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まかり間違って変なエンディングを迎えてしまった。


29代目スレ 2009/09/12(土)

ミツハル「じゃ、これ白無垢ね。悪いんだけど、式は神前式なんだ。
 いやね、僕だってほんとはチャペルでウェディングドレス着せてあげたいけど、
 こればっかりは、まあ、イスルギ家の氏神だのなんだの、しがらみが多くてさ。
 ウェディングドレスだったら買ってあげるから、
 あとでお友達だけ呼んでパーティでもやったら?」
アイミ「はあ」
ミツハル「元気ないなあ。僕だって、そこそこ君を幸せにしてあげられるよ?
 なにせカネ持ってるからね。
 外に愛人作ってもツバメ作っても、文句なんかいっさいいわないから。
 僕は僕で好き勝手にやるけどね。
 ああ、でも離婚ばっかりはカンベンしてね。
 イスルギの信用に関わっちゃうからさあ」
アイミ「はあ」
ミツハル「じゃあ僕、ちょっと『ラブプラス』やるから、しばらく話しかけないでね」
アイミ「なにやってるんだろう、わたし」

 ~リンゴーン♪ ~リンゴーン♪ ~リンゴーン♪

ユウカ「おかしい。これはきっとなにかのミステイク」
ハザリア「貴様も往生際の悪い女だな。
 そら、せいぜい幸せにしてやるからキリキリバージンロードを歩け」

マリ「ユウカさん、おめでとう」
ユウカ「なにあんたたちゲッタウェイしてるのよ」
マリ「や、わたしたちはそういうんじゃないから」
リトゥ「なんていうか手に負えないと思って」
ユウカ「サクリファイス。あたしは、なにか禍々しいものへの供物にされようとしてる」
ハザリア「あー、あー、病めるときも健やかなときも執拗に貴様のケツを愛でてやるわ」
ユウカ「ねえ、今夜くらい」
ハザリア「ケツだ」
ユウカ「ヘェルプミィー!」

マリ「なんか、ユウカさんまだ処女らしい」
リトゥ「手ぇ引いてよかった」

 ◆
 古ぼけた戸を開けると、ムッと生臭い匂いが鼻を突いた。
 明かりひとつない社の中で、床板が真っ黒に汚れているのがかろうじてわかる。いや、
濡れている。水たまりか。違う。楽観的な予想は、白足袋に絡みつくねっとりした感触
に否定された。
「うそ」
 アイミは眼を疑った。
 よく知っている人物が、いや数分前までは人物と呼べた物体が、闇の中に仰臥している。
ぽっこりと膨らんだように見える腹から、蛇のような長細いものが大量にこぼれだしていた。
 ほこほこと湯気すら上げる惨劇を前に、ニタニタと気味の悪い笑みを浮かべている男がいた。
何年ぶりに会うのだろう。学生時代から長かった髪が、背中まで届きボサボサに乱れている。
毛先にまとわりついている雫が歪な球を作ったまま落ちないことに、アイミは説明の付か
ない恐怖を覚えた。

「どうして」
「どうしたもこうしたもあるか。
 昔からいってただろ。俺の恋人は、この刀だけだって」

 ミナト・カノウは、枯れ木のような色をした腕の先で一本の日本刀をつかんでいた。
血脂で汚れた刀身は、暗闇の中でうっすらと発光しているようにすら見える。

「その刀、どうしたの。そんなもの、わたし、見たことない」
「見えなかっただけだろ。俺とこいつは、ずっと一緒にいた。
 そう、俺とこいつは生まれた時から一心同体、人を斬るためだけに存在していたのさ」

 アイミは、ここ数日鋭利な刃物で次々と人間を惨殺してまわっている通り魔のニュース
を思い出した。そして、数日前町内にある神社で封印されていた妖刀が盗難されたという
事件のこともだ。

「最高に気分がいいぜ。俺は、もっと前からこうあるべきだったんだ」

 アイミの視界が潤む。血まみれの刀身をぴちゃぴちゃと美味そうに舐める男は、もう、
アイミがかつて恋していた少年の表情を浮かべていなかった。
「こうなってからわかったんだけど、
 なあ、アイミ、俺はたぶん、お前のこと、好きだったんだ」
「ミナト」

 ミナトが、ばっと両腕を広げる。

「だから刻んでやる! 骨まで愛してやるよ、アイミぃーッ!」
「ミナトぉーっ!」

 アイミは、涙を振り払い歯を食いしばった。白無垢の懐に手を突っ込み、H&K USPの
冷たい銃把をつかむ。

 ~リンゴーン♪ ~リンゴーン♪ ~リンゴーン♪

ヴィレアム「なんかいえよ」
咲美「なんかいいなさいよ」
ヴィレアム「なんでプロポーズ受けちゃったんだよ」
咲美「なんでわたしにプロポーズなんかしちゃったのよ」
ヴィレアム「まあなんとなく幸せにするよ」
咲美「まあなんとなく幸せになるわよ」


※※※
 生まれた町を離れて、もうどのくらい経つのだろう。
 ゼラドの胸に、かすな郷愁と、どこかほこらしいような想いがよぎる。

「お前には済まないと思っている。戦いに巻き込んでしまって」
「なにをいっているの? これはわたしが望んだことだよ」
 漏斗状宇宙空間は歪曲魔獣群に埋め尽くされていた。その数、およそ56億7千万。
いまにもゼラドたちの機体を引き裂こうと、捻れビームをメチャクチャ捻っている。
 ゼラドの胸に、昂ぶりはあっても不安はなかった。
 なにしろここには、ゼラド・バランガとクォヴレー・ゴードンが揃っているのだ。

「わたしはようやく登り始めたばかりだからね!
 この果てしなく遠いタイムダイバー坂をさ!」
 ゼラドはクォヴレーと肩を並べて、歪曲魔獣群のただ中に飛び込んでいった。

未完!

※※※
タカヤ「克夜、いつまでも怪しげなセミナーやってちゃダメだよ。
 ちゃんとした職に就こう。国に帰れとまではいわないから」
克夜「タッちゃんはいくつになっても心配性だなあ」
ランディ「いや、お前いいから国に帰れよ」
カル「カッちゃんカッちゃん、これ、今度店で出す新作のスィーツなんだけど」
克夜「ああ、ありがとうカッちゃん」
タカヤ「疲れてるときに、この糖分は脳細胞に染み渡るなあ」

ランディ「なあ、俺ら、いい加減ルームシェアするのやめないか。
 絶対近所からヘンなホモハーレムだと思われてるよ」
克夜「タッちゃんに、実家に帰れっていうのかい!?」
カル「またタカヤさんを過労死寸前まで追い込むつもりなのか!」
克夜「だいたいPちゃんくんが声優として売れてないからこそのシェアじゃないか」
ランディ「俺の収入のことはいい!
 そんなにタカヤの生命が心配なら、お前がタカヤんとこの姉ちゃんたち口説け!」
克夜「いや、それはちょっと、あのひとたち、1週目から攻略するタイプのキャラじゃないし」
ランディ「人生に2週目とかないからな!」
カル「そうです、Pちゃんさんも早く朝の番組を」
ランディ「うるせえ! 朝の番組なんて誰がやるか!」

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最終更新:2009年10月17日 13:05
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