蟲ネタ

20代目スレ 2007/11/18(日)

蟲ネタの続き、と言うか状況説明です
これは次回予告みたいなもんとして流してくれてかまいません


レモン「ではこれより第一回[蟲事件]関係者会議を始めるわよ」
レタス「お姉さま、その言い草は私達も加害者のように聞こえますけれど?」
レモン「間違ってはいないでしょ」
ハザリア「一つ質問があるレモン様」
ヴィレアム(な、なんで様付けなんだ…?)
レモン「何かしら?」
ハザリア「何故B組の連中がここにいるのだ?」
レモン「無論、関係者だからよ」
ヴィレアム「え?、どういう…」
レタス「わたくしがお姉さまを訪ねたときに一緒にこの部室に来ていたのですわ」
アーク「で、なんかやばそうだってんで蟲探しを手伝ってたんだよ」
咲美「ヴィレアム達とは校舎の反対側にいたみたいだから」
レラ「…合わな…たから……知らな…たの……無理ない」
レモン「ちなみに風紀委員にも協力してもらったのだけれど、この会議には出席するほどの協力じゃなかったし」
タカヤ「姉さん、それは手伝ってもらったのに失礼じゃ?」
レモン「ともかく、ここにいる共は…協力者のアナタ達に言っておかなければならないことがあったのよ」
レモン「今間違いなく『共犯者』と仰ろうとしましたわね!?」
咲美「ま、まあまあ。それで言っておかなければならないことっていうのは?」
レモン「実は……」
一同「実は?」
レモン「タカヤとミィの血液サンプルがキレイさっぱり無くなったの」
ヴィレアム「……無くなったっていうのは、使っちゃったとか捨てちゃったとかそういう生易しい感じじゃ、ないですよね?」
レモン「ええ」
ハザリア「紛失した、ということだな?」
アーク「えっと…なんか都合悪いんすかそれ?」
ヴィレアム「むしろもう危険生物が生まれなくてすむんじゃ……」


ミィ「皆して甘いですの」
タカヤ「どういうこと?」
ミィ「このレモンが『キレイさっぱり無くなった』と言ったんですの。普通に無くなったですむ筈がありませんの」
レタス「…お姉さま、ミィお姉さまの言う通りだとすれば何がございましたの?」
レモン「…正直言うと私も何があったのかは分からないのよ」
ハザリア「とりあえず状況を説明し…していただけると嬉しく思ったりしてやらんこともない」
ヴィレッタ(もう意味わかんないな……)
レモン「あの事件のあった日、蟲の細胞レベルまでの完全消滅を確認した後で私はいったんこの部室に戻って来たの
    そして真っ先にあの騒動の原因である血液サンプルの始末に取り掛かろうとしたのだけれど」
ハザリア「既に血液は何処へか消え去っていた、という訳か」
レモン「ええ、そういうこと」
アーク「誰かに盗まれたとかっすか?」
レモン「一通り調べたところ、何者かに盗まれた形跡は無かったわ
    それに言ったでしょ、『キレイさっぱり無くなった』と
    つまりね、一滴もどころか赤血球や白血球の一つ、血小板の一片も残っていなかったのよ」
咲美「洗い流したとかじゃないんですか?」
レモン「洗い流して血液が一切無くなったとしても、洗い流したことそのものの形跡は残るでしょ?」
咲美「あ、そっか……」
ヴィレアム「えっと、結局どういうことなんです?」
レモン「状況から考えて一番可能性が高いのは……」
一同「のは?」
レモン「血液がひとりでに動き出して何処かへ行ってしまったということなのよ」
一同「・・・・・」


