必死にこらえながら震える事しか出来なかった。

「……水神後輩、無理はしなくていい」

一応、小夜を気遣う言葉こそ言えているが、その語気には明らかに余裕がない。
しかしそれも無理のないことだろう。
なにせ覇世川左虎は外科医である。
鍛えに鍛えた医術と忍者の技で命を救い、どうしようもなく堕ちた悪事(ワルさ)する極道(ごみ)をブッ切除(つぶ)して帝都(まち)の平穏を守る者だ。
そもそも霊安室に入口が隠されていた時点で良い物が待っているとは全く思っていなかったが想像をはるかに超える凡そ法に触れるモノの見本市(バーゲンセール)……死者の尊厳を踏みにじるを超えて死その物を道具、あるいは結果としか見ていない悪魔の所業を前に覇世川左虎は今にも激怒(いかり)で頭が沸騰(にえたち)そうな状態なのだ。

(いや、少し考えれば理解(わか)ったことのはずだ。
如何にシェフィ後輩に支給(わた)された氷の異能(ちから)のような呪術を用いているにしても脳の移植などという本調子の左虎をもってしても不可能(むりゲー)に近い手術(オペ)を成功させているのだ。
成功するまでに難易度(むずさ)相応の失敗もあったはずだと!)

もし思考の幾らかがマイ=ラッセルハートの指示に傾いていなければ割と最初の段階で思い至ったかもしれないが、削除(デリート)と編集(エディット)の影響かでは不可能な話である。

「マイ先生、もしかしたらマイ先生の睨んだ通りこの場ではバグスターウイルス関係の何かも実験(ため)していたやもしれん。
後輩たちと廊下の方で待っていてはくれぬか?」

「うん……分かった。でも何かあったら悲鳴でもなんでも出して知らせるからすぐ戻ってきてね」

「承知した」

そう短く言うと左虎だけが奥へと進んでいった。
標本の林を抜けると金属の扉が見える。
左虎はドアを開けると氷でドアストッパーを作ってから中に入る。
その先にあったのは作業部屋のような空間であり、前面のマジックミラーの大窓から奥の手術室……否、実験室の様子が見える。

(あれは……検死台だと?
人体実験が上手くいかなかったらいかなかった即(すぐ)に遺体の解剖まで連続(シームレス)に行っていたとでも言うのか!?)

今すぐにでもこの穢れに満ちた人を治療(なお)す場所に似た人を改造(いじ)る場所をを二度と使い物にならなくしたい衝動をどうにか抑え、左虎はデスクに置かれていたパソコンを起動する。
ロックはかかっていなかった上にファイルは整理されていたが、どのファイルも数字しか振られておらず、何についてか全く分からない。

(羂索が見返すことしか想定していないのならこれでも問題ないか)

左虎は早速『00』と題されたファイルを開いた。

『ただいま(削除済み)年12月25日。
これよりキヴォトス人を使った人体強化プランに基づく実験を開始する』

ファイルは全て音声による記録であり、一部が削除されていたが内容としてはおおむねキヴォトス人なる人種を使った人体実験の数々だった。
膨大な数全てを見るわけにはいかないのでかなり飛ばし飛ばしでファイルを確認していく。
どのファイルも凄惨な人体改造と人体実験の過程を克明に記録しており、改めて羂索が人を人とも思っていないことが見て取れた。

『……同日17時39分、検体192のヘイロー消失、及び生命活動の停止を確認。
ファイル093、108の実験の結果と合わせてキヴォトス人の頑強さをもってしても術式の刻印では身体的負荷があまりに強すぎると判断せざるを得ない。
当初の予定通りプレイヤーへの異能力の支給はエナジーアイテムシステムとソードスキルシステムを応用したデータ付与型の採用を強く支持する。
また、今回は前述二件の実験に比較し検体が長時間生命活動を維持した。
これは恐らく今回の実験では本来術式の原動力となる呪力付与を行わなかったことが原因と思われる。
よって、元々何かしらの異能力を有するプレイヤーに対しては後天的に獲得する異能の燃料となる要素を体力や元々持つ異能力の燃料で代用可能な仕様に調整することで負担を軽減できる可能性が高く、この点に関しては更なる実験と検証が必要であると言える。
使用済み検体は手順に従いデータ収集後保存。
ファイルナンバーを117に設定、セッション終了』

