30代目スレ 2009/11/15(日)
【B組】
エリート兵の子(♂)「それでは今日の議題は、
『アークくんはひょっとしてウザがられてるんじゃないだろうか』です」
アーク「開口一番なんだぁっ!?」
エリート兵の子(♂)「ウザがられてるっていうか、若干浮いてるんじゃないかという」
アーク「なんでお前がB組の学級会仕切ってるんだよ!」
エリート兵の子(♂)「B組には学級会を進行できるタマがいないっていうから呼ばれてきたよ」
克夜「B組には学級会を進行できるタマがいそうもないから呼んできたよ」
アーク「それこそ克夜がやれよ!」
エリート兵の子(♂)「カッちゃんは控えめだから」パシッ
克夜「あはは、ヤダなあエッちゃん」パシッ
アーク「またお前男友達増やしてるぅっ!?」
エーリート兵の子(♂)「でアークくんなんだけどさあ」
ランディ「もうジキミでいいんじゃないの」
克夜「いっそもう、『ふふ、君たちロックなこというね(笑)」ていうキャラで行くのもアリじゃないのかな」
アーク「いいわけあるかぁっ!?
なにこの学級会という名のいじめられっ子つるし上げ!
このあとクラスメイト全員で声そろえて
『いままでジキミ呼ばわりして申し訳ありませんでした』
っていうんじゃないだろうなぁっ!?」
エリート兵の子(♂)「どうする、ダメだったらしいよ」
克夜「じゃ、みんなで声合わせてなにいえばいいんだろう」
アーク「やろうとしてたぁっ!?」
ユウカ「うるさい」
アーク「珍しく教室にいたひとに一刀両断されたぁっ!?」
エリート兵の子(♂)「いやほんとうるさいよ」
アーク「お前特進科クラスに帰れよ!」
咲美「みんな! なんでそんなこというの!? おかしいわよ!」
アーク「おおっ、咲美!」
咲美「兄さんは元からウザいじゃない! いまさらなにいってるの!?」
アーク「もう誰も信じられない!」
克夜「そうはいわれても、元のアークくんがどのくらいウザかったのかよくわからないし」
ランディ「あんま顔合わせたことないからな」
レタス「だいぶ前の記憶ですし」
咲美「基本大して変わってないわよ」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
アーク「やめろぉっ!
『勉強するとか言って長いこと海外行ってたわりに
特になにも変わらずに帰ってくるってそれどうなの』
って顔で俺を見るなぁっ!」
ユウカ「うるさい」
アーク「わかった、お前は俺が嫌いなんだろう!」
ヒューゴ「アーク、お前ひょっとして、クラスで浮いてるんじゃないのか?」
アーク「担任として、この学級会に名を借りた集団イジメになにかいうことはないんスか!?」
ヒューゴ「ドラグナーチームにくっ付いて禅寺とか行くと、空気のように溶け込めるぞ」
アーク「あんたは溶け込み方が問題あるんだよ!」
ヒューゴ「ドラグナーチームと合コン行くと、メチャクチャ盛り上がるぞ」
アーク「ドラグナーチームと仲良すぎだよ!」
ヒューゴ「ライトは『偵察』持ってるからな」
アーク「だからなんだよ!?」
ランディ「アークはさぁ、決まったヤツとしか話さないのが、なんか異様に見えるんだと思うよ」
アーク「リアルなこというなよ!」
ランディ「ジェグナンみたいにロクに学校来てないヤツだって、
なんやかんやで話す相手は結構バラエティあるのに」
ユウカ「Zzzzz」
アーク「居眠りしてんじゃねえか!」
エリート兵の子(♂)「じゃ、議題は
『どうしたらアークくんと仲良くお友達になっていけるか』に移行して」
アーク「やめろよぉっ! 友達作れない子みたいな扱いするなよぉっ、本気で心痛いよぉっ!」
克夜「まずはお天気の話から入っていくというのはどうだろう」
ランディ「野球と政治と宗教の話はNGな」
アーク「だから、リアルな意見出すのやめろよ!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・っ!」
アーク「『毎朝持ち回りで誰かが布団剥ぎに行くっていう意見に同意があるなら実行するのもやぶさかじゃないけどなっ』って、
それは友達っていうか幼馴染みの仕事だろ!
王道シチュを汚すな!
ローテーション方式の幼馴染みなんて聞いたことねえよ!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
アーク「『じゃあもう、毎朝オールレンジ攻撃を受けるキャラってことでいいだろ』
って、それお前が仕掛けるんだよな!
犯罪予告だよな!
俺がオールレンジ攻撃されたってなにひとつ解決しねえし!」
咲美「・・・・・・毎朝酷い目に遭えばいいのに」
アーク「俺のまわりに味方がいねぇっ!?」
ランディ「バカヤロウッ!」バキッ
アーク「ぐはっ!」
ランディ「諦めるな!
お前にはまだ、『あっちこっちで中途半端なフラグ建てちゃホッタラケにする』っていうスキルがあるじゃねえか!」
アーク「どっちかっていうとそれがマズかったんじゃないだろうか!」
ランディ「いいから、ちょっと行ってフラグ建てて来い!」
【月面都市 紫雲家】
芽夜「寝ても覚めても紫雲家末子。罪びとたちのHeart Stationにはなれません」
アーク「出してぇーっ!? 会話を成立させられる自信がいっさいねぇっ!」
ドンドンドンドン!
ランディ「うるせえ、いいからフラグ建てちまえ!」
克夜「Pちゃんくん、そこをどくんだっ!
うちの愛らしくも部屋から出ない妹におかしなフラグ建てられてたまるか!」
ランディ「お前も、いつまでも妹引きこもらせてる場合か!
この際だから一緒に社会復帰させろ!」
克夜「芽夜に中途半端な友人はいらない!
男女問わず、あらゆる交際関係は僕が認めた相手でなければ許さない!」
ランディ「もはや気持ち悪ぃよ、このバカ兄貴!」
ドンドンドンドン!
芽夜「まずはUtadaヒカルシングルコレクションを
一部の乱れもなく歌いきってください。
話はそれからです」
アーク「ハードル高ぇーっ!?」
最終更新:2009年12月17日 02:57