レタスの授業参観


20代目スレ 2007/11/16(金)

レタス「アークさん、ちょっとお話があるんですが」
アーク「……いや、これ以上立たず倒れずの斜め向いたフラグが増えるのはちょっと……」
咲美「兄さん、何の話?」
レラ「アーク……自意…過剰……」
アーク「そこまで言われた!いやいいけどさ、このスレ的にフラグなんざ管理しきれないから!」
レタス「訳がわかりません。って言うか、私はそんな話がしたいのではなく、お父様について聞きたかったんですが」
アーク「お父様って言うと、タスクのおっちゃんか。んで、どうかしたわけ?」
レタス「実は先日、コロニーに居る母から連絡があって」

レオナ「レタス、最近地球ではどう過ごしているかしら」
レタス「はい、つい最近まで空気より自分の存在が希薄だったような気もしましたが、ある日突然存在感が戻ってきました」
レオナ「所で、参観日などがあって誰かが来たりなんて事はありませんかしら?」
レタス「高校になって参観日はありません、お母様」
レオナ「所で最近近くでジャイアントロボが動かせそうな声は聞こえませんでしたか」
レタス「……いえ、そういった声は」
レオナ「では、狙撃の王様や猿より猿らしいアメフト部の人のような声は」
レタス「…………、お母様。言いたいことはハッキリ言ってください」
レオナ「いえ、別に。ただ、最近おかゆを作っても食べてくれる人がいないので、少し張り合いが無いものですから」
レタス「お母様、先ほどから空っぽの鍋をかき回す音がするのですが」

レタス「こんな感じだったのですわ」
アーク「いや……それを俺にどうしろと?」
レタス「ですから、お父様と会って家に戻っていただきたいのですが……私からは連絡もとれないので」
シュウヤ「私もその話には興味がありますね」
咲美「突然現れたわね。それと、両手一杯に何持ってるの?」
シュウヤ「ええ、古今東西のボードゲームとカードゲームを。アークに今日こそ勝とうと思いまして」
レタス「所で、シュウヤさんもお父様と知り合いなんですの?」
シュウヤ「ええ。私も久しぶりに会いたかったのですが。まあ、それよりアーク、勝負です!」
アーク「よっしゃ、受けて立つぜ!」



シュウヤ「フフフ、フルハウスですよ」
アーク「ファイブカード」
シュウヤ「馬鹿な!」

咲美「で、兄さんは人の話を無視してゲームを始めちゃったわけだけど、結局お父さんに会って話がしたいわけよね」
レタス「はい、ですがお父様の所在がつかめず、ならお父様と親しいアークさんならと思って」
咲美「うーん、私は兄さんがそういう人と面識があるとしか」
レラ「私……会ったこと……ある」
レタス「いつですの!」
レラ「アークに……小遣……稼ぎに……誘わ…た時。アーク……事……お気に入り…言ってた」
マーズ「マジで!ちょっと勘弁してよ」
咲美「窓から現れて、突然何よ。てか、そのタスクさん?が兄さんの事を気に入ってると何かあるの?」
マーズ「あそことは出来るだけ関わりたくないんだよねー。俺たちアキンドはさー、金と法がぶきでしょー
    でも、あの人は違うんだよねー。金はあくまでギャンブルのどーぐで、実力と運で世の中渡ってるんだもん。
    それにさー、人間って一度無くなったら指とか生えてこないのに、あの人ってそれを平気でかけれるんだよ
    しかも、あんなだけど実はしゃちょーだしさ。もっとも仕事は部下に投げっぱなしだけど、いざとなったら
    けっこうな金が出せるらしいし」
咲美「そんなヤバイ人なの?レタスのお父さんって」
マーズ「人間自体はやばくないし、あくどい事とかしてないけどさー、俺は苦手なんだよー、だって指かけられたら
    俺ロボットだし人間傷つけられないから負けるしかないしさー、てかギャンブルであのイカサマ上等のしゃちょーに
    勝てるわけないし。あのしゃちょー、汚いギャンブラーの間じゃ指にけんしょーきんまでかかってるし」
レタス「お父様はイカサマでもなんでもいいから勝て。ギャンブルというのは相手の血肉を喰らい、そして自分の肉を相手に差し出す
    真剣勝負だといっていましたし。お父様が本当に何か大切なものをかけた勝負で負けるところは見た事がありませんわ」
マーズ「だからさー、そんなのとアークの兄ちゃんが関わるのはちょっと勘弁して欲しーんだよねー。最上じゅーこーのオモチャ部門
    のこともあるし」
咲美「あんたはウチのオモチャ部門にどうしてそんなに関心があるわけ?」