レタス「お姉さま、非常にややこしいことになってはいませんか?」
レモン「激しくやっかいな事態であることは保障するわ」
レタス「そんな保障はむしろ欲しくありませんでしたわ!」
タカヤ「まさかその血液からまたあのラ○ムモドキが生まれたんじゃ!?」
レモン「その程度ならアナタ達全員を呼び出したりしないわよ」
アーク「もっとやっかいってことっすか!?」
レモン「まあまあ落ち着きなさいな」
レタス「あんたが主な原因でしょうが!!」
咲美「レタス、素が出てる素が出てる。とにかく落ち着いて」
レモン「私の知りうる限りの情報を聞けば、むしろ本来はこんなことになるのが有り得ないと分かるはずよ」
ミィ「どういうことですの?」
レモン「あの蟲が生まれた後、あれを隔離して血液の方を調べているの
    さすがにあんなものがむやみに増えられても困るもの」
ハザリア「それでどうだったんでございますでしょうか?」
ヴィレッタ「もうなんか逆に失礼だから止めといた方がいいぞその敬語」
ハザリア「敬語など使ったことが無いのだから仕方あるまい」
レモン「結果だけれど、完全に白だったわ」
ミィ「検査に見落としがあった可能性はないんですの?」
レモン「私を誰だと思っているのかしら?」
このときのレモンの顔は、普段見せぬようなどこまでも真剣な顔であった
それは彼女が自らの実験に他人に分からぬよう細心の注意を払っていたという証である
彼女はふざけているようでその実、科学者としてやるべきこととしてはいけないことを理解し、それに従い実験を行っているのである
レモン「……いったい何処にどうやって逃げたのでしょうね、その血は……」
その日、この議題に結論が出ることはなかった・・・・・・


そしておまけのおまけ


「…より強い…寄り代……我らが…新たなる身体……」
「この世界に……絶望を…もたらすための…」
「…我らが…悲願のための……」
その声は何処から聞こえてくるのだろうか
この世の全てを恨むが如きその声は、力を求め続ける
ただこの世の全てが憎いのだと、己が憎悪を撒き散らしながら
それ以外の感情は持ち合わせぬが如く・・・・・・

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今更だけど>>156の最後の行はヴィレアムじゃなく咲美だな
前のセリフ的にヴィレアムが言うのはおかしいし

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はいはい蟲の人です
日曜に やることもなく 家の中
PCで書く 駄文は長く……
ってことで>>156-160の続きを投下

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ゼラド「今日の晩ごはんはんなーにかなっと♪」
レイナ「いいわねー、太る心配の無い人は……」
クリハ「ちょっと前に変な蟲に襲われた人とは思えないよね」
ゼラド「いいの、私にとって食欲はお兄ちゃんの次、友達と同じくらい重要なんだから!」
レイナ「私らはご飯と同レベルかっ!」
クリハ「あ、リトゥちゃんだ」
リトゥ「あ、みんな」
レイナ「買い物?」
リトゥ「うん、冷蔵庫の中が無くなってるから」
ゼラド「相変わらずすごいよねーリトゥちゃん、私食べるの専門だから」
レイナ「買い物くらい行くでしょうが」
クリハ「料理もできるんでしょ?」
ゼラド「でももっぱら料理するのお母さんとお兄ちゃんだし、買い物もホントお手伝い程度だよ」
レイナ「まあリトゥほど家庭的じゃないわね普通」
リトゥ「よ、よろこんでいいのか分からないよ……」
クリハ(ピキーン)「っ!」
ゼラド「どうしたの?」
クリハ「何かが、近づいて…っ!」
 そのとき四人の目の前に、何処からとも無く男が現れた
レイナ「!! アンタ誰!?」


男「ゼラド・バランガ……」
ゼラド「え、私?」
男「一度は、いや、我々は幾度と無く失敗を帰してきた。だがそれもここまでだ
  今は我々を邪魔する番人も守護者の資質者もいない。共に来てもらおう」
リトゥ(この人、顔は影になって見えないけど、あの服装はバルマー貴族の
    それにあの髪型、そして何よりあの速水ヴォイスは……)
レイナ「嘗めないでよね!友達守るくらい、私達にもできるわよっ!」
男「…愚帝の子か」
レイナ「え、今愚帝って…」
男「そしてそちらの二人は強念者、サイコドライバーの子だな。確かに面影がある」
クリハ「お父さん達を知ってるの!?」
リトゥ「やっぱり、貴方は!」
男「お前達も価値ある人材だ、予定ではなかったが共に来てもらうぞ」
レイナ「誰がアンタなんかに!」
男「お前達の意志は関係ない
  そうだ、ちょうどいい。一度やってみたかったことがあった」
 そう言うと男はゼラド達の目を己の目で見据えた
男「ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォが命じる。我らが下僕に下れ!」
ラオデキヤと名乗った男の眼が怪しく輝き、ゼラド達の意識に霞がかかっていった
ゼラド(あれ…なんだろ……こ…れ……)
レイナ(ちょ、こんな…パクリネタ……で…)
クリハ(念で…弾けな……い……)
リトゥ(なんで、この……人……が………マリ…ハザリア…君…)


