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Blender Tips - (2014/03/19 (水) 13:53:56) のソース

便利だと思う機能、ちょっとしたテクニックなど、Blenderに関する情報はここにどうぞ。

#contents

**リンク集
[[Blender2.5入門マニュアル>http://ja.scribd.com/doc/55937893/Blender-2-5-%E5%85%A5%E9%96%80%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB-JP-v1-02]]
[[Blender入門講座(動画)>http://www.youtube.com/user/SpreadBlender/videos?sort=da&view=0]]

**2.49bから2.6xへインポート
2.49bで.blend形式で保存したものはそのまま2.6x読み込みできます。ただし、アニメーションとシェイプキーは互換性はありません。

**2.6xから2.49bへインポート
ファイルを保存するときにRegacy Mesh Formatのチェックを入れると2.49bでも読めるようになります。

**2.6xと2.49bの主な違いについて

2.6xは最新版を扱えるので2.49bよりあらゆる機能で優れており、利点として操作性の向上が大きいです。
基本的な操作はTキーで出せるツールシェルフにまとめられ、ショートカットキーを覚えないと話にならない2.49bより取っ付き易くなりました。
G二回押しの頂点スライドやナイフツールなど使いやすくなってます。

ショートカットが幾つか変更され、一番大きく変わったのがスペースキーが総合メニューから機能の検索に変わりました。
2.49bでスペースキー→Addでカメラや基本キューブを追加していた場合はShift+AでAddです。
メニューバーがマウスホイールでスライドするとか作業フォルダをお気に入り登録など細かいUI部分も向上してます。
2.4xから2.5xに変わってからプラグインの互換性が無いです。


**操作&ショートカットチートシート
Blenderの基本的な操作はほとんどショートカットキーで行います。
ショートカットはだいたい各機能の頭文字なので覚えやすいです。
Alt+~はAlt押さない時の動作のリセット・逆の機能と覚えておきます。

・ObjectMode&Edit Modeの時
 右クリック:選択
 左クリック:機能の確定
 
Tab:EditモードとObjectモードの切り替え
 S:拡大・縮小。Scale.
 G:掴んで移動。Grab. 2.6xではG二回押しで頂点を辺上でスライド移動
 R:回転。Rotate.
 B:ボックス選択。Box Select.
 B+中クリック:ボックス選択解除。
C:円形選択
 A:すべて選択・解除。ALL.
 K:ナイフツール
 F:面を貼る
 E:面(頂点や辺も)を押し出す
 Ctrl+R (2.6x):ループカット
 Shift+C:3Dカーソルを中心へ
 Shift+S:スナップ
 Alt+G:位置リセット
 Alt+R:回転リセット
 Alt+S:拡大リセット
 スペース(2.49) Shift+A(2.6x): 基礎オブジェクトの追加
 U:アンラップ。UVの展開。Unwrap
 Ctrl+J:オブジェクトの結合
 Ctrl+L:選択している頂点・面・辺と繋がってるオブジェクトをすべて選択
 Alt+M:頂点を結合
 Alt+クリック:ループ選択
 Z:ワイヤーフレーム表示のオンオフ。後ろの頂点選択したいときに便利
 
 各機能の後
 Z:Z軸限定で作用させる。
 X:X軸限定で作用させる。
 Y:Y軸限定で作用させる。
 例えば、S→XでX軸だけ拡大縮小できる。
 
 N:座標数値の表示。Num.
 H:頂点を隠す。範囲選択の巻き込み防止に。Hide.
 Alt+H:頂点を再表示
 Alt+S:形状を保ったまま、法線上で膨張・収縮させる。Shrink/Fatten Along Normals
 Alt+U:操作履歴一覧
 Ctrl+Z:アンドゥ
 Ctrl+Shift+Z:リドゥ 

**プロポーショナル編集(Propotional Edit)
#ref(propotionaledit.png)
Edit Modeで画像の二重丸の部分をクリックするとプルダウンメニューが出るのでそれをOnにすると、移動・拡大・回転等の操作で頂点とその周辺の頂点も一緒に動きます。
G・R・Sキー押した後にその頂点のまわりに円が出るのでマウススクロールで影響範囲の調整ができます。
二重丸隣の波形のアイコンで影響の仕方に関して変更できます。実際に変えてみると効果がわかると思います。
Connectedはつながってるオブジェクトの頂点のみ動きます。

Oキーはプロポーショナル編集のオンオフ
Shift+Oでプロポーショナルのモードの変更
Alt+O はConnected

**左右対称編集
#ref(xmirror.png)
(2.6x)
Edit Mode時にTキーで出てくるツールシェルフの下の方にX-axis mirror。
半分削除してPropertiesのmodifierにあるMirror modifierを使います。

(2.49)
Editing Mode時にボタンウィンドウのEditing(F9キー)にMesh Tools Moreタブにある
X-axis mirrorをOnにすると、頂点の位置が左右対称ならその反対側の頂点も同様に動きます。



**ショートカット+選択
AltやCtrlを押しながら辺を選択すると、ループになっている辺や頂点もまとめて選択する事ができます。
&ref(ShortcutKeySelect1.jpg)
例えば上の図の赤で囲まれた辺を選択すると、(頂点・面選択モードでも可)
&ref(ShortcutKeySelect2.jpg)
このように、選択した辺から伸びるようにまとめて辺を選択できます。
さらに、同じ辺をAltとCtrlを押しながら選択すると、
&ref(ShortcutKeySelect3.jpg)
次は面をまたぐように選択できました。
これらを上手く利用すれば作業効率が上がるかもしれません。
もちろんこれらと同時にShiftを押しながら選択すれば追加で選択部分を増やす事もできます。


**法線方向に拡大縮小
エディットモードで頂点を選択し、Alt+Sです。
通常の拡大(S)では必ず中心(選択した頂点の中心や3Dカーソルなど)を基準に拡大縮小しますが、
このショートカットキーの場合は拡大縮小というより、単純に頂点の法線方向へ移動します。
編集する前のメッシュの形をした風船を膨らませたり、しぼませたりするのがイメージに近いと思います。
&ref(AltSComparison.jpg)


**Minimize Stretch(最小ストレッチ)
UV編集画面でCtrl+Vでできる機能です。
&ref(MinimizeStretchSwelledMesh.jpg)
上の図のような、底の抜けたコブのようなメッシュをそのままUV展開すると、
&ref(MinimizeStretchUV1.jpg)
メッシュはほぼ均等な大きさなのに、UVは中心に近付くにつれて小さくなってしまってします。
これを選択し、Ctrl+VでMinimizeStretchすると、
&ref(MinimizeStretchUV2.jpg)
このように比率がある程度正しくなります。
ただこの機能は闇雲にすれば良いという訳ではなく、
例のように膨らんだ部分の比率が小さくなってしまうのを修正する程度の使い方にした方が無難です。
選択した部分のみ適用する事も可能ですし、途中でマウスホイールで強弱を付ける事も可能です。

**3Dカーソルを中心へ
Shift+Cで3Dカーソルを中心に持って来れます。
リセットしたい時に

**ボックス選択した部分のみ表示
Alt+Bを押してからドラッグでボックス選択すると、選択した部分のみ表示します。
&ref(AltB1.jpg)
&ref(AltB2.jpg)
スカルプトする時などに。
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