北朝鮮軍装備大全@ ウィキ
Mi-26ヘイロー
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songunarmy
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まだ民間機時代のカラーリングのMi-26だが、機体の会社名は消されている(画像出典:KCTV)
Mi-26はソ連が開発した世界最大級の輸送ヘリ。NATOコードネームはヘイロー(Halo)。現在生産されているヘリとしては世界最重にして、世界初の8枚ローターを採用したヘリでもある。1970年代に開発が始まり、1980年代から就役が開始された。軍民問わず運用されている。巨大を活かしたペイロードは20トン以上で、固定翼輸送機のC-130を上回る。ソ連崩壊後のロシアでも引き続き現役で、輸出もされた。
北朝鮮はMi-26を4機のみ保有する。元々はエアロフロート・ロシア航空所有機で、1990年代の輸入直後はブルーとホワイトの塗装のままだったが、機体に書かれた会社名は塗り潰されたと見られる。軍用として迷彩塗装が施され、2013年の閲兵式ではMi-8を引き連れて金日成広場上空を展示飛行した。Mi-26は4機全てが北倉(プクチョン)基地のヘリ部隊に配備され、重量物輸送などの後方支援を担うと推測される。

「金正恩」と書かれた幕を吊り下げて飛行するMi-26とMi-8(画像出典:KCTV)

北倉基地に配備された4機のMi-26(画像出典:グーグルアース)

Mi-26のコックピットを視察する金正日(画像出典:KCTV)
- 要目
長さ:40.025m
主回転翼直径:32.00m
高さ:8.145m
空虚重量:28.2t
最大離陸重量:56t
エンジン:ZMKBイーフチェンコ=プロフレース D-136ターボシャフトエンジンx2
馬力:各11,240馬力
最高速度:295km/h
航続距離:1,952km
上昇限度:4,600m
航続距離:500km(7700kg積載時)
乗員:5名
ペイロード:最大150名
配備期間:1980年代~
生産数:276機
運用状況:現役
主回転翼直径:32.00m
高さ:8.145m
空虚重量:28.2t
最大離陸重量:56t
エンジン:ZMKBイーフチェンコ=プロフレース D-136ターボシャフトエンジンx2
馬力:各11,240馬力
最高速度:295km/h
航続距離:1,952km
上昇限度:4,600m
航続距離:500km(7700kg積載時)
乗員:5名
ペイロード:最大150名
配備期間:1980年代~
生産数:276機
運用状況:現役