24代目スレ 2008/05/19(月)
ゼラド「アーオーラーー!!また私のとっといたオヤツ食べたわね!」
アオラ「ルルたちが遊びに来たんだもん!食い意地ばっか張ってるくせにいつまでも食べないのが悪いじゃんか!」
ゼラド「今日ルナと一緒に食べるつもりだったの!地球のお菓子はよく知らないって言ってたから食べさせてあげようと思ってたのに!」
ルナ「そこまで腹を立てることでも・・・
アオラ「ルナお姉ちゃんごめんなさい」
ルナ「い、いや私は別に気にしておらんぞ」
ゼラド「私には謝らないの!?」
アオラ「謝ってくださいって頭下げたら謝ったげるよーだ」
ゼラド「なんですってェ!」
ルナ「まあまあゼラド、落ち着け(ゼラドが声を荒げるとは珍しいこともあるものだな・・・)」
アオラ「べー」
ゼラド「もう!近頃ますます生意気なんだから!」
ルナ「ふふ、可愛いではないか」
ゼラド「絶対可愛くないよ!」
ルナ「喧嘩するほど仲が良いというしな」
ゼラド「ハァ・・・ルナだったらきっといいお姉ちゃんになれるんだろうけど」
ルナ「ゼラドでは少し姉としての威厳が足りぬか?」
ゼラド「ひ、ひどい!」
ルナ「冗談だwしかし・・・弟妹か・・・私にもいたら、きっと可愛がるだろうな」
ゼラド「お兄ちゃんがよくいってるよ。私たちの世界とはちょっとずつ違う世界が数限りなくあるって。その中にはルナに妹や弟の居る世界もあるのかな?」
ルナ「だとしたら・・・少し羨ましいな」
翌日
アルマナ「来ちゃいましたw」
ルナ「ちょっっ!母様!?」
アルマナ「ルナ、相変わらず可愛いですよ」(抱き)
ルナ「や、やめてください人の見てる前で!」(///)
ゼラド「アルマナさん!」
アルマナ「お久しぶりですね、ゼラドちゃん。元気にしてましたか?」
ゼラド「はいwアルマナさんも相変わらず若くて綺麗です」
レイナ「(むしろちょっと気味悪いくらいに若い・・・)」
アルマナ「ふふ、どうもありがとうw」
ルナ「それよりなぜここにいるのですか!」
アルマナ「一言で言うと息抜きに。あ、公務なら今日の分の予定は昨日こなしておきました」
ルナ「で、ですが
ハザリア「なんだ騒々し・・・陛下!?」
アルマナ「あらハザリア。・・・顔色がよくありませんよ?不摂生な生活をしていませんか?」
ハザリア「勿論です!」
マリ「お前が敬語使うと気色が悪いな」
リトゥ「さすがに自分の国のトップにタメ口は聞けないんだね」
ハザリア「(黙れ!黙れよ!俺は権威を利用して上り詰めるタイプの天才なのだ!)」
マリ「ふーん。ところで携帯鳴ってるぞ?」
ハザリア「あー・・・もしもし?母上!?」
アルマナ「!?」
ハザリア「・・・アルマナ陛下がここにいないかと・・・?」
アルマナ「(じー・・・)」
ハザリア「い、いえ!ここにはおられません!どこほっつき歩いてるか?・・・さ、さあ?」
アルマナ「w」
マリ「臆病鶏め」
リトゥ「ハザリア君にも怖いものがあったんだ・・・」
ハザリア「だ、黙れ!黙れよ!!」
ルナ「しかもなぜこの学園にいるのですか!?参観日でも保護者面談でもないですよ!」
アルマナ「ではちょっと年の離れた姉妹ということで」
ルナ「そういう問題ではありません!というかそれは無茶です!」
アルマナ「無茶ではありません!」
ルナ「!?」
アルマナ「なぜなら!私は新生ゼ・バルマリィ帝国女王だからです!!」
ルナ「・・・母様、また寝てませんね?」
アルマナ「寝てたら二日分の仕事は片付きません。テンションあげてないと今すぐ寝ちゃいそうですけどw」
ルナ「・・・・・・orz」
クリス「シュウヤシュウヤ!なんかゴージャスな人がいるですよ!」