「なんと……血塗られた遊戯(ゲーム)だっ!」

まさか実質的に自分たちの命を繋いだ要因であるシェフィのソードスキルすらこれほどの死体を重ねた上に成り立っていたとは。
尽きぬ義憤に身を震わしていると、極道たちとの戦いで何度も耳にした銃声が聞こえた。
左虎は今はもう忘れさせられてしまった弟の様な電光石火でマイたちの元に戻った。

──────

「小夜っち、ちょっとは落ち着いた?」

「はい……まだちょっと気分悪いですけど、なんとか。
……情けないです。
左虎先輩はアレの奥まで調べに行ってるって言うのに」

「アズール……」

「情けなくなんかないよ。
むしろあんな酷いもの見て眉一つ動かさない奴なんか居残りでお説教なんだから」

あんな見た目分かりやすくなっただけで巻戻士の不平等な救済に勝らずとも劣らぬ所業、嫌悪を抱くか義憤を感じるかしない方がおかしいのだ。

(私の願う平等な世界なら、こんなことはもう起こらない。
誰もが必ず平等に助かる世界なら……)

改めて黒い決意を固めるマイの横で未だ顔色優れぬアズールはシェフィに気遣われながら負の思考のドツボに嵌りかけていた。

(私が今までマジアアズールとしてやってきた戦いは全部、遊びだったんじゃないかしら?)

優劣や貴賤をつける訳ではないが、街は直せるし、人も心も大変ではあるが治すことは不可能ではない。
だがいくらエノルミータであったとしてもこれほどの外道じみた所業をしたことはなかったはずだ。
特にマジア■■■は……。

(あれ?なんで敵なのにマジアって名前なの?
と言うか、敵なのにってまるで味方ならそんな名前が居たみたいな……)

確かにヴァ―ツの支援の下活動している魔法少女は自分だけではない。
だが今まで特に交流もなかったはずだ。
なのに頭の奥で何かが引っかかる。

「ちょっと小夜っち!
本当に具合悪そうだよ、戻った方が良いんじゃない?」

「マイ先生……」

昔と同じように心配してくれるマイの顔に視線を向ける。
その後ろからこちらに銃口を向ける人影があった。

「マイ先生!」

グン!と思い切りマイの腕を引っ張っていつの間にかそこに居た歪な光輪(ヘイロー)を後頭部に浮かべ、黒いローブを身にまとう誰かに武器を生成しながら迫る。

「マイ先生!シェフィちゃんをお願いします!」

相手の武器は拳銃。
映画で見た程度の知識だが、この距離なら不意打ちでなければ当たらないのは拳銃の方だ。
そして銃を持つ腕には指ぬきのグローブしかつけておらず、令呪もレジスターもないなら問題ない。
もしかしたらドゴルドのような参加者でない存在なのかもしれない。
仮にプレイヤーであったとしても断面さえ汚さなければ左虎先輩が確実に繋げてくれる。
偽りの記憶と共に植え付けられた信頼を理由にアズールは氷の刃で手首を掬う様に斬りつける。

「『死告邪眼』」

襲撃者が呟くと彼女の後頭部のヘイローが消えた。
同時にローブの中に隠れた右目に刻まれた逆さの不死鳥の紋様が青い光を纏って浮かび上がる。

「え?」

アズールの剣からステッキだけが消えて手から実質すっぽ抜けた。
間を置かずアズールの変身も解除され小夜の姿に戻ってしまう。
呆ける小夜の眉間にスタームルガーLCRの銃口が触れる距離まで近づく。

