麻雀大会


20代目スレ 2007/11/20(火)

ヴィレアム「高校生麻雀大会だって?」
ゼラド「うん、今度新しくトロンベさんが雀荘オープンするからそのオープンイベントでやるんだって」
ミナト「なんでそんなの建てたんだろ、あの人飲食店メインだろ?」
レイナ「なんでもナンブさん家のお父さんが出禁されない店を作ってくれと頼み込んだらしいのよ。それでみんなのお父さんが交代で責任者になること条件に建てたんだって」
ヴィレアム「あの人そんなに出禁食らってるのか」
ゼラド「それで二人一組でチームを組んで合計得点が一番多いチームに図書券5万円分だって」
ミナト「結構奮発するなぁ。おいトウキ、一緒に出ようぜ」
トウキ「悪い、もう組む相手決めてあるんだ」
ミナト「まじか?じゃあヴィレアム組むか?」
ヴィレアム「いや俺はゼラドと…」
レイナ「ゼラド、あなた弟さんと出たら?もしかしたらナンブ姉妹に勝てるかもよ」
ゼラド「あ、その手があった。ちょっと誘ってくる」
ヴィレアム「ゼラドーカムバァックゥゥ」
ミナト「じゃあよろしく。レイナは?」
レイナ「私広報お願いされてるからムリ。じゃあヴィレアム頑張ってね」
ヴィレアム「しくしく」

マキネ「麻雀大会だとさ。シュウヤ出るぞ」
シュウヤ「なぜ私があなたと組まなければいけないのですか?そもそも私はそういうものは…」
アーク「負けがこんでるからなぁ!大会でネオグランゾンでも出来ないことがあることを証明しちまうからなぁ!」
シュウヤ「何を言ってるのですかアーク。これまでの勝負は全て試金石、この大会であなたと雌雄を決しましょう」
アーク「こてんぱんにしてやるぜ。咲美、一緒に出るぞ。レラじゃ多分四回戦持たない」
咲美「何でだれも麻雀にネオグランゾン関係ないだろってツッコミいれないの!?」



ルナ「という招待状がきてるのだが」
キャクトラ「ゲストとしてバルマーから一組ですか。それでルル様が台所で格闘を」
ルナ「ハザリアはダテ家の娘にす巻きにされ連行されたからお前と組もうと思う。だが一つ問題が」
キャクトラ「何ですか姫様」
ルナ「私は麻雀を知らん」
キャクトラ「…」

???1「全くあなたたちアマチュアの大会に二人で出るなんてどういうつもり?」
???2「いやほら、賞品欲しいし。なあ」
???3「そうですね。あと気楽に打ちたいというのもありますし」
???1「…全く…あまり派手なことしないでね」
???2「わかってるって」

トロンベ「というわけで始まった高校生麻雀大会。8組が参加しているな。解説はキョウスケ・ナンブさんとバンダナさんでお送りする」
バンダナ「実況の口調としてはすっげえ違和感あるな」
キョウスケ「ほとんど身内だし改まらなくてもいいだろう」
トロンベ「さて二人に本命と大穴を聞かせていただこう」
バンダナ「俺としてはアークといいたいけどやはりナンブ姉妹だな。ただあの二組がダントツなのは違いないな」
キョウスケ「大穴はバルマー組だな。三日前に入門書を買っていたほどだ」
トロンベ「そうか。おや?何か物音が」



マキネ・シュウヤ組対マリ・ハザリア組
マキネ「マリがこんな強いなんて」
マリ「マリ?私は小島だ。だめだよそんな打ち方じゃ。タンヤオ三色ドラドラ」シュウヤ「ハザリア…あなた何プロ雀士のマネさせてるんですか」
ハザリア「フハハ、どうにもコイツ物覚えが悪く上達せんのでな。ならプロ雀士になりきらせばよいだろうといったらこうなった」
マキネ「インチキだ!イカサマだ!こうなったら哲也を読んで覚えた必殺技を…」
ハザリア「全自動卓でツバメ返しでもする気か?積み込めなければ意味が無い」
マキネ「ふふん。そんなことしないよ。おいシュウヤ、あれやるぞ」
シュウヤ「正気ですか?あんなのできるわけ…はいはいわかりましたよ…あーーっ!あんな所に超合金バンプレイオスとヴァイクランがーーっ!」
馬鹿二人「なにぃっ!」
マキネ「隙あり!食らえ卓回し(卓を持ち上げ90゜回転)だぁ。(ベキ)ん?なんか手応えが」
ハザリア「全く…無いではないか。ところでお前はシュウヤを雀卓で殴って何をしている?」
マキネ「え…?おおシュウヤ。しんでしまうとはなさけない」
マリ「取り敢えず救急車呼ぶか」

