本作の登場人物の1人。カットシーンが人一倍多い上、特徴的な銀色の上着を着ているため、印象に残りやすいだろう。
パフコープの社員。カットシーンと、作中で入手できるビデオカメラの映像から武装した部下を従えていることが分かるが、目的は不明である。ベータ版では前作にも登場したサハラ社の産業スパイという設定だったようである。
物語の端々で暗躍しており、ゲーム開始直後に主人公一行の乗るヘリコプターを銃撃して撃墜したのも彼と見られる。その後、奇跡的に生存していた主人公に対しても銃を向けるが、殺害も拘束もせずに放置していく。
次に遭遇するのはフードバンカーであり、ミュータント化したパフトン夫妻によって部下たちが水中に引き摺り込まれていく中、自分だけはリブリーザーを着用の上で上陸したパフトン夫妻と入れ違う形で水中に逃れる。プレイヤーはこのカットシーンの直後にパフトン夫妻らとの戦闘に突入する。
居住用バンカーでも遭遇する。ルブラン父子(前作主人公とその息子)と彼らに加勢した主人公がスラギーとベイビーを相手に戦っている最中にエリック・ルブランを銃撃し負傷させ、またティミー(ティム・ルブラン)に対して侮辱とも取れる言葉を投げかける。
物語終盤にアーティファクトが再度起動する直前にキューブの中に入ろうとするが、入り損ね、スライムを彷彿とさせるグロテスクなミュータントに変質してしまった。これで終わりかと思いきや、救助に来たヘリコプターに乗ろうとした主人公一行の目の前で地面から這い出てくる。この時点では先ほどのスライムのような外見とは異なり胴体(?)から巨大な手足が複数生えてきており、腹部(?)には口のような器官が見える。ヘリコプターをその巨大な手で掴んで堕とした上、操縦手を口のような器官で丸呑みにする形で捕食する。ただしミュータント化しながらも自我が残っているようで、主人公に向けて言葉を発しつつ、右腕をミュータント化させて抵抗するティミーを軽くあしらうと、主人公の前にラスボスとして立ちはだかる。
ラスボスとしてのジャンユーは2形態存在する。
- 第1形態では先ほど堕としたヘリコプターを鈍器として振り回してくる上、腹部の口のような器官からベイビーや双子のミュータントを産み出してくる。ヘリコプターを使って薙ぎ払う形の攻撃を短いスパンで幾度も繰り出してくるため近づくのは危険であり、故に近接武器や射程距離の短い投擲武器で戦うのは得策ではない。事前に弓矢や銃弾をストックしておき、ボス戦では距離を取りながら戦おう。大ジャンプで距離を詰めてくることもあるが、分かりやすい予備動作があるため、当該動作を確認次第全力で横方向に逃げよう。
- ある程度ダメージを与えるとヘリコプターを投棄して身軽になった第2形態へと変態する。ベイビーや双子のミュータントは引き続き産み出してくるほか、大ジャンプで距離を詰めてくるモーションをより頻繁に行うようになる。そうせずともそれまでヘリコプターを持っていた腕を使って爆走するため第1形態より遥かにスピードが速く、簡単に距離を詰められるため、覚悟を決めて近接武器を使うのも良いかもしれない。
ラスボスと化したジャンユーを倒すことでエンディングに突入する。
※ちなみにごく稀にだが、ジャンユー戦中に原住民がプレイヤーに接近してくることがある。これは本来は定期的に発生するプレイヤーに対する襲撃イベントなのだが、原住民はミュータントとも敵対しているため、ミュータント化したジャンユーと原住民との戦闘を拝見することができる。ジャンユーはラスボスなだけあって非常に強いため大抵は原住民が全滅するのだが、ジャンユーを倒した後も原住民が生きていた場合、エンディングムービーにまで映り込んでくる。ヘリコプターに乗る直前の主人公に対して攻撃してくるが、なぜかダメージは無い。