シュウヤ「ククク・・・ルナ君、お姉さんがいらしたのですね。よく似ていらっしゃる」
アルマナ「まあwあなた、
バルマーで働いてみる気はありませんか?我が国は能力が高ければ多少人格に問題があっても重用しますよw」
クリス「シュウヤにぴったりの就職口ですよ!」
シュウヤ「ククク・・・私の人格のどこに問題があるのでしょうか・・・?」
レイナ「ねえ」
ゼラド「?」
レイナ「アルマナさんってああいう人だっけ?」
ゼラド「うん。割と最初から」
レイナ「・・・あ、そう」
アルマナ「楽しいところですねwここは」
ゼラド「はい!」
ルナ「頭が痛い・・・」
???「お母さん!?こんなところで何してるの!?」
アルマナ「?」
ゼラド「??」
ルナ「???」
???「あ、ゼラド先輩!おはようございます!」
ゼラド「おはようーw」
ルナ「(・・・誰だ?見慣れぬ顔だが・・・)」
アルマナ「こんにちわ。あなたはルナたちの後輩の子ですか?」
???「・・・何言ってるの?お母さん、というか何その恰好?」
アルマナ「・・・え?」
ルナ「!!??」
アルマナ「・・ええと・・・あなたは、どなたです?」
???「ど、どなたって・・・どうしちゃったのお母さん!?私だよ!マナだよ!」
ルナ「か、母様・・・?」
アルマナ「何かの間違いじゃないですか?私は
アルマナ・ティクヴァーといって
???「だからアルマナ・ティクヴァーなら私のお母さんでしょ!?」
ルナ「まて!そなた、いったい何者だ!?」
???「あ、あなたこそさっきから誰なんですか!?私は
マナ・カノウ!アルマナ・ティクヴァーの娘です!」
ルナ「なっ!?」
ゼラド「ええ!?」
アルマナ「ええと・・・」
ルナ「母・・様・・・そんな・・・」(じわっ)
アルマナ「ル、ルナ?」
ルナ「!!」(走り去る)
アルマナ「待ちなさいルナ!これは何かの間違いです!」
マナ「間違い・・・?お母さん・・・私がいるのを、間違いだって言うの・・・?」
アルマナ「え!?いえそういう意味では・・・だ、だれかなんとかしてください!!」
ゼラド「もしもし?お兄ちゃん?」
クォヴレー「アルマナ・・・」
アルマナ「クォヴレー!?あのですね」
クォヴレー「事情は聞いた」
アルマナ「そ、そうですか」
クォヴレー「・・・お前を一人にさせすぎた。俺に、責める資格など無い」
アルマナ「・・・え?」
クォヴレー「だがあの子の・・・ルナのことだけは考えてやるべきだった」
アルマナ「誤解です!あなたは誤解してます!」
マナ「(先輩、誰ですか?あのカッコイイ人?)」
ゼラド「(・・・え?お兄ちゃんのこと知らないの?この街じゃ結構有名なんだけど)」
マナ「(私、ずっとこの街に住んでますけど・・・)」
ゼラド「(ええ?)」
イングラム『おい、久保』
クォヴレー「今取込み中だ。黙っていろ」
イングラム『落ち着け。さっきからいるこの娘だが、この世界の者じゃない』
クォヴレー「大事な話をしていると・・・・なんだと?」
マナ「(せ、先輩。あの人何もない空間と会話してますよ?あ、こっち向いた!)」
ゼラド「(幽霊みたいな相棒と会話してるんだよ)」
クォヴレー「俺は
クォヴレー・ゴードンという。すまないがお前とお前の両親の名を教えてくれないか?」
マナ「は、はい!私、マナ・カノウっていいます!お母さんはアルマナ・ティクヴァー、お父さんはトウマ・カノウ。です!」
アルマナ「・・・カノウさん?ルナのクラスにいる双子の男の子のお父さん、ですよね?私、カノウさんと子供を作ったんですか?・・・なんで?」
マナ「あの!ゴードンさん!?さっきからお母さんが変なんです!何か知ってるなら教えてください!」
