お父さんの友達から

18代目スレ 2007/07/16(月)

このスレを見てたらこんなものが・・・。

ヴィレッタ「ギリアム、貴方宛に荷物が届いているわ。」
ギリアム「俺にか・・・差出人は誰だ?」
ヴィレッタ「名前は・・・南光太郎よ。」
ギリアム「南光太郎・・・何、本当か!?(荷物を取って確認する)た、確かに南光太郎だ・・・。」
ヴィレッタ「どうしたの、急に・・・それとコレが荷物と一緒に。(封筒を渡す)」
ギリアム「(封筒を開けて中身の手紙を読み始める。)」

『よう、ギリアム、久しぶりだな、お前死んでたと思ったけど別世界で生きてたんだな。』

ギリアム「この文章・・・確かに光太郎だが、何故この世界に届くんだ?(続きを読む)」

『何でお前の事知ってるかこれ読んで驚いてるだろ?実はキングのじーさんが教えてくれたんだぜ、これもじーさんが送ってくれたんだ。』

ギリアム「あの伝説の・・・成る程、そういう事なら合点はいくが・・・。」

『こっちはあれからまた色々あったけど、アムロやダン達と一緒に守ってるからな、心配すんなよ。』

ギリアム「そうか・・・お前達なら安心だな。」

『しかし、お前結婚して子どもまで作ったんだってな、意外とプレイボールだったんだな。』

ギリアム「そこまで知っているのか・・・しかし光太郎、それを言うならプレイボーイだ。」

『んで、お前の子どもの為に俺達3人からプレゼントを贈るぜ、高かったから大切にしろよ。』

ギリアム「お前達が・・・俺の息子の為に・・・。」

『これが最初で最後の手紙とプレゼントになるけど、そっちでも元気でな・・・カミさんと子どもは大切にしろよ、じゃあな。』

ギリアム「一度はお前達に刃を向けたのに・・・ありがとう、光太郎、ダン、アムロ。」
ヴィレッタ「ギリアム・・・差出人は貴方の知り合い?」
ギリアム「・・・ああ、俺の大切な仲間だ・・・これをヴィレアムに渡してくる。」


そして、ギリアムはヴィレアムの部屋へ向かう

ギリアム「ヴィレアム、いるか?」
ヴィレアム「何、父さん?」
ギリアム「これは私の親友からお前へのプレゼントだ・・・さっき届いた。」
ヴィレアム「父さんの・・・一体誰?」
ギリアム「そうだな・・・もう会えないくらい遠い所にいる大切な親友達だ。」
ヴィレアム「ふーん・・・取り敢えず開けても良い?」
ギリアム「ああ、良いぞ。」
ヴィレアム「(箱を開けて中身を取り出す)こ、これって・・・。」
ギリアム「・・・・・・くまのぬいぐるみ・・・だな。」
ヴィレアム「父さん・・・流石にこれはちょっと・・・。」
ギリアム「ヴィレアム、良いから大切に取っておけ・・・そして、お前が娘を持った時にやればいい。」
ヴィレアム「む、娘って・・・わ、解ったからそんなに睨まないでよ。」
ギリアム「よし・・・大切にしろよ。(部屋から出て行く)」
ヴィレアム「・・・何でくまのぬいぐるみなんか・・・ん、箱の中に手紙が・・・Z・E・U・S・・・どういう意味だ?」


『あれ・・・ちゃんとギリアムさんに届いてますかね?』
『大丈夫だ、キングの力で送ったからな・・・しかし、光太郎。』
『何?』
『くまのぬいぐるみを送ったが・・・ギリアムの子どもが男だったらどうするんだ?』
『大丈夫だって、男でもきっとギリアムみたいにくまのぬいぐるみ好きかも知れないし。』
『(それはちょっと違うような・・・それにギリアムさんってくまのぬいぐるみ好きだったけ?)』
『よーし、今日はお祝いにパーッと行くかー。』
『お祝いって・・・一体何のお祝いするんです?』
『決まってるだろ、ギリアムの子どもにプレゼントが贈れたぜ記念だよ。』
『お前・・・昨日ギリアムの子どもにプレゼントを贈るぜ記念をやったばっかりだろう。』
『まあ、細かい事は気にするなって・・・行こうぜ、アムロ、ダン。』
『あっ・・・待ってくださいよーーー。』
『やれやれ・・・ギリアム、こっちは何時まで経ってもこんな調子だよ。』
『ダーーーーン、おいてくぞーーーーーー。』
『解った、解った、今行くよ・・・仕方ない奴だな、本当に・・・。』

向こうの世界のギリアムの仲間達はこんな調子で仲良くやっているようです。

レイナ「あれー? ヴィレアム、あんた熊のぬいぐるみなんて持ってるんだ~?」
ヴィレアム「もらい物だがな……誰かに譲ろうとずっと思っていたんだが……」
レイナ「ふ~ん……。じゃあさ、あたしがもらってもいいかな?」
ヴィレアム「え……おまえに……?」
レイナ「駄目かな?(上目遣い)」
ヴィレアム「いや、そんな目をしなくてもいいよ。やるよ(苦笑」
レイナ「やったーー(プレゼント♪)」
ヴィレアム「お茶入れてくるから、ちょっと待ってろ」

レイナ「♪~~♪」(気に入ってるらしい)
ギリアム「おや、いらっしゃい。む、それは……!」
レイナ「あ、おじ様。お邪魔してます。これ? ヴィレアムからもらったんですけど……何か?」
ギリアム「いや。あいつが君にそれを……ね」
レイナ「あれ? もしかして、おじ様からのプレゼントだったんですか、これ?」
ギリアム「ああ、そうだ。今はもう会う事の出来ない友人達から、息子へのプレゼントさ」
レイナ「そんな大切な物を……。知らなくてごめんさい。ヴィレアムに返しますね……」
ギリアム「気にしないでくれ。息子がそれを君にあげる気になったというのなら嬉しい事だ。常々、大切にしろと言い続けて来たからね」
レイナ「でも……」
ギリアム「いつか孫か、孫を産む事になる女性に渡すようにと……そうも言い続けてきた。レイナくん。息子を……ヴィレアムをよろしくな」
レイナ「あ、あたしは……//////」
ギリアム「フ……」
ギリアム(光太郎……ダン……。こうやって想いは受け継がれていくのだな。たとえ離れ離れになったとしても……)

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最終更新:2009年11月14日 10:44
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