ゴッツォズのバレンタイン

16代目スレ 2007/02/16

エペソ「邪ッッッ!!」
サルデス「殺ァー―!!」
ヒラデルヒア「チェリャーーッ!!」

アルマナ「・・・・あの三人、先程からどうして某最大地下トーナメント張りの死闘を繰り広げてるのですか・・・?」
ルリア「姫様から贈られたチョコレートが16個だったから・・・・です」
アルマナ「はい?」
ルリア「16を3で割ると1余りますから」
アルマナ「・・・・・ようするに最後の一個を誰が獲るかで揉めていると・・・・・・チョコレート?」
ルリア「地球のバレンタインデーの風習ですね」
アルマナ「バレン・・・タイン?・・・!?わ・・・忘れてたーーー!!」
ルリア「まあゼ・バルマリィにはもともと無いものですし。私はハザル様がくれと言うので差し上げましたが」
アルマナ「ちょっっ・・・どうしましょうルリア!」
ルリア「どうという事も無いでしょう。ちょっと『ホワイトデーにプレゼントを貰えなかったり』『自分に愛情は無いのだと相手に誤解される』程度の事です」
アルマナ「ッ!!!!ルリアの馬鹿!意地悪ーーー!!」
ルリア「(にやり)」



ルナ「おかしいな・・・キャクトラに渡すはずのチョコが見当たらぬ・・・」
ハザリア「どのみちバレンタインは終わってるだろうが」
ルナ「むぅ、日頃苦労をかけておるあやつに礼をする良い機会だったのだが・・・」
ルル「当日いなかったキャクトラが悪いのですわ」
ルナ「しかし・・・チョコ自体が無いというのはどういうわけ・・・」

アルマナ『ルナ――――!!』
ルナ「!?」
アルマナ『どうしましょうどうしましょう!ああもう駄目!私はもう袋小路のデッドエンド!』
ルナ「落ち着いてください!・・・またなにかトラブルですか?」
アルマナ『忘れててクォヴレーをチョコに渡すという事をすっかりバレンタインデーで
ルナ「・・・・・・・・・・・・」

ルナ「つまり公務に追われてすっかり忘れていたと?」
アルマナ『うぅ・・・・そうです・・・・私、クォヴレーに嫌われてしまいます・・・・』
ルナ「父様はそのようなことで母様を嫌ったりしません!」
アルマナ『そ、そうでしょうか・・・』
ハザリア「そもそも久保さんは今ごろ当分チョコなど見たくないような目に合ってるのではないか?」
ルル「多分明日辺り茶色くなってらしゃるでしょうね」
ルナ「なっ!?父様は私のチョコを喜んでくださったぞ!!」
ハザリア「アホ!それを今
アルマナ『ルナはあげたのですか!?』
ルナ「え?あ・・・はい、勿論」
アルマナ『ず、ずるい!抜け駆けはずるいですよルナ!!』
ルナ「大切に食べると言ってくださいましたw」
アルマナ『ずーるーいーーー!!』

ルル「(ヘンな母娘ですわ・・・・)」



クォヴレー「・・・・限界だ・・・・・」
イングラム『まだ3分の1も食べきれてないぞ!キリキリ喰え久保!』
クォヴレー「ゼラドに手伝って・・・」
ディストラ「お兄ちゃんが他の人から貰ったチョコなんてゼッタイ食べないもん!、だそうですよ?」
クォヴレー「・・・・・・・・・・・・・・」



エペソ「ハァ・・・ハァ・・・・」
サルデス「ゼェ・・・ゼェ・・・・む?」
ヒラデルヒア「・・・もう一つチョコの包みが・・・?」

『キャクトラへ 
日頃から世話になっておるそなたに感謝の気持ちとともにこれを贈る。これからもよろしく頼む
ルナ・ティクヴァー

エペソ「こ、これは・・・・」
サルデス「間違いない、姫様の筆跡」
ヒラデルヒア「しかも手製!」
ゴッツォズ「「「やってくれた喃!!キャクトラ!!」」」




キャクトラ「ゾクッ」
ヴィレアム「?どうした?」
キャクトラ「今まるで猛虎(×3)に出くわしたかのような寒気が・・・・」
ヴィレアム「そうか・・・・お前も貰えなかったんだな・・・・」
キャクトラ「・・・・・・orz」

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最終更新:2010年01月18日 03:41
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