クォヴレー「・・・信じられないかもしれないが、この世界はお前の知っている世界とは違う」
マナ「・・・へ?」
説明中
クォヴレー「・・・ということだ」
アルマナ「ということだそうです」
ゼラド「んー・・・不思議だなぁ」
マナ「あー・・・・・つまり、この世界にはもともと私はいないし、お母さんはお父さんと知り合ってもいなくてしかもバルマーで女王様をやってて・・・」
クォヴレー「信じられないかもしれないが事実だ」
マナ「・・・それが事実だとして、私どうすればいいんでしょうか・・・?」
イングラム『・・・何が原因かは想像がつく。心配しなくてもじきに元の世界に引き戻されるだろう。一時的な神隠しだ、俺たちが関与するまでもないだろう』
クォヴレー「・・・じきに元の世界に戻れる。心配はいらない」
マナ「は、はい!」(///)
ゼラド「(・・・何で顔赤くしてるの?)」
ルナ「(さっきは動揺してしまったが・・・きっと何か理由が・・・そうだ、母様がその様なことするはずがない)」
クォヴレー「・・・ルナ」
ルナ「父様!?」
クォヴレー「落ち着け、今説明する」
説明中
ルナ「そう・・・だったのですか・・・母様!すみません!さっきは私!」
アルマナ「いいのですよ、ルナ。誰だってさっきのような時動揺します」
クォヴレー「ああ、俺もそうだった」
ルナ「父様が・・・?」
アルマナ「・・・それは、ひょっとして少しは妬いたという意味ですか?」
クォヴレー「わからない。そうかもしれないな」
アルマナ「w」
イングラム『(だ、だめだこいつらはやくなんとか(ry)』
ルナ「・・・・・・」
マナ「・・・・・・」
ルナ「そ、そのだな」
マナ「あのですね!」
ルナ「!?いや、そなたから言ってくれ!」
マナ「は、はい!あの・・・名前、なんていうんですか?」
ルナ「私は・・・ルナ!私の名は
ルナ・ティクヴァーだ!」
マナ「ルナ・・・お姉さん・・・なんでしょうか?私、別世界の人間らしいですけど」
ルナ「お姉さん・・・?私が・・・?」
マナ「ご、ごめんなさい!迷惑ですよねそんなの!」
ルナ「そんなことはない!その・・・なんだ・・・その呼び方、気に入ったぞ。マ、マナ」
マナ「はい!」
トウキ「ん?」
ミナト「誰だ?ルナとしゃべってるあの子・・・あんな後輩いたっけ?」
トウキ「しかし・・・」
ミナト「ああ・・・大物だな」
トウキ「ゼラドやルナほどじゃないが・・・Dはあるな」
マナ「あ、お兄ちゃん」
トウキ&ミナト「「な、なんだってーーーー!?」」
ミナト「(兄貴!今あの子俺見て「お兄ちゃん」っていったぞ!こは何事!?新しい告白の形か!?)」
トウキ「(俺を見ていったんだろ!大体お前お兄ちゃんってあれだぞ!風呂入ろうとしたら脱衣場で着替え中で!!)」
ミナト「(ヤダー!お兄ちゃんのエッチー!とかっていうあれか!あと添い寝とか!?)」
トウキ「・・・・」
ミナト「・・・・」
トウキ&ミナト「「ぬふぅ!」」
ヴィレアム「お前ら正直キモイぞ」
トウキ「そ、その場のノリってやつだ!」
ミナト「っーかあの子、いったい誰なんだ?」
ゼラド「それはね」
説明中
トウキ「へー・・・並行世界なあ」
ミナト「まあこの辺では特別珍しくもないよな」
マナ「そ、そうなの?」
トウキ「ソ、ソウデスヨ?」
マナ「・・・お兄ちゃん何でそんな他人行儀なの・・・?あ、私の知ってるお兄ちゃんとは違うんだった」
ミナト「(つかマジ可愛いし・・・これで親父の血引いてんの?ありえねえ・・・。そういやこの子の世界じゃうちの親父が久保さん状態なのか?ご近所の英雄なのか?モッテモテなのか?)」
トウキ「別にかまわないぞ?お前の呼びやすい呼び方で!な!ミナト!」
