26代目スレ 2008/10/25(土)
タカヤ「ポン」
レタス「チー」
マーズ「うぃ」
ミナト「それロンっ! ドンジャラっ!」
マーズ「うぇ~」
ミナト「いいらさん、やぐっち、チャーミー、あいぼんでタンポポ!
さあ、歌えっ、高らかにっ!」
モー娘。ドンジャラっ・・・・・・!
それは、なにをやっても当たる状態だったころのモー娘。が
うっかり出してしまったブームのあだ花的存在っ・・・・・・!
当然、ミナトの私物っ・・・・・・!
マーズ「ぐすっ、ぐすっ、ちょぉっぴりぃ~弱気だぁって~♪
あぁ~、イヤなのに、イヤなのにぃ~、
『ロボット三原則』が許してくれねー!
アシモフ先生のバカぁ~!」
ミナト「そうじゃねえっ、ちゃんとボイスチェンジして歌えっ!」
マーズ(ミヒロVo.)「たぁ~んぽぽーのよーぉにーひぃかれぇ~、
えーんえーん、なんでこんなんデータベースに入ってんだよー」
タカヤ「もう泣いてるし、やめてやれよ」
レタス「おぞましくてよ」
ミナト「ミヒロさんの声、カゴちゃんにやってもらえばいいんじゃねえのかな」
マーズ「やだーっ!
ただでさえ腹がクロいんじゃねーか疑惑があるおばちゃんなのに、
肺までクロいのはやだー!」
放銃してしまった者は指定された曲を歌わねばならぬという特殊ルールっ・・・・・・!
『ロボット三原則』に縛られたマーズは人間の命令に逆らえないっ・・・・・・!
マーズ、屈辱っ・・・・・・!
ミナト、絶好調っ・・・・・・!
タカヤ「なあ、この牌についてる顔、最近テレビで見るのと違わなくないか?」
ミナト「まあ、何年か前の商品だからな」
マーズ「その間、2、3回整形してんに決まってっからねー」
ミナト「ふざけろっ・・・・・・、してるわけねえだろ、整形なんかっ・・・・・・!」
マーズ「アキラかに目のカタチとかホクロの数違うのがいるじゃねーの!
見ろよ、どいつもこいつも似たよーな顔しちゃってよー!
おんなし整形科医使ってっからだよーっ!」
ミナト「メイクさんだっ! メイクさんが、おなじなんだっ・・・・・・!」
モー娘。ドンジャラは牌にメンバーの顔写真がプリントされている・・・・・・。
オタでもなんでもないタカヤ、カゴちゃんとツジちゃんの見分けがつかないっ・・・・・・!
うかつに和了れば罰点モノ・・・・・・。
初手から分の悪い賭けっ・・・・・・!
ミナト「ふぅ、思い出すぜ。
2期タンポポ最後のコンサートでいいらさんが呟いた、
『タンポポがいっぱい』の名言っ・・・・・・!」
レタス「いつまで踊っているんですの。
さっさと洗牌なさい」
ミナト「わかったから、地味にアキレス腱蹴り続けるのやめてくれねえか。
地味に痛ぇよ」
レタス「なぜいくら蹴ってもやめないのでして?」
ミナト「いかないっ・・・・・・、やめるわけにはっ・・・・・・! 俺は、俺はどこまでもっ・・・・・・!」
タカヤ「レタスさん、顔色が悪いけど」
マーズ「オタ芸苦手だってーなら、なんでこんなショーブ企画しちゃうんだよー!」
レタス「背水の陣っ・・・・・・、あえてっ・・・・・・!」
タカヤ「だから、ギャンブルなんてやめろっていってるんだっ・・・・・・!」
オタ芸を生理的に受け付けないレタスっ・・・・・・、
しかも、和了るたびに襲いかかるミナトのオタトークっ・・・・・・!
さらに、負ければ歌わせられるというペナルティっ・・・・・・。
リアクションの取りづらい音痴のレタスにとって・・・・・・、
精神的プレッシャーたるや・・・・・・、絶大っ・・・・・・、過大っ・・・・・・!
勝負が長引けば長引く程っ・・・・・・、
レタス、消耗っ・・・・・・! 疲労困憊っ・・・・・・!
マーズ「あいあい、リーチ、ツモのみ」
ミナト「お前な、なに盛り下がることしてくれてんだよ!」
マーズ「やーん、もー、やなのー!」
夜も更け・・・・・・・、マーズ、反乱っ・・・・・・!
分の悪い賭けはどっちでもいいマーズ、勝負に飽き始めるっ・・・・・・、
小和了り、安和了りの連発っ・・・・・・!
『さっさと終わらせて家に帰りたい』オーラ全開っ・・・・・・!
ミナト「一応賭けてんだぞっ!
拾えよっ・・・・・・! カネの亡者はっ、カネの亡者らしくっ・・・・・・!」
マーズ「うっぜーよ、こんなショボいトバクより、明日のネゴのがダイジだよ。
損切りはアキナイの基本じゃねーの。
泣くんだっ・・・・・・!