シュウヤ「神の怒り!これで仕切り直しです」
アーク「怒り狂うゴブリン召還、んでもって樫の力×3」
シュウヤ「ば、馬鹿な!」

咲美「けっきょく、四足ロボットもレタスのお父さんの居場所は分らなかったわけだけど」
マーズ「だからさー、あんなのと関わるのはよそーよ。おれ嫌だよ、最上じゅーこーの後ろにイカサマの王様がいるの」
レラ「イカサマ……王様……略し……イカキング……」
咲美「だから、声が似てるからってそのネタは。それと話が進んでないけど、レタスは他に心当たりは無いの?」
レタス「ウチのお父様は本当に……、ああ、お母様がおかゆ満載の鍋をかき回す音がぁぁぁぁぁぁぁあああ!」
レラ「こっち……重症……」
咲美「ハァ……そういえば、レタスってスレイチェルさんと親戚なんじゃなかったけ?」
レタス「いちおう、ガーシュタイン家はブランシュタイン家の分家ですし、スレイチェルは姉のような兄のようなよく分らない親戚ですけど」
スレイチェル「私はスレイチェル・ファインシュメッカー。それ以上でもそれ以下でもないんだヴィルヴェル。だからブランシュタインなど知らん」
咲美「どうしてこう今日はさっきから色々人がくるかなぁ」
スレイチェル「虫の知らせだ。それと先に断ると私はタスク氏の居場所は知らない。父様は知っているかもしれないが」
咲美「それじゃあ、意味無いしなあ。レーツェルさんもあれで時々会えなかったりするし。てか、レタスのお父さんってなんでそんなに隠れてるのよ」
レタス「なんでも、軍にいたころに真っ赤でオッドアイの上官から逃げているうちに、隠れ方と逃げ方が身についたとか」
咲美「だんだん、あんたのお父さんが分らなくなってきたわ……。まあ、博打上手で逃げ隠れ家上手いのは分ったけど……、手かがりそのものは無しかぁ」
マーズ「だからさー、もうほっときゃいいんだって。探すあてもないんだし」
スレイチェル「所がそうでもない。手がかりくらいはある」
レタス「本当ですか!」
スレイチェル「父様から聞いた話だが、なんでも○魂の玉とやらの欠片があればそれを探して現れるらしい」
レタス「……」
レラ「……」
咲美「しょせんはスレイチェル先輩かぁ……」
スレイチェル「なっ!所詮とは失礼な!それにこれは父様から聞いた情報で」
マーズ「きみのおとうさんってさー、妙なところでうそつくよねー」
スレイチェル「ま、まさか!また騙された!っく、父様を問い詰めに行ってくる!」
咲美「がんばってくださーい。しっかし、話が進まないわね」
レラ「……今……スレイチェルに……お父さ……話を……聞く……頼んだら……よか…のに」
咲美「あぁ~、そういう事は先に言って欲しかったなあ」
マーズ「あー、おれも帰るから。なんか、兄ちゃん不在なら別にどうでもいいや」
咲美「ああもう、帰れ帰れ。あんたのキャラは金のからんだ話じゃないと光らないのよ」