マリ(ピキーン)「!」
ハザリア「どうかしたか?」
マリ「今、何かが聞こえたような……」
ハザリア「お前もか。まあ大方近くで誰かが騒いでいるだけだろう」
マリ「そう、かな……」

ミナト「どうした兄貴、急に黙り込んで?」
トウキ「今、クリハの声が……」
ミナト「は?クリハ何処にもいないぜ」
トウキ「空耳か…本当に……?」

ヴィレアム「・・・・・・」
ガイスト「どうかしましたかヴィレアム?」
ヴィレアム「クリスマスが、刻一刻と迫ってきてる……」
ガイスト「そ、それでそこまで難しい顔をしているんですか?」
ヴィレアム「うん。今年はどうやってゼラドにアプローチしようか…」
ガイスト(何か、何か決定的に間違っている気がするのは何故でしょう……?)
 この男、やはりヘタレが板につきすぎたようで


アーク「最近廃棄予定や封印されてた機体やパーツなんかが連続して紛失してるぅ?」
レタス「ええ。軍と民間、地上コロニー月そしてなんとバルマーまでと立場や場所を問わず
    何かと曰く付きのものが一晩で消え去るという話をお母様から聞きまして」
咲美「い、曰く付きって?」
レタス「少し危険なシステムや動力などを搭載したものだとか
    まあだから廃棄予定やら封印扱いだったのでしょうけど」
アーク「で、うちにも注意しろってか」
レタス「ございますでしょ、危険性のある動力源が」
咲美「ありがとう。皆に伝えておくね」
 そのとき、レラが普段見せない慌てた様子で教室に入ってきた
レラ「た…へ……ハァハァ…」
アーク「うぉ!とりあえず落ち着いて息整えろよ。死んじまうぞ?」
レラ「ハァハァハァ…ハァ…ハァ……スゥー、ハァー…」
アーク「落ち着いたか?」
レラ(こくこく)
咲美「何でそんなに慌ててたの?」
レラ「た…へん……ゼラ…と、レイナと、クリ……、リト……行方…明…」
アーク「ああ!?ゼラドとレイナとクリハとリトゥが行方不明だって!?」
レタス(よ、よく聞き取れますわね…)
咲美「どういうことなの!?」
レタス「A組に行ってみましょう!」


A組
ザワザワザワ ガヤガヤガヤ
ヴィレアム「昨日の放課後から行方が分からないって!?」
トウキ「ゼラドとレイナとクリハの三人を見たって証言のあった場所の近くに
    スーパーの袋が買ったものが入ったまま落ちてたらしい!」
マリ「ちょうどリトゥが放課後に行くと言っていたスーパーなんだ!」
アイミ「レイナの端末も繋がんないんだよ!」
ヴィレアム「クォヴレーさんはどうしたんだよ!?」
アオラ「今ちょうど任務中でこの世界にいないんだよ……」
ヴィレアム「なんだよそれ!いつもはすぐに飛んでくるのに!」
ラミア「あー、お前たち、そろそろ落ち着いて話を……」
アーク「おい!斯く斯くしかじか…なんだって!?」
ルナ「耳が速いの、くわしくは斯く斯くうまうま…という状況じゃ」
キャクトラ「友の親友達を…いったい何処の何者が!?」
ラッシュ「久しぶりに出てみたら、なんかとんでもないことになってるな…」
孫真龍「ですね、大丈夫でしょうか四人とも」
ラミア「あー、他クラスの生徒達もいったん自分の教室に戻ってだな、担任から連絡を……
    これは駄目だな、仕方ないのかもしれんが」
ハザリア「・・・・・・」
ラミア「ん?どうしたカイツ。質問は説明の後にしたいの」
 ラミアの言葉をバンッ!!という教卓を叩き付ける音が遮った。音の主は無論
ハザリア「黙らんか貴様らぁっ!!」
一同「・・・・・・・・」
ヴィレアム「き、急になんだよ」
ハザリア「ラヴレス教師が説明をすると言っているだろうが。それを適当に騒ぎよって」
マリ「リトゥがさらわれたかもしれないんだぞ!オマエはなんともないのか!?」
ハザリア「……なにかあれば騒がんといかんのか?」
マリ「え?」
ハザリア「騒げば四人は帰ってくるのか?そんな訳がないだろうが。
     貴様らがギャアギャア言ったところでなにも解決などせんわ!」
トウキ「…確かにそうだな」
ハザリア「いいか、貴様らが本気でこの事態をなんとかしたいならまずは冷静に状況を把握せんか
     それもせずにああだこうだと、馬鹿馬鹿しいことこの上ない!
     挙句の果てにこの場にいもしないヤツに責任転嫁などと、見下げ果てたわ!」
ヴィレアム「う…もしかしなくても俺のことだな……」
マリ「こ、こいつに正論で諭されるなんて」