1円に泣いてるよーなヤツぁー、100万円でもっ、やっぱ泣くっ・・・・・・!」
ミナト「この、トンビヤロウっ!」
マーズ「あーあー、なんとでもいーなや、生き残ンなぁートンビだよー」
ジャラジャラジャラ
手当たり次第に牌を切るマーズっ・・・・・・!
騒然っ・・・・・・! 混乱っ・・・・・・!
東家からはオタトークっ、西家からは早撃ち攻勢っ・・・・・・!
タカヤ、勝負に集中できないっ・・・・・・!
タカヤ(くっ、牌の流れが読めないっ・・・・・・!
いや、よく見るんだタカヤっ・・・・・・!
読めなくもないっ・・・・・・、ミナトの捨て牌はっ・・・・・・!
少しずつ・・・・・・、顔の見分けがつくようになってきた・・・・・・!
さっきからナカザワとヤスダばっかり捨ててるっ・・・・・・!
おそらくは、イイダ、ヤグチ、イシカワ、カゴの『タンポポ』狙いっ・・・・・・!
タカヤ「マーズ、明日、なにかあるのか?」
マーズ「あー、けっこーでっけーヤマだよ。
ここ最近の騒ぎでリューシュツしちまってるフドーサンを買い叩きにゆくんだ。
だからね、こんなショーブは、ほんとどっちでもいーの」
タカヤ「ほんとに早く終わらせたいんだな」
マーズ「あー、ロンすんなら、さっさとすりゃーいーさ。
どーせおれは安アガりばっかだから、すぐにトブよー」
タカヤ「ところでミナト、『タンポポ』ってどういうチームなんだ?」
ミナト「ダメッ・・・・・・、ダメッダメッ・・・・・・!
チームじゃなくて・・・・・・、ユニットッ・・・・・・!
いえねえっ・・・・・・、とてもっ・・・・・・、ひと口にはっ・・・・・・!
イイダ、ヤグチ、イシグロによるっ・・・・・・、高度な楽曲をウリにしたオリジナルタンポポっ・・・・・・!
イイダ、ヤグチ、イシカワ、カゴによるっ・・・・・・、奇跡的なまでのバランスの2期タンポポっ・・・・・・!
イシカワ、コンノ、ニイガキ、シバタによるっ・・・・・・、変化球の3期タンポポっ・・・・・・!
プッチモニほどの派手さはないけれど、メンバーのっ、結束っ・・・・・・、熱意っ・・・・・・!」
マーズ「うぜーとかキメーとかチョーエツして、もーコエーよ」
タカヤ「レタスさんは、その『タンポポ』の歌、なにか知ってるのかい?」
レタス「知るわけないじゃないですの、そんなもの」
タカヤ「そうだな。俺も、レタスさんの歌は聴きたくないよ」
レタス「なっ・・・・・・!」
ざわ・・・・・・
一瞬っ・・・・・・、場が凍り付くっ・・・・・・!
目線で頷いたのはっ、マーズっ・・・・・・!
タカヤからのローズを理解っ・・・・・・!
『なんでもいいからさっさと終わらせたい』という気持ちがひとつにっ・・・・・・!
すなわち、あえてミナトに放銃して、トぶっ・・・・・・!
マーズ「あいよ、カゴちゃん温泉旅行行っといでー」
タカヤ「あー」
マーズ「うぇっ!? 通っちゃってんの、これー!?」
ざわっ・・・・・・
タカヤっ、読み違えっ・・・・・・!
ミナトの待ち牌はっ、タンポポメンバーではないっ・・・・・・!
そしてっ・・・・・・!
ミナト「それロンッ!」
レタス「え?」
ミナト「和了っ、フルメンバー13面っ・・・・・・!」
ざわっ・・・・・・! ざわっざわっ・・・・・・!
フルメンバー13面っ・・・・・・。
それは、ゴトウを除いたすべてのメンバーの牌をそろえての役っ・・・・・・!
麻雀でいうところの国士無双13面っ・・・・・・!
強烈っ・・・・・・!
レタス、トぶっ!
どだい、モー娘。ドンジャラでミナトに敵うはずがなかったっ・・・・・・!
ミナト「じゃ、歌ってもらおうか・・・・・・。
知ってんだろ・・・・・・、『LOVEマシーン』くらいっ・・・・・・!」
レタス「なっ・・・・・・」
ざわっ!
リアクションの取りづらい音痴のレタスっ・・・・・・!
オタ芸を生理的に受け付けないレタスっ・・・・・・!
まさに、マイナスのダブル役満っ・・・・・・!
試練っ!
レタスにとっても、場にいる者にとってもっ・・・・・・!
ミナト以外の全員が冷や汗をかきながら・・・・・・、
賭博の夜は更けていく・・・・・・、
どこまでも深くっ、絶望的なまでに深くっ・・・・・・!
最終更新:2009年10月17日 12:48