アーク「はい、王手」
シュウヤ「ま、まった!」
アーク「もうまった10回目だし、そろそろやめね?」
シュウヤ「く、まだです。ここから巻き返しを!」

咲美「兄さん達はあてにならず、現れる奴みんな役立たずー。そんなわけで、もう脇役だけじゃどうにもならないのでA組に来て見ました」
レタス「というわけで、こういう時には真っ先に、時折名探偵と噂のゼラドさんに」
レイナ「待った!そこは私じゃないかしら、A組に来て情報関係で私を無視ってのはちょっと」
レラ「役者……不足」
咲美「まあ、酷な言い方だけど、身内や知り合いあたって手がかりが無いのに、たかが校内ゴシップの人じゃちょっと」
レイナ「そこまで言う!もう少しオブラードに包む優しさとか無いの?」
咲美「いや、だって話し進まないし」
レイナ「うぐっ……、 ま、まあ待ちなさい。校内ゴシップということは、生徒のプライベートな情報もあるということよ」
レタス「では、私の情報とともにお父様の情報まであると」
レイナ「まあ、私のデータファイルを見てみればわかるわよ。えっと、レタス、レタスっと。あれ?」
レタス「な、なんですの?」
レイナ「ごめん、新キャラ増加で昔のキャラの最新情報はまだ整理してないから、3スレ以上前の情報しかないんだけど……なんか、貴方のこと名前しか書いてないわ」
レタス「な、なんですかそれは!」
咲美「ここに来て、サルベージキャラの弊害かぁ」
レタス「サルベージってなんですか!いや、それに弊害って何!私何か悪いの!」
レラ「スレ……概念に……慣れて……ない」
レタス「だからスレってなんですか!」
咲美「まあ、少しずつ慣れればいいとして、とりあえずゼラドに!……て、居ない?」
レイナ「ゼラドなら休みよ。クォヴレーさんがなんか病気とかで看病するってさ」
咲美「私達につっかかる前に、そっちを言うべきでしょ!」
レイナ「まあ、つっこむなら、既に半分手詰まりで後は人海戦術くらいしか思いつかない状況で、その調査を友達に頼むのもどうって話よね?」
咲美「ここでさらっと正論挟まれても、勢い的にもう止まれないんだけど。じゃあ、情報に詳しいレイナは何かあてはないの?」
レイナ「そういう時は目当ての人に会う可能性が一番高い人のほうに張り込むってのが、地味だけど確実じゃない?」
レラ「……つまり……アーク」
レタス「けっきょく、振り出しに戻りましたね……」
咲美「なんか、どっと疲れたわ」


シュウヤ「こうなれば、これです!ゴセロで勝負ですよ!」
アーク「シュウヤ……それを出したら、人として負けじゃねーか?」
咲美「というかそろそろ終わってくれない」
アーク「あん?てか、レタスの話は終わったのか?」
レタス「それが、お父様の手がかりはけっきょくなくて、それで、その……」
アーク「そういや、この前おっちゃんが言ってたんだけどさ、クリスマスには家に帰るってさ」
レタス「え……、それは本当ですか?」
アーク「嘘ついたってしょうがねーだろ。つーか、そろそろ冬だし、外は寒いんだとさ。まあ、俺も冬場に青空マージャンとかしたくねーから、
    別にいいんだけど」
シュウヤ「それは困りましたね。年始のマージャン大会に向けて、鍛えてもらおうと思っていたのですが」
アーク「お前はゲームの才能無いからやめとけって。ケツの毛までむしられるぞ」
シュウヤ「私が弱いのではなく、あなたがゲームだけ異様に強いだけの話なのですが……なぜでしょう、相手があなただと構図的に私が弱く見えそうです」
アーク「何ソレ、いやみ?いやみなのですかシュウヤサン?」
一同「アハハハハハ」
咲美「ちょっとマテェェェェェェェ!何この解決。すでに横ではレタスが胸をなでおろしてるし、なし崩しの解決で思わず血圧が上昇してるんですけど」
レラ「咲美……キャラ……ぶれてる」
咲美「キャラもぶれるわよ、こんな展開!ていうか、この人来なけりゃ1レスで解決してたでしょ、この話!」
シュウヤ「失礼ですね。どうせアークが思い出すまで、押し問答でしたよ」
咲美「それはそうかもしれないけどさ、もっとこう私達もA組みたいに走り回って事件を解決するような展開があってもいいんじゃないの?」
アーク「そんなもん無い方が俺達らしいんじゃねえか」
咲美「何よそれ」
アーク「脇役の話が壮大だったり、脇役が主役食ったりしたらまずいんじゃねー、って話だよ」
咲美「今のそこそこ目立つ地位が確立されたとたん、兄さんは昔の牙を失ってしまったのね。もうあのころの出番出番と叫ぶ姿は見られないのね」
アーク「見たいのかよ。あ、それとレタス」
レタス「はい?」
アーク「どうしてもタスクのおっさんに会いたいならな、紅茶を良く飲め。以上」
レタス「はあ……」