レタス「そういうことでしたら、いったんわたくし達や他クラスの生徒は自分のクラスに戻って…」
レモン「その必要はないわよ」
レタス「お、お姉さま。何故ここに?」
アーク「っつーかナンブ兄弟全員集合か」
咲美「それにゾンボルト兄妹も!」
ゼフィア「事態が事態だけにな」
イルス「風紀委員も動いちゃうよ~☆」
スレイチェル「そして友が動くなら私も動き」
ラン「クラスがクラスやからうちらも動くと
   ルナちゃんたちー、本国から動いてええって許可出たでー」
ルナ「お、お母様が?」
シュウヤ「おやおやこれは、まだ八時ではありませんし大乱闘が始まる訳でもありませんよ?」
マキネ「って、いたのか私ら」
シュウヤ「会議に出席しなかっただけで実は蟲探しもしていたというのはご都合主義でしょうか?」
アーク「まあ実際探してたしな」
ハザリア「で、この狭い教室に何故オールスターズが全員集合している?」
ゼフィア「実は」
アクセル「俺が、四人が連れ去られるところに鉢合わせてたからなんだな、これが」
ヴィレアム「ま、また増えた!
      じゃなくてそれホントですか!?」
トウキ「誰なんだ、クリハ達を連れ去ったのは!?」
マリ「あんた鉢合わせたって、四人を助けようとしなかったのか!?」
ハザリア「だから貴様ら……」
アクセル「落ち着いておけお前達。どうせ俺の話を聞けば嫌でも混乱することは請け負いだ、これが」
 そう言ったアクセルの顔は、かつて体長と呼ばれたときのそれだった
一同「・・・・・・」
アクセル「昨日俺が四人を見かけたとき、彼女らの他に誰の姿もなかった
     ただ彼女ら自身の様子が少しばかり変でな、動きに生気が感じられなかった
     それで声をかけてみたんだがな、どうもやっかいなことになってるらしかったんだ、これが
     瞳も虚ろ、返事もしない、それでレイナの手を掴んで止めようとしたら…」
 これだ、と言いながらアクセルが見せた右腕には鞭によるものらしき痣があった
ヴィレアム「なっ!まさかレイナがアクセルさんを攻撃したのか!?」
アクセル「ああ。それで距離を取ったら、四人は空間に引きずりこまれるように消えちまったんだよ、これが」


ハザリア「……洗脳、ということか」
レモン「今のところそうとしか言えないけれど」
マリ「それ以降の足取りは完全に?」
ゼフィア「消えている」
ヴィレアム「……一体何がどうなってるんだよ」
レタス「お姉さま」
レモン「何かしら?」
レタス「…この事件、例の危険物連続紛失事件も絡んでるんじゃない?
    あっと言う間に消えちゃうってあたり、かなり怪しいと思うんだけど」
レモン「…ああ、おそらくはな
    そしてあの[蟲事件]の延長である可能性も高い。あの事件な、不審な点がいくつもあるんだよ
    血液の中に細胞核を入れただけで生まれた新たな生物
    まるで明確な意志を持つように行動するその蟲
    襲撃の対象を『力』を持つものだけに絞る判断力と感知能力
    そして、最後にあれが選んだ人物は…」
ミィ「あんな小さなアインストが、単体でそのような思考能力、知能を持つとは思えませんの」
タカヤ「姉さんのせいじゃないと言いたい訳じゃないが
    この一連の騒動、最初から偶然の産物なんかじゃなく…」
ヴィレアム「何かとんでもない意志が絡んでいる……」
タカヤ「ああ」
 これだけのことが起きているにも関わらず、打つ手のない歯がゆさを感じながら
 皆の思いは一つの決意となっていた
 この事件を起こしたのが例えどんなヤツであろうと、徹底的にぶっ潰す!と