「さよなら」

死告邪眼。
それは羂索らがギアスキャンセラーをベースに開発した異能力破りの異能力。
発動中は自身の異能力も封じてしまうという欠点(というか意地でも絶対に倒せない敵を用意したくなかった茅場の最後の抵抗)があるのだが、彼女自身にそんなことが何の問題にもならないだけの戦闘性能が与えられている。
魔法を封じて頑強さだけが取り柄になったノワルをキヴォトス人の喧嘩の要領で無力化するために用意された五道化なのだから当然と言えば当然だが、一対一なら魔法少女であるアズールに勝ち目はない。
だが今回は多対一。
凶弾がアズールの脳漿をぶちまけることはなかった。
それよりも早くシェフィの呪術が拳銃を凍らせて動作不良を起こさせたからだ。

「ナイスよシェフィっち!」

「えへへー」

マイに頭を撫でられ目を細めるシェフィの姿に死告邪眼が思わずつぶやく。

「なぜその状態の0005bが異能を?」

「ほう?貴様、シェフィ後輩について何か知っているようだな」

左虎の指先を一点に揃えた独特の手刀による反撃が繰り出される。
だがザラサリキエルはこれを簡単に避けると凍り付いた拳銃を投げ捨て、武器を白い119A1に切り替えながら体制を立て直す。

「中々できる様だが、今の左虎は激怒(おこ)っている。
そちらの返答次第では一切容赦(かげん)できんぞ」

「……流石は呪血の双子の片割れ、と言ったところか。
だが羂索様たちによって造られた私に敗北はない」

「貴様、ドゴルドの同類(るいとも)か!」

「ああ、あの鎧に先に会ってるのか。ならば話は速い。
私は冥黒の五道化の一人にしてこの『接木の庭園』の守護者。
死告邪眼のザラサリキエルだ」

「庭園?血肉の吹き溜まりの間違いだろうに!」

義憤を乗せた絶凍の髪の毛とザラサリキエルの髪の毛が火花を散らす。
その間にマイとシェフィは変身解除されたまま呆けて棒立ちになる小夜の元に向かう。

「アズール!」

「小夜っち大丈夫?」

「っ……変身(トランスマジア)!」

マイに肩を叩かれた瞬間、小夜は弾かれたように変身し、右手で制度生成した氷の剣を、左手でシェフィの手を取り、刃をマイの首に向けた。

「え?」

「あ、アズールなんで!?」

「水神後輩!?死告邪眼(ザラサリキエル)!
貴様、水神後輩に何をした!?」

「?……ああ、なるほど。
あの女がクロックハンズのハッカーか」

一人得心がいった様子のザラサリキエルは構わず左虎と戦闘を継続する。

(まさかアイツの力は能力のリセット!?)

と言う事は、少なくとも元の記憶は復活してしまっているのだろう。
片手が開いていれば文字通り頭を抱えていただろう苦悶の表情を浮かべるアズールが全ての答えだ。

「アズール!けんかはめっ!だよ!
マイてんてーにごめんなさいしよ、ね?」

「駄目だよシェフィちゃん!
この人は私たちの先生なんかじゃない!」

(クソッ!問題が本調子とは程遠いアズールだけなら氷で無力化してまた編集(エディット)すればなんの問題もないけど……)

マイの視線の先には異次元の肉弾戦を続ける忍者と魔人が居る。

(さっきの小夜っちの変身が解除された時の情報と合わせて考えて多分頭に光の輪が浮かんでいる間はあのキャンセル能力は使えない。
きっとあの光の輪は身体強化の魔法かスキルだから、自分で自分の能力をキャンセルしちゃうんだろうね。
だから武器は離れてても一撃で勝負を決められる銃。
そして氷の刃がそのまま残った所から考えるに異能で作った物であっても物理現象の結果なら消せない。
だから今のあいつを左虎っちが抑えてくれてるのは実にありがたい状況なんだんけど……)