おまけ
タスク「お前の店、相変わらず空いてるよな」
ユウ「そういいながら、紅茶一杯で6時間粘るお前もどうかと思うがな」
タスク「だって外寒いし」
ユウ「このホームレスめ」
タスク「んな事言っていいのかなぁ?俺、いちおうこの店のスポンサーだぜ?」
ユウ「仕事は部下任せの癖に。まあ、おかげで家は助かってるんだが、なんでわざわざ家に投資をするんだ?」
タスク「いや、隠れ家にいいかなってさ。今までアークにしか見つかってないし」
ユウ「まったく。奥さんに顔くらいみせてやれよ」
タスク「大丈夫、大丈夫。クリスマスにはでっけープレゼント持参していくからよ」
ユウ「そうか」
タスク「しっかし、ほんと空いてるよな」
ユウ「もう慣れたよ」

タスク・シングウジ 技能社長
ユウキ・ジェグナン 技能紅茶



もう一つおまけ

ゼラド「それで、お兄ちゃんの病気はなんなの?」
イングラム「まあ一種のアレルギーだ。霊のいない世界での戦での戦いだったんだが、ディスレブが動かないから仕方なく
      俺が久保に完全憑依して、インフィニティーシリンダーを使ったんだがやはり負担は大きかったようだ」
クォヴレー「くっ……この程度」
イングラム「やめておけ。薄っぺらい人生を送っているおまえが、幾度と無い死を記憶に刻んだ俺との完全なシンクロをしたんだ。
      正直この程度で済んで驚いたぞ」
ディストラ「私も、無理やり昔の回路に書き直したから、ディスレブが焼ききれてしばらくは動けませんよ」
イングレッタ「まあ、しばらくは貴方の分まで私が働くからいいけど。それにしても、久々にイングラムの戦いを見たわ」
ディストラ「なんだかんだ言っても強いんですよね。まあ、ご主人様とはタイプが違いますし、おかげで関節もギシギシいいますけど」
ゼラド「今はこんななのに?」
イングラム「いちおう、元主人公なんだったんだぞ。と、いうかディバイン・ウォーズでも久保と互角だっただろう」
ディストラ「その後の、洗脳とか汁悶絶のせいで、凄い人ってイメージがないんですよ」
イングラム「じゃあ、今悶絶しているこいつはどうなんだ」
ゼラド「カッコイイ」
ディストラ「戦いの後遺症で悶える戦士。若干、中二病臭いですがいいですよねぇ」
イングレッタ「特に言う事は無いわね」
イングラム「何だ、この扱いの差は!それと、グレちゃんせめてフォローを!」
イングレッタ「特にいう事は無いわね」
イングラム「もう一度、しかも強調して言われた!」
クォヴレー「日ごろの……行いの結果だ」
イングラム「ぐおおおおお、アストラナガン!ビンボーズと飲んでくるからディスレブを開け!」
ディスレブ「だから回路が焼ききれたから使えませんって」
イングラム「orz」

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最終更新:2009年10月17日 14:15
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