―マキネ・シュウヤ組、再起不能

トロンベ「…開店日から不吉な」
バンダナ「つかどんだけ怪力だよあの子。補充一組としてゼフィア・スレイチェル組準備しといてよかったな。お、一回戦の結果が出たな」
キョウスケ「ふむ。面白い結果が出た。トップはレモン・ミィ組みだが二位はマリ・ハザリア組。あの時点での得点で二位とは」
バンダナ「え?アークは?」キョウスケ「6位。二回戦の組み合わせ次第では最下位の可能性もあるな」
バンダナ「3位に負けたってことか。で、直弟子を倒した3位はだれかな?」
キョウスケ「トウキ・ラッシュ組だな」

咲美「ごめんなさい兄さん」
アーク「まさか俺が負けるなんて…」
トウキ「確かに強かったよ。だから少し本気を出させてもらった」
ラッシュ「序盤は咲美先輩に狙いをしぼる。点差ができて焦ったアーク先輩を仕留めてる。堅実にいかせてもらいました」
アーク「最後はお互いで流しに入ってまともにツモもできない…。でもなんであそこまで当たり牌を握り続けられるんだ?迷彩には自信はあったのに」
トウキ「ん?牌の声が聞こえるというか…まぁ経験かな。おれら代打ちのバイトしたことあるし」
ラッシュ「先輩、あまりそういうこと喋ると」
トウキ「あ、そうだな。まあ運が無かったと思っとけ」
アーク「ちくしょー!」



トロンベ「さて大会も終盤、最下位がバルマー組でほぼ確定。トップはダントツで全勝、高得点のナンブ姉妹組。同じく全勝ですが点差が少ないトウキ・ラッシュ組だ」
バンダナ「3位争いはアーク・咲美組とバランガ姉弟組。マリ・ハザリア組は意外と伸びなかったな」
キョウスケ「一回戦でのシュウヤの叫びで集中が切れて地に戻ったそうだ。それからはボロボロだ」

ハザリア「ハンッ!あの程度で集中が切れるとはな。」
マリ「貴様だってヴァイクランに釣られただろ!」
ハザリア「だが俺はそれでも普通には打てる。貴様なんかいチョンボした?」
マリ「たった8回だろ!」
ハザリア「8回をたったというな!」

トロンベ「ヴィレアム・ミナト組は予想通りな位置だな。この町風に言えば因果律か」
バンダナ「ヘタレ×2かよ。予知使えば結果は違ったんだろうけどあの子生真面目だからな。気が引けたんだろ」
キョウスケ「さて最終戦」1位2位の対決か」

トウキ「つかあり得ねぇ。止めても止めてもツモるのかよ」
ミィ「でもホントにあなたたちも強いですの」
レモン「ラッシュ、あなたいつも手を抜いてたの?」
ラッシュ「仕事とプライベートは分ける主義なんですよ。でもこのままじゃ…」レタス「間に合ったようね」レモン「レタス?あなたなぜここに?」
レタス「来たくもなかったのですけど柑橘類がトップになると聞いてつい。どうぞお気になさらずに」
レモン「こんな所でも柑橘類呼ばわりしないでもらえる?今際どいとこなの」
レタス「そんなことで切れる集中なら切らしてしまいなさいな」
キョウスケ「君、静かにしてくれないか」
レタス「失礼致しました。他の二人は?」
キョウスケ「逃げた」

キョウスケ「さて、集中できないのかレモンが崩れはじめ、オーラス七千点差で家の娘たちがリード。親はレモンだ」
トウキ「ここで逆転するしかないか。しかし…」
レモン「それポン!」
ラッシュ「やっぱり流しにきましたか。そして既にテンパイ、ここまでか…」
ミィ「リーチですの」
ラッシュ「ここで?」
ミィ「勝負ですの」
レモン「そんな、この状況で勝負しにいかなくても」
ミィ「勝負ですの」
トウキ「…わかった。ならこっちもリーチだ」
ラッシュ「俺も同じくリーチです」
レモン「しまった…リーチをかけて流せない…こうなったら私じゃあ付き合えない。それでも」
そして―




レモン「全勝は逃したけどポイントで優勝したからいいか」
ミィ「これでよかったですの」
レモン「良くない!憂さ晴らしにラッシュのバイクを魔改造してやる。手抜きするなんて!」
ミィ「彼らは手抜きしたわけじゃないですの。本気を出せる空気が無かったんですの」
レモン「…あんた奴らに随分肩持つわね」
ミィ「代打ち集団ZO…」
レモン「ん?何それ」
ミィ「なんでもないですの」