もしもっと追い詰められて破れかぶれになったザラサリキエルが左虎に死告邪眼を使った瞬間、勝負は決まってしまう。
正気に戻った左虎が自分を活かす理由がないのだから。

「私とシェフィちゃんに何をしたの!?
左虎さんに令呪を使わせてまで私を助けた貴女を悪人とは思いたくないけど、それでもはるかたちの記憶を消した貴女を信じることはできない!」

「え?ええぇ?」

「あーあ、藪をつついて蛇を出しちゃったかな」

もう仕方ない。
こうなってしまったら小夜をシェフィごと拘束してもう一度編集(エディット)して配下に戻す。
そう決めたマイは指輪の力を使おうとした時、アズールがシェフィ突き飛ばした。
2人が立っていた場所を細身の両刃剣が通り過ぎる。
見る者が見ればそれが魔戒剣だと気付けただろう。

「ここに来て新手ですって!?」

「マイ先生!」

左虎がザラサリキエルを蹴とばしてマイの元に戻る。
それを見て新たな乱入者もマイを斬ろうと思えば斬れたがザラサリキエルの元までジャンプで移動した。

「……何の用だ魔獣装甲」

闖入者の姿はそう呼ばれた通りに金属の魔獣がそのまま鎧になったような装甲を纏っていた。
魔戒剣を持たない反対の手には日本刀、本来なら十条姫和、そしてその母柊篝の愛刀である御刀小烏丸を握っている。

「もー、エルちゃんたら相変わらず硬ーい。
アタシのことは可愛くキスちゃんって呼んでって言ってるじゃん」

襲撃者の声は明らかに女の物だった。
よく見ると全身を覆う鎧も女性らしいシルエットをしている。
羂索らにより両腕に魔戒騎士の遺骨を埋め込むことで本来生物学的に男性である必要がある魔戒剣と生物学的に女性である必要のある御刀の両方を使えるようになっているのだろう。

「誰がエルちゃんだ……。
それより何故私の守護領域に来た?
お前の担当はアビドス地下だろう?」

「それがクルーゼ様情報で宇蟲王の方のギラとかヤバい方の冥黒王とか来ちゃったからさあ。
いざとなったらエルちゃんの死告邪眼の出番ってワケ♪」

「だからエルちゃん呼ぶな……。
そう言うことならいいだろう。この場は任せたぞ」

「ラジャー」

ザラサリキエルはまるで蛇のように4人の間を抜けるとアズールとシェフィの背後を取る。
当然アズールはザラサリキエルに向って刃を振るうが

「『劣化複製(デッドコピー):跳躍王(キングリープ)』」

ザラサリキエルの方がワンモーション速かった。
赤黒い光に包まれるとその姿が掻き消えてしまった。

「貴様っ!魔獣装甲とか言ったな!?
彼奴は後輩たちを何処に転移(とば)した!?」

繰り出される暗刃を二本の剣で斬り伏せながら

「ん~~……アタシの守護領域じゃない?
誰もいないのもまずいし。
てか、アンタまで可愛くない呼び方しないでよ~」

全く分かって無いなぁとでも言いたげに、そして同時に心底嘲る様に襲撃者は名乗った。

「アタシは冥黒の五道化が一人、魔獣装甲のエケラレンキス♪
いつまでもママのおっぱいにパパのちんぽが忘れられないままごと遊びの先生ごっこも、滑稽極まるお医者さん人形もちゃんと可愛くキスちゃんって呼んでね♪」

──────

「うん?」

エケラレンキスの守護領域に転移したのはザラサリキエルだけだった。
何かがおかしいと振り返ると、『第二回放送終了までプレイヤー進入禁止』と立体映像のアナウンスが出ている。

「はぁ……だからあいつ、普通にここを空けて私の守護領域に来たのか。
いや、それ以上に私があの場を任せる以上二人は受け持つことも織り込み済みだったんだろうな」

造物主はなぜあの奔放なエケラレンキスにここを任せたのだろう?と思わずにはいられないザラサリキエル。
一瞬、このルールがあるなら自分もここを抜けてアズールとシェフィを回収するなど行動をしていいような気もしたのだが、流石に守護領域を無人にするわけにはいかないとその場に止まる事を選んだ。