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
正直言って、ここまで中二病っぽくなるとは…
そして出しすぎた登場人物
あえて言おう、もはや俺の力量では完結しないかもしれないと!
どう処理するか漠然としかないんだよね、アハハ……

ま、まあいつになるかは分からないが、このまま誰も俺を止めなけりゃ
次回 天上天下激動編!
俺は今、もーれつにぃ(ry
止めるなら今のうちですよみなさん?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


~深夜~

クォヴレー「くっ、こうも数が多くては………」
背後霊「このラダム獣とかいう生物、単体の戦闘能力は大したことはないが、とにかく数が多いな。いや、それにしても最近の発生数はおかしい………」
ディストラ「あと触手に嫌悪感が…………!?6時方向より熱源多数!ビーム照射確認しました!」
クォヴレー「何!?回避…………こちらに当たらずラダムに?ラダムを狙ったのか?」

ディストラ「兵器データ該当あり。アインストグリートのハイストレーネです」
クォヴレー「この次元においてアインストは敵を意味しない………」
背後霊「というよりバリバリの友軍だな。主に孫関連で。かのスペースハザードと並ぶ爺バカだ」
ディストラ「通信繋ぎます」
タカヤ『あれ……?バランガさん家の…………クォヴレーさん?』

クォヴレー「アルトアイゼン・リーゼ?キョウスケの子供か?何故ここに?それと周りのアインストは?」
タカヤ『はい、タカヤといいます。ラダムの駆除に来ました。周りの皆は爺さんに派遣してもらって………
っと、細かい事はこいつらを片付けてからお願いします』
クォヴレー「了解だ」



タカヤ「グリート隊は引き続きハイストレーネを照射、クノッヘン隊はグリート隊のガード!
アイゼン隊は俺と一緒に突撃、ゲミュート隊は俺達が開けた穴から突入して乱戦に持ち込むんだ!」

クォヴレー「戦いなれしているな………指揮も様になっている」
背後霊「ラダム獣の駆除のバイトをしているらしいからな」
クォヴレー「…………それははたしてバイトと言えるのか?そもそもどこから依頼されてるんだ?」


クォヴレー「片付いたな」
タカヤ『ご協力ありがとうございました。………………クォヴレーさん?』
クォヴレー「?どうした?」
タカヤ『最近、ラダム獣の出現数が爆発的に増えているのに気付いていますか?』
クォヴレー「ああ、気付いている。異常な程に増えているな」

タカヤ『以前は、こんな事はありませんでした。リーゼを使わなくとも変身して片付けてましたし、ましてや爺さんに援護を頼むなんて皆無でした。
でも、最近出現回数が増えて。間を置かずに何度も変身する訳にもいきませんし、数も増えて俺だけじゃカバーできなくなって………』
クォヴレー(変身?)
背後霊(こいつは血筋故か名前故か、変身能力を持っていてな。そんじょそこらの兵器よりよほど強力だが、性質上多様は出来んのだ)
タカヤ『リーゼの燃料代もばかにならないし、先輩の精神衛生上良くないし、何より先輩も姉さん達も他の皆も危険にさらしたくないのでやむなく爺さんに助けを求めたんですが、
今度は爺さんが直接来るって言い出して、それを諦めさせたらレジセイア達の大部隊を組織してそいつらを派遣しようとするしで………』
背後霊(言い忘れたがかなりの苦労人だ)
クォヴレー(不憫な……)

タカヤ『……ああ、すみません。話が逸れましたね。クォヴレーさんは何か知りませんか?』
クォヴレー「………何故俺に?」
タカヤ『バランガさんがクォヴレーさんの仕事が特殊で過酷なものだと聞きまして、それで何か…………と』
クォヴレー「なるほど。すまないがそういった情報は今のところ無いな」
タカヤ『そうですか………何かわかったらお願いします。こちらでも何かわかったら連絡しますので』
クォヴレー「よろしく頼む」

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最終更新:2009年10月17日 12:51
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