ミナト「勿論だ!本当の兄と思ってくれ!」
マナ「うん!お兄ちゃんw」
トウキ「(・・・・・ミナト、なんだろうな。胸が熱いぜ)」
ミナト「(ああ・・・俺もだ兄貴)」
ハザリア「フハハハハハ!別世界から妙なのが紛れ込んできたというのは本当か!」
マリ「お前が他人を妙って言っていいのか?」
リトゥ「高笑いしながら登場するのもかなり妙だよ?」
ルナ「口を慎め!マナは「妙なの」などではない!」
ハザリア「な、なぜ貴様が怒るのだ・・・?」
ルナ「マナを侮辱するのは許さんぞ」
マナ「お姉さん・・・」
ゼラド「ルナちゃん、嬉しそう・・・」
アルマナ「あの二人、随分仲良くなっていますね。ルナは人見知りするほうなのに・・・」
クォヴレー「マナがここに来たのも何らかの理由があるのだろう。お互い惹かれあっているのかもしれない」
ゼラド「ほんとの姉妹みたいに見えるもんねw」
イングラム『まあそれこそ理由なんだがな』
ゼラド「?」
イングラム『なんでもない』
ルナ「む、マナ。タイが曲がっておるぞ?」
マナ「あ、ありがとうございます、お姉様w」
ミナト「しかし・・・良いよなマナちゃん」
トウキ「巨乳だしな」
クリハ「ト・ウ・キ君?」(キリキリ)
トウキ「誤解だ!これはそう!妹の健やかな成長を喜ぶ兄の心境イデデデデデ耳引っ張らないで!!」
ミナト「いいよなぁ、別世界の俺。あんな子に毎日お兄ちゃんおにいちゃん呼ばれてんのか」
マナ「そんなことないよ」
ミナト「へ?」
マナ「だってお兄ちゃん・・・あ、私の世界のね、彼女の相手で忙しいとか言ってて」
ミナト「なん・・・だと・・・?」
トウキ「うそ・・・だろ・・・?」
ミナト「ちょっ!ちょっと待ってくれ!俺の彼女っていったい
マナ「ア
ハザリア「ええいそんなことはどーでもいい!!」
ミナト「どーでもよくねえ!」
ハザリア「マナとやら!!聞かせるがいい!貴様の世界の
ハザリア・カイツをな!!たとえ別世界とはいえこの溢れんばかりの才能を存分に発揮しているか!!」
マナ「えと・・・一言で言うと『修羅場』です」
ハザリア「フハハハハハハ!!そーだろうそーだろう!・・・・・まて!修羅場とはどういうことだ!?」
マナ「ネット上でハザリア死ねが流行ってたり、むしろ今この瞬間にも先輩刺されて死んでたりするかも・・・むしろ土壇場?」
ハザリア「ぶぅぁああかなぁぁぁぁああ!!」(若本声)
マリ「あっはっはっは!別世界のお前は正しく悪行の報いを受けてるようだなwまあお前の場合存在自体が悪行だが」
リトゥ「も、もうちょっと詳しく教えてくれない!?」
マナ「え・・・?」
ヴィレアム「なあ、君の世界には久保さんはいないんだろ?」
マナ「久保さん・・・?あ、さっきの素敵な人ですねwはい、いません」
ヴィレアム「俺とゼラド・・・どうなってる?」
マナ「先輩達、仲の良い『友達』ですよ」
ヴィレアム「orz」
マナ「?」
レイナ「ズバリ聞くわ!!
マナ「ハイ!」
レイナ「あんたの世界でのスレイチェル先輩の性別は!?」
マナ「不明です!!」
レイナ「・・・あたしとさっきの純情野郎、どんな感じ?」
マナ「からかってるようで実は振り向いてほしいけど、かなりそっけなくあしらわれてます」
レイナ「そこまで正確に把握されてんの!?」
ゼフィア「すまないがお前の世界の俺は
レモン「私ってやっぱり天才?
アーク「彼女いんの?俺彼女いるの!?ミナトがいるんだろ!?むしろ付き合ってくれ!
スレイチェル「実にヴィルベルなのだが
レラ「・・つ・・・・・の・
咲美「地味とか言われてない?割と深刻な問題なんだけど
アクア「・・・私、ここより幸せですか?不幸ですか?