「どの道、ここに眠ってる物は最終的に生き残ったプレイヤーには絶対に必要だからな」

そんなザラサリキエルの性格まで読んでエケラレンキスが動いていたことを彼女が知るのは取り返しがつかなくなってからのことだった。



【エリアC-9/アビドス高校地下 エケラレンキスの守護領域/9月2日午前8時30分】

【死告邪眼のザラサリキエル】
状態:疲労(極小)
肉体:???(女性なのは確定)
装備:フード付きローブ、
令呪:NPCモンスター扱いの為無し
道具:多数の銃火器@???
基本:冥黒の五道化として行動する。
01:魔獣装甲に代わりこの守護領域に留まる。
02:0005bとマジアアズールは……まあ仕方ないか
03:もし上の宇蟲王などがこちらに来てしまうことになれば撃退する。
04:魔獣装甲の奴、遊びすぎなければいいんだが。
05:誰がエルちゃんだ、誰が
参戦時期:なし
備考
※NPCモンスター扱いの為、令呪無し、名簿に記載無し、支給品無しです。
※ヘイローを有しています。銃撃などに足して異様なタフネスを発揮します。
※肉体が女性の為、魔戒剣をはじめとした生物的に男性であることが前提条件の武器や能力を使えません。
※死告邪眼はギアスキャンセラーをベースにした彼女の固有能力です。
 発動すると有効範囲内の異能力を無効化できますが、その有効範囲に常に自分が含まれます。
※アストルムの七冠の権能@プリンセスコネクト!Re:DIVEを模した劣化複製権能(デッドコピースキル)を持たされています。

【全体備考】
  • 劣化複製権能(デッドコピースキル)
…ドゴルドとその中身以外の3人の五道化に与えられた特権的ソードスキル。
その名の通りオリジナルのそれには何らかの部分で一歩劣る。
基本は一度に一つしか使えない上に長距離転移以外はリキャストタイムが実質使い捨てレベルで長い。
但し単騎で国土を蹂躙可能な実力を有するプレイヤーとの戦闘ではこの限りではない。

──────

「ここは、学校?」

アズールとシェフィが飛ばされたのは掃除が行き届いてるとは言い難い砂が入ってきてしまっているが、廃校になっているわけでもなさそうな奇妙な学園、アビドス高校だった。

「アズールぅ……マイてんてーとサコはぁ?」

コスチュームの袖を掴んで涙ぐむシェフィの頭を撫でてやりながら周囲を見渡す。
人影も人の気配も少なくともこの階には無い様だ。

「この辺には、居ないみたい……」

「ううぅ……」

不安をごまかす様にますますアズールのコスチュームの裾を強くつかむシェフィの姿にアズールは改めて守らなければと決意した。
本音を言えばアズールも不安だ。
ザラサリキエルの死告邪眼のせいで削除(デリート)で消された記憶は戻ったが編集(エディット)により植え付けられた記憶は確信をもって本来のそれではないとは言え残ったまま。
なによりシェフィは洗脳されたままだ。
もしまたマイに出会ってしまえば損得勘定に基づく行為だったとしても貴重な令呪を使ってまで自分の命を繋いでくれた相手であることも手伝って簡単にもう一度都合の良い生徒にされてしまわないとも限らない。
だが、それは抗うのをやめる理由にならない。

「大丈夫よ、シェフィちゃん」

「アズール?」

「なぜって私が、マジアアズールがついてるのよ!」

「ッ!──うん!」

何よりマイに洗脳されてなお消えなかったこの想いが、もう一度立ち上がったことで失くさないと決めた矜持がそれを許さない。
11時を割り振られた復讐魔に撃ち込まれた楔を抱えながらも二人の氷のヒロインは進んだ。
彼女たちの居るアビドス高校であの波瀾に勝らずとも劣らずの衝撃が来るまで、後わずか。