レタス「全く…ZOのメンバーがこんな結果で悔しくないの?私がいかなかったら負けてたんじゃないのかしら」
トウキ「面目ない。でも強かったよなー」
ラッシュ「ええ。いっそ入団させてもいいじゃないかってくらい」
レタス「そんなの園長しだいでしょ。私は反対だけどね。それより一局打ってあげてもいいわよ」
トウキ「出たよ『打ってあげてもいいわよ』。ホントにギャンブル嫌いなのな。『起家でオーラス』が」
ラッシュ「まあまあ、じゃあやりますか。そこのあなた、入ります?」


読み返すとミス多いなぁ。ただ携帯からでもこれぐらいは書けるんだぜみんな。根気との勝負だけど

トウキが危険牌察知、ラッシュが優の能力にしたつもりだけどあれ表現できね
あと麻雀のルール覚えるなら実際やりながらが一番だけど無いならトランプのセブンブリッジというゲームを覚えるのが早いかも。文だとひどくわかりにくいけど一応書いてみた。実際やるのが一番だけどね。俺が間違ってたらごめん

261 名前:はじめてのまあじゃんふうけい[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 20:37:37 ID:b7F0L1t4
キャクトラ「姫様、トロンベ亭にいって麻雀道具と入門書を借りてきました」
ルナ「よくやったキャクトラ。時間が無いから基本ルールだけでも覚えるのだ」
キャクトラ「はい。まずは牌と呼ばれるブロック、普段使われるのは萬子(マンズ、漢数字9種)筒子(ピンズ、円の絵9種)索子(ソーズ、鳥と竹の絵9種)字牌(東南西北白發中の7種)の34種、それが4枚ずつとあるようです」
ルナ「ふむ、合計136枚じゃの
キャクトラ「次に席決め、東南西北の牌をみんなで一つずつめくって順番に座ります。麻雀は人に関しては左回りに進みます」
ルナ「確かこの後山を4つ作ってたな」
キャクトラ「はい。これをみんなで掻き混ぜます。全自動卓だとこの辺りはやってもらえるのですが今回は無いので自分達でやりましょう」
ルナ「17枚を2段に重ねるのか。よっと…難しいの」
キャクトラ「これを崩さずにできるようになるまでは半分とかに分けてやりましょう」
ルナ「小指をうまく使うのがポイントじゃの」



キャクトラ「この後最初に東を引いた人が賽子を振ります。麻雀は賽子振る際はすべて2D6、6面賽子を二つふります。出た目を振った人を1として順番に数えた先の人が仮東となります。
その後仮東の人がもう一度同じことをします。2回目の賽子を振った先にいる人が起家(チーチャ)、最初の親になります」
ルナ「2つの賽子を2回振った先の人が親、と」
キャクトラ「次にスタート地点を決めます。牌に関しては全て右回りですね。周り親の人が賽子を振り、順番に数えた人が積んだ山を使います。今振った賽子の分右から数えた所からその6つ先までを分けて離します。この12牌を王牌と呼ぶそうです」
ルナ「麻雀ゲームとかでよく真ん中に置かれてるやつじゃな。実際には真ん中におかないが」
キャクトラ「そしてその後右から2列4牌ずつ親から順番に取ります。これを3回繰り返します」
ルナ「手元が12牌になったぞ」
キャクトラ「その後親が数えて1枚目と5枚目を取ります。そのあと子は1枚ずつ取ります」
ルナ「親が14枚、子が13枚になったぞ」
キャクトラ「親が手牌(手元の牌、手札)が一枚切るとスタートです。一枚引いて(自模、つも)一枚切る、ということを繰り返し3・3・3・3・2の組み合わせを作るとあがりになります。
3は同じ牌を3つ集めるか(刻子、こぅつ)、順番の数字3つを並べてください(順子、しゅんつ)」
ルナ「字牌には順番があるのか?」
キャクトラ「ありません。字牌は同じ牌を揃えなければなりません。その分ボーナスがつくことがあります」
ルナ「そうか。2つの組は同じのじゃなければためなのか?」
キャクトラ「はい。2つ同じ牌の組のことを対子(といつ)といいます。また組み合わせの際に必要な部分を頭と呼びます」
ルナ「手元の13牌と引いた1牌で組が出来上がったら上がり(和了、ほーら)なのだな。この時他人の出した牌のでも上がれるのか」
キャクトラ「はい。他人の出した牌で上がるのがロン、自分で引いて上がるのがツモ。また、自分が親の時は得点と失点が1.5倍だそうです。あとはこれを4人分繰り返して得点を競うらしいです」
ルナ「ふむ、実際にやってるか」

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最終更新:2009年10月17日 12:26
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