ルナ「そなたらいい加減にせよ!マナが困って居るでは・・・・!?」
マナ「・・・・え?何これ・・・?体が・・・」
ゼラド「マナちゃんが薄らいでる・・・?」
ヴィレアム「・・・いるんだろ?いい加減出てきたらどうだ?」
イングレッタ「・・・私のこと?」
ゼラド「グレちゃん・・・」
マナ「?」
ルナ「釣り目女!マナに何をした!?」
イングレッタ「人聞きの悪い・・・私は何もしてないわ。時間が来ただけよ」
ゼラド「時間?」
イングレッタ「さっきクォヴレーが言っていたでしょう?じきに元の世界に引き戻されるって」
マナ「もう・・・」
ルナ「もう少し、ここにいることはできないのか・・・?」
イングレッタ「無理ね。私もよく経験しているけど、これは抗いようがない。たとえタイムダイバーでもね」
ルナ「・・・そなたの力でもか?」
イングレッタ「私にできるのは・・・まあ無事に戻れるよう誘導するくらいね」
マナ「あの・・・この人は?」
ルナ「神出鬼没の釣り目女、イングレッタだ。鼻持ちならんが信用はできる」
イングレッタ「ご紹介ありがとう」
マナ「お別れ・・・なんですね」
ルナ「・・・・・・」
マナ「お姉さん・・・」
ルナ「そんな顔をするな!」
マナ「!」
ルナ「きっとまた会える!この町は奇跡にだけは事欠かない町なのだ」
マナ「・・・じゃあ、さよならとは言いませんから!」
ルナ「ああ!」
マナ「また会いましょう!いたかもしれない、私の・・・お姉・・さん・・・・」
ルナ「・・・今度はもっとゆっくり話そう、いたかもしれない、私の妹・・・」
イングレッタ「なんだか、嫌な役回りね・・・」
アストラ「こぼすな、お嬢」
ルナ「行ってしまったか・・・」
ゼラド「ルナ、悲しい?」
ルナ「何をばかな・・・また会えるに決まっているのだ。むしろ再開が待ち遠しい」
ゼラド「そっか・・・よかった・・・」
ルナ「ゼラド?どうした?」
ゼラド「んー・・・?なんだろ?なんか眠い・・・あとお腹減った・・・」
ルナ「後者はいつものことではないか」
ゼラド「ひ、ひどい・・・・」
深夜
ヴィレアム「・・・・・・・・・・?」
イングレッタ「こんばんわ」
ヴィレアム「久々というかなんというか・・・また夢の中か」
イングレッタ「そうね」
ヴィレアム「マナだっけ・・?ちゃんと送り届けたのか?」
イングレッタ「簡単な仕事よ」
ヴィレアム「じゃあなんで俺にわざわざ報告しに来るんだ」
イングレッタ「あれからゼラドに何か変わった様子は?」
ヴィレアム「ゼラドが・・・やけに眠そうにしてたが・・・別に変ったところはなかったぞ?」
イングレッタ「・・・・・」
ヴィレアム「・・・おい。まさか」
イングレッタ「なに?」
ヴィレアム「マナがこの世界に来たのはゼラドが原因だとかいうんじゃないだろうな」
イングレッタ「勿論ゼラドが原因よ?」
ヴィレアム「冗談だろ!?」
イングレッタ「私も冗談と思いたいけど、どうやら本気らしいわね。別宇宙から人一人をこちらの宇宙に引っ張り込むとはね・・・宇宙そのものを相手にした綱引きみたいなものなんだけど」
ヴィレアム「マナがこっちにいた間は、ゼラドが勝ってたって言うのか?」
イングレッタ「さすがに限界もあるんでしょうね。そのリスクも眠くなってお腹がすく程度だというんだから、本当に冗談みたいな事実ね」
ヴィレアム「・・・・・・」
イングレッタ「怖気づいた?」
ヴィレアム「馬鹿言え」
イングレッタ「そう。もう話はすんだわ。お休みなさい」
ヴィレアム「・・・・・・・・・・。ああ」
なぜか
マーズがやけに気にしてるカノウ家妹についてなんとなく・・・
途中からアルマナ様とかいろいろ放置になっちまったorz
最終更新:2009年10月17日 12:02