【エリアC-9/アビドス高校内部/9月2日午前8時30分】

【水神小夜@魔法少女にあこがれて】
状態:ダメージ(中・治療済み)、洗脳は脱した。
   マジアアズールに変身中。
服装:アズールのコスチューム(変身解除するとボロボロの制服に戻る)
装備:トランスアイテム@魔法少女にあこがれて
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:今度こそ『マジアアズール』の矜持を貫く。
01:冥黒の五道化……あれだけ強くて参加者じゃないなんて。
02:今となってもシェフィちゃんと一緒にマイさんを庇ったのは間違ってないと思う。
03:シェフィちゃんは必ず守る。
04:左虎さんもシェフィちゃんもこの様子だと操られたままなのよね?
05:もしまたマイさんに会ったら……。
参戦時期:アニメ7話、原作2巻Episode10の終盤
備考
※マイの編集(エディット)により、バトルロワイヤルのルールを把握しました
※マイ=ラッセルハートの"削除"及び"編集"の影響で欠落した記憶が回復しました。
 植え付けられた偽の記憶も残っていますが偽の記憶と理解しています。

【シェフィ@プリンセスコネクト!Re:Dive】
状態:幼児退行(小)、不安(中)、ドゴルドへの恐怖(中)
   "削除(デリート)"により一部記憶欠損、"編集(エディット)"影響下
服装:いつもの服
装備:雄英ヒーローズ・バトル@僕のヒーローアカデミア 
   ソードスキル:氷凝呪法@呪術廻戦
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン
思考
基本:マイに従う
01:オールマイト、ありがと!
02:アズールといっしょならだいじょうぶ!
03:ケンジャクっておねーたん、こわい
04:マイてんてー!サコー!どこー?
05:ドゴルドもあのおねーたんもこわい……
06:アズール、ちゃんとマイてんてーにごめんんさいしようね
07?:マイてんてー。だいすき
参戦時期:幼児退行が治って無かったころのどこか
備考
※具体的な参戦時期は後の書き手様にお任せします。
※精神状態が精神状態なので、このバトルロワイヤルについて色々とよくわかっていないと思われます。
※マイ=ラッセルハートの"削除"及び"編集"の影響の為、キャルを含む一部記憶が欠損しています。
 強い衝撃等があれば蘇るかもしれません

──────

閃光が走り、一拍遅れて派手な金属音が響く。
冒涜的な水槽の林を二つの人影が互いを殺さんと翔る。
追いかけるは遍く極道から蛇蝎のごとく恐れ嫌われる呪血の忍者■■、覇世川左虎。
あしらうは的確に弱点を突く形とは言え単騎で国土を蹂躙可能な厄祭級のプレイヤーを狩るべく生み出された冥黒の五道化が一人、エケラレンキス。
そんな規格外の戦いの様子をマイ=ラッセルハートは悔し気に睨むことしか出来なかった。
ドゴルド戦の時も思った事だが、帝都八忍と冥黒の五道化の次元が違い過ぎる。
まず根本の肉体からして違う、生物として極限まで鍛えた人体凶器と徹底的なチューンナップを施された生体兵器。
肉体的には常人の枠をでないマイには眼で追うのもやっとだ。

「一つ問うぞ。
貴様(おまえ)もドゴルドの様な中身が本体でない生きた鎧か?」

「今まで散々良い奴悪い奴決めつけて救って殺して来た奴が何いっちゃってるわけ?
あ、逆かぁ。
何時も通り好き勝手どっちか決めてから殺したいんでしょ!?」

「戯言(ほざ)け!」

暗刃や氷の攻撃を時に避け、時に鎧の防御に物を言わせて突破し徹底的に近接戦を仕掛けてくる。

(武器が両刃剣(ナガモノ)に日本刀(ヤッパ)故に間合(レンジ)が近接一辺倒なのは分かり切っていたが、こうも徹底的かつ鎧に振動を通すような攻撃も恐るべき感(さっし)の良さで避けている……ドゴルドの様な仕組(からくり)は無さそうと言えば無さそうだが……)

