ユウカ義理チョコくばりまくり


22代目スレ 2008/02/14(木)

 【校門】
ユウカ「はい、これ」
ミナト「俺に?」
ユウカ「その、中に手紙入ってるから、あとで読んで」
ミナト「えっ、えぇっ」
ユウカ「ソーリー、ここではやめて、恥ずかしい」
ミナト「そんなっ、モジモジして!」
ユウカ「じゃ」
ミナト「マジでぇっ!? まさか俺、モテ期突入!?」

ドサッ
アイミ「そんな・・・・・・」

 【教室】
アイミ「そうだよね。しょうがないよね。
 ユウカさん美人だしグラマーだし美脚だしパンクだしギターとか弾けるし。
 あたしなんか、スポーツ系っていっても陸上部なのか水泳部なのかよくわからないし」
レイナ「アイミさぁ、あんた、たまにネガティブになるよね」
アイミ「ミナトにだって、一生に一回くらいモテ期があってもいいわけだし」
レイナ「たまに思うんだけど、あんた本当にあの男が好きなの?」

ユウカ「ハイ、ベーシストの彼」
キャクトラ「えっ、私ですか?」
ユウカ「これを」
レイナ「ストップストップ、ストォーップッ! あんたっ、ちょっとこっち来なさい!」


 【校舎裏】
レイナ「なんなの、あんたは! 人間関係引っかきまわす使命でも帯びてるの!?」
ユウカ「いわれてみたら、なんだかそんなような気がしてきた」
レイナ「ヘンな使命感に目覚めないで!」
ユウカ「こっちだと、義理チョコっていうのを友達に配るんでしょう」
レイナ「友達なんかいないくせに!」
ユウカ「あたし、わりと簡単に傷付くからね」
レイナ「明らかに手作りじゃない! こんな手の混んだ義理チョコあり得ないから!」
ユウカ「3日間学校サボって、一生懸命作りました」
レイナ「あんた、努力する方向を間違ってる!」
ユウカ「チョコレートを渡すことで、友情が芽生えるんでしょ」
レイナ「友情とは違うものが芽生えるからね、これは!」

ユウカ「ハイ、エジュニア」
エリート兵の子(♂)「え、俺?」
レイナ「マジュニアみたいに呼ぶなぁっ!」

 【喫茶店】
ユウカ「It's an unlimited supply~♪ And these no reason why」
イングレッタ「チョコレートなんか供えても、彼は帰ってこないと思う」
ユウカ「あんたもいる? チョコレート」
イングレッタ「いらない。それよりコーヒーを煎れて」
ユウカ「ナイショよ。ダディは紅茶以外出したがらないから」

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最終更新:2009年10月17日 12:31
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