「『劣化複製:超力噴出(バルザック)』!
かーらーのー!二天一流乱れ切り!」

ドゴルド、そしてザラサリキエル同様エケラレンキスにも劣化複製(デッドコピースキル)にソードスキルが与えられていた。
彼女に与えられたのは纏流子に支給された万物両断エクスタスなどの超兵器、帝具の力を再現した者。
オリジナルに比べいくらか劣る上に48個全てを網羅している訳ではないがそれでも強力かつ凶悪な能力が揃っている。

「膂力(パワー)が上がった……否、潜在能力(ポテンシャル)を余さず引き出してると言ったところか」

「正解♪
オツムをかき混ぜぐーるぐるされた割には冴えてるねぇ。
やっぱり高給取りのお医者さん人形はお勉強得意!?」

「さっきから何を理解不能(わけわかめ)なことを!」

(こいつ全部わかってっ!)

エケラレンキスの攻撃の先には常にマイ=ラッセルハートが居た。
僅かでもマイに危険が及ぶかもしれないならば左虎は自分で自分の動きを制限してしまい、いくら互角の戦いを演じようとエケラレンキスへトドメを刺すには至らない。
その膠着状態の中、エケラレンキスは左虎を煽りながらマイのメンタルを確実に削る言葉を選んでぶつけてくるのだ。

(どうしてこうも五道化に、運営の手下に邪魔されるの!?
アタシは、アタシは不平等な世界を……)

「ん~~いいカンジ!
でもそろそろ一回退いとこっかな?」

「撤退(ひく)?
そんなことをこの左虎が実行(させ)るとでも?」

「勿論♪」

そう言ってエケラレンキスは近くの実験台の死体が入った水槽に触れる。

「『劣化複製:死者行軍(やつふさ)』♪」

振れていた物に限らず、その部屋にあった全ての水槽が割れて、中に入っていた死体たちが動き始めた。
光の無い濁った瞳をここではないどこかに向けながら緩慢な動きで左虎とマイに襲い掛かる。

「貴様らっ!何処までも人間(ひと)の尊厳を踏みにじるか!」

「アンタらと同じ人形遊びのおままごとだよーだ!
あっはっはっは!そんじゃまたねー♪
『劣化複製:次元方陣(シャンバラ)』!」

心底愉快そうに笑ってエケラレンキスもザラサリキエルの時のように消えてしまった。

「マイ先生!左虎の側を離れるな!」

「……ええ。この子たち全員、今度こそちゃんと眠らせてあげて」

「承知!」

死体人形を偽りの恩師の人形になっている事も気付かない忍者が倒していく。
彼の守るマイの顔にはただひたすらに苦々しさと憎悪が浮かんでいた。



【エリアB-6/蛇腔病院地下 『接木の庭園』/9月2日午前9時】

【覇世川左虎@忍者と極道】
状態:ダメージ(中) "削除(デリート)"により一部記憶欠損、"編集(エディット)"影響下 マイ=ラッセルハートへの信頼(大?)
服装:忍者衣装
装備:
令呪:残り二画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:マイに従う
01?:マイ先生の懇願(たのみ)を断る左虎ではない
02:水神後輩に一体何が?
03:空蝉丸……ドゴルドと因縁がある参加者か。
04:よもや病院の地下にこれほど悍ましい物が眠っていたとは。
05:冥黒の五道化……マイ先生の為にも必ずブッ切除(つぶ)さねばなるまい。
06:まずはこの死体人形をすべて倒す。
参戦時期:死亡後
備考
※マイ=ラッセルハートの"削除"及び"編集"の影響の為、邪樹右龍・繰田孔富含む一部記憶が欠損しています。
強い衝撃等があれば蘇るかもしれません。

【マイ=ラッセルハート@運命の巻戻士】
状態:健康 小鳥遊ホシノへの興味(中)、苦々しい感情(大)
服装:白衣
装備:マイのタイムマシン装置@運命の巻戻士
   オコノミボックス@ドラえもん
   ツィベタ=コオリスカヤの心遺物(メイド・イン・ハート)@SHY-シャイ-
令呪:残り三画
道具:ホットライン
思考
基本:優勝して、不平等な世界を変える
01:左虎っちを利用する。優勝したら左虎っちの両親を蘇らせてもいい
02:タイムマシンの使用は慎重に。
  削除と編集も使い所をなるべく考える。
03:巻戻士は許さない。
04:私は優勝する。そのために皆を利用する。その意思は揺るがない……誰に何と言われようと
05:――――助けてほしいなんて。私は望んでいない。
06:ホシノっちはなんだか気になる。
  どこかアタシに似てる気がする。
07:病院の地下は蛇の潜む薮だったなぁ。大損しちゃった
参戦時期:クロノたちと出会う前
備考
※編集(エディット)の過程で、『忍者と極道』『魔法少女にあこがれて』『プリンセスコネクト!Re:Dive』の世界についてのある程度の知識を得ました。

──────

「とうちゃーく♪
ただいま~我が守護領域アビドス!」

エケラレンキスが転移した先はアビドス砂漠だった。
ザラサリキエルに感知されない為に少し離れたエリアC-10に出たが、元々病院地下に干渉したのはただでさえカオス渦巻くアビドス高校周辺をもっともっと面白おかしくするために他ならない。

「だってアタシは可愛いエルちゃん♪
強いも弱いもビターもシュガーも手取り足取り弄ぶ……」

二本の剣で頭上に縁を書くと、短く鋭い金属音と共に装備としての魔獣装甲が解除される。

「冥黒の五道化の一員なんだから♪」

そう言って嗤う彼女の顔は本来この場に居ない刀使、古波蔵エレンその物だった。




【エリアC-10/9月2日午前9時】

【魔獣装甲のエケラレンキス】
状態:疲労(極小)
肉体:古波蔵エレン@刀使ノ巫女
装備:魔獣装甲エケラレンキス
   小烏丸@刀使ノ巫女
   ???の魔戒剣@牙狼<GARO>シリーズ
令呪:NPCモンスター扱いの為無し
道具:なし
基本:冥黒の五道化として行動する。
01:思うままに楽しむ。
02:エルちゃんの連れてった二人もあの辺に居るだろうし遊んであげよっかな
03:さーて、アタシが戻るまでに何人集まるかな?
04:ママっ子先生とお医者さん人形は生きてたら相手をしてあげる。
05:エルちゃんったら、真面目が過ぎるから騙されるんだよ♪
参戦時期:なし
備考
※NPCモンスター扱いの為、令呪無し、名簿に記載無し、支給品無しです。
※刀使としての能力を概ね高い水準で発揮できます。
※肉体が女性ですが両腕に魔戒騎士の遺骨を埋め込まれているので魔戒剣をはじめとした生物的に男性であることが前提条件の武器は使えます。
※魔獣装甲は魔戒の鎧を召喚出来ない彼女の為の固有武装です。
 冴島鋼牙シリーズに登場した魔獣装甲コダマ同様自由に脱着できます。
※帝具@アカメが斬る!の能力を模した劣化複製権能(デッドコピースキル)を持たされています。

064:sideB 叛逆の街角 投下順 066:神様より理解者でいたい
時系列順 052:手が届く先の君が見えなくなりそうだ
051:マイ=ラッセルハートの暗躍カルテ マイ=ラッセルハート
覇世川左虎
水神小夜 067:俺がいる-お前じゃねえ座ってろ-
シェフィ
054:あんなに一緒だったのに/傷は消えず、仄暗く深き悲しみと共に 羂索
000:掴め!最高のガッチャ! 茅場晶彦
GAME START 死告邪眼のザラサリキエル
魔獣装甲のエケラレンキス 071:空と虚① プルス・ケイオス

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